JP3731850B2 - リモコン信号受信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時分割駆動を行うことによって低消費電力化を可能としたリモコン受光ユニット、及びリモコンからの送信信号の受信待ち状態である待機モード時には、リモコン受光ユニットを有する機器本体側のマイクロコンピュータのクロック周波数を低周波数にして消費電力を低減するように構成されたリモコン信号受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、TV、VTR、エアコン等の民生機器において低消費電力化の動きが活発化している。
【0003】
以前のように、民生機器の低消費電力化があまり言われていないときは、AC100Vからの電源供給でもあり、特にリモコン受光ユニットの低消費電力化はあまり重要ではなかった。また、リモコン受光ユニットは、5V、数mA程度の消費電力であり、電源トランスやマイクロコンピュータ等に比べて消費電力が少ないことから、低消費電力化の対象にもあまりなっていなかった。
【0004】
しかしながら、最近の地球温暖化等の環境問題がクローズアップされ、エネルギーの無駄を無くすことが重要になってきており、民生機器においてもトップランナー方式ということで機器の低消費電力化に拍車がかかってきている。
【0005】
民生機器の低消費電力化を考える上で、一つの目安になるのが1日当たりの動作時間に対する待機時間の割合であり、待機時間帯での消費電力の低減化も大きな課題となる。特に、VTRは動作時間に比べて待機時間が長いため、待機時の消費電力を低減することが重要になってくる。
【0006】
民生機器で一般に使われているリモコンは、動作時だけでなく待機時でも動作可能状態になっている。また、機器側に取り付けられるリモコン受光ユニットは、常時電源をオンしており、上記した如く通常数mAの電流が流れているため、待機時の低消費電力化をさらに進めるためには、システム全体の消費電力の低減だけでなく、リモコン受光ユニットの低消費電力化も重要である。
【0007】
そこで、リモコン受光ユニットに供給する電源を、従来はDC的に常時印加していたのを、一定時間電源を供給すると次の一定時間は電源をオフするといった時分割駆動することで、リモコン受光ユニットの消費電力を低減することができる。
【0008】
この場合、例えば電源オン時間をA、電源オフ時間をBとし、電源オン時の消費電力をPDCワットとすると、時分割駆動時の消費電力P0 は、概略、P0 ≒PDC×A/(A+B)となる。
【0009】
この式からも分かるように、時分割駆動によって消費電力の低減を図るためには、電源オフ時間であるBに対して電源オン時間であるAを短くすればよい。
【0010】
通常のリモコンの信号は、数十bit構成のものが多く、時間的に言えば、数十msecの送信時間と、数十msecの休止時間とを1サイクルとして、数回送信を繰り返す。そのため、時分割駆動するためには、A+Bの時間が数十msecであることが必要になる。例えば、送信時間が50msecであるとすると、A+B≧50msecとなり、当然にA≧50msecが必要条件となる。
【0011】
ところで、現状のリモコン受光ユニットは、内部に各種ノイズをキャンセルするために時定数回路が入っている。
【0012】
図7はこのような内部に時定数回路を内蔵するリモコン受光ユニットの回路ブロック図である。すなわち、リモコンからの光信号を受信する受光部であるフォトダイオード71、2段構成のアンプ部72、ノイズ成分を除去して信号成分のみを抽出するバンドパスフィルタ73、バンドパスフィルタ73の出力を検波する検波部74、副搬送波とパスル列との分離を行う積分器75及び比較器76によって構成されている。
【0013】
すなわち、図示しないリモコンからの光信号をフォトダイオード71で電気信号に変換し、アンプ部72で電流−電圧変換して増幅し、バンドパスフィルタ73によりノイズ成分を除去して信号成分のみを抽出する。検波部74は、バンドパスフィルタ73の出力を積分し、平坦化した波形によって比較を行い、次段の積分器74での積分のための充放電のタイミングを作成する。積分器75は、検波のタイミングにより副搬送波の積分を行って、副搬送波とパスル列との分離を行い、次段の比較器76によって積分波形を一定のしきい値でコンパレートして出力するようになっている。
【0014】
図8は、上記構成のリモコン受光ユニットの各部の動作波形を示している。検波部74には、ノイズをキャンセルするための時定数回路(R1,C1)が入っており、信号のエンベロープをとることにより、信号の大きさに応じて検波するスレッシュレベルを可変させることで、ノイズの影響を受けにくい回路構成としている。つまり、信号が小さいときには、信号とノイズとの相対的なレベル差が小さいためにノイズの影響を受けやすくても、その信号を大きくすれば、ノイズとの相対的なレベル差も大きくなるので、ノイズの影響を受けにくくなるからである。
【0015】
