JP2582360Y2 - 薄型スイッチ - Google Patents
薄型スイッチInfo
- Publication number
- JP2582360Y2 JP2582360Y2 JP1990090353U JP9035390U JP2582360Y2 JP 2582360 Y2 JP2582360 Y2 JP 2582360Y2 JP 1990090353 U JP1990090353 U JP 1990090353U JP 9035390 U JP9035390 U JP 9035390U JP 2582360 Y2 JP2582360 Y2 JP 2582360Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- plate
- decorative cover
- pressure
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、カード型電子機器等に用いられる薄型スイ
ッチに関するものである。
ッチに関するものである。
［従来の技術］ 近年では携帯用計算器等小型電子機器の薄型化カード
化が進んでいるが、この電子機器のカード化に伴い、電
子機器に用いられるスイッチも薄型化されている。
化が進んでいるが、この電子機器のカード化に伴い、電
子機器に用いられるスイッチも薄型化されている。
従来の薄型スイッチについて、第６図により説明す
る。
る。
図中、１はケース本体であり、該ケース本体１の内部
にはプリント配線基板２が設けられると共に該プリント
配線基板２に対して間隙を明けてパネル３が設けられて
おり、該パネル３にはスイッチ用の窓孔４が穿設されて
いる。又、該パネル３の表面には屈撓性のある化粧カバ
ー５が貼設され、該化粧カバー５の前記窓孔４に臨む部
分に導電性の接点プレート６が固着されている。一方、
前記プリント配線基鈑２の前記接点プレート６対峙位置
に、該接点プレート６によって導通されるパターンが印
刷されている。
にはプリント配線基板２が設けられると共に該プリント
配線基板２に対して間隙を明けてパネル３が設けられて
おり、該パネル３にはスイッチ用の窓孔４が穿設されて
いる。又、該パネル３の表面には屈撓性のある化粧カバ
ー５が貼設され、該化粧カバー５の前記窓孔４に臨む部
分に導電性の接点プレート６が固着されている。一方、
前記プリント配線基鈑２の前記接点プレート６対峙位置
に、該接点プレート６によって導通されるパターンが印
刷されている。
而して、前記化粧カバー５に印刷されているスイッチ
部分を押すことで接点プレート６がパターンに押圧され
て、パターンが電気的に接続する。
部分を押すことで接点プレート６がパターンに押圧され
て、パターンが電気的に接続する。
［考案が解決しようとする課題］ 然し乍ら、上記した従来の薄型スイッチでは、化粧カ
バー５のスイッチ部分を押した時にスイッチがONする迄
の反撥力、ストロークが小さく操作感がない為、スイッ
チがONした後も更に押付ける傾向がある。従って、プリ
ント配線基板２に過大な力が作用し、配線基板を橈せ、
配線基板のパターンに、部品の取付状態に悪影響を及ぼ
すという問題があった。
バー５のスイッチ部分を押した時にスイッチがONする迄
の反撥力、ストロークが小さく操作感がない為、スイッ
チがONした後も更に押付ける傾向がある。従って、プリ
ント配線基板２に過大な力が作用し、配線基板を橈せ、
配線基板のパターンに、部品の取付状態に悪影響を及ぼ
すという問題があった。
本考案は、斯かる実情に鑑み適度なストローク反発力
があり、操作感を得られる薄型スイッチを提供しようと
するものである。
があり、操作感を得られる薄型スイッチを提供しようと
するものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、電子機器本体ケースの底部をなすパネル部
及び該底部の表側に所要の板、該板の表面に化粧カバー
を貼設し、前記パネル部、前記板を刳抜いて空間を形成
し、該空間にスイッチユニットを配設し、前記化粧カバ
ーの前記スイッチユニットに対峙する部分を膨出させて
スイッチ部を形成し、前記板の裏面に弾力性を有する感
圧プレートを片持支持となる様に設け、該感圧プレート
の先端部を前記化粧カバーの膨出部分を充足する様化粧
カバー側に折返えし、前記スイッチ部、前記感圧プレー
トの折返しを介して前記スイッチユニットを操作する様
にしたものである。
及び該底部の表側に所要の板、該板の表面に化粧カバー
を貼設し、前記パネル部、前記板を刳抜いて空間を形成
し、該空間にスイッチユニットを配設し、前記化粧カバ
ーの前記スイッチユニットに対峙する部分を膨出させて
スイッチ部を形成し、前記板の裏面に弾力性を有する感
圧プレートを片持支持となる様に設け、該感圧プレート
の先端部を前記化粧カバーの膨出部分を充足する様化粧
