JPH08207972A - 定量容器 - Google Patents

定量容器

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Publication number
JPH08207972A
JPH08207972A JP7017818A JP1781895A JPH08207972A JP H08207972 A JPH08207972 A JP H08207972A JP 7017818 A JP7017818 A JP 7017818A JP 1781895 A JP1781895 A JP 1781895A JP H08207972 A JPH08207972 A JP H08207972A
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JP
Japan
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box
outer box
slide box
slide
container
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Application number
JP7017818A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kaneto
壯 金戸
Hiroaki Kagekawa
博昭 陰川
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/72Contents-dispensing means
    • B65D5/76Contents-dispensing means for discharging metered quantities

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】粒体、粉体または錠剤の内容物を所望の一定の
数、体積を計量して、その一定量を収納本体容器から排
出する定量容器を提供することを目的とする。 【構成】スライド箱の上側には前記上げ底の切欠孔とほ
ぼ同じ大きさの開口を有する計量室が設けられ、この切
欠孔と該開口の位置が一致したときに内容物の一部が一
定量だけスライド箱に入りこむようにした定量容器にお
いて、前記外箱の一部に前記スライド箱を露出させるた
めの切欠部を有することを特徴とする定量容器

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガム、キャンディー等
の菓子あるいは医療用の薬剤等の粒体、粉体または錠剤
の内容物を所望の一定の数、体積を計量して、その一定
量を収納本体容器から排出する定量容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ガム等の粒を一定量排出する定
量容器は種々利用されているが、一般的には、プラスチ
ックの成形品を組み合わせているものが多く、例えば実
開昭61−69077号に開示されているように、主に
粉体あるいは粒体を収納する外箱の底部に揚げ底と称す
る隔壁を形成し、この隔壁と外箱の底壁のとの間に空洞
を設け、この空洞の中をスライド箱を移動させて計量す
る定量容器がある。
【0003】ここで、上記従来の定量容器においては、
上記上げ底には外箱の収納部と前記空洞部を連通する切
欠孔が形成され、かつ前記スライド箱にもこの切欠孔と
同じ間口を有する計量部が設けられ、この計量部と切り
欠き孔の位置が同じところにあるときに内容物である粉
が収納部からこの計量部に流れ込み、次にこの移動箱を
移動させて擦り切り計量し、この計量部が外に露出した
とこで内容物を排出する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
定量容器は、スライド箱を移動させる際にスライド箱の
前面に突出したつまみを持って動作するようになってい
て、このつまみは使用しない状態では邪魔であったり、
この実開昭61−69077号に開示されてい容器にお
いては折り畳み構造とされているが、若干突出してしま
うという問題点がある。また、この考案にはその材質等
は記載されていないが形状からはプラスチック成形品を
使用するものでその摘まみで傷付けたり、さらには内容
物を全て排出した後の廃棄等の問題点がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、定量構造が簡単
で、しかも安全性及び廃棄等の環境を考慮した定量容器
を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内容物が充填