このような回路構成のため、検波部74の出力波形は図8(b)に示すように、電源を投入してもすぐには立ち上がらす、内部の時定数回路(R1,C1)が立ち上がるまで(図中の期間T11)に数十msec〜数百msecを要することになる。つまり、電源を投入後、期間T11が経過するまでは正常動作せず、期間T11が経過した後、正常動作が可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
このように、時定数回路を有する従来のリモコン受光ユニットでは、電源を投入しても、内部の時定数回路が立ち上がるまでの数十msec〜数百msecの間は正常動作をしないため、このままで時分割駆動を行おうとすると、上記の電源オン時間Aを少なくとも、A≧(数十msec〜数百msec)+50msecに設定する必要があり、電源オン時間をあまり短くできない、つまり十分な低消費電力化が実現できないといった問題があった。
【0017】
一方、マイクロコンピュータの消費電力を低減するものとして、リモコンからの送信信号の受信待ち状態である待機モード時には、リモコン受光ユニットを有する機器本体側のマイクロコンピュータのクロック周波数を低周波数にして消費電力を低減するように構成されたリモコン受信システムが提案されている。このリモコン受信システムは、リモコン受光ユニットの出力にパルスが出たら、このパルスをトリガとして待機状態から動作状態に切り換えるというシステムになっている。
【0018】
しかしながら、リモコン受光ユニットは、様々な外部ノイズ下にあるため、強い蛍光灯等の外乱ノイズによっても出力に誤パルスが発生し、また電磁ノイズや電源ノイズによっても出力に誤パルスが発生する可能性がある。そのため、誤パルスが発生するたびにマイクロコンピュータが動作状態になってしまい、その頻度が高いと本来の目的である低消費電力の効果がなくなってしまうといった問題があった。
【0019】
本発明は係る問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、時分割駆動するための問題になっている時定数回路の立ち上がりの遅さを解消するとともに、待機状態から動作状態への切り換えを誤動作なく確実に行うことのできるリモコン信号受信システムを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
発明は、リモコンからの送信信号の受信待ち状態である待機モード時には、リモコン受光ユニットを有する機器本体側のマイクロコンピュータのクロック周波数を低周波数にして消費電力を低減するように構成されたリモコン信号受信システムにおいて、前記リモコンの送信信号の先頭部分に、低周波数のクロックタイミングで連続して複数回検出可能な所定幅のパルスを複数回繰り返す起動コードを付加するとともに、前記マイクロコンピュータはこの起動コードを検出してクロック周波数を通常モード時の周波数に復帰させるものである。例えば、起動コードとして9msec幅のパルスを4msec間隔で3回送信し、この3回の送信中に、起動コードを2回以上連続してマイクロコンピュータが検出できたときにはじめて、起動コードであると判別し、待機モードから通常モードに切り換える。このような構成とすれば、マイクロコンピュータは2〜3msecに1度、リモコンからの信号を見に行けばよいので、クロック周波数が低周波数であっても、十分に対応することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明に係わるリモコン受光ユニットの検波部の一実施の形態を示しており、この検波部以外の回路構成は図7に示したものと同様である。従って、以下の説明では、図1に示した検波部1以外の回路ブロックについては、図7で用いた符号を使って説明を行うものとする。
【0027】
すなわち、リモコン受光ユニットは、外部ノイズの対策としてアンプ部72で増幅した信号を検波する場合、検波部1に抵抗R1、コンデンサC1からなる時定数回路(充放電回路)2を設け、信号のエンベロープをとることにより、信号の大きさに応じて検波するスレッシュレベルを可変させている。つまり、電源投入後、時定数回路2が立ち上がるまでの数十msec〜数百msecの間は正常動作をしないため、このことが電源を時分割駆動する場合の問題となっている。
【0028】
そこで、本実施の形態では、電源投入時にこの時定数回路2を急速充電する急速充電手段を備え、電源投入時の電源の立ち上がり電圧値と内部に設定された基準電圧値とを比較し、立ち上がり電圧値が基準電圧値に達するまでは無視できる時定数にて充電電流を増大させ、立ち上がり電圧値が基準電圧値に達すると通常の時定数に戻して通常の充電電流に切り換えるように構成したものである。
【0029】
そのため、本実施の形態の急速充電手段は、図1に示すように、抵抗R1に並列に接続された(すなわち、コンデンサC1へのバイパスとしての)スイッチ回路3と、このスイッチ回路3をオン、オフ制御する判別回路4とで構成されている。判別回路4は、電源電圧値を判別して、スイッチ回路3にオン、オフのコントロール信号を出力するようになっている。そのため、判別回路4には、電源電圧値Vccと、予め設定された基準電圧値Vref とが入力されている。