カバー側に折返えし、前記スイッチ部、前記感圧プレー
トの折返しを介して前記スイッチユニットを操作する様
にしたものである。
［作用］ 電子機器の構成物の厚みを利用して、スイッチ構成の
為の空間が確保され、スイッチ操作に必要なストローク
が得られる。又、感圧プレートにより操作時に適宜反撥
力が生じ操作感が得られる。
為の空間が確保され、スイッチ操作に必要なストローク
が得られる。又、感圧プレートにより操作時に適宜反撥
力が生じ操作感が得られる。
［実施例］ 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第１図は本考案に係るカード型電子機器10の外観を示
すものである。
すものである。
図中11はケース本体、12は表示部、13はスイッチを示
す。
す。
以下、第２図〜第５図に於いて詳述する。
ケース本体11は裏側より凹部14が形成されており、ケ
ース本体11の底部が表側のパネル部15となっている。該
パネル部15はスイッチ13、表示部12を含む範囲が欠除さ
れている。
ース本体11の底部が表側のパネル部15となっている。該
パネル部15はスイッチ13、表示部12を含む範囲が欠除さ
れている。
前記パネル部15の裏側にはプリント配線基板16が設け
られ、表側には金属板のアンテナ板17が設けられ、更に
該アンテナ板17の表面にスイッチの表示等が印刷された
屈撓性の化粧カバー18が貼設されている。又、前記アン
テナ板17には、矩形のスイッチ孔19が穿設されている。
られ、表側には金属板のアンテナ板17が設けられ、更に
該アンテナ板17の表面にスイッチの表示等が印刷された
屈撓性の化粧カバー18が貼設されている。又、前記アン
テナ板17には、矩形のスイッチ孔19が穿設されている。
従って、前記化粧カバー18と前記プリント配線基板16
との間には、パネル部15の厚み、アンテナ板17の板厚分
だけの隙間が形成される。
との間には、パネル部15の厚み、アンテナ板17の板厚分
だけの隙間が形成される。
前記プリント配線基板16の表側には、前記スイッチ孔
19に臨ませてスイッチユニット20を設け、前記アンテナ
板17の裏側には、両端部が前記スイッチ孔19迄延出した
感圧プレート21を貼設する。又、前記化粧カバー18のス
イッチ部22は僅に膨らまし、前記感圧プレート21との間
に間隙28を形成してある。
19に臨ませてスイッチユニット20を設け、前記アンテナ
板17の裏側には、両端部が前記スイッチ孔19迄延出した
感圧プレート21を貼設する。又、前記化粧カバー18のス
イッチ部22は僅に膨らまし、前記感圧プレート21との間
に間隙28を形成してある。
次に、前記スイッチユニット20について説明する。
該スイッチユニット20は、２枚或は第５図に示す様に
折返えした配線シート23、及び該配線シート23より離反
側へ湾曲させ、更に中央部に配線シート23側へ突起24を
形成したプレートスプリング25から成る。又、前記配線
シート23相互の対峙する面に接線すべき配線パターン2
6,27（第４図中上側の配線パターン26は実線で、下側の
配線パターン27は破線で示してある）が印刷してあり、
該配線パターン27は前記プリント配線基板16のパターン
に接線される。前記プレートスプリング25を押して、該
プレートスプリング25を反返えらせば、前記突起24が配
線パターン26,27の対峙部を押圧して電気的に接続させ
る様になっている。
折返えした配線シート23、及び該配線シート23より離反
側へ湾曲させ、更に中央部に配線シート23側へ突起24を
形成したプレートスプリング25から成る。又、前記配線
シート23相互の対峙する面に接線すべき配線パターン2
6,27（第４図中上側の配線パターン26は実線で、下側の
配線パターン27は破線で示してある）が印刷してあり、
該配線パターン27は前記プリント配線基板16のパターン
に接線される。前記プレートスプリング25を押して、該
プレートスプリング25を反返えらせば、前記突起24が配
線パターン26,27の対峙部を押圧して電気的に接続させ
る様になっている。
前記感圧プレート21は適宜な弾力性のある材質、例え
ば合成樹脂製であり、先端部は上側へ折返えしてある。
この折返えしによって、前記アンテナ板17の板厚に相当
する間隙を無理なく埋められ、化粧カバー18との間に前
記僅かな間隙28が形成される。
ば合成樹脂製であり、先端部は上側へ折返えしてある。
この折返えしによって、前記アンテナ板17の板厚に相当
する間隙を無理なく埋められ、化粧カバー18との間に前
記僅かな間隙28が形成される。
尚、感圧プレート21とプレートスプリング25とは当接
させてもよく、或は間隙を明けてもよい。
させてもよく、或は間隙を明けてもよい。
以上述べた様に、本実施例ではパネル部15の厚み、ア
ンテナ板17等、電子機器の構成物の厚みを利用して、ス
イッチの収納空間、スイッチ操作の為のストロークを確
