JP3677773B2 - 照明装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に利用される照明装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、自動車の車内や車外の各種照明に際しては、必要な光量を確保するためにバルブ(電球)タイプの照明光源とを用いるのが一般的であった。しかし、こうしたバルブタイプの照明光源は消費電流が大きいので、バルブのオン・オフ(点灯・消灯)を切換えたり、あるいはバルブを例えば点灯,点滅,消灯のいずれかの照明モードに切換えるための切換スイッチは、別体の機構部品が用いられていた。
【0003】
しかし、バルブと切換スイッチが別な位置にあると使い勝手が悪い上に、バルブを同時にオン・オフさせたり、照明モードを切換えたりするには、さらに消費電流の大きいものに適合した切換スイッチが必要になる。このため、単一の切換スイッチで複数のバルブのオン・オフを切換えたり、照明モードを切換えることができないという懸念を生じていた。
【0004】
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、照明光源の消費電流を小さくすることで、使い勝手を向上させることができると共に、単一の切換スイッチで複数の照明光源のオン・オフを切換えることが可能な照明装置を得ることをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の照明装置は、前記目的を達成するために、照明光源としての発光ダイオードと、前記発光ダイオードをその間に接続した正極及び負極と、を搭載した配線基板に、前記発光ダイオードのオン・オフを切換える切換スイッチを設けた第1の照明ユニットと、照明光源としての発光ダイオードと、前記発光ダイオードをその間に接続した正極及び負極と、を配線基板に搭載した一乃至複数の第2の照明ユニットとからなり、前記第1の照明ユニットの正極及び負極と、前記第2の照明ユニットの正極及び負極とをジョイント端子により接続して並列回路を形成し、前記並列回路ではない回路上に前記切換スイッチを接続したものである。
【0006】
第1の照明ユニットの切換スイッチを操作すると、切換スイッチと同じ配線基板に搭載した第1の照明ユニットの発光ダイオードだけでなく、切換スイッチの存在しない第2の照明ユニットの発光ダイオードも、同時に点灯または消灯することができる。ここでの照明光源はバルブではなく発光ダイオードであることから、消費電流を小さくすることができるので、同一の配線基板に発光ダイオードと切換スイッチを搭載しても何ら支障がなく、切換スイッチの信頼性も低下しない。したがって、発光ダイオードと切換スイッチをの同一の配線基板に搭載することで、その使い勝手を向上できる上に、単一の切換スイッチで複数の発光ダイオードのオン・オフを同時に切換えることが可能になる。
【0007】
【発明の実施形態】
以下、本発明の照明装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。先ず、図1〜図18において、第2の照明ユニットである照明ユニット1の構成を説明すると、この照明ユニット1は基本的に、ベース体2と、このベース体2に取り付けられ発光ダイオードであるLED3を搭載した配線基板4と、LED3を覆ってベース体2に取り付けられる透光性カバー5とからなっている。
【0008】
前記ベース体2は、合成樹脂の一体成形品であり、ほぼ細長い箱状になっている。つまり、ベース体2は、底板部11とこの底面部11の周辺部からほぼ垂直に立ち上がる一対の長側面部12および一対の短側面部13とを有しているとともに、底板部11と反対側の上部に開口部14を有している。
【0009】
前記両長側面部12の上端縁には、それぞれ切欠き部16が中央部に形成されているとともに、この切欠き部16を挟んで両端部に突起状基板保持部17,18が一体に突出形成されている。特に、ベース体2の一端側の突起状基板保持部17は、厚さが側面部12,13と同じになっており、比較的容易に弾性的に変位可能になっている。一方、ベース体2の他端側の突起状基板保持部18は、長側面部12から内方へ若干突出している。そして、突起状基板保持部17,18の先端部で相互に対向する内面には係合爪19,20がそれぞれ一体に突出形成されている。ベース体2の一端側の突起状基板保持部17の係合爪19は、突出量が比較的小さくなっているとともにほぼ三角形状になっており、ベース体2の他端側の突起状基板保持部18の係合爪20は、突出量が比較的大きくなっている。なお、ベース体2の底面部11には、この底面部11と直交する方向における前記係合爪19,20の投影形状を包含する通孔21あるいは切欠き部22が形成されている。さらに、突起状基板保持部17,18の外面には、ほぼ三角形状のカバー保持爪23がそれぞれ突出形成されている。
