JP2519127B2 - ワ―クの組立ラインにおけるワ―クの位置決め保持装置 - Google Patents

ワ―クの組立ラインにおけるワ―クの位置決め保持装置

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JP2519127B2 JP2336636A JP33663690A JP2519127B2 JP 2519127 B2 JP2519127 B2 JP 2519127B2 JP 2336636 A JP2336636 A JP 2336636A JP 33663690 A JP33663690 A JP 33663690A JP 2519127 B2 JP2519127 B2 JP 2519127B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はワークの組立ラインにおいて、該ワークを搬
送コンベア上の所定の位置で搬送させるべく該ワークを
位置決め保持する装置に関する。
(従来の技術) 例えば、自動車の組立ラインにおいては、車体からド
アを一旦取外し、該車体及びドアを各別に艤装した後
に、該ドアを再び車体に取付けて自動車を組立てるよう
にしたものが一般に知られている。
この種の組立ラインにおいては、その自動化や小形
化、並びに各種組立作業の作業効率の向上等を図ること
が好ましいことはもちろんであり、このためには、例え
ばドアの艤装ラインにおいて、該ドアを確実に所定の位
置に位置決め保持して搬送することができると共に、そ
の位置決め保持に係わる構成を簡略なものとすることが
でき、また、該ドアに容易且つ効率よく部品を組付ける
ことができる装置が望まれる。
(解決しようとする課題) 本発明はかかる背景を考慮し、ワークを搬送コンベア
上で搬送し、その搬送途中で該ワークに部品を組付けて
該ワークを組立てるワークの組立ラインにおいて、該ワ
ークを確実に搬送コンベア上の所定の位置に位置決め保
持して搬送することができると共に、その位置決め保持
に係わる構成を可能な限り簡略なものとすることがで
き、また、該ワークに部品を容易且つ効率よく組付ける
ことができる装置を提供することを目的とする。
(課題を解決する手段) 本発明のワークの組立ラインにおけるワークの位置決
め保持装置はかかる目的を達成するために、ワークを搬
送コンベア上で搬送し、その搬送途中で該ワークに部品
を組付けて該ワークを組み立てるワークの組立ラインに
おいて、該ワークを搬送コンベア上の所定の位置で搬送
させるべく該ワークを位置決め保持する装置であって、
前記搬送コンベア上でその所定の位置に支承されて搬送
される搬送基台と、該搬送基台上に前記ワークを所定の
位置で載置可能に設けられたワーク載置部と、該ワーク
載置部に載置されたワークに係脱自在に前記搬送基台に
設けられ、該ワークに係合された時に該ワークを保持す
る係合保持部と、前記組立ラインの投入ステーションに
おいて前記搬送コンベアの側方に設けられ、前記ワーク
載置部に載置されたワークに前記係合保持部を係合させ
るべく該係合保持部を駆動する係合駆動手段とから成
り、前記係合保持部は、前記搬送基台上に回動自在に突
設されると共に前記ワーク載置部に載置される前記ワー
クに嵌挿可能に設けられた位置決めピンと、該位置決め
ピンの上端部に該位置決めピンと偏心して一体に回動自
在に突設され、該位置決めピンの回動により前記ワーク
載置部に載置されるワークに該位置決めピンと共に嵌挿
可能なアンクランプ位置と該嵌挿状態で該ワーク載置部
に載置されたワークをクランプするクランプ位置とに回
動する偏心係止片と、前記位置決めピンに連結されると
共にその移動により該位置決めピンを回動させる駆動ロ
ッドと、前記偏心係止片を前記クランプ位置に付勢する
付勢手段とから成り、前記係合駆動手段は、前記投入ス
テーションにおける前記搬送基台の停止状態で前記駆動
ロッドに係脱自在に係合する係合部と、該係合時に該係
合部を介して該駆動ロッドを移動させて前記偏心係止片
を前記アンクランプ位置に回動させる移動手段とから成
ることを特徴とする。
さらに、前記ワークに組付けるべき部品を収納した部
品収納治具を傾斜させて位置決め載置可能な部品載置部
を前記搬送基台上に設け、前記投入ステーションの前記
搬送コンベアの側方に、前記部品収納治具の水平姿勢で
該部品収納治具の一側部を支承させつつ該部品収納治具
の他側部を係脱自在に支持する支持体と、該支持体を部
品収納治具から脱離させて該支持体による部品収納治具
の支持を解除し、それにより該部品収納治具を前記部品
載置部上に傾斜させる脱離手段とを設けたことを特徴と
する。
(作用) 本発明によれば前記ワークを組立てる際には、まず、
前記組立ラインの投入ステーションにおいて、該ワーク
が前記搬送基台のワーク載置部に載置され、さらに前記
係合保持部が前記係合駆動手段により該ワークに係合さ
れて該ワークを位置決め保持する。すなわち、前記ワー
クがワーク載置部に載置される際に、前記係合駆動手段
