JP2518738Y2 - 切換え制御装置 - Google Patents

切換え制御装置

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JP2518738Y2
JP2518738Y2 JP1991078149U JP7814991U JP2518738Y2 JP 2518738 Y2 JP2518738 Y2 JP 2518738Y2 JP 1991078149 U JP1991078149 U JP 1991078149U JP 7814991 U JP7814991 U JP 7814991U JP 2518738 Y2 JP2518738 Y2 JP 2518738Y2
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circuit
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switching
pulse
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次信 田中
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株式会社田中電機光音堂
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光センサにより切換え
制御装置が設置された室内の照明器具による明暗を検出
して自動的に電話機などの被制御機器を切換えるための
切換え制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電話回線を、仕事中は、一方の
受話器や機器に結合し、仕事が終わったら、他方の受話
器や機器に切換え結合するような場合、従来は、人間が
直接切換えを行なうか、タイマーによって所定の時間に
なると自動的に切換えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】人間が直接切換えを行
なう方法は、切換え忘れがあるだけでなく、切換え作業
が面倒である。タイマーによって所定の時間になると自
動的に切換える方法は、特別な場合に対応できないた
め、却って不便になるという問題があった。
【0004】本考案は、仕事が終わって室内が暗くなる
と、自動的に一方へ切換え、また、仕事を開始するため
室内の照明がつくと再び自動的に他方へ切換えるような
装置を得ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、太陽電池から
なり、切換え制御装置が設置された室内の照明による明
暗を検出する光センサ10と、この光センサ10と抵抗
11の並列回路に接続されたシュミット回路33と、こ
のシュミット回路33に結合された誤動作防止用の時定
数回路36と、この時定数回路36の出力が一定以上お
よび一定以下になったときにそれぞれ出力が反転するシ
ュミット回路35と、このシュミット回路35の出力の
立上りと立ち下がりのときそれぞれパルス信号を出力す
るパルス発生回路37、38と、このパルス発生回路3
7、38のパルス信号によって駆動するリレー駆動回路
41、42と、このリレー駆動回路41、42に接続さ
れ被制御機器55、56を切換えるためのリレー50
と、前記リレー駆動回路41、42の出力側にそれぞれ
ダイオードを介して1個の発振回路57を接続し、この
発振回路57に接続されたブザー43とを具備し、前記
リレー50は、パルス信号にて一旦切換わったらつぎの
パルス信号までマグネットによりその状態を保持するラ
ッチングリレーからなり、前記リレー駆動回路41、4
2は、電力増大してリレー50の切換え動作を確実にす
るため、ダーリントン接続のトランジスタ58、59を
接続してなることを特徴とする切換え制御装置である。
【0006】
【作用】本切換え制御装置が設置された室内の照明をつ
けると、太陽電池からなる光センサ10がそれを検出し
て信号を出力する。光センサ10の瞬間的なオン、オフ
は、信号として採用しないように誤動作防止用の時定数
回路36が作動し、この時定数回路36の出力が数秒間
かかって一定以上になると、シュミット回路35が立上
り、このシュミット回路35の出力の立上りによりパル
ス発生回路37、38がパルス信号を出力する。このパ
ルス発生回路37、38のパルス信号によってリレー駆
動回路41、42を介してリレー50が動作して、一方
から他方へ切換える。このリレー50は、パルス信号に
て一旦切換わったらつぎのパルス信号までマグネットに
よりその状態を保持するラッチングリレーで構成するこ
とにより、光センサ10の出力がなくならない限りその
ままリレー50は保持される。
【0007】室内の照明を消すと、光センサ10の信号
がなくなる。時定数回路36の出力が数秒間かかって一
定以下になると、シュミット回路35が立下り、このシ
ュミット回路35の出力によりパルス発生回路37、3
8がパルス信号を出力する。このパルス発生回路37、
38のパルス信号によってリレー駆動回路41、42を
介してリレー50が動作して、他方から一方へ切換え
る。このリレー50は、つぎの信号までその状態が保持
される。リレー50が動作して、一方から他方へ、また
は他方から一方へ切換わる度毎にブザー43が短時間だ
け鳴って切り換え動作が行われたことを知らせる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。10は、太陽電池からなる光センサで、この光セ
ンサ10と抵抗11の並列回路は、ナンドゲート25、
