JP2518075Y2 - 防舷材用カバー - Google Patents

防舷材用カバー

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JP2518075Y2
JP2518075Y2 JP1989117478U JP11747889U JP2518075Y2 JP 2518075 Y2 JP2518075 Y2 JP 2518075Y2 JP 1989117478 U JP1989117478 U JP 1989117478U JP 11747889 U JP11747889 U JP 11747889U JP 2518075 Y2 JP2518075 Y2 JP 2518075Y2
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JP
Japan
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fender
cover
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length
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JP1989117478U
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JPH0355397U (ja
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英治 竹前
照男 諸星
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

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  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、浮遊型防舷材を外部損傷から保護するカ
バーに関する。
〔従来の技術〕
従来、浮遊型防舷材は、第2図に示すような保護用ネ
ットを取り付けて使用されている。
このネットは、自動車用タイヤ1を金属製チェーン2
を用いて網状に連結したものであり、防舷材5に被せら
れたネットのチェーン2の両側端末は、シャックル3に
連結されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の保護用ネットは、チェーン2、シャックル3等
の金属部品が腐食するため、定期的に新品との交換を必
要とし、またタイヤ1のチェーン2と接触する部分が損
傷するため、定期的な補修が必要となるので、使用寿命
が短く、部品の交換,補修に多額の費用を必要とする欠
点がある。
また、防舷材5に船体が接舷して圧縮されたとき、チ
ェーン2やシャックル3が船体に当たって、船体の塗装
面が傷つけられたり、塗装が剥離する欠点がある。
さらに、従来のネットは防舷材5の船体との接舷部分
の全面を保護するものではないため、防舷材5の部分的
な損傷を受けることを免れないという欠点がある。
この考案は、上記の欠点を除去することを目的として
なされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案においては、円筒
状の胴体部の長さ方向両端側に半球状の鏡部が形成さ
れ、該鏡部にガイチェーン連結用の口金を備えた防舷材
に嵌挿して取り付けられるカバーであって、補強層をゴ
ムまたはウレタンの外面層と内面層とで被覆した素材に
より成形された円筒状の本体部と、本体部の長さ方向両
端縁よりも外側に本体部と同一素材により一体成形され
た絞りロープ挿通用のフック部と有し、本体部の長さは
防舷材の胴体部の長さよりも長く、本体部の内径は防舷
材の胴体部の外径よりも若干小さく成形してある。
〔作用〕
この考案のカバーは、防舷材の胴体部の全面を覆って
取り付けられ、船体に対して広い面積で接触し、防舷材
の船体との接舷部分の全面を保護する。
また、この考案のカバーは、船体と接舷する部分がゴ
ムまたはウレタンの外面層であり、金属部品が船体と接
触することはない。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この考案の実施例であり、カバー10を防舷
材20に取り付けた状態で示してある。
防舷材20の形状は従来の浮遊型のものと変わりがな
く、円筒状の胴体部21の長さ方向両端側に半球状の鏡部
22が形成され、鏡部22の突端に口金23が設けてある。
カバー10は、円筒状の本体部11と、本体部11の長さ方
向両端縁よりも外側に本体部11と同一素材により一体成
形された複数個の絞りロープ挿通用のフック部13とによ
り構成されている。
カバー10の本体部11の長さは、防舷材20の胴体部21の
長さよりも長く、本体部11の内径は、防舷材20の胴体部
21の外径よりも若干小さい寸法に成形されている。
上記カバー10の成形は、コードからなる補強層17の両
面に、それぞれゴムまたはウレタンからなる外面層18と
内面層19とを被覆したものを素材として用いて、本体部
分とフック部分とを形成し、これを一体に加硫接着して
ある。補強層17のコードの施工角度は、カバー10の本体