の移動手段により前記係合保持部の駆動ロッドが前記係
合部を介して移動されて前記係合保持部の位置決めピン
が回動され、この位置決めピンと共に前記偏心係止片が
アンクランプ位置に回動される。この状態で前記ワーク
に前記位置決めピン及び偏心係止片を嵌挿しつつ該ワー
クをワーク載置部に載置する。そして、該載置後に前記
移動手段により係合部を駆動ロッドから脱離させる。こ
の時、前記偏心係止片は前記付勢手段の付勢力によって
前記クランプ位置に回動し、これにより該ワークが位置
決め保持される。このように位置決め保持されたワーク
は搬送基台を介して搬送コンベア上を搬送される。
また、前記搬送基台上に前記部品載置部を設けたとき
には、前記投入ステーションにおいて、まず、前記部品
収納治具を水平姿勢として、その一側部を前記部品載置
部に支承させつつ他側部を前記支持体で支持し、次い
で、前記脱離手段により支持体を部品収納治具から脱離
させて支持体による部品収納治具の支持を解除する。こ
のとき、該部品収納治具は部品載置部に傾斜して載置さ
れる。そして、該部品収納治具は、その傾斜状態で前記
ワークと共に前記搬送コンベア上を搬送基台を介して搬
送される。
(実施例) 本発明のワークの位置決め保持装置の一例を第1図乃
至第7図に従って説明する。第1図は該位置決め保持装
置を用いて構成した自動車の組立ラインの要部の説明的
斜視図、第2図は該位置決め保持装置の説明的正面図、
第3図は第2図のIII矢視図、第4図及び第7図はそれ
ぞれ順に第2図のIV−IV線断面図、V−V線断面図、VI
−VI線断面図及びVII−VII線断面図である。
第1図で、1は塗装された車体2から本発明に係わる
ワークである左右のドア3R,3Lを一旦取外すドア取外ス
テーション、4は両ドア3R,3Lに各別に艤装処理を施す
艤装ライン、5は両ドア3R,3Lを再び車体2に取付ける
ドア取付ステーションである。
この組立ラインにおいては、ドア取外ステーション1
において車体2から取外された左右のドア3R,3Lは、ま
ず、該ドア取外ステーション1において、互いに分離自
在に接続された一対の搬送治具6R,6Lにそれぞれ着脱自
在に取付られる。
次いで、両搬送治具6R,6Lは、ドア取外ステーション
1から艤装ライン4に投入ステーション7にかけて複数
のローラコンベア8を連接してなる搬送コンベア9上に
投入されて該コンベア9上にその幅方向に並列して支承
され、この状態で該搬出コンベア9上をドア取付ステー
ション1から両ドア3R,3Lと共に搬出される。
尚、各ドア3R,3Lが取外された車体2は、ドア取外ス
テーション1から図示しない各種の艤装ラインを経て前
記ドア取付ステーション5まで搬送される。
そして、ドア取外ステーション1から搬出された両搬
送治具6R,6Lは、両ドア3R,3Lと共に前記搬出コンベア9
上を前記艤装ライン4の投入ステーション7まで搬送さ
れた後に、一旦分離され、この分離状態において艤装ラ
イン4に並設された搬送コンベアであるシャトルコンベ
ア10R,10L上に後述する移載装置により各別に移載さ
れ、さらに本発明に係わる位置決め保持装置(後述す
る)により該シャトルコンベア10R,10L上の所定の位置
に位置決め保持される。
この場合、投入ステーション7においては、同図示の
ように両搬送治具6R,6L及び両ドア3R,3Lは、シャトルコ
ンベア10R,10Lよりも高所で搬入されて分離され、該分
離後には、それぞれ各シャトルコンベア10R,10Lの上流
端部を構成する投入コンベア11の略直上位置に設けられ
た基台12上に搬入され、次いで、該基台12上で各ドア3
R,3Lが略水平姿勢となる横倒し状態とされた後に、上記
移載装置及び位置決め保持装置により後述するように投
入コンベア11上に移載されて位置決め保持される。
一方、これと並行して、投入ステーション7において
は、同図示のように、部品収納ステーション14において
各ドア3R,3Lに組付けるべき部品(図示しない)を収納
した箱状の部品収納治具15R,15Lが搬送治具6R,6L及びド
ア3R,3Lと同じ高さでコンベア16等を介して搬入され、
各部品搬送治具15R,15Lは、前記投入コンベア11の略直
上位置に前記基台12と対向して設けられた基台17上に搬
入された後に、上記移載装置及び位置決め保持装置によ
り後述するように各ドア3R,3Lと1セットとして一体的
に投入コンベア11上に移載されて位置決め載置される。
そして、かかる後に、各ドア3R,3L、各搬送治具3R,3L
及び各部品収納治具15R,15Lは、投入コンベア11上から
シャトルコンベア10R,10Lの主要部を構成する主コンベ
ア18上に一体的に搬出されて該主コンベア18上に間欠搬
送され、この搬送途中で各ドア3R,3Lに各部品収納治具1
5R,15L内の部品が順次組付けられて各ドア3R,3Lが艤装
された後に、シャトルコンベア10R,10Lの下流端部を構
成する払出コンベア19上まで搬送される。
次いで、艤装ライン4の払出ステーション20におい
て、各ドア3R,3L及び各搬送治具3R,3Lは、前記投入ステ
