JP2552548Y2 - センサ誤作動防止回路 - Google Patents

センサ誤作動防止回路

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JP2552548Y2 JP1991009501U JP950191U JP2552548Y2 JP 2552548 Y2 JP2552548 Y2 JP 2552548Y2 JP 1991009501 U JP1991009501 U JP 1991009501U JP 950191 U JP950191 U JP 950191U JP 2552548 Y2 JP2552548 Y2 JP 2552548Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、蓄電池を電源とするセ
ンサ回路を備えた装置において、蓄電池の放電末期等の
場合に、負荷の作動停止直後にセンサ回路の出力電圧の
変動等により負荷が再作動するのを防止するセンサ誤作
動防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば焦電型赤外線センサ等で人
体や動物の接近を検知して一定時間だけランプ等の負荷
を動作させて注意を喚起する装置が知られている。この
装置は例えば図2に示すような回路構成となっている。
すなわち、センサ回路SRは電圧安定回路DAを介して
蓄電池BTと接続されており、蓄電池BTはスイッチS
Wを介して負荷であるランプLPと接続されている。セ
ンサ回路SRが人体等の移動体を検出すると、蓄電池B
TとランプLP間に設けたスイッチSWをオン状態にし
てランプLPを点灯する。ここで、電圧安定回路DAは
ランプLPが点灯したときや消灯したときに、蓄電池B
Tの電圧が急激に変化してもセンサ回路SRが正常に作
動させるために設けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
(A)〜(C)に電圧変化のタイムチャートを示すよう
に、蓄電池BTが放電末期に近づくと蓄電池BTの内部
抵抗が増大し、負荷であるランプLPの点灯又は消灯の
直後にセンサ回路SRの出力電圧が大きく変動すること
がある。これは特に容量の小さい蓄電池BTが大きな負
荷を作動させる装置において顕著であり、たとえ電圧安
定化回路DAが設けられていても、センサ回路SRの出
力電圧の変動をもたらし、負荷の動作停止直後におい
て、移動体が検出されない場合にセンサ回路SRの誤作
動により負荷が再び動作を開始することがあり問題であ
る。
【0004】
【考案の目的】そこで、本考案は負荷の動作停止直後に
センサ回路の出力電圧変動による誤作動が生じても、負
荷を再作動駆動させないセンサ誤作動防止回路を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本考案のセンサ誤作動防止回路は、蓄電池を電源
とするセンサ回路と該センサ回路からの出力信号でもっ
て作動する負荷との間に設けられ、センサ回路からの出
力信号のオンオフを制御するセンサ誤作動防止回路であ
って、センサ回路の出力信号のオン状態をタイマ回路で
もって所定時間だけ延長させて負荷を作動させるととも
に、併設したキャンセル回路でもって所定時間経過直後
は引き続きセンサ回路からの出力信号を強制的に遮断さ
せて、負荷の作動停止直後に負荷が再作動することを防
止したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案によれば、タイマ回路により負荷へセン
サ回路からの出力信号の伝達を停止した直後から所定時
間だけ、センサ回路からの出力信号があってもこれを強
制的に遮断するキャンセル回路を設けたので、負荷の動
作停止直後において、センサ回路が誤作動しても負荷を
誤って再作動しないようにすることができる。
【0007】
【実施例】本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。本案回路は玄関やカーポート等に設置される
照明装置に適用したものであって、夜間等周囲が暗い状
況下において人などの移動を検出して照明を点灯する照
明装置の制御回路として好適に組み込まれる。
【0008】本考案のセンサ誤作動防止回路を組み込ん
だ照明装置Sは、図1に示すように、レンズ状の高密度
ポリエチレン樹脂から成る赤外線検知窓RWと、焦電型
赤外線センサ、アンプ回路及びコンパレータ回路等が含
まれているセンサ回路SRと、負荷であるランプLP
と、センサ回路SRからの出力信号を受けてランプLP