保し、更に操作感を出す為の反撥力を感圧プレートで生
じさせている。
ンテナ板17等、電子機器の構成物の厚みを利用して、ス
イッチの収納空間、スイッチ操作の為のストロークを確
保し、更に操作感を出す為の反撥力を感圧プレートで生
じさせている。
以下、作動について説明する。
化粧カバー18のスイッチ部22を押すと、該スイッチ部
22は先ず間隙28分だけ凹み、次に前記感圧プレート21が
橈みつつ前記プレートスプリング25を変形させる。該プ
レートスプリング25がある程度橈むと、変形に要する力
が減少すると共にプレートスプリング25が反返えって、
前記突起24が配線シート23の配線パターン26,27を押圧
し電気的に接触させる。
22は先ず間隙28分だけ凹み、次に前記感圧プレート21が
橈みつつ前記プレートスプリング25を変形させる。該プ
レートスプリング25がある程度橈むと、変形に要する力
が減少すると共にプレートスプリング25が反返えって、
前記突起24が配線シート23の配線パターン26,27を押圧
し電気的に接触させる。
この電気的接触迄の、前記間隙28の凹み、前記感圧プ
レート21の橈みによる反力、プレートスプリング25の反
返える迄の変形が、操作感を与えるに充分なストローク
を有すると共にプレートスプリング25の反返えり作動に
於ける力の減少が、スイッチ操作完了の感じを操作する
者に与える。
レート21の橈みによる反力、プレートスプリング25の反
返える迄の変形が、操作感を与えるに充分なストローク
を有すると共にプレートスプリング25の反返えり作動に
於ける力の減少が、スイッチ操作完了の感じを操作する
者に与える。
尚、スイッチ部22への押圧力を解除すると前記プレー
トスプリング25及び感圧プレート21、化粧カバー18のそ
れぞれの弾性で元の状態に復元することは言う迄でもな
い。
トスプリング25及び感圧プレート21、化粧カバー18のそ
れぞれの弾性で元の状態に復元することは言う迄でもな
い。
［考案の効果］ 以上述べた如く本考案によれば、適宜な反撥力、スト
ロークを有するので操作するものに充分な操作感を与
え、スイッチ操作に過度の力が及ぼされることがなくプ
リント配線基板に無理な力が作用しないという優れた効
果を発揮する。
ロークを有するので操作するものに充分な操作感を与
え、スイッチ操作に過度の力が及ぼされることがなくプ
リント配線基板に無理な力が作用しないという優れた効
果を発揮する。
第１図は本考案に係る薄型スイッチを具備したカード型
電子機器の全体斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ矢視
図、第３図はケース本体の裏面図、第４図はスイッチユ
ニットの説明図、第５図は第４図のＣ−Ｃ矢視方向の形
状を誇張した断面図、第６図は従来例を示す断面図であ
る。 11はケース本体、16はプリント配線基板、17はアンテナ
板、20はスイッチユニット、21は感圧プレート、23は配
線シート、24は突起、25はプレートスプリング、26,27
は配線パターンを示す。
電子機器の全体斜視図、第２図は第１図のＡ−Ａ矢視
図、第３図はケース本体の裏面図、第４図はスイッチユ
ニットの説明図、第５図は第４図のＣ−Ｃ矢視方向の形
状を誇張した断面図、第６図は従来例を示す断面図であ
る。 11はケース本体、16はプリント配線基板、17はアンテナ
板、20はスイッチユニット、21は感圧プレート、23は配
線シート、24は突起、25はプレートスプリング、26,27
は配線パターンを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 基 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 中村 好伸 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平１−221828（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−145435（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01H 13/00 - 13/76
Claims (1)
- 【請求項１】電子機器本体ケースの底部をなすパネル部
及び該底部の表側に所要の板、該板の表面に化粧カバー
を貼設し、前記パネル部、前記板を刳抜いて空間を形成
し、該空間にスイッチユニットを配設し、前記化粧カバ
ーの前記スイッチユニットに対峙する部分を膨出させて
スイッチ部を形成し、前記板の裏面に弾力性を有する感
圧プレートを片持支持となる様に設け、該感圧プレート
の先端部を前記化粧カバーの膨出部分を充足する様化粧
カバー側に折返えし、前記スイッチ部、前記感圧プレー
トの折返えしを介して前記スイッチユニットを操作する