ーション7の場合と逆に、各シャトルコンベア10R,10L
の払出コンベア19上から払い出された後に、両搬送治具
3R,3Lが再び接続され、かかる後に、該払出ステーショ
ン20から前記ドア取付ステーション5まで複数のローラ
コンベア21を連接してなる搬送コンベア22上に支承され
て一体的に搬送される。
尚、この場合、両部品収納治具17R,17Lも、ドア3R,3L
等と同様に、払出コンベア19上から払い出され、さら
に、コンベア23等を介して前記部品収納ステーション14
に戻される。
次いで、上記のようにドア取付ステーション5に搬送
された両搬送治具6R,6Lは、該ドア取付ステーション5
において再び分離され、さらに、該分離後に、各ドア3
R,3Lと共に前記車体2の両側位置に搬入され、次いで、
両ドア3R,3Lがそれぞれ搬送治具6R,6Lから取外されて車
体2に取付られる。
かかる後には、両搬送治具6R,6Lは、再び接続された
後に、該ドア取付ステーション5から前記ドア取外ステ
ーション1まで複数のローラコンベア24を連接してなる
搬送コンベア25上に支承された状態でドア取外ステーシ
ョン1に搬送されて戻される。
尚、かかる組立ラインにおいて用いられる各搬送治具
6R,6Lは、その基本的構成は大略L字形状で左右対称に
構成されており、例えば搬送治具6Rは、第4図及び第6
図仮想線示のようにドア3Rの下端部及び外面部をそれぞ
れプレート状の基部aと、該基部aに立設された枠体b
とに支承し、さらに図示しないクランプ装置により固定
保持するようにしている。
次に、本発明に係わる位置決め保持装置を上記移載装
置と併せて第1図を参照しつつ第2図乃至第7図に従っ
て詳説する。尚、前記の自動車の組立ラインにおいて
は、当該移載装置及び位置決め保持装置は、右ドア3R用
と左ドア3L用とで前記投入ステーション7に2基、設け
られているが、 いずれも基本的構成は同一であるので、右ドア3R用の
位置決め保持装置及び移載装置について説明する。
第2図で、26は前記投入ステーション7(第1図参
照)においてドア3R及び搬送治具6Rと部品収納治具15R
とをシャトルコンベア10Rの投入コンベア11上に位置決
め保持する位置決め保持装置、27は前記基台12,17上か
らそれぞれドア3R及び搬送治具6Rと部品収納治具15Rと
を投入コンベア11上に移載する移載装置である。
位置決め保持装置26は、シャトルコンベア10R上の所
定の位置で間欠搬送される方形板状の搬送基台28と、該
搬送基台28上に並設されたワーク載置部29及び部品載置
部30と、ドア30Rを搬送治具6Rを介してワーク載置部29
に係合保持する係合保持部31と、該係合保持部31を駆動
する係合駆動手段32とを備え、ドア3R及び部品収納治具
15Rをシャトルコンベア10Rの投入コンベア11上に移載す
る際には、搬送基台28は該投入コンベア11上に所定の位
置で停止されている。
ワーク載置部29は、第3図及び第4図示のように、搬
送基台28上の側部にその搬送方向に延在させて回動自在
に設けた傾動軸33にその軸心回りに傾動自在に軸支され
た略コの字形状のプレート基台34を備え、プレート基台
34上に前記搬送治具6Rの枠体bを載置し得るようにして
いる。この場合、プレート基台34は、第4図示のように
その下面部35に固設された被支持部36を介して搬送基台
28上に固設された支持体37上に水平に支持されている。
前記係合保持部31は、第3図及び第4図示のように、
プレート基台34上の両側部にそれぞれ複数づつ(本実施
例では3個づつ)突設された位置決めピン38を備え、各
側部の位置決めピン38のうち、例えば一つの位置決めピ
ン38aはプレート基台34に固設され、残りの位置決めピ
ン38b,38bはプレート基台34に回動自在に支承されてい
る。そして、各位置決めピン38は、第4図示のように、
搬送治具6Rをワーク載置部29上に載置する際に、該搬送
治具6Rの枠体bに穿設されている位置決め穴cに嵌挿可
能とされている。
また、係合保持部31は、各組の位置決めピン38b,38b
の側方位置でプレート基台34の下側に前記シャトルコン
ベア10Rの幅方向に延在する一対の駆動ロッド39,39と、
各位置決めピン38bの上端部にその回動軸心と偏心して
固設されて横方向に張り出した略円板形状の偏心係止片
40とを備え、各駆動ロッド39は、各組の位置決めピン38
b,38bに連結される一方、シャトルコンベア10Rの幅方向
に移動自在とされ、その移動により各組の位置決めピン
38b,38bを同時に回動し得るようにしている。
各偏心係止片40は、各位置決めピン38bと一体にその
軸心回りに回動自在とされていると共に、その回動によ
り、第3図実線示の位置(以下、クランプ位置という)
と同図仮想線示の位置(以下、アンクランプ位置とい
う)との間で揺動自在とされ、アンクランプ位置では、
前記搬送治具6Rの位置決め穴c(第4図参照)に位置決
めピン38bと共に嵌挿可能とされ、クランプ位置では第
4図示のように、位置決め穴cの位置で搬送治具6Rの枠