26、抵抗12、13からなるシュミット回路33と、
コンデンサ22と抵抗14とによって構成された誤動作
防止用時定数回路36と、ナンドゲート29、30、抵
抗16、17からなるシュミット回路35とに順次直列
に結合されている。
【0009】前記シュミット回路35のナンドゲート2
9とナンドゲート30の出力側には、ナンドゲート3
1、抵抗19、コンデンサ23からなるパルス発生回路
37と、ナンドゲート32、抵抗18、コンデンサ24
からなるパルス発生回路38とが結合されている。これ
らのパルス発生回路37とパルス発生回路38には、そ
れぞれトランジスタ39、抵抗20からなるリレー駆動
回路41と、トランジスタ40、抵抗21からなるリレ
ー駆動回路42とが結合されている。
【0010】これらリレー駆動回路41、42の出力側
には、それぞれダイオードを介して1個の発振回路57
が接続され、この発振回路57には、ブザー43が接続
されている。また、リレー駆動回路41、42の出力側
には、それぞれ抵抗とトランジスタ58、59が接続さ
れている。なお、前記ブザー43には、低コストのもの
が用いられ、発振回路57には、マイコン内の使用して
いない回路が用いられ、トランジスタ58、59には、
電力増大してリレー50の切換え動作を確実にするた
め、ダーリントン接続のものが用いられる。前記トラン
ジスタ58、59の出力側には、ツェナーダイオード4
6、47が接続されるとともに、ラッチングリレー50
のコイル48とコイル49に結合されている。このラッ
チングリレー50は、一方のコイル48をパルス信号で
励磁すると、常開接点側に切換わり、パルス信号がなく
なってもマグネットでそのまま保持し、また、他方のコ
イル49をパルス信号で励磁すると、常閉接点側に切換
わり、パルス信号がなくなってもマグネットでそのまま
保持する。
【0011】このラッチングリレー50の各接点は、切
換え端子51、52、53の各接点番号に結合される。
また、切換え端子51には電話回線などの信号入力端子
54が結合され、切換え端子52、53には、それぞれ
受話器などの被制御機器55、56が結合される。
【0012】このような構成における作用を図2に基づ
いて説明する。なお、図2の(a)(b)…は、図1の
各点a,b…の波形である。また、被制御機器55は、
室内が明るいとき(仕事中)に作動し、被制御機器56
は、室内が暗くなったとき(仕事の終了後)に切換わっ
て作動するものとする。光センサ10は、外部からの光
を遮断するためカバーなどを被せるか、外部の光を遮断
する位置に取付け、本切換え制御装置が設置された室内
の照明によってのみ作動するようにする。
【0013】仕事の開始に伴い、室内の照明をつける
と、太陽電池からなる光センサ10がそれを検出して信
号を出力し、シュミット回路33のa,b点が立上る。
光センサ10の瞬間的な立上りと立下がりは、信号とし
て採用しないように誤動作防止用の時定数回路36が作
動し、この誤動作防止用時定数回路36の出力電圧が抵
抗14とコンデンサ22とにより設定された時間(数秒
間)をかけて一定以上になると、シュミット回路34の
d(e)が立上り、かつiが立下がるのに伴い抵抗1
9、コンデンサ23による時定数にてfが下がり、e,
fがともにHのときパルス発生回路37のナンドゲート
31のgがLのパルスを出力する。
【0014】このパルス発生回路37のパルス信号によ
ってリレー駆動回路41のトランジスタ39が短時間オ
ンする。このオンしている短時間だけコイル48が作動
して、リレー50は、図示の実線状態から点線状態に切
換わり、かつこの短時間だけ発振回路57が作動してブ
ザー43が鳴り、切り換ったことを音で知らせる。前記
リレー50は、パルス信号にて一旦切換わったらつぎの
パルス信号による他のコイル49の励磁までマグネット
によりその状態を保持するラッチングリレーからなるの
で、光センサ10の出力がなくならない限りそのままラ
ッチングリレー50は保持される。
【0015】リレー50が点線側に切り換ると、これま
では、信号入力端子54から切換え端子51、52を介
して被制御機器55に結合されていたものが、信号入力
端子54から切換え端子51、53を介して被制御機器
56に結合される。なお、図2における(a)(b)の
ように、照明が瞬間的に暗くなって、光センサ10が一
時的にオフしてもcの電圧が一定以下にならないかぎ
り、誤動作することはない。
【0016】仕事の終了などで、室内の照明を消すと、
光センサ10の信号がなくなる。誤動作防止用時定数回
路36の出力が数秒間かかって一定以下になると、シュ
ミット回路34が立下り、このシュミット回路34の出
力によりパルス発生回路38がパルス信号を出力する。
このパルス発生回路38のパルス信号によってリレー駆
動回路42を介してコイル49が瞬間的に励磁され、ラ
ッチングリレー50が動作して、点線状態から実線状態
へ切換える。このラッチングリレー50は、前記同様つ
ぎの信号によるコイル48の励磁までマグネットにより
その状態が保持される。この切り換えの時も、短時間だ
け発振回路57が作動してブザー43が鳴り、切り換っ
たことを音で知らせる。
【0017】リレー50が実線側に切り換ると、これま
では、信号入力端子54から切換え端子51、53を介
して被制御機器56に結合されていたものが、信号入力
端子54から51、切換え端子52を介して被制御機器
55に結合される。雷、自動車のヘッドライトなどで照
明が瞬間的に明るくなって、光センサ10が一時的にオ
ンしてもcの電圧が一定以上にならないかぎり、誤動作
することはない。
【0018】
【考案の効果】(1)本考案は、太陽電池からなる光セ