を点灯制御するセンサ誤作動防止回路CUとから主に構
成される。そして、このセンサ誤作動防止回路CUは、
センサ回路の出力信号のオン状態を所定時間だけ延長さ
せて負荷を作動させるためのタイマー回路TI、及びこ
の回路に併設され、所定時間経過直後は引き続きセンサ
回路からの出力信号を強制的に遮断させて、負荷の作動
停止直後に負荷が再作動することを防止するためのキャ
ンセル回路CT等から構成されている。なお、電源とし
て蓄電池BTを用いるが、蓄電池BTに太陽電池を接続
して昼間に蓄電池BTの充電を行い、夜間等周囲が暗く
なったのを検知してランプLPを点灯可能とさせるよう
にしてもよい。
【0009】上記照明装置Sは次のように作動する。ま
ず、人がこの照明装置Sに接近し、人体が放射する波長
約10μm程度の赤外線が赤外線検知窓RWに入射される
と、これのレンズ作用により赤外線は集束され、その集
束位置に置かれたセンサ回路SR内の焦電型赤外線セン
サによって人体移動が検出される。このときの焦電型赤
外線センサの出力は極めて小さいものであり、アンプ回
路により増幅され、さらにコンパレータ回路等により適
当なレベルのデジタル信号に変換されて、その出力信号
がセンサ誤作動防止回路CUに入力される。ここで、セ
ンサ誤作動防止回路CUはセンサ回路SRが人の移動を
検出している間、及びその検出を停止した時点から所定
時間T1だけセンサ回路SRからの出力信号のオン状態
を延長させてランプLPを点灯させるように制御する
が、ランプLPが消灯した時点から(前記所定時間T1
の経過直後の)所定時間T2内は、たとえセンサ回路S
Rからの出力信号の入力があってもランプLPを点灯さ
せないように制御する。
【0010】次に、センサ誤作動防止回路CUについて
説明する。センサ回路SRからは電圧線V+ ,V- 、及
び信号線SGが導出されている。ノアゲートN1の入力
端子aは抵抗R1を介して電圧線V+ と接続され、さら
に信号線SGと接続されている。また、ノアゲートN1
の入力端子bは抵抗R4を介して電圧線V- と接続さ
れ、さらに、キャンセル回路CTが接続されている。
【0011】ノアゲートN1の出力端子cには抵抗R2
を介してトランジスタTRが接続されており、抵抗R2
とトランジタTR間は抵抗R3を介して電圧線V- と接
続されている。トランジタTRのコレクタ側には抵抗R
5を介して後記するタイマ回路TIが接続されている。
【0012】タイマ回路TIは、電圧線V+ と電圧線V
- 間に接続された抵抗R6及びコンデンサC1とシュミ
ットトリガ回路STとから構成され、このシュミットト
リガ回路STは抵抗R6とコンデンサC1間に接続され
た抵抗R7と、抵抗R7と接続されたインバータI2、
インバータI3、及びインバータI2の入力側とインバ
ータI3の出力側とに接続された抵抗R8から構成され
る。
【0013】インバータI3にはインバータI4が接続
され、インバータI3とインバータI4間に後記するキ
ャンセル回路CTが接続されている。インバータI4は
抵抗R9と接続されており、抵抗R9はトランジタFE
TのゲートGと接続されている。また、抵抗R9とトラ
ンジタFET間には抵抗R10が電圧線V- に接続され
ている。また、トランジタFETのソースSは電圧線V
- と接続され、ドレインDは負荷であるランプLPと接
続されている。さらに、ランプLPは電圧線V- と接続
された蓄電池BTのプラス側に接続されている。なお、
インバータI2とインバータI3間と電圧線V- 間とに
ノイズ除去用のコンデンサC2が接続されている。
【0014】キャンセル回路CTはインバータI3とイ
ンバータI4間と、ノアゲートN1の入力端子bとの間
に接続されており、インバータI3からの信号が入力さ
れるノアゲートN2、これに直列に接続されたコンデン
サC3、抵抗R11、インバータI1と、コンデンサC
3と抵抗R11間に接続された抵抗R13、ダイオード
D、及び抵抗R12から構成され、単安定マルチバイブ
レータ回路となっている。
【0015】次に、上記センサ誤作動防止回路CUの作
動について説明する。上述したようにセンサ回路SRが
人などの移動体を検出すると、センサ回路SRの出力信
号が信号線SGを通じてノアゲートN1の入力端子aに
入力される。
【0016】この状態で、ノアゲートN1の入力端子b
に信号が入力されている場合(ランプの消灯直後から所
定時間T2の間)は、たとえ入力端子aにセンサ回路S
Rからの出力信号が入力されていても、ノアゲートN1
の作用によりトランジスタTRには出力信号は送出され
ず、入力端子bの信号がない場合にのみ入力端子aに入
力された信号がトランジタTRに送出される。