【0030】
図2は、上記構成の急速充電手段及び検波部1における動作波形図であり、同図(a)は電源電圧値Vcc、同図(b)は図1中のa点及びb点の入力波形、同図(c)は判別回路4からのコントロール信号、同図(d)は出力波形である。
【0031】
すなわち、時刻t1において電源が投入されると、判別回路4は、電源投入時の電源の立ち上がり電圧値Vccと、予め設定された基準電圧値Vref とを比較する。そして、立ち上がり電圧値Vccが基準電圧値Vref に達する時刻t2までは、スイッチ回路3にオンを示すコントロール信号を出力して、スイッチ回路3をオン状態とする。そのため、コンデンサC1は抵抗R1を介することなく低インピーダンスで急速充電される(符号311により示す)。
【0032】
この後、時刻t2において立ち上がり電圧値Vccが基準電圧値Vref を超えると、判別回路4はスイッチ回路3にオフを示すコントロール信号を出力して、スイッチ回路3をオフ状態とする。そのため、時刻t2以降は、R1,C1からなる通常の時定数に戻って、通常の充電(符号312により示す)を行うことになる。そして、時刻t3において、b点の電圧値がa点の電圧値を若干超えると、この時点以降、正常な回路動作が可能となる。
【0033】
すなわち、従来は、電源投入後、b点の電圧値が0Vから5Vに立ち上がるまでの間ずっと通常の時定数で充電され、緩やかに立ち上がっていたものが(図8の符号711参照)、本実施の形態では、例えば電源電圧値を5Vとし、基準電圧値Vref を4.5Vとすると、電源投入後、b点の電圧値を0Vから4.5Vまでの間は通常の時定数に対して無視できる程度の時定数で急速に立ち上げることができる(図2の符号311)。そして、4.5V以降が通常の時定数での立ち上げとなるため、0Vから5Vまでの全立ち上げ時間が大幅に短縮されることになる。そのため、電源投入後、正常な回路動作が行えるようになるまでの時間帯、すなわち正常な回路動作が行えない時間帯(時刻t1〜t3)が大幅に短縮されるので、時分割駆動に対して電源オン時間Aを大幅に短縮することができる。
【0034】
また、図1に示す構成の検波部1のa点及びb点の電圧値は、前段のバンドパスフィルタ73のバイアス電圧で決まるため、電源ラインに低電圧回路等を入れて、電源電圧値Vccが基準電圧値Vref に達する前にバンドパスフィルタ73の出力が一定値に決まるように構成すればよい。具体的には、電源電圧値Vccが例えば4V以上になると、バンドパスフィルタ73の出力が一定値になるように構成しておけば、急速充電中(すなわち、電源電圧値Vccが基準電圧値Vref である4.5Vに達するまで)に充電が終了することになるので、電源の立ち上がりに対してほとんどれを生じないリモコン受光ユニットを実現できる。
【0035】
また、図3は本発明に係わるリモコン受光ユニットの他の実施の形態を示している。この実施の形態では、電源投入時に時定数回路2を急速充電する急速充電手段を備え、電源投入後一定時間が経過するまでは充電電流を増大させ、一定時間経過後は通常の時定数に戻して通常の充電電流に切り換えるように構成したものである。
【0036】
すなわち、本実施の形態の急速充電手段は、図3に示すように、抵抗R1に並列に接続された(すなわち、コンデンサC1へのバイパスとしての)スイッチ回路3と、このスイッチ回路3をオン、オフ制御するタイミング回路5とで構成されている。また、タイミング回路5は、電源投入後の一定時間を計測するための時定数回路(R3,C2)51とコンパレータ52とで構成されており、コンデンサC2が基準電圧値Vref1に充電されるまでの一定時間だけ、スイッチ回路3にオンを示すコントロール信号を出力して、スイッチ回路3をオン状態とし、コンデンサC2の充電電圧が基準電圧値Vref1を超えると、スイッチ回路3にオフを示すコントロール信号を出力して、スイッチ回路3をオフ状態とするようになっている。図4は、このような急速充電手段の動作による各部の信号波形を示している。なお、このようなタイミング回路5とは別に、外部のマイクロコンピュータ等からタイミング信号をもらってスイッチ回路3をオン、オフ制御するようにしてもよい。
【0037】
図5は、本発明のリモコン信号受信システムの実施の形態を示している。
このリモコン信号受信システムは、リモコン(送信機)11と、機器本体側のリモコン受光ユニット12と、マイクロコンピュータ13と、クロック周波数を通常の周波数である例えば13MHzと低周波数である例えば32.768kHzのいずれかに切り換えてマイクロコンピュータ31に供給する切換回路14とを備え、切換回路14は、マイクロコンピュータ13からの切換コントロール信号によって切り換えられるようになっている。なお、ここでのリモコン受光ユニット12の構成は、図7に示す従来のものでもよく、図1又は図3に示す本発明のものでもよい。