体bに係合して該搬送治具6Rを係止するようにしてい
る。
この場合、各駆動ロッド39は、第3図及び第4図示の
ように、これとプレート基台34との間に張設された付勢
手段であるスプリング41により各偏心係止片40をクラン
プ位置に揺動させる方向に付勢されており、これによっ
て、各偏心係止片40は、通常時はクランプ位置に位置す
るように付勢されている。
前記係合駆動手段32は、第4図示のように、シャトル
コンベア10Rの投入コンベア11の側方に固設されたフレ
ーム基台42と、該フレーム基台42上に投入コンベア11に
向かって敷設されたガイドレール43と、該ガイドレール
43上を移動自在に設けられた移動フレーム44と、該移動
フレーム44から前記各駆動ロッド39に向かって突設され
た係合部45とを備え、該係合部45は、各駆動ロッド39に
対応して一対設けられている(第3図参照)。この場
合、係合部45は、第4図実線示の位置から同図仮想線示
の位置に移動された時に、各駆動ロッド39に当接係合す
ると共に、該駆動ロッド39を前記スプリング41の付勢力
に逆らって移動させ、この時、各偏心係止片40を前記ア
ンクランプ位置に揺動させるようにしている。
そして、係合駆動手段32は、各偏心係止片40をアンク
ランプ位置に揺動させるべく係合部45を介して駆動ロッ
ド39を移動させる移動手段46を備え、該移動手段46は、
前記フレーム基台42上に固設されたシリンダ47により、
移動フレーム44を介して上記のように係合部45を移動さ
せて各偏心係止片40をアンクランプ位置に揺動させるよ
うにしている。
前記部品載置部30は、第5図示のように、搬送基台28
上に固設された支持台48と、該支持台48上に突設された
位置決めピン49とを備え、支持台48の上面部は前記部品
収納治具15Rを傾斜させて載置しうるように傾斜されて
いる。そして、この部品載置部30は、支持台48上に部品
収納治具15Rを同図仮想線示のように傾斜させて載置す
ると共に、位置決めピン49により該部品収納治具15Rを
位置決めするようにしている。
また、第5図において、当該位置決め保持装置26は、
後述するように部品収納治具15Rが部品載置部30に載置
される際に、部品収納治具15Rを前記部品載置部30の支
持台48と併せて水平に支持する支持体50と、該部品収納
治具15Rを上記のように部品載置部30の支持台48に傾斜
させて載置させるべく支持体50を部品収納治具15Rから
脱離させる脱離手段51とをシャトルコンベア10Rの投入
コンベア11の側方位置に備えている。
この場合、支持体50は、第2図及び第5図示のよう
に、前記フレーム基台42に複数のガイドロッド52を介し
て昇降自在に設けられ、その上昇位置で、第5図示のよ
うに、前記部品載置部30の支持台48と併せて部品収納治
具15Rの下面部を水平に支持するようにしている。そし
て、脱離手段51は、フレーム基台42に固設されたシリン
ダ53により、その水平支持状態から支持体50を下降させ
ることにより該支持体50を部品収納治具15Rから脱離さ
せ、この時、該部品収納治具15Rをワーク載置部30に傾
斜させて載置させるようにしている。
一方、第2図において、前記移載載置27は、ドア3Rを
搬送治具6Rを介して着脱自在に把持する把持手段54と、
前記部品収納治具15Rを着脱自在に把持する把持手段55
と、ドア3Rを搬送治具6Rと共に前記基台12上から把持手
段54に受渡す受渡手段56と、部品収納治具15Rを前記基
台17上から把持手段55に受渡す受渡手段57と、把持手段
54,55を昇降させる昇降手段58とを備える。
把持手段54,55は、前記シャトルコンベア10Rの投入コ
ンベア11の側方に立設された支柱59に前記基台12,17の
間で昇降自在に支持された昇降フレーム60に後述するよ
うに取付けられており、該投入コンベア11の直上で該昇
降フレーム60と一体に昇降自在に設けられている。この
場合、昇降フレーム60は、第7図示のように支柱59の側
面部に上下方向に延在させて固設したガイドレール61に
複数のガイドローラ62を介して係合され、これによって
昇降自在とされている。
この把持手段54,55等を昇降させる前記昇降手段58
は、第2図示のように支柱59の上端部に水平に固設され
た基台63上に回動自在に設けられた回動軸64と、該回動
軸64に一体に回動自在に挿着された一対のギヤ65,65
と、各ギヤ65,65に巻装されたチェーン66とを備え、第
7図仮想線示のように、各チェーン66の一端部は昇降フ
レーム60に結合され、他端部は支柱59内に昇降自在に設
けられたバランスウェイト67に結合されている。そし
て、該昇降手段58は、第2図示のように、回動軸64に減
速機68及びブレーキ装置69を介して連結された駆動モー
タ70を備え、該駆動モータ70により回動軸64を介してギ
ヤ65,65を回動させることにより、チェーン66,66及び昇
降フレーム60を介して把持手段54,55を一体に昇降させ
