JP2518826Y2 - 電子写真式画像形成装置における帯電器 - Google Patents
電子写真式画像形成装置における帯電器Info
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- JP2518826Y2 JP2518826Y2 JP1990126720U JP12672090U JP2518826Y2 JP 2518826 Y2 JP2518826 Y2 JP 2518826Y2 JP 1990126720 U JP1990126720 U JP 1990126720U JP 12672090 U JP12672090 U JP 12672090U JP 2518826 Y2 JP2518826 Y2 JP 2518826Y2
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- Japan
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- forming apparatus
- image forming
- electrophotographic image
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Description
【概要】 電子写真方式を用いるプリンタ等の電子写真式画像形
成装置における帯電器に関し、 感光体等の劣化速度を低下させることのできる電子写
真式画像形成装置における帯電器を提供することを目的
とし、 帯電器により一様帯電された感光体上に露光光を照射
して形成された静電潜像に現像剤を供給して可視像を得
る電子写真式画像形成装置において、 前記感光体への露光光の走査ピッチの1/2から2倍ま
での範囲の間隔で、かつその密度が走査ピッチ密度の1/
2から2倍までの範囲で突設される複数の接触子を有す
る導電性樹脂材料からなる帯電ブラシを背面電極を有す
る保持部材中に埋設してなり、 前記接触子を感光体の表面に接触させて該感光体を接
触帯電させるように構成する。
成装置における帯電器に関し、 感光体等の劣化速度を低下させることのできる電子写
真式画像形成装置における帯電器を提供することを目的
とし、 帯電器により一様帯電された感光体上に露光光を照射
して形成された静電潜像に現像剤を供給して可視像を得
る電子写真式画像形成装置において、 前記感光体への露光光の走査ピッチの1/2から2倍ま
での範囲の間隔で、かつその密度が走査ピッチ密度の1/
2から2倍までの範囲で突設される複数の接触子を有す
る導電性樹脂材料からなる帯電ブラシを背面電極を有す
る保持部材中に埋設してなり、 前記接触子を感光体の表面に接触させて該感光体を接
触帯電させるように構成する。
本考案は、電子写真方式を用いるプリンタ等の電子写
真式画像形成装置における帯電器に関するものである。
真式画像形成装置における帯電器に関するものである。
一般にこの種の電子写真式画像形成装置は、第2図に
示すように、帯電器5により一様帯電された感光体6を
例えばレーザ光等の露光光7により露光して該感光体6
上に静電潜像を形成し、現像器8から供給される現像剤
を感光体6に付着させた後、転写器9により用紙10に印
刷するように構成されており、従来、感光体6に対する
帯電はコロナ放電により行なわれていた。
示すように、帯電器5により一様帯電された感光体6を
例えばレーザ光等の露光光7により露光して該感光体6
上に静電潜像を形成し、現像器8から供給される現像剤
を感光体6に付着させた後、転写器9により用紙10に印
刷するように構成されており、従来、感光体6に対する
帯電はコロナ放電により行なわれていた。
しかし、上述した従来例において、コロナ放電には高
圧電源を要する上に、コロナ放電中に多量のオゾンが発
生し、感光体6、あるいは現像剤の劣化を早めるという
欠点を有するものであった。 本考案は、以上の欠点を解消すべくなされたものであ
って、感光体等の劣化速度を低下させることのできる電
子写真式画像形成装置における帯電器を提供することを
目的とする。
圧電源を要する上に、コロナ放電中に多量のオゾンが発
生し、感光体6、あるいは現像剤の劣化を早めるという
欠点を有するものであった。 本考案は、以上の欠点を解消すべくなされたものであ
って、感光体等の劣化速度を低下させることのできる電
子写真式画像形成装置における帯電器を提供することを
目的とする。
本考案によれば上記目的は、実施例に対応する第1図
に示すように、 帯電器により一様帯電された感光体上に露光光を照射
して形成された静電潜像に現像剤を供給して可視像を得
る電子写真式画像形成装置において、 前記感光体への露光光7の走査ピッチの1/2から2倍
までの範囲の間隔で、かつその密度が走査ピッチ密度の
1/2から2倍までの範囲で突設される複数の接触子1を
有する導電性樹脂材料からなる帯電ブラシ2を背面電極
3を有する保持部材4中に埋設してなり、 前記接触子1を感光体の表面に接触させて該感光体を
接触帯電させる電子写真式画像形成装置における帯電器
を提供することにより達成される。
に示すように、 帯電器により一様帯電された感光体上に露光光を照射
して形成された静電潜像に現像剤を供給して可視像を得
る電子写真式画像形成装置において、 前記感光体への露光光7の走査ピッチの1/2から2倍