される収納部を有する外箱とこの外箱の一部に前記収納
部とは上げ底を介して区画された空洞部を移動するスラ
イド箱からなり、前記外箱の上げ底には所望の大きさの
切欠孔を有し、かつ前記スライド箱の上側には前記揚げ
底の切欠孔とほぼ同じ大きさの開口を有する計量室が設
けられ、この切欠孔と該開口の位置が一致したときに内
容物の一部が一定量だけスライド箱に入りこむようにし
た定量容器において、前記外箱の一部に前記スライド箱
を露出させるための切欠部を有することを特徴とする定
量容器であり、前記スライド箱内の計量された内容物
を、スライド箱に設けられた切欠孔と外箱に設けられた
排出孔を位置合わせすることにより排出することを特徴
とする定量容器であり、前記スライド箱の位置規制を前
記外箱の側面にて行うことを特徴とする定量容器であ
り、前記スライド箱の位置固定を外箱の上げ底に設けら
れた切り込みと前記スライド箱に設けられた突起片で行
うことを特徴とする定量容器であり、前記スライド箱内
の計量された内容物を、外箱から露出したスライド箱を
外箱の外側に押し出しあるいは引出して排出することを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかにに記載の定量容
器である。
【0007】
【作用】本発明の定量容器は上記の如き構成であり、外
箱内の空洞部に計量室を有するスライド箱を移動させ、
外箱の切欠孔と計量室の開口の位置が一致したところ
で、外箱の本体に収納されていた内容物が計量室に流れ
こむ、あるいは落下するので、このスライド箱を移動さ
せると前記上げ底と内容物が擦り切り状態で計量室ない
の分だけ分離され計量される。この状態で計量室から外
部に排出することにより、所望の量が取り出せる定量容
器となる。また本願発明においては、切欠孔と開口の位
置合わせ、あるいは閉鎖時の位置合わせを外箱の側面乃
至は外箱とスライドに設けた突起の係止により行うこと
ができる。また外箱に前記切欠部を設けてスライド箱を
露出させ、その部分に指を当てて操作でき、従来のよう
にスライド箱に摘まみを設ける必要もなく、安全性にも
優れている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例により説
明する。図1〜6は本発明の第1の実施例を示すもの
で、図1は本発明の定量容器全体の斜視図であり、この
実施例において、定量容器は天面1、側面2、前面3、
後面4及び底面5を有する外箱Aとこの外箱Aに設けら
れた揚げ底6と前記底面5の間に形成された空洞部aの
間を移動するするスライド箱Bの二つの部品からなる。
ここで外箱Aの前面3及び後面4の両側下部には三角形
状の切欠部101及び102が設けられ、この切欠部1
01及び102からスライド箱Bが露出していて、この
部分でスライド箱を操作できるようにしてある。
【0009】ここで図2は前記外箱Aの展開ブランクス
の平面図であり、このブランクスは後述するスライド箱
Bのブランクスと同様にコート紙等の厚紙あるいはプラ
スチックシートを断裁して所定の形状にしたもので前記
の天面1、側面2、前面3、後面4、底面5及び上げ底
6が罫線を介して連設されている。、7は前面3の下端
に設けられた排出孔であり、8は前記上げ底6に設けら
れた切欠孔であり、10、11はこの外箱Aのブランク
スをサック貼りするための糊代片であって、12、12
は外箱Aを組み立てたときにゴミ等の混入を防止する折
り込み小片である。
【0010】次に図3及び図4は前記外箱A内をスライ
ドする移動箱Bの展開ブランクスの平面図及び斜視図で
あり、13、14、15及び16は断面矩形の胴部を形
成するための胴壁であり、17は箱形状に形成するため
のサック貼り用の糊代部であり、18、18は胴部内に
折り込まれ内容物を規制するための矩形の胴部の対角線
上に位置させる斜壁であり、組立られた後上面に位置す
る胴壁15には前記外箱Aの揚げ底6の切欠孔8と同じ
大きさの開口19が形成され、かつ前面に位置する胴壁
16には前記排出孔7と同じ大きさの切欠孔20が形成
されている。なお、21、21、21、21はこのスラ
イド箱Bを矩形に折り込むための小片、22、22は蓋
片、23、23は差し込み片である。
【0011】上記スライド箱Bの組立方法としては、前
記胴部13と糊代部17をサック貼りした後、前記斜壁
18、18が対角線上に位置するように折り込み、前記
小片21、21を折り込み、その上に蓋片22、22を
折り込み、差し込み片を胴部の開口に差し込み箱形状に
形成する。形成されたスライド箱はその上側に開口1
9、前側に切欠孔20が形成されている。また前記切欠
孔20の幅と前記の斜壁18、18で規制される領域が
計量室bとしての役目をする。
【0012】この実施例の定量容器の組み立て方法を説