るようにしている。この場合、把持手段54,55は、詳細
は後述するが、それぞれ前記投入コンベア11上の搬送基
台28のワーク載置部29及び部品載置部30の直上でこれに
近接する下降位置と、前記基台12,17と略同一高さとな
る上昇位置との間で昇降される。
把持手段54は、第2図示のように、昇降フレーム60の
前記基台12寄りの側部に取付けられており、第6図示の
ように、昇降フレーム60に支柱59側から投入コンベア11
側に向かって敷設されたガイドレール71と、該ガイドレ
ール71にその下側で移動自在に支持された移動フレーム
72と、該移動フレーム72の前面部の上端部及び下端部に
それぞれ支軸73,73を介して上下に揺動自在、すなわち
開閉自在に枢着された一対の把持爪74,74とを備えてい
る。そして、移動フレーム72の前面部には、前記搬送治
具6Rを位置決めするための位置決めピン75が突設されて
いる。
この場合、移動フレーム72は、昇降フレーム60にその
支柱59寄りの位置から該移動フレーム72の前面部に向か
って固設された移動シリンダ76により把持爪74,74と共
に前記投入コンベア11側に向かって前進・後退される。
また、両把持爪74,74は、移動フレーム72の前部に略
上下方向に延在させて支軸77,77の回りに揺動自在に枢
支された一対の開閉シリンダ78,78により同図実線示及
び仮想線示のように開閉される。
かかる把持手段54は、同図示のようにドア3Rが略水平
姿勢となる状態で前記搬送治具6Rの基部6aを把持爪74,7
4間に挟んで把持すると共に、位置決めピン75により該
搬送治具6を位置決めし、該搬送治具6Rを介してドア3R
を所定の位置で着脱自在に把持するようにしている。こ
の時、搬送治具6Rは、その前記枠体bが把持爪74,74側
から前記投入コンベア11上の搬送基台28のワーク載置部
29の直上位置まで水平に延在し、把持手段54と一体に該
ワーク載置部29の直上で昇降自在とされる。
尚、第2図示のように、把持爪74,74及び位置決めピ
ン75等は移動フレーム72の両側部に一組づつ設けられて
いる。
前記把持手段55は、第2図示のように昇降フレーム60
の前記基台17寄りの側部に取付けられており、第7図示
のように、昇降フレーム60の前後部に前後方向(前記投
入コンベア11の幅方向)に延在して敷設された一対のガ
イドレール79,79と、両ガイドレール79,76の下側でこれ
にそれぞれ移動自在に支持されて下方に延び、その移動
により開閉自在な一対の把持アーム80,80とを備えてい
る。この場合、第2図示のように、該把持アーム80,80
は左右一組づつ設けられている。
そして、第4図示のように、把持アーム80,80は、そ
の上側でこれらの間に前後方向に延在して設けられた開
閉シリンダ81により同図実線示及び仮想線示のように開
閉され、この時、該把持アーム80,80により前記部品収
納治具15Rの下端部の角部を着脱自在に把持するように
している。そして、この時、部品収納治具15Rは、前記
投入コンベア11上の搬送基台28の部品載置部30の直上位
置で把持アーム80,80間に水平に支持され、把持手段55
と一体に昇降自在とされる。
第2図において、前記受渡手段56は、前記基台12上に
これ対向する前記基台17側に向かってガイドレール82を
介して水平移動自在に設けられたスライドテーブル83を
備え、該基台12上に前記したように搬入された搬送治具
6Rは、図示しない装置により横倒し状態とされてスライ
ドテーブ83上に支承されると共に位置決めシリンダ84に
より係脱自在に位置決めされる。
そして、基台12上には、スライドテーブル83の下側に
シリンダ85が固設され、該シリンダ85のピストンロッド
85aの先端部に回動自在に枢着されたピニオン86が、ス
ライドテーブル83の下面部にその移動方向に延在して固
設されたラック87aと、基台12上に該ラック87aと同方向
に延在して固設されたラック87bとに噛合されている。
かかる受渡手段56は、スライドテーブル83上に搬送治
具6Rが支承され、且つ、前記把持手段54,55が上昇され
た状態で、シリンダ85により該スライドテーブル83を前
記基台17に向かって移動させることにより、搬送治具6R
及びドア3Rを基台12上から把持手段54に対向する位置に
スライドテーブル83と共に張り出させるようにしてい
る。
また、同図において、前記第2の受渡手段57は、前記
基台17上に前記基台12側に向かっガイドレール88を介し
て水平移動自在に設けられたスライドテーブル89を備
え、該基台17上に前記したように搬入された部品収納治
具15Rは、図示しない装置によりスライドテーブル89上
に支承されると共に位置決めシリンダ90により係脱自在
に位置決めされる。
そして、基台17上には、スライドテーブル89の下側に
シリンダ91が固設され、該シリンダ91のピストンロッド
91aがスライドテーブル89に結合されている。
かかる受渡手段57は、スライドテーブル89上に部品収
納治具15Rが支承され、且つ、前記把持手段54,55が上昇