【0038】
このリモコン信号受信システムは、リモコン11からの送信信号の受信待ち状態である待機モード時には、切換回路14を低周波数である32.768kHz側に切り換えてマイクロコンピュータ13にクロック信号を供給し、リモコン11からの送信信号を受信した後の通常モード時には、切換回路14を通常の周波数である13MHz側に切り換えてマイクロコンピュータ13にクロック信号を供給するように構成された低消費電力型のリモコン信号受信システムとなっている。
【0039】
このような構成のリモコン信号受信ユニットにおいて、本実施の形態では、待機モードから通常モードに切り換えるためのリモコン11から送信される電源オン信号を、マイクロコンピュータ13側で確実に検出できるように、送信信号の先頭部分に起動コードを付加している。
【0040】
この起動コードは、低周波数である32.768kHzのクロックタイミングで連続して複数回検出可能な所定幅のパルスを複数回繰り返すコードとなっている。
【0041】
図6は、リモコン11から送信されてくる送信信号の一例である電源オン信号と、この電源オン信号を受信するリモコン受光ユニット12及びマイクロコンピュータ13の動作波形とを示すタイミングチャートであり、同図(a)が起動コードが付加された電源オン信号、同図(b)がリモコン受光ユニット12の出力、同図(c)がマイクロコンピュータ13のクロックタイミング(判定タイミング)、同図(d)が切換コントロール信号である。
【0042】
この例では、リモコン11は、起動コードとして9msec幅のパルスを4msec間隔で3回送信し、その後に電源オン信号を送信する構成となっている。マイクロコンピュータ13は、この3回の送信中に、低周波数のクロックタイミングで起動コードを2回以上連続して検出することによって起動コードであると判定すると、リモコン受光ユニット11からの信号の次の立ち上がりタイミングである時刻5において、待機モードから通常モードに切り換える(クロック周波数を通常の周波数である13MHzに切り換える)。
【0043】
このような構成とすれば、マイクロコンピュータ13は、2〜3msecに1度、リモコン11からの信号を見に行けばよいので、クロック周波数が低周波数であっても、起動コードを確実に検出することができる。また、このように電源オン信号の先頭部分にコード化した信号(起動コード)を付加して送信し、これを複数回検出してはじめて起動コードであると判定するように構成したので、通常のノイズ成分と明確に区別でき、誤動作防止にも有効な手段となる。
【0044】
なお、この起動コードを付加する送信信号は、リモコン11からの電源オン信号に限るものではなく、その他の信号であってもよい。また、待機モードから通常モードに切り換えるための起動コード専用キーをリモコン11に設けて、この起動コードのみを送信するように構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】
発明のリモコン信号受信システムによれば、リモコンの送信信号の先頭部分に、低周波数のクロックタイミングで連続して複数回検出可能な所定幅のパルスを複数回繰り返す起動コードを付加したので、クロック周波数が低周波数であっても、ノイズに影響されることなく起動コードを確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるリモコン受光ユニットの検波部の一実施の形態を示す回路ブロック図である。
【図2】 図1に示す急速充電手段及び検波部における動作波形図である。
【図3】 本発明に係わるリモコン受光ユニットの他の実施の形態を示す回路ブロック図である。
【図4】 図3に示す急速充電手段及び検波部における動作波形図である。
【図5】 本発明のリモコン信号受信システムの実施の形態を示すシステム構成図である。
【図6】 電源オン信号と、この電源オン信号を受信するリモコン受光ユニット及びマイクロコンピュータの動作波形とを示すタイミングチャートである。
【図7】 時定数回路を有する従来のリモコン受光ユニットの回路ブロック図である。
【図8】 図7に示す従来のリモコン受光ユニットの各部の動作波形図である。
【符号の説明】
1 検波部
2 時定数回路
3 スイッチ回路
4 判別回路
5 タイミング回路

Claims (1)

  1. リモコンからの送信信号の受信待ち状態である待機モード時には、リモコン受光ユニットを有する機器本体側のマイクロコンピュータのクロック周波数を低周波数にして消費電力を低減するように構成されたリモコン信号受信システムにおいて、
    前記リモコンの送信信号の先頭部分に、低周波数のクロックタイミングで連続して複数回検出可能な所定幅のパルスを複数回繰り返す起動コードを付加するとともに、前記マイクロコンピュータはこの起動コードを検出してクロック周波数を通常モード時の周波数に復帰させることを特徴とするリモコン信号受信システム。
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