【0010】
また、前記ベース体2の底面部11には、突起状基板保持部18側の端部にほぼ矩形状のボルト通孔26が形成されている。このボルト通孔26は、底面部11の長手方向中央部側が幅広部26aになっており、反対側がより幅の狭い幅狭部26bになっている。なお、前記切欠き部22は、幅狭部26bに臨んでいる。また、両長側面部12間には、前記幅広部26aに対向する上遮蔽壁27と、この上遮蔽壁27の一側縁から底面部11まで垂下する側遮蔽壁28とが一体に形成されている。この遮蔽壁27,28は、ボルト通孔26をベース体2の内部から遮蔽するものである。さらに、前記幅広部26aに連続するとともに底面部11から遮蔽壁27,28を貫通してハーネス通孔29が形成されている。
【0011】
また、前記両短側面部13の上部には、ほぼ半円形状のボルト通孔31がそれぞれ形成されている。また、ベース体2内における突起状基板保持部17側の端部には、前記ボルト通孔31と同軸的に位置する半円形状の切欠き部32を有する押え壁33が底面部11および両短側面部13に沿わせて一体に形成されている。これにより、一方の短側面部13と押え壁33との間および他方の短側面部13と突起状基板保持部18との間に固定具組み込み部34がそれぞれ形成されている。さらに、両短側面部13の外面には固定突起35,36がそれぞれ形成されている。図18に示すように、両短側面部13の固定突起35,36は、ボルト通孔31の中心軸からの半径距離が互いに異なっている。
【0012】
さらに、前記ベース体2の底面部11の内面には、電線保持部としての一対のハーネス保持突起37,38が垂直に一体に形成されている。
【0013】
前記ベース体2を射出成形などの手段により成形するときには、底面部11と直交する方向に開閉する固定型および可動型を備えた金型が利用されるが、型抜きに際してアンダーカット形状になるおそれのある係合爪19,20などに対しては、底面部11の対応する位置に通孔21、切欠き部22を形成するなどして、アンダーカット形状にならないようにしている。ボルト通孔26や遮蔽壁27,28やハーネス通孔29も同様である。すなわち、ベース体2は、固定型および可動型のパーティングラインを適当に設定すれば、スライドコアなどを用いることなく、固定型および可動型のみで成形が可能な形状になっている。
【0014】
図7および図8は、ベース体2の変形例を示している。この変形例では、ハーネス保持突起37,38を鉤状に形成しているとともに、これら鉤状のハーネス保持突起37,38を固定型および可動型のみによりベース体2に一体に成形できるように、ベース体2の底面部11には、この底面部11と直交する方向における前記ハーネス保持突起37,38の先端部の凸部37a,38aの投影形状を包含する通孔37b,38bが形成されている。図7および図8のようにハーネス保持突起37,38を鉤状に形成した場合、後述するハーネス51の保持がより確実になる利点がある。一方、図1および図2などに示すように、ハーネス保持突起37,38を単なる柱状に形成した場合は、成形のためにベース体2の底面部11に通孔37b,38bを形成する必要がなく、照明ユニット1内への異物の侵入を抑制できる利点がある。
【0015】
前記配線基板4は、図9および図10に示すように、ほぼ矩形状で、前記ベース体2の両長側面部12の先端縁上にちょうど被さる程度の幅になっている。また、配線基板4の四隅部には、前記ベース体2の突起状基板保持部17,18にそれぞれ嵌合する固定用切欠き部41,42が形成されている。ベース体2の両端部の突起状基板保持部17,18は幅が相互に異なっているので、配線基板4の両端部の固定用切欠き部41,42も幅が相互に異なっている。したがって、配線基板4は、ベース体2に所定の向きでしか取り付けられないようになっている。さらに、配線基板4の両側中央部には、ハーネス通し用切欠き部43がそれぞれ形成されている。
【0016】
また、配線基板4の裏面には、導電パターン46が形成されている。この導電パターン46は、配線基板4の両側部にそれぞれ沿う正極部46aおよび負極部46bと、LED抵抗接続部46cと、抵抗LED接続部46dと、LEDダイオード接続部46eとを有している。正極部46aおよび負極部46bには、両端部およびハーネス通し用切欠き部43の近傍位置などにそれぞれ通孔からなる接続部47が形成されている。そして、正極部46aおよび負極部46bのハーネス通し用切欠き部43近傍の接続部47にハーネス51の電線51a,51bがそれぞれ接続されている。これら電線51a,51bは、上側から配線基板4に接続されている。また、正極部46aとLED抵抗接続部46cとの間に1つのLED3が接続され、LED抵抗接続部46cと抵抗LED接続部46dとの間に抵抗52が接続され、抵抗LED接続部46dとLEDダイオード接続部46eとの間に逆接防止用のダイオード53が接続され、LEDダイオード接続部46eと負極部46bとの間にもう一つのLED3が接続されている。前記電線51a,51b、LED3、抵抗52およびダイオード53は、全て配線基板4にその下側(裏側)で半田付けされており、これにより、コストダウンできる。特に、電線51a,51bを下側で半田付けすることは、これら電線51a,51bをハーネス通し用切欠き部43に通すことにより可能になったものである。なお、図5において、54は、ハーネス51の先端部に接続されたカプラーである。
