JP2519590Y2 - 振出しカートン - Google Patents

振出しカートン

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JP2519590Y2
JP2519590Y2 JP864391U JP864391U JP2519590Y2 JP 2519590 Y2 JP2519590 Y2 JP 2519590Y2 JP 864391 U JP864391 U JP 864391U JP 864391 U JP864391 U JP 864391U JP 2519590 Y2 JP2519590 Y2 JP 2519590Y2
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JP
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淳 佐田
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は板状製品(ガム等)が複
数個収納されている。パッケージにおいて内箱をスライ
ドさせることにより確実に一個づつ取り出すことができ
る振出しカートンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来振出しカートンとしては、容器の側
面に設けられた孔からその容器の側面部内側に設けた摺
動板の移動により孔を開閉してアメ玉やチョコボール等
を振出すようにした(実公昭55−44741公報)紙
製容器や、振出し口の振出しフラップの係止鍵が引掛か
るようになっていて使用時にストッパーの役目をはた
し、又振出し口が不用意に開くことができない構造(実
公昭55−18257公報)であったり様々な容器とし
て提案され実施されているが、何れもチョコボール、キ
ャンディー、ガム等の粒状物を収納して振出すようにし
たものである。更に粒状のチョコレートや、ガムの振出
し容器としてプラスチック製のもの例えば実公平1−1
5656公報があるがコスト、廃棄上等で課題を残す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述のようにチョコボ
ール、キャンディー、ガム等の粒状物を収納し振出すよ
うな容器について様々紹介されているが、取出しの際定
量でなく、一粒づつ取出せるものではない。又最近板状
の小さいガム等の板状物についての振出し容器はなく、
ましては一板づつ取出せるものは見当たらない。
【0004】更に、最近の社会動向を考えるとプラスチ
ック製容器に於いて廃棄上の問題が残り、好ましいもの
ではなく素材の変更が多くなってきている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来技術の課
題を解決すべく考えられたもので、スリーブ状の外枠と
スライト内部材の2パーツからなり、スリーブ状外枠部
材の糊代側端にはコ字状の切欠きを設け、該外枠の下端
にもU字状の切欠きを設けてなりスライド内箱部材は、
前壁、底壁、後壁、天壁及び糊代片を連設し底壁に対向
する前壁、後壁の側片にもU字状の切欠きを設け前壁又
は後壁には底壁と同幅の側壁を介して側端に突片を有す
る折返し片を設け、スライド内箱部材をスリーブ状外枠
内に挿入してなる振出しカートンである。
【0006】
【作用】スライド内箱部材の折返し片を後壁上に折重ね
突片を折返し片の上に折重ねスリーブ状外枠内に突片が
該外枠切欠き内に納まるように挿入し該外枠内の切欠き
をを利用して、スライド内箱を下から押してやるとスラ
イド内箱の側方の開口部が該外枠上端に押し出される、
この時スライド内箱部材の突片が外枠糊代片に設けられ
た切欠きに突当り該内箱が抜け出るのが防止される。即
ち折返し片に連設された突片は折り重ねられているの
で、バネのような役目をし切込みにしっかりと係合して
ストッパーの役割ができる。又、スライド内箱の移動距
離が一定になると共に、開口部の露出面積が一定になり
内容物が、一枚づつ取り出せる。尚、スライド内箱部材
に於ける切欠きは内容物を摘みやすくするためのもので
あるが必しも設けなくてもよい。
【0007】
【実施例】図に従って本考案の実施例を詳述する。図1
はスライド内箱部材の展開図である後壁(2)を底壁
(3)より前壁(1)側に折り天壁(4)に連設された
糊代(7)にて貼着し、小フラップ(9)、(9)を折
込み、後壁(2)の上より側壁(10)に連設された折
返し片(5)を折り重ね突片(6)を反対側に折り重ね
ることによりスライド内箱が組み上がる。図2はスリー
ブ状外枠の展開図であり、外枠壁(11)(12)を側
壁(16)から折り切欠き(15)を設けた糊代片(1
4)に貼着する。尚、外枠壁(12)にスライド内箱を
押し出し易いように、U字型の切欠き(13)を設けて
おくとよい。
【0008】組立てられたスライド内箱図3に板状製品
を詰め、スリーブ状外枠に挿入して完成した振出しカー
トンを図5に示す。尚製品充填及び製箱方法として組立
てたスライド内箱に製品を充填図3して外枠部材図2を
ラップラウンド貼り図4により組立てられ完成品図5と
なる。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上の構成になっており簡単な
構造で定量振出し機能を持たすことができ操作が簡単で
ある。特に、突片と切欠きとの係合によりスライド内箱
部材の移動距離が規制できるので確実に1個づつ内容物
を取り出すことができ、しかもスライド内箱部材の抜け
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライド内箱部材の展開図。
【図2】スリーブ状外枠部材の展開図。
【図3】スライド内箱部材を組立て板状製品詰めを示す
説明図。
【図4】スライド内箱部材を外枠でラップラウンド貼り
状態を示す説明図。
【図5】振出しカートンの組立て完成図。
【図6】ストッパー構造を示す説明図。
【符号の説明】
1 ──前壁 2 ──後壁 3 ──底壁 4 ──天壁 5 ──折返し片 6 ──突片 7 ──糊代 8 ──切欠き 9 ──小フラップ 10 ──側壁 11、12 ──外枠壁 13 ──切欠き 14 ──糊代 15 ──切欠き 16、17 ──側壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブ状の外枠とスライド内箱部材とか
    らなりスリーブ状外枠の糊代側端にはコ字状の切欠きを
    設け該外枠下端にはU字状の切欠きを設け、スライド内
    箱部材は前壁、底壁、後壁、天壁及び糊代片を連設し底
    壁に対向する前壁、後壁の側片に切欠きを設け前壁又は
    後壁には底壁と同幅の側壁を介して側端に突片を有する
    折返片を設けスライド内箱部材を外枠内に挿入してなる
    振出しカートン。
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