明すると先ず外箱Aのブランクスを前記糊代片10、1
1を利用してサック貼りし、他方スライド箱Bは上記の
如く組立ておいて、サック貼りされたものを箱状に起立
さると箱の下部に底面5と揚げ底7の間に空洞部aが形
成されるのでこの空洞部aに組立済のスライド箱を挿入
し、外箱Aの折り込み小片12、12を折り込んだ後側
面2、2、2、2をそれぞれ重ねるようにして貼る。こ
こで、実際に内容物の充填を考えれば、一方の側面のみ
貼り、残りの側面は内容物を充填した後に封緘するため
に貼る手順になる。
【0013】次に、この実施例の定量容器の操作方法を
図5及び図6を用いて説明すると、まず図5はスライド
箱Bが外箱Aの空洞部aの左端に寄った状態で、このと
きはスライド箱Bの切欠孔8とスライド箱Bの開口19
の位置が一致していて、外箱A内の内容物C(この実施
例で球形状の粒)が二つ前記前記計量室bの中に入り込
んでいる。
【0014】この状態から図6の状態のように、前記切
欠部101から露出している部分を指で押してスライド
箱Bを右方向に移動させると、スライド箱Bの右端が前
記外箱Aの側面2に当たり停止する。このとき、外箱A
に収納されている残りの内容物Cとはスライド箱Bの上
面の胴壁が擦りきり作用をするので容易に分離される。
停止位置の状態では前記スライド箱Bの切欠孔20と外
箱Aの排出孔7の位置が一致するので、外箱Aを傾ける
だけで前記二つの内容物が取り出し可能となる。
【0015】この状態にしておけば前記上げ底6はスラ
イド箱の上側で塞がれているので外部にでることはな
く、また図5の位置に戻しても前記排出孔がスライド箱
Bの前面で塞がれているので、外へでることがない。こ
こで、スライド箱Bは外力により、移動可能な状態のた
め、不意の力で移動する場合には、前記外箱Aの上げ底
6にストッパー用の切溝24、25、26、スライド箱
Bの上面にストッパー用の突起27を設け、スライド箱
Bが左端にあるときはストッパー用の突起287はスト
ッパー用の切溝24の位置にあり、スライド箱が右端に
あるときには、突起27は切溝25の位置にある。切溝
25を凸状に設けたのは、スライド箱Bをはめる時に突
起27を切溝にはめやすくためであり、切溝24を凸状
に設けたのは、スライド箱Bが左端にあるときに不意の
力がかかった場合(振ったりした時)に突起27が切溝
24の凸部に入り込んで右側への移動も規制し、飛び出
さないようにしている。
【0016】図7乃至図11は第2の実施例を示すもの
で、図7は定量容器の斜視図であって、第1の実施例と
同様に定量容器は天面1、側面2、前面3、後面4及び
底面5を有する外箱Aとこの外箱Aに設けられた上げ底
6と前記底面5の間に形成された空洞部aの間をスライ
ドする移動箱Bの二つの部品からなる。ここで外箱Aの
前面3及び後面の右側下部には三角形状の切欠部101
が設けられ、この切欠部101からスライド箱Bが露出
していて、この部分でスライド箱を操作できるようにし
てある。
【0017】また、図8外箱Aの展開ブランクスの平面
図であり、天面1、側面2、前面3、後面4、底面5及
び揚げ底6が罫線を介して連設されている。8は前記上
げ底6に設けられた切欠孔であり、また10、11はこ
の外箱Aブランクスをサック貼りするための糊代片であ
って、12、12は外箱Aを組み立てたときにゴミの混
入を防止する小片である。
【0018】ここで、左側の側面2はスライド箱Bがこ
れ以上右方向に進まない、即ち右側には飛び出さないよ
うに、三角形の切欠101の近くの側面2は前記上げ底
6の位置より若干低い位置まで延設されている。
【0019】図9及び10は前記外箱A内をスライドす
る移動箱Bの展開ブランクスの平面図及び斜視図であ
り、13、14、15及び16は断面矩形の胴部を形勢
するための胴壁であり、17は箱形状に形成するための
サック貼り用の糊代部であり、18、32、33、34
は計量室bを形成するための折り込み片で、35はゴミ
の混入を防止する小片である。組立られた後上面に位置
する胴壁15には前記外箱Aの揚げ底6の切欠孔8と同
じ大きさの開口19が形成され、かつ前面に位置する胴
壁16には取り出し易くするための半円形の切欠36が
形成されている。
【0020】また、図9のブランクスを、前記糊代片1
7を前記胴壁14に貼着した後、小片35を折り込みな
がら、胴壁13、14、15、16を断面矩形に組みお
こし、図10に示すように、前記折り込み片18、3
2、33、34を折り込み計量室bを形成し、組立を完
成する。
【0021】この実施例の定量容器の組立方法も、予め
外箱Aの一組の側面2、2を貼着しておき、組立の際に
できた底面5と上げ底6の間に予め組み立てておいたス
ライド箱Bを挿入したあと、内容物を充填し、残りの一
組の側面2、2を貼着して完了する。