部11の長さ方向に対して10〜15°の角度範囲に設定する
のが望ましい。
上記構成のカバー10が取り付けられる防舷材20は、鏡
部22に設けてある口金23に図示しないガイチェーンを連
結して岸壁等に係留するようになっている。
カバー10を防舷材20に取り付けるときは、防舷材20に
注入されている空気を抜いて押し潰し、この状態で防舷
材の外面にカバー10を引き込んで被せた後、防舷材に所
定内圧の空気を注入して膨張させ、規格サイズの形状に
する。その後、カバー10のフック部13に絞りロープ16を
挿通して締め付ける。
これにより、防舷材20の胴体部21が膨張するのに追随
して、カバー10の補強層17が半径方向外側に拡がり、防
舷材20の胴体部21になじみのよい状態に変形して密着す
ることになる。
そして、このようにして防舷材20の胴体部21に取り付
けられたカバー10の長さ方向両端縁部分は、絞りロープ
16により絞り込まれて防舷材20の長さ方向への位置ずれ
が阻止されているので、カバー10が防舷材20から抜け出
ることはない。
また、カバー10の本体部11は、補強層17とゴムまたは
ウレタンの被覆材とからなる素材により成形されてお
り、本体部11の内径は、本体部11の全長にわたって同一
寸法であり、本体部11の開口端(長さ方向端縁)を特別
に補強する部材を設けていないため、カバー10を防舷材
20の長さ方向一端側から嵌挿して被せるときの操作が容
易であり、取扱いが円滑にできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、防舷材に取
り付けられたカバーは、円筒状の本体部が防舷材の胴体
部の全面を覆っているため、船体が接舷した場合でも防
舷材の接舷部分が部分的な損傷を受けることがなく、防
舷材の耐久性が増大するだけでなく、カバー自体の船体
との接触面積が広いため、カバーの損傷,摩耗も少な
く、使用寿命が長く、防舷材に対する保護機能の高いカ
バーが得られる。
また、この考案のカバーは、本体部の内径が防舷材の
胴体部の外径よりも若干小さいので、空気が注入されて
膨張した防舷材の胴体部に押し広げられて密着するとと
もに、本体部の長さが防舷材の胴体部の長さよりも長い
ので、本体部の長さ方向両端縁部分が防舷材の胴体部の
両端から外側にはみ出して鏡部の一部にまで被せられ、
この状態で絞りロープにより絞り込まれて本体部の外径
よりも縮小するため、どのような外力が作用しても防舷
材から抜け出すことがなく、また、絞りロープに無理な
力がかかることもない。
また、この考案のカバーは、船体と接触する部分がゴ
ムまたはウレタンの外面層であって、金属部品が船体と
接触することはないから、接舷した船体の塗装面を傷つ
けたり、塗装を剥離することがなくなる。
また、この考案のカバーは、金属部品が全く用いられ
ていないため、金属部品の腐食による交換等の必要がな
く部品の交換等に要する費用が大幅に節減される。
さらにこの考案のカバーは、本体部が補強層をゴム等
により被覆した素材のみにより成形されているので、防
舷材に取り付けたときに、防舷材の本体部の外径の変化
に応じた形状に変形して密着するため、適用できる防舷
材のサイズ範囲が広くなるだけでなく、押し潰した防舷
材にカバーを引き込んで被せる際に、きわめて円滑な操
作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のカバーを防舷材に取り付けた状態
で示す一部断面側面図、第2図は、従来のネットを防舷
材に取り付けた状態で示す側面図である。 図中、10は防舷材、11は本体部、13はフック部、16は絞
りロープ、17は補強層、18は外面層、19は内面層、20は
防舷材、21は胴体部、22は鏡部、23は口金である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の胴体部の長さ方向両端側に半球状
    の鏡部が形成され、該鏡部にガイチェーン連結用の口金
    を備えた防舷材に嵌挿して取り付けられるカバーであっ
    て、補強層をゴムまたはウレタンの外面層と内面層とで
    被覆した素材により成形された円筒状の本体部と、本体
    部の長さ方向両端縁よりも外側に本体部と同一素材によ
    り一体成形された絞りロープ挿通用のフック部とを有
    し、本体部の長さは防舷材の胴体部の長さよりも長く、
    本体部の内径は防舷材の胴体部の外径よりも若干小さく
    成形されていることを特徴とする防舷材用カバー。
JP1989117478U 1989-10-05 1989-10-05 防舷材用カバー Expired - Lifetime JP2518075Y2 (ja)

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JPH0355397U JPH0355397U (ja) 1991-05-28
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JPH0355397U (ja) 1991-05-28

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