JP2518252Y2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

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JP2518252Y2 JP1990126502U JP12650290U JP2518252Y2 JP 2518252 Y2 JP2518252 Y2 JP 2518252Y2 JP 1990126502 U JP1990126502 U JP 1990126502U JP 12650290 U JP12650290 U JP 12650290U JP 2518252 Y2 JP2518252 Y2 JP 2518252Y2
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は遠隔操作装置、特に消費電力を節約できる
遠隔操作装置に関連する。
従来の技術 例えば、特公昭63−11509号公報に示されるように、
所定のコード番号を含む赤外線信号を使用してロック装
置を解錠する遠隔操作ロック制御装置は公知である。こ
の遠隔操作ロック制御装置は手動操作されるスイッチを
含む発信装置と、スイッチを押圧したときに発信装置か
ら発射される赤外線を受信して赤外線中に含まれる所定
のコード信号を検出したときにロック装置に解錠信号を
供給する受信装置とを有する。この遠隔操作ロック制御
装置は受光装置のセンサ部に対して約1m以上離れた位置
から赤外線を発射して、ロック装置を解錠することがで
きる。このため、発信装置のスイッチ押圧による解錠操
作の簡易化と迅速化が図れる利点がある。
また、例えば、特開昭60−138190号公報に示されるよ
うに、所定のコード信号を含む電波を使用してロック装
置を制御する電波錠も公知である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来の遠隔操作装置では、赤外線又は
電波を検出するセンサの性能を向上させると、センサの
消費電力が大きくなる反面、センサの消費電力を低減す
ると性能が低下する欠点があった。
そこで、この考案は小さな消費電力で遠隔操作信号を
常時検出可能な待機状態に保持されると共に、遠隔操作
信号の検出時にのみ消費電力を大きくして、遠隔操作信
号の検出性能を向上する遠隔操作装置を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 この考案による遠隔操作装置は、作動時に比較的少な
い電力を消費する第1の遠隔操作信号検出センサと、第
1の遠隔操作信号検出センサが一定時間以上のパルス幅
を有する遠隔操作信号を受信したときにオンとなるスイ
ッチング素子と、スイッチング素子のオン時に電力が供
給されかつ作動時に比較的大きい電力を消費する第2の
遠隔操作信号検出センサと、第1の遠隔操作信号検出セ
ンサが一定時間以上のパルス幅を有する遠隔操作信号を
受信したときにスイッチング素子を一定時間オン状態に
保持する出力を発生すると共に、第2の遠隔操作信号検
出センサが受信した遠隔操作信号に所定のコード信号が
含まれているときに被駆動装置に作動出力を付与する操
作制御回路とを備えている。
作用 通常の状態では、作動時に比較的少ない電力を消費す
る第1の遠隔操作信号検出センサが動作モードとなり、
作動時に比較的大きい電力を消費する第2の遠隔操作信
号検出センサはスタンバイモードとなっている。第1の
遠隔操作信号検出センサが一定時間以上のパルス幅を有
する遠隔操作信号のトリガパルスを受信したときに、操
作制御回路はスイッチング素子を一定時間オン状態に保
持する出力を発生する。スイッチング素子がオンになる
と、スイッチング素子を通じて第2の遠隔操作信号検出
センサに電極が一定時間供給され、第2の遠隔操作信号
検出センサはスタンバイモードから動作モードに切替ら
れ、高性能で遠隔操作信号リーダパルス、コードパルス
及びエンドパルスが受信される。第2の遠隔操作信号検
出センサが受信した遠隔操作信号リーダパルスとエンド
パルスとの間に所定のコード信号が含まれているとき
に、操作制御回路は、被駆動装置に作動出力を付与す
る。
実施例 以下、電子ロック装置に応用したこの考案による遠隔
操作装置の実施例を第1図〜第4図について説明する。
第1図に示すように、電子ロック装置10は、定電圧回
路12を介して電源11に接続されたスイッチング素子13に
より電力が供給される操作制御回路14を備えている。第
1の赤外線受光センサ(第1の遠隔操作信号検出セン
サ)15は定電圧回路12から電力を供給されかつ外部から
の赤外線信号を受信したときに出力を発生し、第1の赤
外線受光センサ15の出力は波形成形回路19を介して操作
制御回路14に付与される。操作制御回路14は波形成形回
路19からの入力信号を受信したとき、スイッチング素子
13を一定時間オン状態に保持する出力を発生する。スイ
ッチング素子13がオンになると、第2の赤外線受光セン
サ(第2の遠隔操作信号検出センサ)16、メモリ17及び
ロック装置18に電力が供給され、第2の赤外線受光セン
サ16は一定時間赤外線信号を受信可能となる。第2の赤
外線受光センサ16は作動時に比較的大きい電力を消費す
る。
第2図は第1図に示す回路の詳細な回路図である。第
1の赤外線受光センサ15の出力は波形成形回路19を介し
て操作制御回路14に接続されている。波形成形回路19は
所定周波数範囲の信号のみを通過させるフィルタ20、ダ
イオード21及び積分回路28を有する。積分回路28はダイ
オード21と比較器27の一方の入力端子との間に接続され
た抵抗22と、抵抗22及び比較器27の間に並列に接続され
た抵抗23及びコンデンサ24を備えている。積分回路28は
第1の赤外線受光センサ15の出力を蓄積し、その電圧が
一定レベル以上に達すると比較器27が出力を発生する。
従って、比較器27は第1の赤外線受光センサ15により受
光した赤外線はパルス幅を検出して、このパルス幅が一
定の長さを越えるとき出力を発生する。比較器27は例え
