JP2517660Y2 - 貯蔵庫の排水装置 - Google Patents

貯蔵庫の排水装置

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JP2517660Y2
JP2517660Y2 JP1991088000U JP8800091U JP2517660Y2 JP 2517660 Y2 JP2517660 Y2 JP 2517660Y2 JP 1991088000 U JP1991088000 U JP 1991088000U JP 8800091 U JP8800091 U JP 8800091U JP 2517660 Y2 JP2517660 Y2 JP 2517660Y2
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博史 渡部
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生鮮食料品等を冷蔵す
る貯蔵庫等の排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水分の多い生鮮食料品等を大量に冷蔵す
るプレハブパネル貯蔵庫等においては、貯蔵品から水が
滴下して庫内底面に溜まるので、これをスムースに排除
する必要がある。 また、貯蔵庫内を清潔に保つために
庫内を水洗する必要もあり、これらの排水のために貯蔵
庫の底部に排水装置が設置される。プレハブパネル貯蔵
庫は、図7に示すとおり、天井パネル1、壁パネル2、
ドア付フロントパネル3、床パネル4、架台5等から構
成され、架台5の4隅にはそれぞれ塩化ビニル製排水パ
イプ6を通すため直角方向に2個ずつ、計8個の通孔7
が設けられている。
【0003】従来の排水装置は、図8に一例を示すよう
に、床パネル4の内箱10から垂下した環状のリム11
が排水管12の上端に形成された環状段付部13に嵌め
込まれ、外箱14から立ち上がった環状のリム15に排
水管12下面の環状溝16を嵌め合わせ、内箱10と外
箱14との間にポリウレタンフォームの断熱材17を充
填し、環状段付部13の肩部18に排水孔19が形成さ
れた円形の蓋20が置かれると共に、排水管12の下方
内面に切られた雌ねじにエルボ管21の一端がねじ込ま
れ、エルボ管21の他端が排水パイプ6の一端に嵌入さ
れてコンベックス22により締めつけられ、排水パイプ
6が床23上の架台5におけるいずれかの通孔7を通っ
て貯蔵庫の外方へ導かれるようになっている。
【0004】一方、プレハブパネル貯蔵庫は、その設置
状況に応じてまわりの柱、建屋等が障害となるため、貯
蔵庫の外方へ導かれる排水パイプ6の向きは1方向に限
られず、8個の通孔7から四方のいずれへも排水パイプ
6を設置できるようになっている。従って、エルボ管2
1の一端を排水管12にねじ込んでエルボ管21の他端
を排水パイプ6の一端に接続する場合には、排水管12
に一端がねじ込まれたエルボ管21の他端のセンター高
さを通孔7の高さに略一致させると同時に、エルボ管2
1他端の方向を排水パイプ6の通る通孔7に一致させる
必要があるので、従来はエルボ管21の一端を排水パイ
プ6にねじ込むとき、エルボ管21他端のセンター高さ
が所定の高さとなるように床パネル外箱14の下面から
の距離を物差し等で計測しながら作業を行っていて、そ
の取付け作業は大層面倒であった。
【0005】また、上記取付け作業が一旦終わったあと
でも、エルボ管21のねじ込みがゆるんでエルボ管21
の取付け状態が変動し、さらには床に排水が漏れる危険
があるので、エルボ管21にシールテープを巻いて、エ
ルボ管21が動かないように固定していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、排水管にエ
ルボ管を取付けるとき、エルボ管の取付け位置を一々計
測することなく、容易に取付け作業ができる排水装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本考案にかか
る貯蔵庫の排水装置は、貯蔵庫の底部に取り付けられ下
方にテーパねじまたは平行ねじが切られた排水管、及
び、基準径がそれぞれ上記テーパねじまたは平行ねじと
略等しい平行ねじまたはテーパねじが一端に切られ同平
行ねじまたはテーパねじがそれぞれ上記排水管のテーパ
ねじまたは平行ねじに下方からねじ結合されて上記排水
管に取り付けられたエルボ管を有し、ねじ結合された
記両ねじの基準径がほぼ合致したとき、上記エルボ管の
他端が上記貯蔵庫の下方に配置されて上記他端に一端が
接続される排水パイプの高さとなるように構成されてい
る。
【0008】
【作用】従って、排水管のテーパねじまたは平行ねじ
に、エルボ管の平行ねじまたはテーパねじをそれぞれ
方からねじ結合させて、両者の基準径を合致させたと
き、あるいは、さらに若干強くねじ結合させることによ
り、エルボ管の他端が、貯蔵庫の下方に配置されて上記
他端に一端が接続される排水パイプと同じ高さに自動的
なり、かつ、エルボ管の他端の向きを貯蔵庫の設置に
便利な方向へ容易に一致させることができる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図6に示す本考案の一実施例に
ついて具体的に説明する。図2及び図3に示されている
ように、内箱10と外箱14との間にポリウレタンフォ
ームの断熱材17を充填して形成された貯蔵庫の床パネ
ル4において、外箱14から立ち上がった環状のリム1
5と内箱10から垂下した環状のリム11とがそれぞれ
排水管27の内周壁28の上下端に係合して、排水管2
7が固定されている。
【0010】排水管27には、その内周壁28から内方
に向かってやや下方に傾く環状の底壁29が設けられ、
環状底壁29から筒壁30が立ち上がって、内周壁28
と環状底壁29と筒壁30外周とで環状凹所31が形成
されている。筒壁30の上端には、等間隔に4個の突起
32が設けられると共に、各突起32間における筒壁3
0の外周面には環状底壁29にまで達する切り欠き33
が設けられて、薄肉部34が構成されている。
【0011】また、環状底壁29の内端部から導水管3
5が垂下して、排水路36を構成している。排水管27
の導水管35外面には、呼びがPT1、導水管35下端
から7mmに設定した基準径(外径)の大きさが33.
249mm、ピッチが2.3091mmのテーパ雄ねじ
50が形成され、さらに、排水管27の内周壁28と環
状底壁29下面とにわたって、導水管テーパ雄ねじ50
の基準径の位置より2.3mm上方に下面が位置するス
トッパ37が等間隔に4個所設けられている。
【0012】図4及び図5に示されているように、排水
管27の蓋部材40は、上面に把手41が設けられ、外
周に排水管筒壁30の高さよりわずかに短い外周壁42
が設けられ、下面には排水管筒壁上の各突起32に対応
する部分に突起32の高さよりも深い凹部43がそれぞ
れ設けられると共に、凹部43より内側の下面に多数の
円形凹み44が設けられて、薄肉部45が構成されてい
る。
【0013】図1において、排水管27に蓋部材40が
載置されたとき、排水管筒壁上の各突起32が蓋部材4
0の下面に当接して、蓋部材40の凹部43に嵌入して
いないと、突起32の高さだけ蓋部材40の下面と排水
管筒壁30の上面との間に隙間ができると共に、蓋部材
外周壁42の下端と排水管環状底壁29との間にも隙間
ができるので、貯蔵庫の底パネル4上に溜まる水は、蓋
部材外周壁42内側における排水管環状凹所31内の水
位が排水管筒壁30の高さを越えると、排水管環状凹所
31から上記両隙間を通り、排水路36へ流出すること
ができる。このとき、排水管環状凹所31内の貯留水4
8に蓋部材外周壁42の下端が没入していることにより
貯蔵庫の内外が遮断され、貯蔵庫内の冷気が排水路36
を通って外方へ流出したり、外方の臭気が排水路36を
通って貯蔵庫内へ侵入することが防止される。
【0014】次に、把手41をつまんで蓋部材40を排
水管筒壁30上で回し、図6に示されるように、蓋部材
40の凹部43に排水管筒壁上の各突起32を嵌入させ
ると、蓋部材40の下面が排水管筒壁30上面に密着す
ると同時に、蓋部材外周壁42の下端が排水管環状底壁
29上に当接して、蓋部材40が排水管27を完全に密
閉する。このため、排水管環状凹所31に水が貯留して
いるかどうかに関係なく、貯蔵庫の内外が常に遮断され
て、貯蔵庫内の冷気が排水路36を通って外方へ流出し
たり、外方の臭気が排水路36を通って貯蔵庫内へ侵入
することが確実に防止される。
【0015】また、冷気の流出や臭気の侵入に気を配る
必要がなく、大量の排水を処理しなければならない場合
等には、ドライバ等の工具で排水管筒壁30の薄肉部3
4と蓋部材40の薄肉部45との何れか一方、もしくは
双方を排水量に応じて適宜の大きさに切り破ることによ
り、所要の排水作用を容易に行わせることができる。さ
らに、単なる排水のみを行う排水口においては、排水管
27のみを設置して蓋部材40を除去し、排水管筒壁3
0の薄肉部34をドライバ等の工具で切り破っておけ
ば、排水が環状凹所31に滞留して腐ったりすることな
く、排水路36へ円滑に導くことができる。
【0016】一方、樹脂製エルボ管60の一端61に
は、呼びがPS1、基準径(谷の径)の大きさが33.
249mm、ピッチが2.3091mmの平行雌ねじ6
2が形成されており、これが導水管35のテーパ雄ねじ
50にねじ込まれ、エルボ管平行雌ねじ62が導水管テ
ーパ雄ねじ50の基準径の位置に達したとき、エルボ管
60の他端63のセンター高さが架台5に設けられた通
孔7の高さと一致するようになっていて、その状態でエ
ルボ管60が排水管27に取り付けられている。
【0017】エルボ管60の他端63には、架台5の通
孔7を通って外方に延びる塩化ビニル製排水パイプ6の
一端64が嵌入して、配管固定用接着剤等により固定さ
れ、排水路36へ流出した排水がエルボ管60及び排水
パイプ6を通って貯蔵庫外へ排出されるようになってい
る。
【0018】上記排水装置において、導水管35のテー
パ雄ねじ50にエルボ管60の平行雌ねじ62をねじ込
んでいくとき、両ねじ50、62の基準径が完全に合致
し、あるいは、それよりさらに強くねじ込み、ほぼ1回
転してエルボ管60の一端61上面がストッパ37の下
面に当接するまでの間に、排水パイプ6が通る架台通孔
7の方向にエルボ管60の他端63を向けるようにすれ
ば、エルボ管他端63と架台通孔7との高さが自動的に
略一致していると同時に、両ねじ50、62が十分にね
じ結合されていることになる。
【0019】従って、通孔7を通る排水パイプ6をエル
ボ管他端63に取り付けることができるように、エルボ
管60の一端61を排水管27の導水管35にねじ込ん
で固定する場合、従来のように物差し等を必要とするこ
ともなく、かつ、エルボ管他端63の向きを水平面内で
自由に設定することができるため、作業がきわめて簡単
に短時間で行うことができ、しかも、導水管35のテー
パ雄ねじ50にエルボ管60の平行雌ねじ62が十分に
ねじ込まれているため、この部分から排水が漏れだすこ
ともない。
【0020】また、排水管27の導水管35とエルボ管
60の一端61とは、テーパ雄ねじ50と平行雌ねじ6
2とで結合されているので、その結合は強固であってゆ
るむことがなく、一旦ねじ結合したのちは従来のように
ゆるみ止めを施す必要もない。さらに、エルボ管60と
しては、一般に市場で販売されている汎用品を用いるこ
とができるので、装置コストを低く押さえることができ
るメリットがある。
【0021】なお、上記実施例では排水管側にテーパ雄
ねじを切り、エルボ管側に平行雌ねじを切っているが、
両ねじの係合が排水に対して十分に強固のため、排水管
側にテーパ雌ねじ、あるいは平行雌ねじや平行雄ねじを
切り、エルボ管側にそれぞれ平行雄ねじ、あるいはテー
パ雄ねじやテーパ雌ねじを切っても、排水管に対するエ
ルボ管の取付け作業を上記と同様に容易に行うことがで
きるのはいうまでもない。
【0022】
【考案の効果】本考案にかかる貯蔵庫の排水装置におい
ては、排水管にエルボ管をねじ結合させて両者の基準径
を合致させたとき、あるいは、さらに若干強くねじ結合
させることにより、エルボ管の他端が、貯蔵庫の下方で
上記他端に一端が接続される排水パイプと同じ高さに自
動的になり、かつ、エルボ管の他端の向きを貯蔵庫の設
置に便利な方向へ容易に略一致させることができるの
で、排水管に対するエルボ管の取付け作業がきわめて簡
単となり、排水装置の組立てを容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における縦断面図。
【図2】上記実施例の一部を破断した要部斜視図。
【図3】図2のA−A矢視縦断面図。
【図4】上記実施例の要部下面図。
【図5】図4のB−B線縦断面図。
【図6】上記実施例の作用説明図。
【図7】貯蔵庫の分解斜視図。
【図8】従来装置の縦断面図。
【符号の説明】
4 床パネル 5 架台 6 排水パイプ 7 通孔 27 排水管 35 導水管 36 排水路 37 ストッパ 40 蓋部材 50 テーパ雄ねじ 60 エルボ管 62 平行雌ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫の底部に取り付けられ下方にテー
    パねじまたは平行ねじが切られた排水管、及び、基準径
    それぞれ上記テーパねじまたは平行ねじと略等しい平
    行ねじまたはテーパねじが一端に切られ同平行ねじまた
    はテーパねじがそれぞれ上記排水管のテーパねじまたは
    平行ねじに下方からねじ結合されて上記排水管に取り付
    けられたエルボ管を有し、ねじ結合された上記両ねじの
    基準径がほぼ合致したとき、上記エルボ管の他端が上記
    貯蔵庫の下方に配置されて上記他端に一端が接続される
    排水パイプの高さとなるように構成された貯蔵庫の排水
    装置。
JP1991088000U 1991-10-01 1991-10-01 貯蔵庫の排水装置 Expired - Lifetime JP2517660Y2 (ja)

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JPH0536281U JPH0536281U (ja) 1993-05-18
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