【0017】
図11は、前記配線基板4の回路図を示している。電気的には、正極55a,55bと負極56a,56bとの間に前記一対のダイオード3、抵抗52およびダイオード53が直列に接続される。
【0018】
なお、上記の導電パターン46は一例に過ぎず、導電パターンはさまざまな構成をとり得る。ジャンパー線などの利用も可能であるが、前記実施例のようにジャンパー線を用いない構成とした方がコスト的に有利である。また、本実施例では、1つの配線基板4に2つのLED3を搭載するようにしているが、LED3の搭載数は適宜設定できる。
【0019】
例えば図12には、配線基板4におけるLED3、抵抗52およびダイオード53の搭載の他の例が示されている。この例では、配線基板4の一側にのみハーネス通し用切欠き部57が形成されているとともに、このハーネス通し用切欠き部57の両側にハーネス51の両電線51a,51bがそれぞれ接続されている。
【0020】
前記透光性カバー5は、合成樹脂の一体成形品からなり、乳白色などで透光性を有している。そして、透光性カバー5は、一面を開口したほぼ箱状になっており、この透光性カバー5の開口部側は、前記ベース体2の長側面部12の外側に嵌合する嵌合部61になっている。また、この嵌合部61の両端面部には、ベース体2の両短側面部13が内側に嵌合する凹部62がそれぞれ形成されている。さらに、これら凹部62には、ほぼ半円形状のボルト通孔63がそれぞれ形成されている。また、嵌合部61の両側面部には、前記ベース体2のカバー保持爪23がそれぞれ係合される係合孔部64が形成されている。また、透光性カバー5内の端部の側面には押えリブ65がそれぞれ形成されている。さらに、透光性カバー5の先端部には、複数のR状凹部からなるレンズ部66が形成されている。
【0021】
つぎに、前記照明ユニット1の組立について説明する。まず、ベース体2への配線基板4の取り付けについて説明する。この配線基板4には、LED3、抵抗52、ダイオード53およびハーネス51を予め接続しておく。そして、図17に矢印Aで示すように、まず配線基板4の一端部をベース体2の一対の突起状基板保持部18間で係合爪20の下側に差し込む。ついで、図17に矢印Bで示すように、配線基板4の他端側をベース体2に押し付けて一対の突起状基板保持部17間に入れる。それに伴い、配線基板4により押されて両突起状基板保持部17が相互に離反する方向へ弾性的に変位し、配線基板4が係合爪19を乗り越える。最終的には、配線基板4がベース体2の両長側面部12の上縁上に載り、各突起状基板保持部17,18の係合爪19,20が配線基板4に上側から係合することにより、ベース体2に対する配線基板4の上下方向の移動が規制される。また、配線基板4の四隅部の固定用切欠き部41,42に突起状基板保持部17,18がそれぞれ係合することにより、ベース体2に対する配線基板4の前後左右方向の移動が規制される。これにより、ベース体2に配線基板4が確実に固定される。しかも、配線基板4の取り付けのためにビスなどの別部品は不要である。
【0022】
つぎに、このようにベース体2に配線基板4を取り付けるに際してのハーネス51の引き回しについて説明する。配線基板4の正極部46aに接続された電線51aは、その接続部47近傍のハーネス通し用切欠き部43に通して配線基板4の裏側に導き、負極部46bに接続された電線51bは、その接続部47近傍のハーネス通し用切欠き部43に通して配線基板4の裏側に導く。そして、特に図13に示すように、電線51a,51bをベース体2におけるハーネス通孔29と反対側のハーネス保持突起37に掛け回し、ついでもう一つのハーネス保持突起38に掛け回して、さらにハーネス通孔29を通してベース体2外に導出する。つまり、電線51a,51bは、両ハーネス保持突起37,38に8の字状に掛け回す。そして、ベース体2に配線基板4を取り付けるに際しては、電線51a,51bを予め所定の形状に屈曲させておき、ベース体2に配線基板4を取り付けるのに伴って、この配線基板4により押されて電線51a,51bがハーネス保持突起37,38に前記所定の掛け回し状態で装着されるようにする。
【0023】
前述のようにハーネス51がハーネス保持突起37,38に掛け回してあるので、ハーネス51を外方へ引いたとしても、その張力がハーネス保持突起37で受けられることにより、配線基板4には直接荷重がかからない。
