JP2518144B2 - 呼出信号発生装置 - Google Patents
呼出信号発生装置Info
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- JP2518144B2 JP2518144B2 JP3118981A JP11898191A JP2518144B2 JP 2518144 B2 JP2518144 B2 JP 2518144B2 JP 3118981 A JP3118981 A JP 3118981A JP 11898191 A JP11898191 A JP 11898191A JP 2518144 B2 JP2518144 B2 JP 2518144B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機の呼出信号を送出
する呼出信号発生装置に関し、特に正弦波出力電源部の
高周波スイッチング方式に関する。
する呼出信号発生装置に関し、特に正弦波出力電源部の
高周波スイッチング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の呼出信号発生装置は、装
置の出力電圧を基準直流電圧と比較し、その出力で正弦
波を発生する低周波発振器の出力を振幅変調し、振幅変
調された正弦波により、パルス幅変調した駆動パルスを
得ていた。この制御方式は平均値制御であるため、サイ
クルの途中に生じる何等かの要因による波形歪の改善が
できないため、改良形として第2の出力検出回路を設
け、その出力で振幅変調回路に補正を加える提案がなさ
れている。
置の出力電圧を基準直流電圧と比較し、その出力で正弦
波を発生する低周波発振器の出力を振幅変調し、振幅変
調された正弦波により、パルス幅変調した駆動パルスを
得ていた。この制御方式は平均値制御であるため、サイ
クルの途中に生じる何等かの要因による波形歪の改善が
できないため、改良形として第2の出力検出回路を設
け、その出力で振幅変調回路に補正を加える提案がなさ
れている。
【0003】これについては、特開昭57−28577
号公報に詳述されているが、まず、呼出信号発生装置の
基本構成について、一例を示す図2を参照して説明す
る。
号公報に詳述されているが、まず、呼出信号発生装置の
基本構成について、一例を示す図2を参照して説明す
る。
【0004】 図2に示す呼出信号発生装置は、出力信
号の基準となる正弦波を発生する低周波発振器10と、
この発振器10の出力の正弦波の正負を取出して出力す
る切替制御手段13と、直流電源Eを正負の駆動パルス
で断続するスイッチングトランジスタ121・122
と、これらのトランジスタ121・122のそれぞれが
断続する直流電源Eを一次巻線に接続する変成器111
・112と、この変成器111・112の二次巻線の誘
起電圧を切替制御手段13の正負出力で切替えて出力す
る正負切替手段15と、この切替手段15の誘起電圧出
力を整流する整流手段16と、この整流手段16の出
力、すなわち装置の出力電圧と低周波発振器10の出力
正弦波電圧とを比較し切替制御手段13の正負出力によ
り正負の駆動パルスを出力するパルス幅制御手段24と
を有する。
号の基準となる正弦波を発生する低周波発振器10と、
この発振器10の出力の正弦波の正負を取出して出力す
る切替制御手段13と、直流電源Eを正負の駆動パルス
で断続するスイッチングトランジスタ121・122
と、これらのトランジスタ121・122のそれぞれが
断続する直流電源Eを一次巻線に接続する変成器111
・112と、この変成器111・112の二次巻線の誘
起電圧を切替制御手段13の正負出力で切替えて出力す
る正負切替手段15と、この切替手段15の誘起電圧出
力を整流する整流手段16と、この整流手段16の出
力、すなわち装置の出力電圧と低周波発振器10の出力
正弦波電圧とを比較し切替制御手段13の正負出力によ
り正負の駆動パルスを出力するパルス幅制御手段24と
を有する。
【0005】従来のパルス幅制御手段24は低周波発振
器10の基本正弦波から生成する基準出力電圧の正弦波
を、装置出力である整流手段16の出力電圧VOUT によ
る正弦波と比較して出力電圧VOUT が高いときには低い
電圧の、また低いときには高い電圧の正弦波を生成し、
この正弦波を所定の鋸歯状波によりパルス幅変調して駆
動パルスを生成出力する。
器10の基本正弦波から生成する基準出力電圧の正弦波
を、装置出力である整流手段16の出力電圧VOUT によ
る正弦波と比較して出力電圧VOUT が高いときには低い
電圧の、また低いときには高い電圧の正弦波を生成し、
この正弦波を所定の鋸歯状波によりパルス幅変調して駆
動パルスを生成出力する。
【0006】 従って、駆動パルスの幅は、正負のパル
ス幅が等間隔のとき出力零となり、それらのパルス幅の
差が大きくなる程、出力が大きくなるが、正弦波の波形
が崩れることはない。すなわち、駆動パルス幅の制御で
出力電圧をほぼ一定にする定電圧出力装置が実現でき
る。
ス幅が等間隔のとき出力零となり、それらのパルス幅の
差が大きくなる程、出力が大きくなるが、正弦波の波形
が崩れることはない。すなわち、駆動パルス幅の制御で
出力電圧をほぼ一定にする定電圧出力装置が実現でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の呼出信