【0017】今、センサ回路SRが人などの移動体を検
出し、ランプLPが消灯後所定時間T2が経過していれ
ば、ノアゲートN1の入力端子bにはキャンセル回路C
Tからの入力はなく、入力端子aに入力されたセンサ回
路SRからの出力信号がトランジタTRに送出される。
このときトランジタTRはコンデンサC1に溜まった電
荷を抵抗R5を介して放電させる。トランジタTRによ
りC1が放電し、シュミットトリガ回路STへの入力が
なくなるとインバータI4からの信号がトランジタFT
のゲートGに入力され、これに接続されたランプLPを
点灯させる。
【0018】次に、センサ回路SRが人などの移動体を
検出しなくなれば、ノアゲートN1からの出力信号がな
くなり、トランジスタTRはオフとなって、コンデンサ
C1は抵抗R6を介して充電が開始される。コンデンサ
C1の充電が済み、コンデンサC1の端子電圧が上昇す
ると、シュミットトリガ回路STの出力を受けてインバ
ータI4によりトランジスタFTがオフとなり、ランプ
LPは消灯する。したがって、ランプLPはセンサ回路
SRが移動体を検出している間はずっと点灯し、移動体
を検出しなくなった直後から所定時間(抵抗R6とコン
デンサC1とで決まる時間;例えば10秒)は点灯し続け
る。
【0019】ランプLPの消灯と同時に、シュミットト
リガ回路STの出力信号をキャンセル回路CTが受け
て、コンデンサC3と抵抗R12で決定される時間(例
えば2秒といった短時間)だけ出力信号がノアゲートN
1の入力端子bに入力される。このとき、たとえセンサ
回路SRからの出力信号がノアゲートN1の入力端子a
に入力されても、出力端子cからは出力が得られず、ラ
ンプLPの消灯直後にセンサ回路SRの電源電圧変動が
生じても、センサ回路SRから出力される誤信号がノア
ゲートN1のゲートにおいてブロックできることにな
り、ランプLPを誤って点灯させることはない。
【0020】なお、本考案は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば移動体を検知して警告音を発生す
るような警告装置等に本案装置を適用してもよく、また
センサは赤外線センサ等のように移動体を検知するもの
に限定されず、各種センサに適用可能であることはもち
ろんであり、本考案の要旨を逸脱しない範囲で適宜実施
しうる。
【0021】
【考案の効果】以上述べたように、本考案のセンサ誤作
動防止回路によれば、タイマ回路がセンサ回路から負荷
への出力信号の伝達を停止した時点からしばらくの間、
センサ回路からの出力信号の負荷への伝達を強制的に遮
断するキャンセル回路を設けたので、従来のようにセン
サ回路の電源である蓄電池が放電末期の場合に、負荷の
動作停止直後にセンサ回路が誤作動して負荷が再作動す
ることがなく、無駄な電力消費を極力防止させることが
できる。また、例えば人などの移動を検出して照明を点
灯させたり音声を発生させたりして注意を喚起するよう
な装置に本案装置を適用すれば、きわめて正確で信頼性
の高い負荷の駆動を実現することができ効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例の電気回路図である。
【図2】従来のセンサ回路を示すブロック図である。
【図3】(A)は図2における負荷電圧の変化を示すタ
イムチャート図であり、 (B)は図2における蓄電池電圧の変化を示すタイムチ
ャート図であり、 (C)は図2におけるセンサ回路の出力電圧の変化を示
すタイムチャート図である。
【符号の説明】
S ・・・ 照明装置 CU ・・・ センサ誤作動防止回路 SR ・・・ センサ回路 TI ・・・
タイマ回路、 CT ・・・ キャンセル回路 LP ・・・
負荷(ランプ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池を電源とするセンサ回路と該セン
    サ回路からの出力信号でもって作動する負荷との間に設
    けられ、前記センサ回路からの出力信号のオンオフを制
    御するセンサ誤作動防止回路であって、前記センサ回路
    の出力信号のオン状態をタイマ回路でもって所定時間だ
    け延長させて前記負荷を作動させるとともに、併設した
    キャンセル回路でもって前記所定時間経過直後は引き続
    き前記センサ回路からの出力信号を強制的に遮断させ
    て、前記負荷の作動停止直後に負荷が再作動することを
    防止したことを特徴とするセンサ誤作動防止回路。
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