【0024】
図14は、ハーネス51の引き回しの他の例を示している。この例は、前記図12に示す配線基板4の場合のものであり、配線基板4の一側に接続された両電線51a,51bがともに配線基板4の一つのハーネス通し用切欠き部57に挿通され、ハーネス保持突起37,38に掛け回され、ハーネス通孔29を通してベース体2外に導出される。そして、ハーネス51に引き抜き荷重が加わっても、その張力がハーネス保持突起37で受けられることにより、引き抜き荷重に抗して配線基板4や配線基板4と電線51a,51bとの接続部を保護できる。
【0025】
また、図15は、ハーネス51を横出しにした例である。すなわち、ハーネス51をベース体2の一方の短側面部11のボルト通孔31から導出した例である。これは、特に後述のように複数の照明ユニット1を横に連結する場合に利用できる。なお、横出しの場合でも、ハーネス51は、一対のハーネス保持突起37,38にそれぞれ掛け回される。
【0026】
つぎに、照明ユニット1に、この照明ユニット1を被取り付け部に取り付けるためのボルト71あるいはナット72を組み付ける構成について説明する。ベース体2には、ボルト71を底面部11から裏側(下側)へ突出するように組み付けることもできるし、ボルト71を短側面部13から突出するように組み付けることもできる。そして、これらボルト71あるいはナット72は、ベース体2に配線基板4を取り付けた後に適宜取り付けることができる。ボルト71は、頭部71aが四角形状になった四角ボルトである。
【0027】
図16および図17は、ベース体2の底面部11へのボルト71の組み付けを示している。まず(a)のように、ボルト71をベース体2に近付けるとともに必要に応じて回転させ、(b)のように、底面部11に対してボルト71を斜めにした状態で、このボルト71の頭部71aをボルト通孔26へその幅広部26aから挿入する。その後、(c),(d)のように、ボルト71をそのねじ部71bが底面部11と直交する状態になるまで回転させる。これにより、頭部71aの全体がボルト通孔26を通り抜けてベース体2内に入る。ついで、(e)のように、ボルト71全体をボルト通孔26において幅狭部26b側に摺動させる。幅狭部26bはボルト71の頭部71aよりも幅が小さく、したがって、ボルト71は、ベース体2から容易には外れない状態になる。しかしながら、前記(e)、(d)、(c)、(b)、(a)の手順を逆に行うことにより、ベース体2からボルト71を外すことができる。
【0028】
また、ベース体2の側面部にボルト71を組み込むには、このボルト71の頭部71aを一方の短側面部13と押え壁33との間の固定具組み込み部34あるいは他方の側面部13と突起状基板保持部18との間の固定具組み込み部34に真っ直ぐ挿入する。ボルト71は、その頭部71aが短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との間に挟まれることにより仮保持され、ベース体2の長手方向に沿ってねじ部71bがボルト通孔31から外方へ突出する。また、ボルト71に代えて四角形状のナット72を短側面部13と押え壁33あるいは突起状基板保持部18との間に同様にして挿入して組み付けることもできる。
【0029】
透光性カバー5は、その嵌合部61をベース体2に嵌合することにより、このベース体2に取り付ける。このとき、透光性カバー5自体が弾性変形することにより、透光性カバー5がベース体2のカバー保持爪23を乗り越え、最終的にこれらカバー保持爪23が透光性カバー5の係合孔部64にそれぞれ係合する。これにより、透光性カバー5がベース体2に固定される。また、ベース体2の短側面部13にボルト71が組み付けられている場合、透光性カバー5のボルト通孔63がボルト71のねじ部71bに被さる。これとともに、図6に示すように、透光性カバー5の押えリブ65がボルト71の頭部71aまたはナット72を上から押え、これにより、ボルト71またはナット72が照明ユニット1に確実に固定された状態になる。
【0030】
一方、図19には第1の照明ユニットに相当する照明ユニット81が示されている。この照明ユニット81は基本的に、ベース体2と、このベース体2に取り付けられ発光ダイオードであるLED3を搭載した配線基板4と、LED3を覆ってベース体2に取り付けられる透光性カバー5の他に、LED3と同じ配線基板4に搭載されるタクト式の切換スイッチ82とを備えている。つまり前記照明ユニット1は切換スイッチ82が存在しないのに対し、以下に説明する照明ユニット81は単一の切換スイッチ82が存在する点で異なっている。
【0031】