された状態で、シリンダ91により該スライドテーブル89
を前記基台12に向かって移動させることにより、部品収
納治具15Rを基台17上から把持手段55に対向する位置に
スライドテーブル89と共に張り出させるようにしてい
る。
次に、かかる位置決め保持装置26及び移載装置27の作
動を第1図を参照しつつ第2図乃至第7図に従って説明
する。
第2図において、前記したように、艤装ライン4に投
入ステーション7(第1図示)において基台12,17上に
それぞれ搬入されたドア3R及び搬送治具6Rと、部品収納
治具15Rとは、まず、それぞれ移載装置27の受渡装置56,
57のスライドテーブル83,89上に同図仮想線示のように
支承され、この状態で待機する。
一方、これと並行して移載装置27の把持手段54,55
は、昇降手段58により昇降フレーム60と一体に同図実線
示のように上昇される。この時、把持手段54の把持爪7
4,74は第6図示仮想線示のように前記開閉シリンダ78,7
8により開かれていると共に、前記移動シリンダ76によ
り後退されている。また、把持手段55の把持アーム80,8
0は、第7図仮想線示のように前記開閉シリンダ81によ
り開かれている。
さらに、これと並行して位置決め保持装置26の搬送基
台28は、第2図示のように、そのワーク載置部29及び部
品載置部30がそれぞれ把持手段54,55の直下となる位置
でシャトルコンベア10Rの投入コンベア11上に支承され
ている。また、第4図仮想線示のように、前記係合駆動
手段32の係合部45はシリンダ47により各駆動ロッド39に
向かって移動されて該駆動ロッド39に当接係合されてお
り、この時、該駆動ロッド39は、前記したように前記ス
プリング41の付勢力に逆らって投入コンベア11の幅方向
で移動されて前記各偏心係止片40を前記アンクランプ位
置に揺動させている。また、さらに、第5図実線示のよ
うに、支持体50はシリンダ53により上昇されている。
次いで、第2図において、受渡手段56のシリンダ85に
よりドア3R及び搬送治具6Rがスライドテーブル83と共に
基台12上から把持手段54に対向する位置に移動される。
そして、この状態において、第6図示のように、把持手
段54の移動フレーム72が移動シリンダ76により搬送治具
6Rに向かって前進されて前記位置決めピン75により該搬
送治具6Rが該把持手段54に対して位置決めされ、さら
に、前記開閉シリンダ78,78により把持爪74,74が閉じら
れて該搬送治具6Rが把持される。この時、搬送治具6R及
びドア3Rは、前記ワーク載置部29の直上に位置し、その
下面部は該ワーク載置部29に向かって開放されている。
そして、該把持後には、第2図において、前記受渡手
段56の位置決めシリンダ84による搬送治具6Rの位置決め
が解除され、さらに、前記スライドテーブル83が前記と
逆の作動により原位置に戻されて搬送治具6Rから離脱さ
れる。
一方、これと並行して、受渡手段57のシリンダ91によ
り部品収納治具15Rがスライドテーブル89と共に基台17
上から把持手段55の把持アーム80の間の位置に移動され
る。そして、この状態において、第7図示のように、把
持手段55の把持アーム80,80が前記開閉シリンダ81によ
り閉じられて該搬送治具6Rが把持アーム80,80間に水平
姿勢で把持される。この時、該部品収納治具15Rは、前
記部品載置部30の直上に位置し、その下面部は該部品載
置部30に向かって開放されている。
そして、該把持後には、第2図において、前記受渡手
段57の位置決めシリンダ90による部品収納治具15Rの位
置決めが解除され、さらに、前記スライドテーブル89が
前記と逆の作動により原位置に戻されて部品収納治具15
Rから離脱される。
次いで、搬送治具6R及びドア3Rと、部品収納治具15R
とは、昇降手段58により把持手段54,55及び昇降フレー
ム60と一体に搬送基台28に向かって下降される。
この時、搬送治具6Rは、前記したようにワーク載置部
29における各偏心係止片40が前記アンクランプ位置(第
3図仮想線示の位置)に揺動されているので、第6図示
のように該搬送治具6Rの枠体bに各位置決めピン38が各
偏心係止片40と共に嵌挿されると共に、ワーク載置部29
のプレート基台34上に載置され、これによって、該ワー
ク載置部29に位置決め載置される。そして、該載置後に
は、把持手段54の前記の把持の場合と逆の作動により該
把持手段54の把持爪74及び位置決めピン75等が該搬送治
具6Rから離脱される。
また、これと並行して、部品収納治具15Rは、第7図
示のように、前記部品載置部30の支持台48及び前記脱離
手段51に係わる支持体50上に水平姿勢で支持されると共
に前記位置決めピン49により略位置決めされ、かかる状
態で把持手段55の前記の把持の場合と逆の作動により該
把持手段55の把持アーム80が該部品収納治具15Rから脱
離される。
次いで、前記昇降手段58により把持手段54,55が再び
原位置に上昇される一方、第4図実線示のように、前記