までの範囲の間隔で、かつその密度が走査ピッチ密度の
1/2から2倍までの範囲で突設される複数の接触子1を
有する導電性樹脂材料からなる帯電ブラシ2を背面電極
3を有する保持部材4中に埋設してなり、 前記接触子1を感光体の表面に接触させて該感光体を
接触帯電させる電子写真式画像形成装置における帯電器
を提供することにより達成される。
接触帯電による感光体への帯電は、コロナ放電に比し
て印加電圧が低くて済むこと、あるいはコロナ放電に際
するオゾンの発生を防止することができる点において、
利点を有する半面、帯電の均一性に問題が有り、電子写
真式画像形成装置に使用する場合には、画像ムラ等を引
き起こすという欠点を有している。 かかる欠点を解消し、帯電の均一性を確保するために
は、感光体の接触密度を向上させることが考えられる
が、この場合には高密度な接触子1を有する帯電器の製
造が困難で、コストの上昇を惹起する上に、帯電に必要
な電源も大きくなり、実用上好ましくない。 一方、レーザプリンタ等の電子写真式画像形成装置に
おいては、静電潜像の形成は露光光7を所定ピッチにて
走査することにより行なわれており、該静電潜像、およ
び用紙に転写された可視像の画質は、露光光の走査ピッ
チ、および走査ピッチ密度により決定されるものと考え
られ、少なくとも露光光の走査ピッチ等に対応する程度
の帯電の均一性が確保されるならば、画質の低下はもた
らされることはない。 本考案は、以上の点に着目してなされたものであっ
て、露光光の走査ピッチ、および走査ピッチ密度から接
触子1の密度を逆算し、コスト低減等の効果を引き出す
とともに、画像の低下を防止するものである。
て印加電圧が低くて済むこと、あるいはコロナ放電に際
するオゾンの発生を防止することができる点において、
利点を有する半面、帯電の均一性に問題が有り、電子写
真式画像形成装置に使用する場合には、画像ムラ等を引
き起こすという欠点を有している。 かかる欠点を解消し、帯電の均一性を確保するために
は、感光体の接触密度を向上させることが考えられる
が、この場合には高密度な接触子1を有する帯電器の製
造が困難で、コストの上昇を惹起する上に、帯電に必要
な電源も大きくなり、実用上好ましくない。 一方、レーザプリンタ等の電子写真式画像形成装置に
おいては、静電潜像の形成は露光光7を所定ピッチにて
走査することにより行なわれており、該静電潜像、およ
び用紙に転写された可視像の画質は、露光光の走査ピッ
チ、および走査ピッチ密度により決定されるものと考え
られ、少なくとも露光光の走査ピッチ等に対応する程度
の帯電の均一性が確保されるならば、画質の低下はもた
らされることはない。 本考案は、以上の点に着目してなされたものであっ
て、露光光の走査ピッチ、および走査ピッチ密度から接
触子1の密度を逆算し、コスト低減等の効果を引き出す
とともに、画像の低下を防止するものである。
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 第1図は本考案の実施例を示すもので、図中4は絶縁
材料からなる保持部材であり、この保持部材4中に背面
電極3が埋設されている。 2はレーヨン等の導電性樹脂材料により形成される帯
電ブラシであり、略1KV程度の電圧が図示しない電源部
から供給される背面電極3に沿って長尺状に形成されて
いる。この帯電ブラシは、感光ドラム(感光体6)に接
触する複数の接触子1を有しており、帯電ムラに基づく
画像ムラの発生を防止するために、各接触子1間の間隔
は、感光体6に対する露光光7の走査ピッチの1/2から
2倍程度とされており、例えば240ドット/インチの解
像度のレーザプリンタに使用する場合には、1インチ当
り250ないし400本の密度で突出形成されている。 第1図(b)は以上のようにして形成された帯電器5
に1KVの電圧を印加して感光体6を帯電した際の帯電圧
分布を示すもので、接触子1への当接部位と中間部位に
おいては、50V程度の電位の差異が生じているが、その
間隔が走査ピッチに対して充分に密なために、画質の低
下は見られなかった。
詳細に説明する。 第1図は本考案の実施例を示すもので、図中4は絶縁
材料からなる保持部材であり、この保持部材4中に背面
電極3が埋設されている。 2はレーヨン等の導電性樹脂材料により形成される帯
電ブラシであり、略1KV程度の電圧が図示しない電源部
から供給される背面電極3に沿って長尺状に形成されて
いる。この帯電ブラシは、感光ドラム(感光体6)に接
触する複数の接触子1を有しており、帯電ムラに基づく
画像ムラの発生を防止するために、各接触子1間の間隔
は、感光体6に対する露光光7の走査ピッチの1/2から
2倍程度とされており、例えば240ドット/インチの解
像度のレーザプリンタに使用する場合には、1インチ当
り250ないし400本の密度で突出形成されている。 第1図(b)は以上のようにして形成された帯電器5
に1KVの電圧を印加して感光体6を帯電した際の帯電圧
分布を示すもので、接触子1への当接部位と中間部位に
おいては、50V程度の電位の差異が生じているが、その
間隔が走査ピッチに対して充分に密なために、画質の低
下は見られなかった。
以上の説明から明らかなように、本考案による帯電器
によれば、感光体への帯電に際してコロナ放電が使用さ
れないので、オゾンの発生がなくなり、感光体、あるい
は現像剤の劣化を防止することができる。 さらに、帯電器の感光体への接触子は、露光光の走査
