JP2518021Y2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2518021Y2
JP2518021Y2 JP8096390U JP8096390U JP2518021Y2 JP 2518021 Y2 JP2518021 Y2 JP 2518021Y2 JP 8096390 U JP8096390 U JP 8096390U JP 8096390 U JP8096390 U JP 8096390U JP 2518021 Y2 JP2518021 Y2 JP 2518021Y2
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JP
Japan
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attached
main body
winding mechanism
sotowak
wire winding
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利明 鈴木
優 大島
敏郎 畑中
哲也 庄子
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は炊飯器等の調理器に関し、電源電線の電線巻
取り機構の取り付け構造に関するものである。
従来の技術 従来の炊飯器などの調理器は、第3図に示すように本
体の外部をなす筒状のソトワク20を取り付け、ソトワク
20の底部開口を塞ぐボトム20aに電線巻取り機構19を取
り付けていた。かかる従来構成においては、本体にソト
ワク20を取り付け、電線巻取り機構19より配線される電
源電線を含む本体内部配線を行った後、ボトム20aを取
り付けていた。
考案が解決しようとする課題 かかる従来の構成では、本体内部配線時に本体とボト
ムは分割されており、本体側の配線とボトムの電線巻取
り機構との間に配線が跨ぐ事となる。この配線はボトム
を本体に取り付けた状態では短くて良いが、短いとボト
ムが邪魔をして内部配線作業を行うことができないの
で、ある程度長くする必要があった。しかし、長すぎる
とボトム取り付け時に本体との間に挾み込んだり、電線
が本体内部で自由に動いてしまい、可動部や高温部に触
れる恐れがあるなど問題がある。従来の構成では両者を
満足させる電線の長さに設定することは困難で、両者の
問題を含んでいた。又、本来必要な長さ以上に長く電線
を必要とし高価になる問題があった。
さらに、本体組み立て過程において取り付ける様々な
電気部品から配線されてくる電線は、最後にボトムの電
線巻取り機構の配線を接続するまで結束を行うことがで
きず、ばらけた電線が組み立ての邪魔となる等、配線作
業のやりにくさがあった。またソトワクを取り付けボト
ムを半ば被せた状態で配線を結束しなければならず、組
み立て時間がかかり、コストアップになってしまうとい
う問題もあった。
課題を解決するための手段 かかる従来の問題を解決するため本考案では、ボトム
ではなく本体側の構成部品に電線巻取り機構を直接取り
付け、配線結束作業が終了してからボトムを取り付ける
構成とした。ボトムには電源プラグ引き出し口を設け、
ボトム取り付け後電線巻取り機構のすべて又は電源プラ
グ部が外部に出るようにした。
上記本考案の構成説明では従来例との比較からボトム
を含む構成で説明したが、本考案の構成ではボトムとソ
トワクを分割する必要がないのでボトムはソトワクと一
体化出来不要である。従来構成で一体化すると深い筒上
のソトワクの底面に電線巻取り機構が付くため、電線を
かなり長くしないと本体側と配線することが出来ず、前
記従来の問題に記した問題がより顕著となってしまう。
作用 本考案の構成によれば、組み立て工程において電気部
品を取り付ける毎に配線結束ができ、電線巻取り機構も
他の電気部品同様、本体に取り付けて直ぐ配線結束が出
来る。最後にボトムと一体になったソトワクをかぶせる
事により、組み立てが完了する。よって、各電線の長さ
は各電気部品を繋ぐ最短距離に設定でき、挾み込んだ
り、高温部分に触れるなどの問題がない。同時に電線が
短くソトワクとボトムが一体にでき、組み立ても簡単に
なるため安価に構成でき、消費者に安価に提供できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を炊飯器と例として図面を用
いて詳細に説明する。第1図は本考案による炊飯器の断
面図である。
図中1は本体部、2はフタ部、3は内釜、4はフタリ
ング、5はシールパッキン、6はホウネツバン、7は固
定ねじ、8はフタ、9は蒸気孔、10はフタヒーター、11
はフタ温度センサー、12は本体上枠、13は外釜、14は炊
飯ヒーター、15は釜底温度センサー、16の保温用ヒータ
ー、17は遮熱板、18はケース、19は電線巻取り機構、20
はソトワク、21は電源プラグ引き出し口、22は電源プラ
グ、23は制御部、24は通電制御手段、25はヒンジ部であ
る。
その構成の概略は本体部1とフタ部2から構成され、
ヒンジ部25によって開閉自在にフタ部2が本体部1に取
り付けられている。本体部1の内部には着脱自在に内釜
3が収納される。フタ部2は内面を構成するフタリング