【0022】また、この実施例の操作方法を説明する
と、第1の実施例と同様にスライド箱が外箱Aに収納さ
れている状態では、前記上げ底6の切欠孔8とスライド
箱Bの計量室bの開口19位置が一致しているので、外
箱内の内容物C(この実施例では球形状の粒)が一つだ
け計量室に入り込んでいる。
【0023】この状態から、図11に示すように、外箱
Aの三角形の切欠部101から露出しているスライド箱
Bの端を左方向に押し込むと前記計量室bが外箱Aから
出てきて、前記第1の実施例と同様に外箱に残った内容
物とは擦り切り状態で分離され、所望の量(この実施例
では一つの粒)の内容物の取り出しが可能となる、また
前記半円形の切欠を利用すれば外箱を傾けるだけで掌に
載せることが簡単にできる。この状態から図7に状態に
戻すことで順次同様の取り出し操作が可能となる。
【0024】図12から図15は本発明の第3の実施例
を示すもので、図12は定量容器の斜視図で、第1、2
の実施例と同様に定量容器は天面1、側面2、前面3、
後面4及び底面5を有する外箱Aとこの外箱Aに設けら
れ上揚げ底6と前記底面5の間に形成された空洞部aの
間をスライドする移動箱Bの二つの部品からなる。ここ
で外箱Aの前面3及び後面の左側下部には半円形状の切
欠部101が設けられ、この切欠部101からスライド
箱Bが露出していて、この部分でスライド箱を操作でき
るようにしてある。
【0025】また、図13は外箱Aの展開ブランクスの
平面図であり、天面1、側面2、前面3、後面4、底面
5及び上げ底6が罫線を介して連設されている。8は前
記上げ底6に設けられた切欠孔であり、また10、11
はこの外箱Aブランクスをサック貼り刷るための糊代片
であって、12、12、12は外箱Aを組み立てたとき
にゴミの混入を防止する小片である。
【0026】図14及び図15は前記外箱A内を移動す
るスライド箱Bの展開ブランクスの平面図及び斜視図で
あり、13、14、15及び16は断面矩形の胴部を形
勢するための胴壁であり、17、17’は箱形状に形成
するためのサック貼り用の糊代部であり、18、39は
計量室bを形成するための折り込み片で、38は胴壁1
4と16を繋ぐ連結板で、40、41は差し込み片で、
35はゴミの混入を防止する小片である。組立られた後
上面に位置する胴壁13には前記外箱Aの上げ底6の切
欠孔8と同じ大きさの開口19が形成されている。また
36は内容物を取り出し易くするための半円形の切欠で
ある。
【0027】スライド箱Bの組立方法は、前記糊代片1
7、17’をそれぞれ胴壁14、16に貼着した後、各
小片35、35を折り込みながら差し込み片40、41
を側壁に沿って差し込み図15のように組み立てる。
【0028】次に、この実施例の定量容器の組立方法を
説明すると、先ず外箱Aのブランクスの前記糊代片を前
板2乃至後板3に貼着してサック貼りしたあと、この前
板2と後板3を組みお越して前記一組の側面2、2を貼
着し、前記底板5と上げ底6の間に組み立ててあったス
ライド箱Bを挿入し、未貼着の側面側の開口部から内容
物を充填した後、この側面2、2同志を貼着して完成す
る。
【0029】また、この実施例の操作方法を説明する
と、実施例1乃至2と同様にスライド箱Bが外箱A内に
収納されている状態では、前記上げ底6の切欠孔8とス
ライド箱Bの計量室bの開口19位置が一致しているの
で、外箱内の内容物C(この実施例では球形状の粒)が
一つだけ計量室に入り込んでいる。
【0030】この状態から、図16に示すように、外箱
Aの半円形の切欠部36から露出しているスライド箱B
の端を摘んで左方向に引き出すと前記計量室bが外箱A
から出てきて、前記第1の実施例と同様に外箱に残った
内容物とは擦り切り状態で分離され、所望の量(この実
施例では一つの粒)の内容物の取り出しが可能となる、
また前記半円形の切欠を利用すれば外箱を傾けるだけで
掌に載せることが簡単にできる。
【0031】この状態から図12に状態に戻すことで順
次同様の取り出し操作が可能となる。
【0032】また、この実施例においては、スライド箱
Bを摘んで引き出す形式なので、引き出し過ぎて、消費
者が移動箱Bを外箱から外してしまうのを防止するよう
に、図17に示すように前記外箱Aの底面5から前記空
洞部内に折り返すようにストッパー片42が延設され、
かつスライド箱Bの胴壁の下面に孔43が設けられ、移
動箱を引き出した時に互いに係止してスライド箱Bの外
れを防止している。
【0033】
【発明の効果】本発明の定量容器は上記の如き構成であ
り、外箱内の空洞部に計量室を有するスライド箱を移動
させ、外箱の切欠孔と計量室の開口の位置が一致したと
ころで、外箱の本体に収納されていた内容物が計量室に
流れこむ、あるいは落下するので、このスライド箱を移