ばシュミットトリガ回路を使用することができる。比較
器27の他方の入力端子は分圧回路を構成する抵抗25、26
の間に接続される。比較器27の出力は操作制御回路14に
付与され、操作制御回路14の出力端子はスイッチング素
子13を構成するトランジスタ13aのベースに接続され
る。トランジスタ13aのエミッタは定電圧回路12に接続
され、コレクタは操作制御回路14及び第2の赤外線受光
センサ16に接続される。第1及び第2の赤外線受光セン
サ15,16が受信する赤外線信号は、第4図に示すよう
に、約10ミリ秒のトリガパルス40と、約60ミリ秒の時間
間隔41をもってトリガパルス40に続く約10ミリ秒のリー
ダパルス42と、リーダパルス42に続く連続する複数のコ
ードパルス43と、コードパルス43に続くエンドパルス44
とを含んでいる。
上記の構成において、第1図及び第2図の回路は第3
図のフローチャートにより示される動作シーケンスによ
り作動される。
即ち、ステップ30のスタートからステップ31に進み、
第1の赤外線受光センサ15は赤外線の受光が可能な待機
状態となっている。この待機状態では、作動時に比較的
少ない電力を消費する第1の赤外線受光センサ15が動作
モードとなり、作動時に比較的大きい電力を消費する第
2の赤外線受光センサ16はスタンバイモードとなってい
る。第1の赤外線受光センサ15が一定時間(例えば10ミ
リ秒)以上のパルス幅を有する赤外線信号のトリガパル
ス40を受信したとき(ステップ31)に、操作制御回路14
はトランジスタ13aを一定時間オン状態に保持する出力
を発生する(ステップ32)。このとき、操作制御回路14
は内部に設けられたタイマ手段を作動して例えば5秒の
計数を開始する。トランジスタ13aがオンになると、ト
ランジスタ13aを通じて第2の赤外線受光センサ16に電
極が一定時間供給され、第2の赤外線受光センサ16はス
タンバイモードから動作モードに切替られ、高性能で赤
外線信号に含まれるリーダパルス42、コードパルス43及
びエンドパルス44が受信される(ステップ34)。ステッ
プ35において第2の赤外線受光センサ16が受信した赤外
線信号に含まれるリーダパルス42とエンドパルス44との
間に所定のコード信号43が含まれているときに、コード
信号43とメモリ17内に記憶されたコード信号が一致する
(ステップ35)するから、操作制御回路14は、被駆動装
置であるロック装置18に一定時間(例えば約5秒)作動
出力としての解錠信号を付与する(ステップ36)。これ
によりロック装置18は一定時間アンロック状態となる。
その後、操作制御回路14のタイマ手段が5秒を計数する
と、操作制御回路14からトランジスタ13aへのベース電
流が停止され、トランジスタ13はオンからオフに切替ら
れる(ステップ37)。ステップ34において第2の赤外線
受光センサ16が赤外線信号を受信しないと、ステップ39
に進み、操作制御回路14はタイマ手段が所定の時間を計
数したか否か判断する。所定の時間が経過しないとステ
ップ34に戻り、所定の時間が経過するとステップ37にジ
ャンプする。ステップ35において赤外線信号を受信した
にも係らず、受信したコード信号とメモリ17内のコード
信号が一致しないときもステップ37に進む。
この考案の実施態様は上記の実施例に限定されること
なく種々の変更が可能である。例えば、遠隔操作信号と
して、赤外線の代わりに電波を使用することができる。
トリガパルス40の時間間隔を計数する場合に、積分回路
28に代わり、アンドゲートを通じて発振回路のパルス及
び第1の赤外線受光センサ15の出力時間をカウンタによ
り計数して、一定数以上のパルスを計数したときカウン
タが操作制御回路14への出力を発生するように構成して
もよい。スイッチング素子13としてはトランジスタ13a
以外の素子を使用することもできる。ロック装置18以外
の他の被制御装置を被駆動装置として設けてもよい。
考案の効果 上記のように、この考案では、遠隔操作装置が小さな
消費電力で遠隔操作信号を常時検出可能な待機状態に保
持されると共に、遠隔操作信号の検出時にのみ消費電力
を大きくして、遠隔操作信号の検出性能を向上できるの
で、遠隔操作装置の消費電力を節電することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による操作制御回路を示すブロック
図、第2図は第1図の回路の詳細を示す回路図、第3図
は操作制御回路の動作シーケンスを示すフローチャー
ト、第4図は遠隔操作信号としての赤外線信号のタイム
チャートを示す。 13……スイッチング素子、14……操作制御回路、15……
第1の赤外線受光センサ(第1の遠隔操作信号検出セン
サ)、16……第2の赤外線受光センサ(第2の遠隔操作
信号検出センサ)、18……ロック装置(被駆動装置)、
40……トリガパルス、42……リーダパルス、43……コー
ドパルス、44……エンドパルス、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動時に比較的少ない電力を消費する第1
    の遠隔操作信号検出センサと、第1の遠隔操作信号検出
    センサが一定時間以上のパルス幅を有する遠隔操作信号
    を受信したときにオンとなるスイッチング素子と、スイ
    ッチング素子のオン時に電力が供給されかつ作動時に比
    較的大きい電力を消費する第2の遠隔操作信号検出セン
    サと、第1の遠隔操作信号検出センサが一定時間以上の
    パルス幅を有する遠隔操作信号を受信したときにスイッ
    チング素子を一定時間オン状態に保持する出力を発生す
    ると共に、第2の遠隔操作信号検出センサが受信した遠
    隔操作信号に所定のコード信号が含まれているときに被
    駆動装置に作動出力を付与する操作制御回路とを備えて
    いることを特徴とする遠隔操作装置。
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