JP2519368Y2 - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JP2519368Y2 JP12732389U JP12732389U JP2519368Y2 JP 2519368 Y2 JP2519368 Y2 JP 2519368Y2 JP 12732389 U JP12732389 U JP 12732389U JP 12732389 U JP12732389 U JP 12732389U JP 2519368 Y2 JP2519368 Y2 JP 2519368Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はステアリングホイールに係り、詳しくは車
両のホーンや車両に搭載されたカーステレオやドライブ
コンピュータ等の各種アクセサリを作動させるために多
数のスイッチを備えたステアリングホイールに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来からメンブレンスイッチは板状で僅かなスペース
で設置できるため、例えば、実開昭60−136241号公報に
記載のステアリングホイールのようにホーンスイッチと
してパッド部に設けられることがある。
一方、近年ホーンスイッチの他に例えばカーステレオ
やドライブコンピュータ等の各種アクセサリを作動させ
るためのスイッチをパッド部に備えたステアリングホイ
ールが実用化されている。そして、このアクセサリ用の
スイッチにもメンブレンスイッチが用いられ、パッド部
にはホーン用とアクセサリ用のスイッチが共に設けられ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、パッド部の表面積が限られていること
から上記したステアリングホイールにおいてはアクセサ
リ用のスイッチを設けた分だけホーンスイッチの操作面
積が狭くなりホーン操作が行い難くなってしまうという
欠点がある。
本考案の目的は、ホーンスイッチの操作面積を減少さ
せることなくパッド部に各種アクセサリ用スイッチを設
けることができるステアリングホイールを提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、パッド部に板状の共通接点部材を設け、そ
の共通接点部材のパッド表面側に板状の第1の接点部材
を配設するとともに反対側には板状の第2の接点部材を
配設し、前記パッド部には少なくとも1つの第1の負荷
操作押圧部を配置し、第1の負荷操作押圧部が設けられ
ていないパッド部における第2の負荷操作押圧部の下方
位置において、前記第1の接点部材と共通接点部材との
間に第1の間隔保持部材を介装するとともに、第1の負
荷操作押圧部の下方位置であって、かつ、共通接点部材
と第2の接点部材との間には前記第1の間隔保持部材の
対向位置に空間が形成されるように第2の間隔保持部材
を介装し、前記第1の負荷操作押圧部に対応する第1の
接点部材には第1の負荷を作動するための導電部を設
け、前記第2の負荷操作押圧部を押圧操作したとき、前
記第1の間隔保持部材を介して共通接点部材が第2の接
点部材に押圧接触されるとともに、第1の接点部材と共
通接点部材との接触は前記第1の間隔保持部材にて阻止
され、第1の負荷操作押圧部を操作したとき、第1の接
点部材の導電部と共通接点部材とが押圧接触され、共通
接点部材と第2の接点部材との接触は第2の間隔保持部
材にて阻止されることを特徴とするステアリングホイー
ルを要旨とするものである。
〔作用〕
パッド部の第2の負荷操作押圧部が押圧されると、第
1の間隔保持部材が押圧され、この結果、共通接点部材
が撓んで、第2の接点部材に接触し通電状態になる。こ
のとき、第1の間隔保持部材にて第1の接点部材の導電
部と共通接点部材との接触が阻止されるため、両接点部
材は互いに接触せず、すなわち非導通状態に保たれる。
従って、共通接点部材と第2の接点部材に接続された第
2の負荷のみが作動する。
又、パッド部の第1の負荷操作押圧部が押圧される
と、第1の接点部材が撓んで導電部が共通接点部材に接
触し通電状態となる。このとき、第2の間隔保持部材に
より共通接点部材と第2の接点部材との接触が阻止され
るため、両接点部材は互いに接触せず、すなわち非通電
状態に保たれる。従って、第1の接点部材と共通接点部
材に接続された上記した場合とは別の第1の負荷のみが
作動する。
このように重なり合った各接点部材をパッド部全体に
設けるとともに上記したいずれかの負荷をホーンとした
場合、ホーンスイッチはパッド部全体に設けられること
になり、かつ、押圧個所を選択することでホーン以外の
負荷を任意に作動させることができる。
〔実施例〕
以下、この考案をパッド部不回動型ステアリングホイ
ールに具体化した一実施例を図面に従って説明する。