4にシールパッキン5を介してホウネツバン6がフタ部
2内面側より挿入され、固定ねじ7によって固定されて
いる。最後にフタ部2の外郭をなすフタ8とフタリング
4が組み付けられている。シールパッキン5はフタリン
グ4とホウネツバン6の隙間から蒸気がフタ部2内部に
侵入しないようにシールすると同時に、下端のツバ部が
内釜3上端と当接し、内釜3内で発生した蒸気が周囲に
漏れないようシールする働きもする。ホウネツバン6及
びフタ8には穴が設けられており、この間を蒸気孔9で
つなぎ上記の排出口としている。前記ホウネツバン6に
はフタヒーター10とフタ温度センサー11が取り付けられ
ている。
本体部1は上端を為す本体上枠12に外釜13が取り付け
られ、外釜13底部に炊飯ヒーター14及び釜底温度センサ
ー15が取り付けられている。前記内釜3を本体部1に収
納すると炊飯ヒーター14及び釜底温度センサー15に当接
し、炊飯ヒーター14で内釜3を加熱すると同時に、釜底
温度センサー15で釜底温度を検出出来るよう構成されて
いる。外釜13側面には保温用ヒーター16が巻き付けられ
ている。外釜13底面には炊飯ヒーター14の熱を遮断する
遮熱板17が取り付けられ、遮熱板17にはケース18を介し
て電線巻取り機構19が取り付けられている。
本体部1の外郭を為す上部開口有底筒上のソトワク20
は底部に電源プラグ引き出し口21を有している。ソトワ
ク20上端は本体上枠12と嵌合し固定される。このとき、
電線巻取り機構19の電源プラグ22がソトワク20の電源プ
ラグ引き出し口21より外部に出る。本体部1内部には制
御部23が設けられ、前記フタ温度センサー11、及び釜底
温度センサー15が接続され、さらに炊飯ヒーター14、フ
タヒーター10、保温用ヒーター16の通電制御手段24が接
続されている。
以下、本実施例の要部組み立て手順を説明する。外釜
13底部に炊飯ヒーター14及び、釜底温度センサー15を取
り付け、外釜13外周部には保温用ヒーター16が巻き付け
られる。次に本体上枠12が外釜13上端に取り付けられ、
外釜13底面には遮熱板17が取り付けられる。電線巻取り
機構19はケース18に取り付けられ、ケース18を遮熱板17
に固定することによって、電線巻取り機構19が本体に固
定される。ケース18には通電制御手段24も取り付けられ
ており、電線巻取り機構19より出る電線はこの状態で炊
飯ヒーター14、通電制御手段24、保温用ヒーター16等と
配線、結束することができる。(第2図の状態)次にソ
トワク20を被せ本体上枠12と嵌合して固定する。ソトワ
ク20には電源プラグ引き出し口21が設けられており、電
線巻取り機構19の一部又はすべてが、ソトワク20を取り
付けても外部に出るので電線巻取り機構19の電源プラグ
22を引き出すことができる。
考案の効果 本考案はソトワク取り付け前の本体側に電線巻取り機
構を含むすべての電気部品が組み付けられているので、
すべての配線作業を効率良くできる。しかも各電線の長
さは各電気部品を繋ぐ最短距離に設定でき、挾み込んだ
り、高温部分に触れるなどの問題がない。同時に電線が
短くソトワクとボトムが一体にでき、組み立ても簡単に
なるため安価に構成でき、消費者に安価な調理器を提供
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例による調理器である炊飯器の
断面図、第2図は同組み立て途中を示す分解斜視図、第
3図は従来例を示す炊飯器の分解斜視図である。 1……本体部、2……フタ部、6……ホウネツバン、17
……遮熱板、18……ケース、19……電線巻取り機構、20
……ソトワク、21……電源プラグ引き出し口、22……電
源プラグ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−38917(JP,A) 実開 昭63−177419(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部(1)の内部構成部品に電線巻取り
    機構(19)を取り付け、ソトワク(20)を前記内部構成
    部品を覆うごとく取り付け、前記ソトワク(20)には電
    線巻取り機構(19)のすべて、又は一部が外部に出るよ
    う電源プラグ引き出し口(21)を設けた事を特徴とする
    調理器。
JP8096390U 1990-07-30 1990-07-30 調理器 Expired - Lifetime JP2518021Y2 (ja)

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JPH0441324U JPH0441324U (ja) 1992-04-08
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JP2873367B2 (ja) * 1996-06-27 1999-03-24 日清紡績株式会社 熱及び水分移動特性測定装置

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JPH0441324U (ja) 1992-04-08

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