動させると前記上げ底と内容物が擦り切り状態で計量室
ないの分だけ分離され計量される。この状態で計量室か
ら外部に排出することにより、所望の量が取り出せる定
量容器となる。また本願発明においては、切欠孔と開口
の位置合わせ、あるいは閉鎖時の位置合わせを外箱の側
面乃至は外箱とスライドに設けた突起の係止により行う
ことができる。また外箱に前記切欠部を設けてスライド
箱を露出させ、その部分に指を当てて操作でき、従来の
ようにスライド箱に摘まみを設ける必要もなく、安全性
にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定量容器の第1の実施例の説明斜視図
である。
【図2】本発明の定量容器の第1の実施例の外箱ブラン
クスの平面図である。
【図3】本発明の定量容器の第1の実施例のスライド箱
ブランクスの平面図である。
【図4】本発明の定量容器の第1の実施例のスライド箱
ブランクスの組み立て後の説明斜視図である。
【図5】本発明の定量容器の第1の実施例の計量状態を
示す断面説明図である。
【図6】本発明の定量容器の第1の実施例の排出状態を
示す断面説明図である。
【図7】本発明の定量容器の第2の実施例の説明斜視図
である。
【図8】本発明の定量容器の第2の実施例の外箱ブラン
クスの平面図である。
【図9】本発明の定量容器の第2の実施例のスライド箱
ブランクスの平面図である。
【図10】本発明の定量容器の第2の実施例のスライド
箱ブランクスの組み立て後の説明斜視図である。
【図11】本発明の定量容器の第2の実施例の排出状態
を示す説明斜視図である。
【図12】本発明の定量容器の第3の実施例の説明斜視
図である。
【図13】本発明の定量容器の第3の実施例の外箱ブラ
ンクスの平面図である。
【図14】本発明の定量容器の第3の実施例のスライド
箱ブランクスの平面図である。
【図15】本発明の定量容器の第3の実施例のスライド
箱ブランクスの組み立て後の説明斜視図である。
【図16】本発明の定量容器の第3の実施例の排出状態
を示す説明斜視図である。
【図17】本発明の定量容器の第3の外箱とスライド箱
のストッパー構造を示す説明断面図である。
【符号の説明】
A 外箱 B スライド箱 1 天面 2 側面 3 前面 4 後面 5 底面 6 上げ底 7 切欠孔 b 計量室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容物が充填される収納部を有する外箱と
    この外箱の一部に前記収納部とは上げ底を介して区画さ
    れた空洞部を移動するスライド箱からなり、前記外箱の
    上げ底には所望の大きさの切欠孔を有し、かつ前記スラ
    イド箱の上側には前記上げ底の切欠孔とほぼ同じ大きさ
    の開口を有する計量室が設けられ、この切欠孔と該開口
    の位置が一致したときに内容物の一部が一定量だけスラ
    イド箱に入りこむようにした定量容器において、前記外
    箱の一部に前記スライド箱を露出させるための切欠部を
    有することを特徴とする定量容器。
  2. 【請求項2】前記スライド箱内の計量された内容物を、
    スライド箱に設けられた切欠孔と外箱に設けられた排出
    孔を位置合わせすることにより排出することを特徴とす
    る請求項1に記載の定量容器。
  3. 【請求項3】前記スライド箱の位置規制を前記外箱の側
    面にて行うことを特徴とする請求項1または2に記載の
    定量容器。
  4. 【請求項4】前記スライド箱の位置固定を外箱の上げ底
    に設けられた切り込みと前記スライド箱に設けられた突
    起片で行うことを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の定量容器。
  5. 【請求項5】前記スライド箱内の計量された内容物を、
    外箱から露出したスライド箱を外箱の外側に押し出しあ
    るいは引出して排出することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかにに記載の定量容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502860A (ja) * 2008-09-18 2012-02-02 ノバルティス アーゲー 計量分配装置
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JP2020189654A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 大日本印刷株式会社 包装容器

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