号発生装置は、パルス幅制御手段で、装置の出力電圧の
変動を基準正弦波電圧に加味したのち所定の鋸歯状波で
パルス幅変調するので、負荷の急激な変化による正弦波
の崩れを即時、すなわちリアルタイムで修正できず、修
正時間の遅れを生じるという問題点があった。
号発生装置は、パルス幅制御手段で、装置の出力電圧の
変動を基準正弦波電圧に加味したのち所定の鋸歯状波で
パルス幅変調するので、負荷の急激な変化による正弦波
の崩れを即時、すなわちリアルタイムで修正できず、修
正時間の遅れを生じるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、装置の出力電圧と基準正
弦波電圧とを比較して差分を求め、この差分波形を直
接、所定の高周波でパルス幅変調することにより、上記
問題点を解決する呼出信号発生装置を提供することにあ
る。
弦波電圧とを比較して差分を求め、この差分波形を直
接、所定の高周波でパルス幅変調することにより、上記
問題点を解決する呼出信号発生装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による呼出信号発
生装置は、直流電源を断続し交流の正出力および負出力
のそれぞれに電圧変換して呼出信号を生成し出力する呼
出信号発生装置において、装置出力である呼出信号の出
力電圧と基準となる正弦波を発生する低周波発振器の出
力電圧とを正弦波の正負それぞれの領域で比較し電圧値
の差分を取出し、 この取出された差分の電圧値と高周波
発振器の三角波または鋸歯状波とをパルス幅変調器に入
力し、比較して得られた差分の電圧値に応じて高周波パ
ルスを正負ごとにパルス幅変調し出力し、 この正負ごと
に出力されたパルスを前記直流電源を断続する駆動パル
スとして出力するパルス幅制御手段を有する。
生装置は、直流電源を断続し交流の正出力および負出力
のそれぞれに電圧変換して呼出信号を生成し出力する呼
出信号発生装置において、装置出力である呼出信号の出
力電圧と基準となる正弦波を発生する低周波発振器の出
力電圧とを正弦波の正負それぞれの領域で比較し電圧値
の差分を取出し、 この取出された差分の電圧値と高周波
発振器の三角波または鋸歯状波とをパルス幅変調器に入
力し、比較して得られた差分の電圧値に応じて高周波パ
ルスを正負ごとにパルス幅変調し出力し、 この正負ごと
に出力されたパルスを前記直流電源を断続する駆動パル
スとして出力するパルス幅制御手段を有する。
【0010】
【実施例】次に本発明について図1に図2を併せ参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明のパルス幅制御手段の一実施
例を示すブロック図である。図2は前述のように基本構
成の一例を示すブロック図で、説明を省略する。
例を示すブロック図である。図2は前述のように基本構
成の一例を示すブロック図で、説明を省略する。
【0012】 図示するパルス制御手段14は低周波発
振器10および整流手段16の出力を入力する誤差増幅
器(EA)141・142を有し、正弦波の正負それぞ
れの領域で装置出力の出力電圧と低周波発振器10の出
力電圧を比較し電圧値の差分をEA141・142によ
って取出す。
振器10および整流手段16の出力を入力する誤差増幅
器(EA)141・142を有し、正弦波の正負それぞ
れの領域で装置出力の出力電圧と低周波発振器10の出
力電圧を比較し電圧値の差分をEA141・142によ
って取出す。
【0013】 EA141・142によって取出された
差分の電圧値は、それぞれパルス幅変調機(PWM)1
45・146に入力され、高周波発振器140の出力、
例えば100KHzの三角波または鋸歯状波と比較され
る。この結果、PWM145・146は得られた差分の
電圧値に応じて高周波パルスを正負ごとにパルス幅変調
し出力する。この出力は切替制御手段13の正負に対応
してゲートを開くように構成した駆動回路(DRV)1
47・148を介して、駆動パルスとしてスイッチング
トランジスタ121・122へ供給される。
差分の電圧値は、それぞれパルス幅変調機(PWM)1
45・146に入力され、高周波発振器140の出力、
例えば100KHzの三角波または鋸歯状波と比較され
る。この結果、PWM145・146は得られた差分の
電圧値に応じて高周波パルスを正負ごとにパルス幅変調
し出力する。この出力は切替制御手段13の正負に対応
してゲートを開くように構成した駆動回路(DRV)1
47・148を介して、駆動パルスとしてスイッチング
トランジスタ121・122へ供給される。
【0014】この構成は、基本正弦波波形と装置出力の
波形とを比較した差分を、誤差増幅器が出力し、高周波
波形によるパルスのパルス幅を変調するので、装置出力
波形の急激な変化がそのままパルス幅の変化として、即
時出力される。
波形とを比較した差分を、誤差増幅器が出力し、高周波
波形によるパルスのパルス幅を変調するので、装置出力
波形の急激な変化がそのままパルス幅の変化として、即
時出力される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の呼出信号
発生装置は基準となる正弦波波形と装置出力の波形とを
比較し、この差分の電圧値で高周波発振器の正弦波波形
から生成するパルスをパルス幅変調するように構成した