ピッチ等を基準にその形成密度が決定されているので、
コスト的にも有利で、かつ画質の低下を防止することが
できる。
によれば、感光体への帯電に際してコロナ放電が使用さ
れないので、オゾンの発生がなくなり、感光体、あるい
は現像剤の劣化を防止することができる。 さらに、帯電器の感光体への接触子は、露光光の走査
ピッチ等を基準にその形成密度が決定されているので、
コスト的にも有利で、かつ画質の低下を防止することが
できる。
第1図は本考案の実施例を示すもので、 (a)はその断面図、 (b)は感光体上の電位分布を示す図、 第2図は電子写真式画像形成装置を示す図である。 図において、 1……接触子、2……帯電ブラシ、3……背面電極、4
……保持部材。
……保持部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−309076(JP,A) 特開 平1−129278(JP,A) 特開 平1−266568(JP,A) 特開 昭63−279278(JP,A) 特開 平2−59362(JP,A) 特開 平1−163779(JP,A) 特開 平1−229273(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】帯電器により一様帯電された感光体上に露
光光を照射して形成された静電潜像に現像剤を供給して
可視像を得る電子写真式画像形成装置において、 前記感光体への露光光の走査ピッチの1/2から2倍まで
の範囲の間隔で、かつその密度が走査ピッチ密度の1/2
から2倍までの範囲で突設される複数の接触子(1、1
・・)を有する導電性樹脂材料からなる帯電ブラシ
(2)を背面電極(3)を有する保持部材(4)中に埋
設してなり、 前記接触子(1)を感光体の表面に接触させて該感光体
を接触帯電させる電子写真式画像形成装置における帯電
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126720U JP2518826Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 電子写真式画像形成装置における帯電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126720U JP2518826Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 電子写真式画像形成装置における帯電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485353U JPH0485353U (ja) | 1992-07-24 |
JP2518826Y2 true JP2518826Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31874261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990126720U Expired - Fee Related JP2518826Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 電子写真式画像形成装置における帯電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518826Y2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083674B2 (ja) * | 1987-05-11 | 1996-01-17 | 松下電器産業株式会社 | カラー電子写真装置 |
JPH07104629B2 (ja) * | 1987-11-13 | 1995-11-13 | 富士通株式会社 | 記録装置 |
JPH01163779A (ja) * | 1987-12-21 | 1989-06-28 | Hitachi Ltd | 印刷制御装置 |
JPH01309076A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-12-13 | Fujitsu Ltd | 導電ブラシ帯電装置 |
JP2938876B2 (ja) * | 1988-03-09 | 1999-08-25 | キヤノン株式会社 | 画像記録方法および装置 |
JPH01266568A (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-24 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JPH0259362A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-02-28 | Canon Inc | 記録装置 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990126720U patent/JP2518826Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0485353U (ja) | 1992-07-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |