JP2517334Y2 - 車両の方向指示灯 - Google Patents
車両の方向指示灯Info
- Publication number
- JP2517334Y2 JP2517334Y2 JP1173392U JP1173392U JP2517334Y2 JP 2517334 Y2 JP2517334 Y2 JP 2517334Y2 JP 1173392 U JP1173392 U JP 1173392U JP 1173392 U JP1173392 U JP 1173392U JP 2517334 Y2 JP2517334 Y2 JP 2517334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- direction indicator
- light
- board
- lamps
- socket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両に取り付けられる
方向指示灯に関する。
方向指示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の方向指示灯は、点灯と
消灯を繰り返して車両の操舵方向を示すためなどに用い
られるが、単に点滅するだけのものが普通である。ここ
で方向指示灯の光が例えば横に流れるように変化すれ
ば、その表示効果がより高められて好ましい。しかし、
このように光が流れるように見せるためには、複数の方
向指示灯ユニットを増設しなければならず、これでは構
造が複雑となり、取付けが困難となったりする。
消灯を繰り返して車両の操舵方向を示すためなどに用い
られるが、単に点滅するだけのものが普通である。ここ
で方向指示灯の光が例えば横に流れるように変化すれ
ば、その表示効果がより高められて好ましい。しかし、
このように光が流れるように見せるためには、複数の方
向指示灯ユニットを増設しなければならず、これでは構
造が複雑となり、取付けが困難となったりする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、以上のよう
な従来の問題点に鑑みて成されたものであり、方向指示
灯ユニットを複数増設しなくても、従来の方向指示灯の
電球を交換するだけで簡単に光を変化させ得る方向指示
灯を提供することを課題とする。
な従来の問題点に鑑みて成されたものであり、方向指示
灯ユニットを複数増設しなくても、従来の方向指示灯の
電球を交換するだけで簡単に光を変化させ得る方向指示
灯を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、車両に形成された方向指示灯装着部に取
り付けられるべき基板と、その基板上に並んで設けら
れ、点灯と消灯を繰り返す複数のランプと、前記基板
に設けられて、それら複数のランプの点灯行程において
端のランプから順次点灯させる電流を前記複数のランプ
に通電する点灯制御手段と、前記基板に連結され、前
記方向指示灯装着部に形成された電球用ソケット部に既
存の電球に代えて差し込まれることにより、前記基板を
その方向指示灯装着部に電気的に連結するソケット対応
コネクタ部とを有することを特徴とする。また、そのよ
うな基板が、外側から単一の方向指示灯レンズによって
覆われる。
に本考案は、車両に形成された方向指示灯装着部に取
り付けられるべき基板と、その基板上に並んで設けら
れ、点灯と消灯を繰り返す複数のランプと、前記基板
に設けられて、それら複数のランプの点灯行程において
端のランプから順次点灯させる電流を前記複数のランプ
に通電する点灯制御手段と、前記基板に連結され、前
記方向指示灯装着部に形成された電球用ソケット部に既
存の電球に代えて差し込まれることにより、前記基板を
その方向指示灯装着部に電気的に連結するソケット対応
コネクタ部とを有することを特徴とする。また、そのよ
うな基板が、外側から単一の方向指示灯レンズによって
覆われる。
【0005】
【作用】以上のように構成された本考案の方向指示灯
は、既存の方向指示灯装着部に付いている1個の電球に
置き換えて使用することができる。その際、既存の電球
を抜き取り、その空の状態の電球用ソケット部に、基板
側のソケット対応コネクタ部を差し込んで外側から方向
指示灯レンズを組み付ければよい。そして、点灯制御手
段は、一般には電子回路で構成され、車両からの方向指
示灯点灯信号が入力されると、順次複数のランプを点灯
させていく。これにより、ランプが順次点灯していく方
向に光が流れるように変化する。また、外側から基板を
覆う単一の方向指示灯レンズにより、単一の方向指示灯
の中でそのように光が変化して見える。
は、既存の方向指示灯装着部に付いている1個の電球に
置き換えて使用することができる。その際、既存の電球
を抜き取り、その空の状態の電球用ソケット部に、基板
側のソケット対応コネクタ部を差し込んで外側から方向
指示灯レンズを組み付ければよい。そして、点灯制御手
段は、一般には電子回路で構成され、車両からの方向指
示灯点灯信号が入力されると、順次複数のランプを点灯
させていく。これにより、ランプが順次点灯していく方
向に光が流れるように変化する。また、外側から基板を
覆う単一の方向指示灯レンズにより、単一の方向指示灯
の中でそのように光が変化して見える。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2に示すように、長方形状の基板1には、複
数(例えば5個)の小型ランプ A〜Eが横1列に並んで
取り付けられている。また、この基板1には、電気的な
接続部として既存の電球用ソケット部に差し込み可能な
ソケット対応コネクタ部2が連結されている。
明する。図2に示すように、長方形状の基板1には、複
数(例えば5個)の小型ランプ A〜Eが横1列に並んで
取り付けられている。また、この基板1には、電気的な
接続部として既存の電球用ソケット部に差し込み可能な
ソケット対応コネクタ部2が連結されている。
【0007】このような基板1は、図3に示すように、
車両3の方向指示灯装着部4に、横長でかつほぼ垂直な
姿勢で固定されるとともに、ソケット対応コネクタ部2
がその装着部4に設けられた電球用ソケット部5に差し
込まれて、車両3側と電気的に接続される。このソケッ
ト部5は、従来形態の単一の点滅電球を嵌め込む部分で
もあるが、その代わりに基板1のソケット対応コネクタ
部2を差し込むことにより、光が流れるように変化する
方向指示灯となる。そして、基板1が取り付けられた装
着部4を外側から覆うように、単一の方向指示灯レンズ
6がネジ7で装着部4の開口に固定される。
車両3の方向指示灯装着部4に、横長でかつほぼ垂直な
姿勢で固定されるとともに、ソケット対応コネクタ部2
がその装着部4に設けられた電球用ソケット部5に差し
込まれて、車両3側と電気的に接続される。このソケッ
ト部5は、従来形態の単一の点滅電球を嵌め込む部分で
もあるが、その代わりに基板1のソケット対応コネクタ
部2を差し込むことにより、光が流れるように変化する
方向指示灯となる。そして、基板1が取り付けられた装
着部4を外側から覆うように、単一の方向指示灯レンズ
6がネジ7で装着部4の開口に固定される。
【0008】基板1には、点灯制御手段として例えば図
1に示すような電子回路が組み込まれている。ここで、
入力(ソケット対応コネクタ部2)に対し方向指示灯の
点灯信号が入ると、抵抗R1とR3により分圧された電
圧がコンデンサC1に抵抗R2を経て充電される。コン
デンサC1の電圧はICの入力端子8番に伝えられ、I
Cに設定されている電圧に達すると、ICの出力端子
2、3、5、6、7より順次オープンコレクタ出力され
る。
1に示すような電子回路が組み込まれている。ここで、
入力(ソケット対応コネクタ部2)に対し方向指示灯の
点灯信号が入ると、抵抗R1とR3により分圧された電
圧がコンデンサC1に抵抗R2を経て充電される。コン
デンサC1の電圧はICの入力端子8番に伝えられ、I
Cに設定されている電圧に達すると、ICの出力端子
2、3、5、6、7より順次オープンコレクタ出力され
る。
【0009】この出力は、各トランジスタTA〜TEに伝
えられ、ランプA〜Eが点灯する。ランプの点灯は例え
ば消灯→(A)→(A+B)→(A+B+C)→(A+
B+C+D)→(A+B+C+D+E)となる。この様
子を示したものが図4であり、このような点灯行程が消
灯をはさんで繰り返されることにより、例えば右側の方
向指示灯において光が左から右に流れるように(又は右
から左に流れるように)変化する方向指示灯が得られ
る。
えられ、ランプA〜Eが点灯する。ランプの点灯は例え
ば消灯→(A)→(A+B)→(A+B+C)→(A+
B+C+D)→(A+B+C+D+E)となる。この様
子を示したものが図4であり、このような点灯行程が消
灯をはさんで繰り返されることにより、例えば右側の方
向指示灯において光が左から右に流れるように(又は右
から左に流れるように)変化する方向指示灯が得られ
る。
【0010】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案に
よれば、既存の方向指示灯の装着部の スペース内におい
て、簡単な構造で光が流れるように見える方向指示灯を
実現することができる。しかも、既存の方向指示灯に付
いている1個の電球を取り外して、その空いた電球用ソ
ケット部に基板のソケット対応コネクタ部を差し込むと
いう簡単な操作で、従来の単に点滅するだけの方向指示
灯を、光が流れるように変化しつつ点滅する斬新な方向
指示灯に容易に変更することができる。
よれば、既存の方向指示灯の装着部の スペース内におい
て、簡単な構造で光が流れるように見える方向指示灯を
実現することができる。しかも、既存の方向指示灯に付
いている1個の電球を取り外して、その空いた電球用ソ
ケット部に基板のソケット対応コネクタ部を差し込むと
いう簡単な操作で、従来の単に点滅するだけの方向指示
灯を、光が流れるように変化しつつ点滅する斬新な方向
指示灯に容易に変更することができる。
【図1】本考案の実施例における点灯制御手段の具体的
な回路図。
な回路図。
【図2】本考案の実施例の斜視図。
【図3】本考案の実施例の取付けを示す斜視図。
【図4】本考案の実施例の作用説明図。
【符号の説明】
1
基板
2
ソケット対応コネクタ部
3
車両
4
方向指示灯装着部
5
電球用ソケット部
6
方向指示灯レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−197141(JP,A) 実開 昭47−31175(JP,U) 実開 昭63−116909(JP,U) 実開 昭62−150813(JP,U) 実公 昭42−7138(JP,Y1) 実公 昭50−22232(JP,Y2) 実公 昭50−18073(JP,Y2) 実公 昭50−18072(JP,Y2) 実公 昭52−15186(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に形成された方向指示灯装着部に取
り付けられるべき基板と、 その基板上に並んで設けられ、点灯と消灯を繰り返す複
数のランプと、 前記基板に設けられて、それら複数のランプの点灯行程
において端のランプから順次点灯させる電流を前記複数
のランプに通電する点灯制御手段と、 前記基板に連結され、前記方向指示灯装着部に形成され
た電球用ソケット部に既存の電球に代えて差し込まれる
ことにより、前記基板をその方向指示灯装着部に電気的
に接続するソケット対応コネクタ部と、 を含むことを特徴とする車両の方向指示灯。 - 【請求項2】 前記複数のランプが取り付けられた基板
が、外側から単一の方向指示灯レンズによって覆われる
構造の請求項1記載の方向指示灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173392U JP2517334Y2 (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | 車両の方向指示灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1173392U JP2517334Y2 (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | 車両の方向指示灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078079U JPH078079U (ja) | 1995-02-03 |
JP2517334Y2 true JP2517334Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=11786238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1173392U Expired - Lifetime JP2517334Y2 (ja) | 1992-01-25 | 1992-01-25 | 車両の方向指示灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517334Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160014375A (ko) * | 2014-07-29 | 2016-02-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 방향 지시등 제어 장치 및 제어 방법 |
-
1992
- 1992-01-25 JP JP1173392U patent/JP2517334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160014375A (ko) * | 2014-07-29 | 2016-02-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 방향 지시등 제어 장치 및 제어 방법 |
KR101628138B1 (ko) | 2014-07-29 | 2016-06-21 | 현대자동차 주식회사 | 차량의 방향 지시등 제어 장치 |
US9421906B2 (en) | 2014-07-29 | 2016-08-23 | Hyundai Motor Company | Control apparatus of directional indicator lamp for vehicle and method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078079U (ja) | 1995-02-03 |
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