ンサ10と、この光センサ10に結合された誤動作防止
用の時定数回路36と、この時定数回路36の出力が一
定以上または一定以下になったときに出力が反転するシ
ュミット回路35と、このシュミット回路35の出力の
立上りと立ち下がりのときそれぞれパルス信号を出力す
るパルス発生回路37、38と、このパルス発生回路3
7、38のパルス信号によって駆動するリレー駆動回路
41、42と、このリレー駆動回路41、42によって
被制御機器55、56を切換えるためのリレー50とで
構成し、室内などが暗くなると、自動的に一方へ切換
え、また、室内の照明がつくと他方へ切換えるようにし
た。したがって、人間が直接切換えを行なう方法のよう
な切換え忘れや切換え作業がなく、また、不規則な時間
に対して対応できる。しかも、誤動作がなく、装置も簡
単なため、安価に提供できる。
【0019】(2)光センサ10として太陽電池を用い
たので、太陽電池のエネルギーをそのまま利用でき、か
つ明暗の監視時の電力消費が極めて微少で済み、長期間
安定した動作をすることができる。 (3)光センサ10としての太陽電池は、本切換え制御
装置が設置された室内の照明による明暗のみを検出する
ようにしたので、太陽光などの外部からの光には反応せ
、誤った切り換えが行われるようなことがない。
【0020】(4)仕事の開始に伴い、室内の照明をつ
けたとき、パルス発生回路37のパルス信号によって短
時間だけ発振回路57が作動してブザー43が鳴り、切
り換ったことを音で知らせる。また、仕事の終了など
で、室内の照明を消したときも、短時間だけ発振回路5
7が作動してブザー43が鳴り、切り換ったことを音で
知らせる。したがって、切り換えが確実に行われている
ことを確認することができる。 (5)リレー駆動回路41、42は、ダーリントン接続
のトランジスタ58、59を接続したので、電力増大し
てリレー50の切換え動作を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による切換え制御装置の第1実施例を示
す電気回路図である。
【図2】図1の各部における波形図である。
【符号の説明】
10…光センサ,11…抵抗,12…抵抗,13…抵
抗,14…抵抗,16…抵抗,17…抵抗,18…抵
抗,19…抵抗,20…抵抗,21…抵抗,22…コン
デンサ,23…コンデンサ,24…コンデンサ,25…
ナンドゲート,26…ナンドゲート,29…ナンドゲー
ト,30…ナンドゲート,31…ナンドゲート,32…
ナンドゲート,33…シュミット回路,34…シュミッ
ト回路,36…誤動作防止用時定数回路,37…パルス
発生回路,38…パルス発生回路,39…トランジス
タ,40…トランジスタ,41…リレー駆動回路,42
…リレー駆動回路,43…ブザー,46…ツェナーダイ
オード,47…ツェナーダイオード,48…コイル,4
9…コイル,50…ラッチングリレー,51…切換え端
子,52…切換え端子,53…切換え端子,54…信号
入力端子,55…被制御機器,56…被制御機器,57
…発振回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池からなり、切換え制御装置が設
    置された室内の照明による明暗を検出する光センサ10
    と、この光センサ10と抵抗11の並列回路に接続され
    たシュミット回路33と、このシュミット回路33に結
    合された誤動作防止用の時定数回路36と、この時定数
    回路36の出力が一定以上および一定以下になったとき
    にそれぞれ出力が反転するシュミット回路35と、この
    シュミット回路35の出力の立上りと立ち下がりのとき
    それぞれパルス信号を出力するパルス発生回路37、3
    8と、このパルス発生回路37、38のパルス信号によ
    って駆動するリレー駆動回路41、42と、このリレー
    駆動回路41、42に接続され被制御機器55、56を
    切換えるためのリレー50と、前記リレー駆動回路4
    1、42の出力側にそれぞれダイオードを介して1個の
    発振回路57を接続し、この発振回路57に接続された
    ブザー43とを具備し、前記リレー50は、パルス信号
    にて一旦切換わったらつぎのパルス信号までマグネット
    によりその状態を保持するラッチングリレーからなり、
    前記リレー駆動回路41、42は、電力増大してリレー
    50の切換え動作を確実にするため、ダーリントン接続
    のトランジスタ58、59を接続してなることを特徴と
    する切換え制御装置。
JP1991078149U 1991-09-02 1991-09-02 切換え制御装置 Expired - Lifetime JP2518738Y2 (ja)

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JPH0591037U JPH0591037U (ja) 1993-12-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5951430A (ja) * 1982-03-02 1984-03-24 オムロン株式会社 キ−プリレ−駆動回路
JPS6325448U (ja) * 1986-08-01 1988-02-19
JPH0510426Y2 (ja) * 1986-10-16 1993-03-15
JPH0514584Y2 (ja) * 1986-12-19 1993-04-19

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