JP2519573Y2 - 燃料噴射ポンプの調速装置 - Google Patents

燃料噴射ポンプの調速装置

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JP2519573Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は機関のアイドル運転での動作の安定性を高め
た列型燃燃料噴射ポンプの調速装置の改良に関するもの
である。
[従来の技術] 実開昭61-29032号公報に開示されるように、燃料噴射
ポンプの調速装置は、燃料噴射ポンプのプランジヤを駆
動するカム軸に遠心錘が備えられ、カム軸の回転数上昇
に対応して遠心錘が拡開されると、カム軸に外挿したシ
フタが押動され、シフタに連結した引張レバーが調速ば
ねの力に抗して回動され、引張レバーと同じ支軸に支持
された案内レバーと、加速レバーにより支点が変位され
る浮動レバーとを介して、燃料制御ラツク杆が燃料減方
向へ駆動される。複数のばねからなる調速ばねは、引張
レバーの回動量に対応して順次可動ばね座に当接し、引
張レバーに抗力を及ぼす。したがつて、調速ばねが遊ん
でいる状態から引張レバーに抗力を及ぼす時点で、調速
ばねに対する可動ばね座の姿勢に異状が生じると、機関
のアイドル運転の安定性が悪くなる。この点を図により
具体的に説明する。
第2図は燃料噴射ポンプの一端部に結合される調速装
置をケースを省略して示す斜視図である。燃料噴射ポン
プのカム軸35の端部付近にブラケツト35aが結合され、
ブラケツト35aの両端部に1対の軸36により1対の遠心
錘39が回動可能に支持される。上側の遠心錘39は図示を
省略してある。遠心錘39の腕37の端部に軸38によりロー
ラ37aが支持され、かつシフタ40の前端面に係合され
る。円筒状のシフタ40はカム軸35の端部に摺動可能に外
挿支持される。シフタ40の後端部40aとケース端壁(図
示せず)に螺合支持しかつロツクナツト43aにより締結
した案内筒43との間に、2本のコイルばね(図示してな
いが、これを第1,第2のアイドリングばね42a,42bと呼
ぶことにする)からなるアイドリングばね42が介装され
る。第1のアイドリングばね42aの初期荷重は、案内筒4
3に嵌合したばね座の前後位置を調整して設定される。
このため、ばね座と一体の調節ボルト43bがカツプ形の
案内筒43の端壁に螺合され、かつロツクナツトにより締
結される。
ケース側壁にカム軸35と直交する支軸8により、引張
レバー10が回動可能に支持される。引張レバー10の二股
状の下端は、ピン41によりシフタ40の後端部40aに連結
される。引張レバー10の二股状の上端は左右1対のピン
4により、調速ロツド25に外挿した可動ばね座24に連結
される。一方のピン4の端部に形成したブロツク6に、
カム軸35とほぼ平行なロツド7が摺動可能に挿通され
る。ロツド7の前端はピン32によりトルクカム31に連結
される。ロツド7の前端に形成したフランジとブロツク
6との間にばね5が介装される。
調速ロツド25は後端ねじ部25aを、ケース端壁に螺合
支持しかつロツクナツト25bにより締結した案内筒26へ
挿通される。調速ロツド25の後端に形成した調節ボルト
25cにナツトを螺合することにより、ケース端壁に対す
る調速ロツド25の前後位置が設定される。調速ロツド25
の前端部に結合した固定ばね座3と後端側に外挿した可
動ばね座24との間に、調速ロツド25に外挿した内外2本
のコイル状の調速ばね23a,23bからなる調速ばね23が介
装される。
第3図に示すように、穴24bを有する可動ばね座24
に、内側の調速ばね2カム軸に支持した遠心錘の拡開運
動に関連して傾動する引張レバーにより、燃料制御ラツ
ク杆が押引きされ、燃料噴射量が加減される機関の燃料
噴射ポンプにおいて、ケース側壁に前記引張レバーの中
間部を傾動可能に軸支持し、前記遠心錘の拡開運動によ
りカム軸に沿つて押圧されるシフタに前記引張レバーの
下端を連結し、ケース端壁に前記カム軸と平行な調速ロ
ツドを固定し、該調速ロツドに外挿した巻径が異なる内
外2個の調速ばねを、調速ロツドの先端部に結合した固
定ばね座と基端側に外挿した環状の可動ばね座との間に
離接可能に配設し、前記可動ばね座を前記引張レバーの
上端にピンにより連結し、可動ばね座の座面に前記内外
2個の調速ばねの間へ突出する案内筒を一体に備え、前
記内側の調速ばねに前記案内筒よりも長くかつ小径の筒
体を外挿し、該筒体の一端を前記案内筒の内部へ嵌挿し
た3aの端部と外側の調速ばね23bの端部との間を仕切る
案内筒24aが一体に形成される。
引張レバー10を支持する支軸8に、二股になつている
案内レバー22の下端部22bが回動可能に支持され、支軸
8に巻装しかつ一端を引張レバー10に、他端を下端部22
bにそれぞれ係止したばね9により、案内レバー22は反
時計方向へ回転付勢され、ピン4に当接される。
第2図に示すように、ケース天壁に回動可能に支持し
た支軸18の上端に、アクセルペダルに操作される加速レ
バー17が、支軸18の中間部にレバー11がそれぞれ結合さ
れる。支軸18の下端に遊回転可能に支持した支援レバー
19は、支軸18に巻装しかつ一端をレバー11に、他端を支
援レバー19にそれぞれ係止したばね18aの力により、反
時計方向へ回転付勢され、かつレバー11の突片11aに当
接される。
支援レバー19の先端に横向きの浮動レバー21の中間部
が、ピン20により回動可能に支持される。浮動レバー21
の両端部に長手方向の溝が備えられ、右側の溝に前述の
案内レバー22の上端から上方へ突出する突片22aが係合
される。浮動レバー21の左側の溝に燃料制御ラツク杆15
の後端15aから上方へ突出する突片15bが係合される。後
端15aと燃料噴射ポンプの端壁の係止部材14との間に、
始動ばね2が掛け渡される。
燃料制御ラツク杆15から側方へ延びるピン16が、燃料
制限レバー13の上端の溝に係合される。燃料制限レバー
13は中間部をピン12により、ブラケツト30の上端に回動
可能に支持される。燃料制限レバー13の下端に形成した
爪13aは、通常はトルクカム31のカム面31aに係合され
る。ブラケツト30は中間部を、支軸28によりケース側壁
に回動可能に支持される。支軸28に回動可能に支持した
全負荷設定レバー27の周縁部は、ブラケツト30に螺動調
節可能に支持したボルト29の前端に係合される。したが
つて、全負荷設定レバー27を回動すると、ブラケツト30
が傾き、ピン12の前後位置が変化する。トルクカム31は
支軸33によりケース側壁に回動可能に支持される。
機関の停止時すなわちカム軸35の回転が停止している
時、シフタ40は第1のアイドルリングばね42aにより前
方(図において左方)へ押し戻され、引張レバー10が時
計方向へ回動され、これに追随して回動する案内レバー
22により浮動レバー21が時計方向へ回動され、燃料制御
ラツク杆15が燃料増方向へ押されている。
機関の始動時、図示してないアクチユエータによりば
ね5の力に抗して、トルクカム31が時計方向へ回動され
ると、段部31bに燃料制限レバー13の爪13aが係合可能の
状態になり、加速レバー17を矢印方向(加速方向)へ最
大限に回動すると、浮動レバー21の支点であるピン20の
位置が前方へ変位し、燃料制御ラツク杆15が第4図に線
49で示す最大燃料位置へ押される。
機関の始動に伴つてカム軸35が回転し、遠心錘39の拡
開運動によりシフタ40が後方へ押されると、シフタ40に
より第1のアイドリングばね42aが押し縮められ、次い
で第2のアイドリングばね42bが押し縮められる。同時
に、シフタ40により引張レバー10が回動され、引張レバ
ー10により可動ばね座24が調速ばね23aの端部へ近付け
られる。勿論、機関の始動後は加速レバー17はアイドル
位置へ戻され、この間に燃料制御ラツク杆15はカム軸35
の回転が高くなるにつれて、第4図に線50,51で示すよ
うに燃料減方向へ引かれる。これがアイドル運転域であ
る。
機関が加速レバー17の操作によりアイドル運転域から
通常運転域へ加速されると、シフタ40により引張レバー
10がさらに反時計方向へ回動され、引張レバー10により
可動ばね座24が調速ばね23aの端部へ押し付けられる。
カム軸35の回転が高くなるにつれて、引張レバー10は可
動ばね座24を介して調速ばね23aを押し縮めながら反時
計方向へ回動し、燃料制御ラツク杆15は第4図に線52で
示すように燃料減方向へ引かれる。
機関が加速レバー17の操作によりさらに加速される
と、シフタ40により引張レバー10が一層反時計方向へ回
動され、引張レバー10により可動ばね座24が調速ばね23
bの端部にも押し付けられる。カム軸35の回転が高くな