前記係合駆動手段32の係合部45がシリンダ47により後退
されて前記駆動ロッド39から脱離され、この時、前記ス
プリング41の付勢力により該駆動ロッド39が原位置に復
帰する。そして、該駆動ロッド39が原位置に復帰する
と、前記偏心係止片40が前記クランプ位置(第3図実線
示の位置)に揺動し、この時、前記したように搬送治具
6Rが該偏心係止片40により係止され、これによって、ド
ア3Rが搬送治具6Rを介してワーク載置部29に位置決め保
持される。
また、第5図において、かかる作動と並行して、部品
収納治具15Rを支持する支持体50は、前記脱離手段51に
より下降されて該部品収納治具15Rから脱離され、この
時、前記したように該部品収納治具15Rは、前記部品載
置部30の支持台48上に傾斜して載置されると共に位置決
めピン49により最終的に位置決めされる。
そして、かかる後には、第1図示のように、搬送治具
6R及びドア3Rと、部品収納治具15Rとは、搬送基台28と
共に投入コンベア11上から艤装ライン4を搬送され、そ
の搬送途中で前記したように部品収納治具15R内の部品
(図示しない)がドア3Rに組付けられる。
このように、かかる位置決め保持装置26においては、
ドア3Rを搬送治具6Rを介して搬送基台28上のワーク載置
部29に位置決め保持すると共に、部品収納治具15Rを搬
送基台28上の部品載置部30に位置決め載置し、艤装ライ
ン4において該ドア3R及び部品収納治具15Rを搬送基台2
8を介して一体的に間欠搬送するようにしているので、
該ドア3R及び部品収納治具15Rが確実にシャトルコンベ
ア10R上の所定の位置で搬送され、従って、該部品収納
治具15R内の部品を該ドア3Rに組付ける作業の自動化を
容易に図ることができる。
この場合、ドア3Rを搬送治具6Rを介して位置決め保持
する係合保持部31は、シリンダやモータ等の駆動機構を
備えず、艤装ライン4の投入ステーション7に設けた係
合駆動手段32により該係合保持部31を駆動するようにし
たので、搬送基台28等の構成が簡略なものとなり、この
ことは、艤装ライン4の小型化の上で効果的であり、ま
た、コスト的にも有利である。
また、部品載置部30は、部品収納治具15Rを傾斜させ
て載置するようにしているので、ドア3Rの艤装を手作業
により行う場合に、該部品収納治具15R内の部品を容易
に取り出すことができ、ドア3Rの艤装作業を行い易いも
のとなっている。
この場合、部品載置部30は、部品収納治具15Rを傾斜
させるためのシリンダやモータ等の駆動機構を備えず、
上記と同様に、艤装ライン4の投入ステーション7に設
けた支持体50及び脱離手段51により部品収納治具15Rを
傾斜させるようにしているので、搬送基台28等の構成が
簡略なものとなっていると共に、前記移載装置27は、該
部品収納治具15Rを水平姿勢で部品載置部30に載置する
ことができ、従って、該移載装置27の把持手段55等が簡
略な構成となっている。
(効果) 上記の説明から明らかなように、本発明のワークの位
置決め保持装置によれば、ワークの組立ラインにおいて
搬送コンベア上で所定の位置に支承されて搬送される搬
送基台上に設けたワーク載置部に該ワークを載置すると
共に、該搬送基台に設けた係合保持部により該ワークを
位置決め保持するようにしたことによって、該ワークを
確実に搬送コンベア上の所定の位置で搬送することがで
き、該ワークの組立作業の自動化を図ることができる。
そして、係合保持部によりワークを保持するに際して
は、前記組立ラインの投入ステーションで搬送コンベア
の側方に設けた係合駆動手段により該係合保持部を駆動
するようにしたことによって、該ワークの搬送に係わる
搬送基台等の構成を簡略且つ小型なものとすることがで
き、該組立ラインの小型化を図ることができる。
そして、ワークを位置決め保持するに際しては、搬送
基台上の位置決めピンに連結された駆動ロッドを係合駆
動手段の移動手段により係合部を介して移動させること
で、該位置決めピンの上端部に付勢手段によりクランプ
位置に付勢して設けられた偏心係止片をアンクランプ位
置に回動させ、その状態でワークに位置決めピン及び偏
心係止片を嵌挿しつつ該ワークをワーク載置部に載置し
た後、係合駆動手段の係合部を駆動ロッドから脱離させ
るだけで、ワークに嵌挿された偏心係止片が付勢手段の
付勢力によりクランプ位置に回動復帰して、該ワークが
ワーク載置部上に位置決め保持されるので、ワークのワ
ーク載置部への載置と位置決め保持を係合駆動手段や係
合保持部の極めて簡単な動作で効率よく短時間で行うこ
とができると共に、該係合駆動手段や係合保持部の構成
を極めて簡単且つ小型なものとすることができ、本発明
の装置を小型且つ簡略なものとしつつ安価に提供するこ
とができる。
また、搬送基台上に部品収納治具を傾斜させて位置決
め載置する部品載置部を設けたときには、ワークに組付
けるべき部品を収納した部品収納治具を該ワークと一体
に搬送コンベア上で搬送しつつ作業者等による部品収納