第1,2図に示すように、ステアリングホイールのスポ
ーク部1はボス部2を介してホイールシャフト3に支持
され、スポーク部1の先端にはリンク部4が固定されて
いる。又、ボス部2には断面コ字状のパッド部5がビス
6にて固定されている。パッド部5は発泡ウレタン製で
あり、その表面には8つの円形状の第1の負荷操作押圧
部としての凹部7が併設され、図示はしないが各凹部7
には車両に搭載された第1の負荷としてのアクセサリA
の種別(例えば、カーステレオのオン・オフ等)が表示
されている。前記パッド5において、前記凹部7が設け
られていないパッド5の周縁を除く部分は第2の負荷操
作押圧部とされている。そして、この実施例ではホーン
が第2の負荷とされている。前記ボス部2内には遊星歯
車機構が内装され、同歯車機構によりステアリング操作
時においてもパッド部5の回転が阻止され常に一定の姿
勢に保持されるようになっている。
第3,4図に示すように、前記パッド部5内にはその成
形時にメンブレンスイッチ8がインサートされている。
このメンブレンスイッチ8は共通接点部材としてのベー
ス板9と第1及び第2接点部材としての第1及び第2コ
ンタクト板10,11とからなり、各板9〜11は四角板状を
なしパッド表面側から第1コンタクト板10、ベース板
9、第2コンタクト板11の順に対向配置されている。各
板9〜11はほぼパッド部5の大きさに等しく設定されて
いる。又、ベース板9と第2コンタクト板11とは銅製で
あり第1コンタクト板10は絶縁性のフレキシブル基板か
らなる。前記第2のコンタクト板11はその全体が本考案
における第2の接点部材の導電部を構成する。
前記第1コンタクト板10のベース板9側にはパッド部
5の凹部7と対応するように8箇所に円形状の導電部と
しての導電パターン12(第4図において想像線で示す)
が形成され、各パターン12は通電帯13を介して第1コン
タクト板10の一側縁に設けられた8本の端子14にそれぞ
れ接続されている。
又、第1コンタクト板10のベース板9側にはレジスト
印刷が施され、第1の間隔保持部材としての多数の円形
状をなす第1印刷層15(第4図においてハッチングで示
す)が導電パターン12と接触しないように分散して形成
されている。第1印刷層15の厚さは前記導電パターン12
より厚く、各印刷層15は前記ベース板9に接触して第1
コンタクト板10とベース板9とを所定間隔に保つととも
に、導電パターン12がベース板9に接触するのを防止し
ている。
前記第2コンタクト板11のベース板9側にはレジスト
印刷が施され、前記各導電パターン12と対応するように
第2の間隔保持部材としての8箇所の円形状をなす第2
印刷層16(第4図において破線で示す)が形成されてい
る。この第2印刷層16によってベース板9と第2コンタ
クト板11とが所定間隔に保たれて両板9,11の接触が防止
されるとともに、このベース板9と第2コンタクト板11
との間において前記第1印刷層15と対応する位置に空間
Sが形成されている。尚、前記ベース板9と第2コンタ
クト板11とにはそれぞれ1本の端子17,18が接続されて
いる。さらに、第1コンタクト板10とベース板9、ベー
ス板9と第2コンタクト板11はそれぞれ周縁を絶縁体よ
りなる両面テープ19にて接合され、各板9〜11が一体化
されている。尚、本実施例においては第1及び第2印刷
層15,16と両面テープ19の厚さを共に0.5mmに設定してい
る。一方、第3図に示すように、前記ベース板9の端子
17はアースされ、第2コンタクト板11の端子18は前記ボ
ス部2内に設けられたスリップリンク機構20と車両のホ
ーン21とを介して車両に搭載されたバッテリの正極22と
接続されている。又、前記第1のコンタクト板10の8本
の端子14は前記パッド部5の凹部7の表示に対応する各
アクセサリA(1つのみ図示)を介してバッテリの正極
22と接続されている。
次に、このように構成したステアリングホイールの作
用を説明する。
パッド部5への押圧操作が行われないとき、第1コン
タクト板10の各導電パターン12とベース板9、ベース板
9と第2コンタクト板11とはそれぞれ非接触状態にあ
り、ホーン21や各アクセサリAにバッテリの電力は供給
されずに停止状態に保たれる。
又、運転者が掌等で無作為にパッド部5を押圧すると
凹部7以外の箇所、すなわち第2の負荷操作押圧部が押
圧される。その結果、第1印刷層15を介してベース板9
が撓み第2のコンタクト板11に接触して通電状態とな
り、ホーン21が作動する。このとき第1印刷層15にて第
1のコンタクト板10とベース板9との接触が防止される
ため前記各アクセサリAは駆動されない。又、上記した
ようにこの第1のコンタクト板10とベース板9とはパッ
ド部5の大きさとほぼ等しいため、パッド部5のどの個
所を押圧してもホーン21を作動させることができる。
さらに、運転者が指先で選択的に特定の凹部7を押圧