様にしたことを特徴とする薄型スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990090353U JP2582360Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 薄型スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990090353U JP2582360Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 薄型スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0447232U JPH0447232U (ja) | 1992-04-22 |
| JP2582360Y2 true JP2582360Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=31825031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990090353U Expired - Lifetime JP2582360Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 薄型スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582360Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2579992B2 (ja) * | 1988-02-29 | 1997-02-12 | 松下電器産業株式会社 | ２回路押しボタンスイッチ |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP1990090353U patent/JP2582360Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0447232U (ja) | 1992-04-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7429707B2 (en) | Push switch | |
| US20080296141A1 (en) | Key Input Apparatus and Electronic Device | |
| JP3105282U (ja) | 板ばね及び板ばね付き回路板 | |
| JP2000182474A (ja) | キ―パッド組立機構 | |
| JP2005353563A (ja) | 携帯電話用スイッチモジュール | |
| JP2582360Y2 (ja) | 薄型スイッチ | |
| JP2586752Y2 (ja) | 薄型スイッチ | |
| US6166337A (en) | Device including a printed circuit board which is contacted by depressing a key located at a housing wall which makes an angle with the printed circuit board | |
| JP2509656B2 (ja) | フレキシブルプリント配線板の接続構造 | |
| JP2010040473A (ja) | メンブレンスイッチ | |
| JP4106366B2 (ja) | シートスイッチ、シートスイッチの製造方法及びその操作シート | |
| CN209785800U (zh) | 能够减少弹片压迫感的按键结构及电子设备 | |
| JP5249650B2 (ja) | メンブレンスイッチ及びその製造方法 | |
| JP2007141871A (ja) | シートスイッチ及びその操作シート | |
| JPH11213806A (ja) | キーボードスイッチ | |
| JPH0424578Y2 (ja) | ||
| JPH0640459B2 (ja) | 押ボタンスイツチ | |
| JP2574024Y2 (ja) | 薄形タクトスイッチ | |
| JP2882878B2 (ja) | スイッチ用クリックバネ | |
| JP2001126586A (ja) | 可動接点及びこれを用いたパネルスイッチ | |
| JPH0443932Y2 (ja) | ||
| JP2003331688A (ja) | キー装置 | |
| JP2008234889A (ja) | ラバースイッチ | |
| JP2548212Y2 (ja) | 薄形キーボード装置 | |
| JPH0249619Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |