JPH0536281U - 貯蔵庫の排水装置 - Google Patents

貯蔵庫の排水装置

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JPH0536281U
JPH0536281U JP8800091U JP8800091U JPH0536281U JP H0536281 U JPH0536281 U JP H0536281U JP 8800091 U JP8800091 U JP 8800091U JP 8800091 U JP8800091 U JP 8800091U JP H0536281 U JPH0536281 U JP H0536281U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵庫の排水装置の組立てを容易に行うこと
ができるようにする。 【構成】 貯蔵庫の床パネル4に固定された排水管27
の導水管35にテーパ雄ねじ50を切り、エルボ管60
の平行雌ねじ62をテーパ雄ねじ50にねじ込んで、両
ねじの基準径を合致させたとき、エルボ管60の他端6
3の高さが排水パイプ6を通す架台5の通孔7と略一致
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生鮮食料品等を冷蔵する貯蔵庫等の排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
水分の多い生鮮食料品等を大量に冷蔵するプレハブパネル貯蔵庫等においては 、貯蔵品から水が滴下して庫内底面に溜まるので、これをスムースに排除する必 要がある。 また、貯蔵庫内を清潔に保つために庫内を水洗する必要もあり、こ れらの排水のために貯蔵庫の底部に排水装置が設置される。 プレハブパネル貯蔵庫は、図7に示すとおり、天井パネル1、壁パネル2、ド ア付フロントパネル3、床パネル4、架台5等から構成され、架台5の4隅には それぞれ塩化ビニル製排水パイプ6を通すため直角方向に2個ずつ、計8個の通 孔7が設けられている。
【0003】 従来の排水装置は、図8に一例を示すように、床パネル4の内箱10から垂下 した環状のリム11が排水管12の上端に形成された環状段付部13に嵌め込ま れ、外箱14から立ち上がった環状のリム15に排水管12下面の環状溝16を 嵌め合わせ、内箱10と外箱14との間にポリウレタンフォームの断熱材17を 充填し、環状段付部13の肩部18に排水孔19が形成された円形の蓋20が置 かれると共に、排水管12の下方内面に切られた雌ねじにエルボ管21の一端が ねじ込まれ、エルボ管21の他端が排水パイプ6の一端に嵌入されてコンベック ス22により締めつけられ、排水パイプ6が床23上の架台5におけるいずれか の通孔7を通って貯蔵庫の外方へ導かれるようになっている。
【0004】 一方、プレハブパネル貯蔵庫は、その設置状況に応じてまわりの柱、建屋等が 障害となるため、貯蔵庫の外方へ導かれる排水パイプ6の向きは1方向に限られ ず、8個の通孔7から四方のいずれへも排水パイプ6を設置できるようになって いる。 従って、エルボ管21の一端を排水管12にねじ込んでエルボ管21の他端を 排水パイプ6の一端に接続する場合には、排水管12に一端がねじ込まれたエル ボ管21の他端のセンター高さを通孔7の高さに略一致させると同時に、エルボ 管21他端の方向を排水パイプ6の通る通孔7に一致させる必要があるので、従 来はエルボ管21の一端を排水パイプ6にねじ込むとき、エルボ管21他端のセ ンター高さが所定の高さとなるように床パネル外箱14の下面からの距離を物差 し等で計測しながら作業を行っていて、その取付け作業は大層面倒であった。
【0005】 また、上記取付け作業が一旦終わったあとでも、エルボ管21のねじ込みがゆ るんでエルボ管21の取付け状態が変動し、さらには床に排水が漏れる危険があ るので、エルボ管21にシールテープを巻いて、エルボ管21が動かないように 固定していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、排水管にエルボ管を取付けるとき、エルボ管の取付け位置を一々計 測することなく、容易に取付け作業ができる排水装置を提供しようとするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にかかる貯蔵庫の排水装置は、貯蔵庫の底部に取り付けられ 下方にテーパねじまたは平行ねじが切られた排水管及び基準径が上記テーパねじ または平行ねじと略等しい平行ねじまたはテーパねじがそれぞれ一端に切られ同 平行ねじまたはテーパねじがそれぞれ上記排水管のテーパねじまたは平行ねじに 下方からねじ込まれて上記排水管に取り付けられたエルボ管を有し、上記両ねじ の基準径がほぼ合致したとき上記エルボ管の他端が所定の高さとなるように構成 されている。
【0008】
【作用】
従って、排水管のテーパねじまたは平行ねじにエルボ管の平行ねじまたはテー パねじをそれぞれねじ込んで、両者の基準径を合致させたとき、あるいは、さら に若干ねじ込むことにより、エルボ管の他端が自動的に所定の高さとなり、かつ 、エルボ管の他端の向きを貯蔵庫の設置に便利な方向へ容易に一致させることが できる。
【0009】
【実施例】
以下、図1〜図6に示す本考案の一実施例について具体的に説明する。 図2及び図3に示されているように、内箱10と外箱14との間にポリウレタン フォームの断熱材17を充填して形成された貯蔵庫の床パネル4において、外箱 14から立ち上がった環状のリム15と内箱10から垂下した環状のリム11と がそれぞれ排水管27の内周壁28の上下端に係合して、排水管27が固定され ている。
【0010】 排水管27には、その内周壁28から内方に向かってやや下方に傾く環状の底 壁29が設けられ、環状底壁29から筒壁30が立ち上がって、内周壁28と環 状底壁29と筒壁30外周とで環状凹所31が形成されている。 筒壁30の上端には、等間隔に4個の突起32が設けられると共に、各突起3 2間における筒壁30の外周面には環状底壁29にまで達する切り欠き33が設 けられて、薄肉部34が構成されている。
【0011】 また、環状底壁29の内端部から導水管35が垂下して、排水路36を構成し ている。 排水管27の導水管35外面には、呼びがPT1、導水管35下端から7mm に設定した基準径(外径)の大きさが33.249mm、ピッチが2.3091 mmのテーパ雄ねじ50が形成され、さらに、排水管27の内周壁28と環状底 壁29下面とにわたって、導水管テーパ雄ねじ50の基準径の位置より2.3m m上方に下面が位置するストッパ37が等間隔に4個所設けられている。
【0012】 図4及び図5に示されているように、排水管27の蓋部材40は、上面に把手 41が設けられ、外周に排水管筒壁30の高さよりわずかに短い外周壁42が設 けられ、下面には排水管筒壁上の各突起32に対応する部分に突起32の高さよ りも深い凹部43がそれぞれ設けられると共に、凹部43より内側の下面に多数 の円形凹み44が設けられて、薄肉部45が構成されている。
【0013】 図1において、排水管27に蓋部材40が載置されたとき、排水管筒壁上の各 突起32が蓋部材40の下面に当接して、蓋部材40の凹部43に嵌入していな いと、突起32の高さだけ蓋部材40の下面と排水管筒壁30の上面との間に隙 間ができると共に、蓋部材外周壁42の下端と排水管環状底壁29との間にも隙 間ができるので、貯蔵庫の底パネル4上に溜まる水は、蓋部材外周壁42内側に おける排水管環状凹所31内の水位が排水管筒壁30の高さを越えると、排水管 環状凹所31から上記両隙間を通り、排水路36へ流出することができる。 このとき、排水管環状凹所31内の貯留水48に蓋部材外周壁42の下端が没 入していることにより貯蔵庫の内外が遮断され、貯蔵庫内の冷気が排水路36を 通って外方へ流出したり、外方の臭気が排水路36を通って貯蔵庫内へ侵入する ことが防止される。
【0014】 次に、把手41をつまんで蓋部材40を排水管筒壁30上で回し、図6に示さ れるように、蓋部材40の凹部43に排水管筒壁上の各突起32を嵌入させると 、蓋部材40の下面が排水管筒壁30上面に密着すると同時に、蓋部材外周壁4 2の下端が排水管環状底壁29上に当接して、蓋部材40が排水管27を完全に 密閉する。 このため、排水管環状凹所31に水が貯留しているかどうかに関係なく、貯蔵 庫の内外が常に遮断されて、貯蔵庫内の冷気が排水路36を通って外方へ流出し たり、外方の臭気が排水路36を通って貯蔵庫内へ侵入することが確実に防止さ れる。
【0015】 また、冷気の流出や臭気の侵入に気を配る必要がなく、大量の排水を処理しな ければならない場合等には、ドライバ等の工具で排水管筒壁30の薄肉部34と 蓋部材40の薄肉部45との何れか一方、もしくは双方を排水量に応じて適宜の 大きさに切り破ることにより、所要の排水作用を容易に行わせることができる。 さらに、単なる排水のみを行う排水口においては、排水管27のみを設置して 蓋部材40を除去し、排水管筒壁30の薄肉部34をドライバ等の工具で切り破 っておけば、排水が環状凹所31に滞留して腐ったりすることなく、排水路36 へ円滑に導くことができる。
【0016】 一方、樹脂製エルボ管60の一端61には、呼びがPS1、基準径(谷の径) の大きさが33.249mm、ピッチが2.3091mmの平行雌ねじ62が形 成されており、これが導水管35のテーパ雄ねじ50にねじ込まれ、エルボ管平 行雌ねじ62が導水管テーパ雄ねじ50の基準径の位置に達したとき、エルボ管 60の他端63のセンター高さが架台5に設けられた通孔7の高さと一致するよ うになっていて、その状態でエルボ管60が排水管27に取り付けられている。
【0017】 エルボ管60の他端63には、架台5の通孔7を通って外方に延びる塩化ビニ ル製排水パイプ6の一端64が嵌入して、配管固定用接着剤等により固定され、 排水路36へ流出した排水がエルボ管60及び排水パイプ6を通って貯蔵庫外へ 排出されるようになっている。
【0018】 上記排水装置において、導水管35のテーパ雄ねじ50にエルボ管60の平行 雌ねじ62をねじ込んでいくとき、両ねじ50、62の基準径が完全に合致し、 あるいは、それよりさらに強くねじ込み、ほぼ1回転してエルボ管60の一端6 1上面がストッパ37の下面に当接するまでの間に、排水パイプ6が通る架台通 孔7の方向にエルボ管60の他端63を向けるようにすれば、エルボ管他端63 と架台通孔7との高さが自動的に略一致していると同時に、両ねじ50、62が 十分にねじ結合されていることになる。
【0019】 従って、通孔7を通る排水パイプ6をエルボ管他端63に取り付けることがで きるように、エルボ管60の一端61を排水管27の導水管35にねじ込んで固 定する場合、従来のように物差し等を必要とすることもなく、かつ、エルボ管他 端63の向きを水平面内で自由に設定することができるため、作業がきわめて簡 単に短時間で行うことができ、しかも、導水管35のテーパ雄ねじ50にエルボ 管60の平行雌ねじ62が十分にねじ込まれているため、この部分から排水が漏 れだすこともない。
【0020】 また、排水管27の導水管35とエルボ管60の一端61とは、テーパ雄ねじ 50と平行雌ねじ62とで結合されているので、その結合は強固であってゆるむ ことがなく、一旦ねじ結合したのちは従来のようにゆるみ止めを施す必要もない 。 さらに、エルボ管60としては、一般に市場で販売されている汎用品を用いる ことができるので、装置コストを低く押さえることができるメリットがある。
【0021】 なお、上記実施例では排水管側にテーパ雄ねじを切り、エルボ管側に平行雌ね じを切っているが、両ねじの係合が排水に対して十分に強固のため、排水管側に テーパ雌ねじ、あるいは平行雌ねじや平行雄ねじを切り、エルボ管側にそれぞれ 平行雄ねじ、あるいはテーパ雄ねじやテーパ雌ねじを切っても、排水管に対する エルボ管の取付け作業を上記と同様に容易に行うことができるのはいうまでもな い。
【0022】
【考案の効果】
本考案にかかる貯蔵庫の排水装置においては、排水管にエルボ管をねじ込んで 両者の基準径を合致させたとき、あるいは、さらに若干ねじ込むことにより、エ ルボ管の他端が自動的に所定の高さとなり、かつ、エルボ管の他端の向きを貯蔵 庫の設置に便利な方向へ容易に略一致させることができるので、排水管に対する エルボ管の取付け作業がきわめて簡単となり、排水装置の組立てを容易に行うこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における縦断面図。
【図2】上記実施例の一部を破断した要部斜視図。
【図3】図2のA−A矢視縦断面図。
【図4】上記実施例の要部下面図。
【図5】図4のB−B線縦断面図。
【図6】上記実施例の作用説明図。
【図7】貯蔵庫の分解斜視図。
【図8】従来装置の縦断面図。
【符号の説明】
4 床パネル 5 架台 6 排水パイプ 7 通孔 27 排水管 35 導水管 36 排水路 37 ストッパ 40 蓋部材 50 テーパ雄ねじ 60 エルボ管 62 平行雌ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫の底部に取り付けられ下方にテー
    パねじまたは平行ねじが切られた排水管及び基準径が上
    記テーパねじまたは平行ねじと略等しい平行ねじまたは
    テーパねじがそれぞれ一端に切られ同平行ねじまたはテ
    ーパねじがそれぞれ上記排水管のテーパねじまたは平行
    ねじに下方からねじ込まれて上記排水管に取り付けられ
    たエルボ管を有し、上記両ねじの基準径がほぼ合致した
    とき上記エルボ管の他端が所定の高さとなるように構成
    された貯蔵庫の排水装置。
JP1991088000U 1991-10-01 1991-10-01 貯蔵庫の排水装置 Expired - Lifetime JP2517660Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011231971A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Maruichi Corp ケースの排水構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02584U (ja) * 1988-06-14 1990-01-05

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