すると、第1コンタクト板10が撓んで押圧された箇所の
導電パターン12がベース板9に接触し通電状態となる。
その結果、通電した導電パターン12に接続されたアクセ
サリAのみが作動する。同様に他の凹部7を押圧すれば
その凹部7に対応するアクセサリAのみが作動すること
になる。このとき第2印刷層16にてベース板9と第2コ
ンタクト板11との接触が防止されるため前記ホーン21は
停止状態に保たれる。
このように本実施例のステアリングホイールにおいて
は、凹部7を選択的に押圧することで各アクセサリAを
任意に作動させることができるとともに、ホーン21につ
いては通常のステアリングホイールと同様に掌等でパッ
ド部5のどの個所を押圧しても作動させることができ
る。従って、ホーン用スイッチの操作面積を減少させる
等、パッド部5の本来のホーンスイッチとしての機能を
全く損なうことなくアクセサリ用スイッチとしての機能
を付加することができる。
尚、この考案は上記実施例に限定されることはなく、
例えば、上記実施例では複数のアクセサリ用スイッチを
構成するためにフレキシブル基板上に8つの導電パター
ン12を形成して第1コンタクト板10としたが、アクセサ
リ用のスイッチを1つのみ設ける場合には第2コンタク
ト板11のように銅製の単なる板材で第1コンタクト板を
構成してもよい。
又、パッド部5の凹部7は必ずしも形成する必要はな
く、パッド部5表面を平滑にして各アクセサリAを表示
し、この表示部分を第1の負荷操作押圧部としてもよ
い。
さらに、印刷層15,16の厚さやベース板9、第2コン
タクト板11の材質についても任意に変更可能で、例え
ば、印刷層15,16の厚さを1mmにするとともに、ベース板
9、第2コンタクト板11をリン青銅やステンレスで製作
してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案のステアリングホイールに
よれば、ホーンスイッチの操作面積を減少させることな
くパッド部に各種アクセサリ用スイッチを設けることが
できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のX−X線断面図、第2図はステアリン
グホイールの正面図、第3図は第2図のY−Y線断面
図、第4図は第3図のZ−Z線断面図である。 5はパッド部、9は共通接点部材としてのベース板、10
は第1の接点部材としての第1コンタクト板、11は第2
の接点部材としての第2コンタクト板、15は第1の間隔
保持部材としての第1印刷層、16は第2の間隔保持部材
としての第2印刷層、Sは空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林 知加久 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−181469(JP,U) 特公 昭62−15375(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッド部(5)に板状の共通接点部材
    (9)を設け、その共通接点部材(9)のパッド表面側
    に板状の第1の接点部材(10)を配設するとともに反対
    側には板状の第2の接点部材(11)を配設し、 前記パッド部(5)には少なくとも1つの第1の負荷操
    作押圧部(7)を配置し、第1の負荷操作押圧部(7)
    が設けられていないパッド部(5)における第2の負荷
    操作押圧部の下方位置において、前記第1の接点部材
    (10)と共通接点部材(9)との間に第1の間隔保持部
    材(15)を介装するとともに、 第1の負荷操作押圧部(7)の下方位置であって、か
    つ、共通接点部材(9)と第2の接点部材(11)との間
    には前記第1の間隔保持部材(15)の対向位置に空間
    (S)が形成されるように第2の間隔保持部材(16)を
    介装し、 前記第1の負荷操作押圧部(7)に対応する第1の接点
    部材(10)には第1の負荷を作動するための導電部(1
    2)を設け、 第2の負荷操作押圧部を押圧操作したとき、前記第1の
    間隔保持部材(15)を介して共通接点部材(10)が第2
    の接点部材(11)に押圧接触されるとともに、第1の接
    点部材(10)と共通接点部材(9)との接触は前記第1
    の間隔保持部材(15)にて阻止され、 第1の負荷操作押圧部(7)を操作したとき、第1の接
    点部材(10)の導電部(12)と共通接点部材(9)とが
    押圧接触され、共通接点部材(9)と第2の接点部材
    (11)との接触は第2の間隔保持部材(16)にて阻止さ
    れることを特徴とするステアリングホイール。
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