るにつれて、引張レバー10は可動ばね座24を介して調速
ばね23,23bを押し縮めながら反時計方向へ回動し、燃料
制御ラツク杆15は第4図に線53に示すように燃料減方向
へ引かれる。
上述の燃料噴射ポンプの調速装置では、可動ばね座24
はピン4により引張レバー10に傾動可能に連結される。
可動ばね座24が調速ばね23aを押し縮め始めようとする
時に、設計的には可動ばね座24の座面24dが調速ばね23a
の端部23dに平面的に接してから、調速ばね23aを押し縮
めるようになつている。
ところが、案内筒24aの先端縁24eは丸みを施されてい
るだけであるので、可動ばね座24が第3図のように傾い
たまま前進すると、案内筒24aの先端縁24eが調速ばね23
aの巻線部23cと巻線部23cの間へ落ち込み、座面24dが調
速ばね23aの端部23dへ接しない内に、先端縁24eが調速
ばね23aにこれを押し縮めるような力を及ぼす。このよ
うな動作は第4図の折れ点A(燃料制御ラツク杆の動作
位置)におけるカム軸35の回転数にバラツキを生じさ
せ、機関のアイドル運転を不安定なものにする。つま
り、機関が通常運転域からアイドル運転域へ戻つた時の
アイドル回転の静定性に悪影響する。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は上述の問題に鑑み、可動ばね座につい
て、案内筒が調速ばねの動作特性を狂わせないような形
状とすることにより、機関の安定したアイドル運転を得
る、燃料噴射ポンプの調速装置を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成はカム軸に
支持した遠心錘の拡開運動に関連して傾動する引張レバ
ーにより、燃料制御ラツク杆が押引され、燃料噴射量が
加減される機関の燃料噴射ポンプにおいて、ケース側壁
に前記引張レバーの中間部を傾動可能に軸支持し、前記
遠心錘の拡開運動によりカム軸に沿つて押圧されるシフ
タに前記引張レバーの下端を連結し、ケース端壁に前記
カム軸と平行な調速ロツドを固定し、該調速ロツドに外
挿した巻径が異なる内外2個の調速ばねを、調速ロツド
の先端部に結合した固定ばね座と基端側に外挿した環状
の可動ばね座との間に離接可能に配設し、前記可動ばね
座を前記引張レバーの上端にピンにより連結し、可動ば
ね座の座面に前記内外2個の調速ばねの間へ突出する案
内筒を一体に備え、前記内側の調速ばねに前記案内筒よ
りも長くかつ小径の筒体を外挿し、該筒体の一端を前記
案内筒の内部へ嵌挿したものである。
[作用] 本考案によると、機関のアイドル運転域から加速さ
れ、引張レバーにより可動ばね座が調速ばねの端部へ接
近する際に、可動ばね座は傾いても、案内筒の先端縁が
内側の調速ばねに外挿した筒体の周面に接するだけで、
接触部でかじりなどの動作不良を生じることはない。
可動ばね座が調速ばねの端部へ接近するにつれて、可
動ばね座の座面により筒体が押され、筒体が調速ばねに
沿つて移動し、やがて可動ばね座の座面が調速ばねの端
部に平面的に接触し、調速ばねにこれを押し縮める力を
及ぼす。したがつて、機関が加速運転へ移行する時に可
動ばね座が調速ばねに接する動作は勿論、機関がアイド
ル運転へ戻る時に可動ばね座が調速ばねから離れる動作
が非常に円滑かつ平面的になされ、機関はアイドル運転
で常にほぼ一定の回転数を保つ。
[考案の実施例] 第1図に示すように、本考案は可動ばね座24が移動す
る際に調速ロツド25に対し傾いても引っ掛るなどの動作
不良がなく、常に安定した調速ばね23に対する離接動作
が得られるように、内側の調速ばね23aに緩く筒体34が
外挿され、かつ案内筒24aの内部へ緩く挿通される。筒
体34の長さは可動ばね座24の案内筒24aよりも長く、好
ましくは、筒体34aの材質を磁性体とし、可動ばね座14
の座面付近に永久磁石を配設するなどして、筒体34が案
内筒24aから抜け出ないように構成する。
機関のアイドル運転時、可動ばね座24の座面24dは、
調速ばね23aの端部23dから離れている。この時、可動ば
ね座24が傾いても、案内筒24aの丸みを施した先端縁24e
の上半周部分が、筒体34の上半外周面に接するだけで、
両者の相対運動に対する抗力は非常に小さなものであ
る。筒体34は調速ばね23aの巻線部に外挿支持されてい
るから、筒体34と調速ばね23aとの相対運動に対する抗