ので、負荷の急激な変化による正弦波の崩れもそのま
ま、即時にパルス幅を変化させ対応する駆動パルスとし
て生成できるので、出力電圧をリアルタイムで制御でき
る効果を有する。
発生装置は基準となる正弦波波形と装置出力の波形とを
比較し、この差分の電圧値で高周波発振器の正弦波波形
から生成するパルスをパルス幅変調するように構成した
ので、負荷の急激な変化による正弦波の崩れもそのま
ま、即時にパルス幅を変化させ対応する駆動パルスとし
て生成できるので、出力電圧をリアルタイムで制御でき
る効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本装置の基本構成の一例を示すブロック図であ
る。
る。
10 低周波発振器 13 切替制御手段 14 パルス幅制御手段 15 正負切替手段 16 整流手段 111,112 変成器 121,122 スイッチングトラジスタ 140 高周波発振器 141,142 誤差増幅器(EA) 145,146 パルス幅変調器(PWM) 147,148 駆動回路(DRV)
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電源を断続し交流の正出力および負
出力のそれぞれに電圧変換して呼出信号を生成し出力す
る呼出信号発生装置において、装置出力である呼出信号の出力電圧と基準となる正弦波
を発生する低周波発振器の出力電圧とを正弦波の正負そ
れぞれの領域で比較し電圧値の差分を取出し、 この取出された差分の電圧値と高周波発振器の三角波ま
たは鋸歯状波とをパルス幅変調器に入力し、比較して得
られた差分の電圧値に応じて高周波パルスを正負ごとに
パルス幅変調し出力し、 この正負ごとに出力されたパルスを 前記直流電源を断続
する駆動パルスとして出力するパルス幅制御手段を有す
ることを特徴とする呼出信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3118981A JP2518144B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 呼出信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3118981A JP2518144B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 呼出信号発生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60055562A Division JP2566908B2 (ja) | 1985-03-19 | 1985-03-19 | 呼出信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04227361A JPH04227361A (ja) | 1992-08-17 |
JP2518144B2 true JP2518144B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=14750061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3118981A Expired - Fee Related JP2518144B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 呼出信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518144B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128325A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-03-10 | Tadashi Inazuki | Shosetsunozuru |
JPS5318696A (en) * | 1976-08-04 | 1978-02-21 | Ube Ind Ltd | Novel aromatic polyamides |
JPS56153980A (en) * | 1980-04-28 | 1981-11-28 | Sanyo Denki Kk | Controlling circuit for pulse width modulation inverter |
JPS5728577A (en) * | 1980-07-28 | 1982-02-16 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | High-frequency switching inverter |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3118981A patent/JP2518144B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04227361A (ja) | 1992-08-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960319 |
|
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