治具内の部品の取り出しをその作業に好適な姿勢で容易
に行うことができ、ワークの組立作業を効率よく行うこ
とができると共に、その組立作業の自動化を図ることも
容易にできる。そして、部品収納治具を部品載置部に載
置するに際しては、投入ステーションで該部品載置部に
部品収納治具の一側部を支承しつつ他側部を搬送コンベ
アの側方に設けた支持体により支持して、該部品収納治
具を一旦水平姿勢で載置するようにし、その後に脱離手
段によって支持体を部品収納治具から脱離させて該支持
体による部品収納治具の支持を解除することで、部品収
納治具を傾斜させて部品載置部に載置せしめるようにし
たことによって、該部品収納治具を部品載置部に載置す
る装置等の構成を簡略なものとすることができると共
に、搬送基台上に該部品収納治具を傾斜させるためのシ
リンダやモータ等の駆動源を設ける必要がなく、該搬送
基台や部品載置部等の構成を極めて簡略なものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のワークの位置決め保持装置の一例を用
いて構成した自動車の組立ラインの要部の説明的斜視
図、第2図は該位置決め装置及び該位置決め装置に係わ
る移載装置の説明的正面図、第3図は第2図のIII視
図、第4図乃至第7図はそれぞれ順に第2図のIV−IV線
断面図、V−V線断面図、VI−VI線断面図及びVII−VII
線断面図である。 3R,3L……ドア(ワーク) 4……艤装ライン(ワークの組立ライン) 7……投入ステーション 10R,10L……シャトルコンベア(搬送コンベア) 11……投入コンベア(搬送コンベアの一部) 15R,15L……部品収納治具 26……位置決め保持装置、28……搬送基台 29……ワーク載置部、30……部品載置部 31……係合保持部、32……係合駆動手段 38……位置決めピン、39……駆動ロッド 40……偏心係止片 41……スプリング(付勢手段) 45……係合部、46……移動手段 50……支持体、51……脱離手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを搬送コンベア上で搬送し、その搬
    送途中で該ワークに部品を組付けて該ワークを組み立て
    るワークの組立ラインにおいて、該ワークを搬送コンベ
    ア上の所定の位置で搬送させるべく該ワークを位置決め
    保持する装置であって、前記搬送コンベア上でその所定
    の位置に支承されて搬送される搬送基台と、該搬送基台
    上に前記ワークを所定の位置で載置可能に設けられたワ
    ーク載置部と、該ワーク載置部に載置されたワークに係
    脱自在に前記搬送基台に設けられ、該ワークに係合され
    た時に該ワークを保持する係合保持部と、前記組立ライ
    ンの投入ステーションにおいて前記搬送コンベアの側方
    に設けられ、前記ワーク載置部に載置されたワークに前
    記係合保持部を係合させるべく該係合保持部を駆動する
    係合駆動手段とから成り、 前記係合保持部は、前記搬送基台上に回動自在に突設さ
    れると共に前記ワーク載置部に載置される前記ワークに
    嵌挿可能に設けられた位置決めピンと、該位置決めピン
    の上端部に該位置決めピンと偏心して一体に回動自在に
    突設され、該位置決めピンの回動により前記ワーク載置
    部に載置されるワークに該位置決めピンと共に嵌挿可能
    なアンクランプ位置と該嵌挿状態で該ワーク載置部に載
    置されたワークをクランプするクランプ位置とに回動す
    る偏心係止片と、前記位置決めピンに連結されると共に
    その移動により該位置決めピンを回動させる駆動ロッド
    と、前記偏心係止片を前記クランプ位置に付勢する付勢
    手段とから成り、 前記係合駆動手段は、前記投入ステーションにおける前
    記搬送基台の停止状態で前記駆動ロッドに係脱自在に係
    合する係合部と、該係合時に該係合部を介して該駆動ロ
    ッドを移動させて前記偏心係止片を前記アンクランプ位
    置に回動させる移動手段とから成ることを特徴とするワ
    ークの組立ラインにおけるワークの位置決め保持装置。
  2. 【請求項2】前記ワークに組付けるべき部品を収納した
    部品収納治具を傾斜させて位置決め載置可能な部品載置
    部を前記搬送基台上に設け、前記投入ステーションの前
    記搬送コンベアの側方に、前記部品収納治具の水平姿勢
    で該部品収納治具の一側部を支承させつつ該部品収納治
    具の他側部を係脱自在に支持する支持体と、該支持体を
    部品収納治具から脱離させて該支持体による部品収納治
    具の支持を解除し、それにより該部品収納治具を前記部
    品載置部上に傾斜させる脱離手段とを設けたことを特徴
    とする請求項1記載のワークの組立ラインにおけるワー
    クの位置決め保持装置。
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