力も非常に小さなものである。
機関がアイドル運転から加速される時、可動ばね座24
が第1図のように傾いたまま調速ばね23aの端部23dへ接
近しても、案内筒24aと筒体34との間で滑りが生じ、ま
た筒体34と調速ばね23aとの間で滑りが生じ、可動ばね
座24の座面24dが調速ばね23aの端部23dに接触する前
に、可動ばね座24が調速ばね23aに無理な力を及ぼすこ
とはないので、やがて可動ばね座24の座面24dは調速ば
ね23aの端部23dに平面的に接触する。
したがつて、調速ばね23aが可動ばね座24にばね力を
及ぼし始める時の、または調速ばね23aが可動ばね座24
にばね力を及ぼさなくなる時のカム軸35の回転数は、常
に一定の値を採るので、常に安定した機関のアイドル運
転が得られる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、カム軸に支持した遠心錘の拡
開運動に関連して傾動する引張レバーにより、燃料制御
ラツク杆が押引きされ、燃料噴射量が加減される機関の
燃料噴射ポンプにおいて、ケース側壁に前記引張レバー
の中間部を傾動可能に軸支持し、前記遠心錘の拡開運動
によりカム軸に沿つて押されるシフタに前記引張レバー
の下端を連結し、ケース端壁に前記カム軸と平行な調速
ロツドを固定し、該調速ロツドに外挿した巻径が異なる
内外2個の調速ばねを、調速ロツドの先端部に結合した
固定ばね座と基端側に外挿した環状の可動ばね座との間
に離接可能に配設し、前記可動ばね座を前記引張レバー
の上端にピンにより連結し、可動ばね座の座面に前記内
外2個の調速ばねの間へ突出する案内筒を一体に備え、
前記内側の調速ばねに前記案内筒よりも長くかつ小径の
筒体を外挿し、該筒体の一端を前記案内筒の内部へ嵌挿
したから、可動ばね座が調速ばねの端部へ接近する時、
可動ばね座の案内筒と筒体と調速ばねとの相対的運動が
非常に円滑であり、可動ばね座が引張レバーに連結され
るピンを中心として傾いても、可動ばね座が軸方向移動
に際してかじりや無理な力を調速ばねに及ぼすことはな
く、可動ばね座の座面が調速ばねの端部に面接触して始
めて、可動ばね座が調速ばねにこれを押し縮めようとす
る力を及ぼす。
上述のように、可動ばね座が調速ばねの端部に離接す
る時のカム軸の回転数に変動がなく、常にほぼ一定の値
を採るので、機関の安定したアイドル運転が得られる。
筒体を磁性体にて形成すれば、筒体が可動ばね座へ磁
気的に吸引されるので、筒体が案内筒から脱落する恐れ
がなく、動作が安定である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る燃料噴射ポンプの調速装置の要部
を示す側面断面図、第2図は従来の調速装置の斜視図、
第3図は同調速装置の動作不良の状態を示す側面断面
図、第4図は燃料噴射ポンプの特性線図である。 3:固定ばね座、4:ピン、10:引張レバー、23a,23b:調速
ばね、24:可動ばね座、24a:案内筒、24d:座面、25:調速
ロツド、34:筒体、35:カム軸、39:遠心錘、40:シフタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カム軸に支持した遠心錘の拡開運動に関連
    して傾動する引張レバーにより、燃料制御ラツク杆が押
    引きされ、燃料噴射量が加減される機関の燃料噴射ポン
    プにおいて、ケース側壁に前記引張レバーの中間部を傾
    動可能に軸支持し、前記遠心錘の拡開運動によりカム軸
    に沿つて押されるシフタに前記引張レバーの下端を連結
    し、ケース端壁に前記カム軸と平行な調速ロツドを固定
    し、該調速ロツドに外挿した巻径が異なる内外2個の調
    速ばねを、調速ロツドの先端部に結合した固定ばね座と
    基端側に外挿した環状の可動ばね座との間に離接可能に
    配設し、前記可動ばね座を前記引張レバーの上端にピン
    により連結し、可動ばね座の座面に前記内外2個の調速
    ばねの間へ突出する案内筒を一体に備え、前記内側の調
    速ばねに前記案内筒よりも長くかつ小径の筒体を外挿
    し、該筒体の一端を前記案内筒の内部へ嵌挿したことを
    特徴とする、燃料噴射ポンプの調速装置。
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