照明ユニット81における切換スイッチ82は、同じ配線基板4に搭載される各LED3のオン・オフを切換えるために設けられており、一対のLEDを挟んで配線基板4のほぼ中央に配置される。また、配線基板4にはその他に、切換スイッチ82を避けた位置に前記抵抗52および逆接防止用のダイオード53が各々搭載されており、配線基板4の裏面にある導電パターンも、切換スイッチ82を追加したのに伴なって照明ユニット1の配線基板4とは異なっている。このように、共通する配線基板4にLED3と切換スイッチ82を組み込めるのは、照明光源としてLED3を用いているからである。
【0032】
透光性カバー5の中央部には、切換スイッチ82に対向して凹部83が形成されており、この凹部83に切換スイッチ82の押釦部84を挿通する孔85が形成される。これにより、透光性カバー5をベース体2に装着したときに、切換スイッチ82の押釦部84が孔85より上部に突出して、切換スイッチ82を手動操作できるように構成している。なお、その他の各部の形状は、上記照明ユニット1のものと共通している。
【0033】
本照明ユニット81は、様々な使用形態が可能である。以下、それについて説明する。照明ユニット81は、単独で用いることももちろん可能であるが、図19では、2つの照明ユニット81を連結する場合の分解図を示している。
【0034】
ここでは、照明ユニット81どうしの接続にジョイント端子101を用いている。なお、ベース体2がケース本体であり、前記透光性カバー5がカバー体である。図19および図20に示すように、前記ジョイント端子101は、導体たる導線102をゴムなどの弾性体103に挿通し、前記導線102の両端を開口部14向きの上向きに屈曲して接続端104を形成しており、この例のジョイント端子101は一対の導線102,102を有している。尚、実際の製造においては、前記導線102の中央を覆うようにゴムなどの弾性材料によりモールド成形して前記弾性体103を成形する。前記弾性体103は両側に前記固定具組み込み部34に係入する係合接続部たる係入鍔部105,105を有し、中央に中央鍔部106が設けられ、それら係入鍔部105と中央鍔部106との間には径小部107が形成されている。尚、この例では、前記係入鍔部105は、略方形をなし、その下部が前記固定具組み込み部34に嵌入し、また、前記係入鍔部105と中央鍔部106とにより短側面部13を挟着するようになっている。また、前記径小部107は、前記ボルト通孔31,63により狭持され、ベース体2と透光性カバー5とを組み立てた状態で照明ユニット1から係入鍔部105が抜け出さないようになっている。また、前記配線基板4の長さ方向両端側にはスルーホールである接続孔108が設けられている。
【0035】
そして、複数の照明ユニット81,81を接続して使用する場合は、隣合うベース体2,2の対向する固定具組み込み部34,34に、両側の係入鍔部105,105を係入し、上述したように開口部14の上側から配線基板4をベース体2に取り付けると、上向きをなす接続端104が配線基板4の接続孔108に挿入される。そして、接続端104と前記導電パターン46とを電気的に接続したら、次に、透光性カバー5をベース体2に取り付ける。
【0036】
なお、図19では2つの照明ユニット81,81を接続する例を示したが、同様の組立手順により3つ以上の照明ユニット81を接続することも可能である。図22には、こうした複数の照明ユニット81を接続した回路図が示されている。同図において、個々の照明ユニット81は、前記一対のLED3と、抵抗52と、ダイオード53と、切換スイッチ82とにより直列回路を形成し、この直列回路の一端すなわちLED3のアノードを各正極55a,55bに接続し、直列回路の他端すなわち切換スイッチ82の他端を各負極56a,56bに接続して構成される。そして、各照明ユニット81における前記直列回路が並列に接続されるように、図中左側の照明ユニット81の正極55aと図中中央の照明ユニット81の正極55a、および図中中央の照明ユニット81の正極55bと図中右側の照明ユニット81の正極55aとを接続する。また、図中左側の照明ユニット81の負極56bと図中中央の照明ユニット81の負極56a、および図中中央の照明ユニット81の負極56bと図中右側の照明ユニット81の負極56aとを接続する。
【0037】
そして、各照明ユニット81の正極55a,55bに例えば直流+12.8ボルトの電圧を与える一方(符号DC+)、各照明ユニット81の負極56a,56bを接地する(符号GND)。こうすると、一つの照明ユニット81において切換スイッチ82をオンにすると、同じ照明ユニット81の各LED3が点灯し、切換スイッチ82をオフにすると、同じ照明ユニット81の各LED3が消灯する。つまり、少なくともLED3と切換スイッチ82の直列回路からなる複数の照明ユニット81を並列に接続すると、各照明ユニット81毎に切換スイッチ82を操作することで、それぞれのLED3を単独でオン・オフ切換することが可能になる。また、各照明ユニット81毎に発光色の異なるLED3を組み込めば、色違いのLED3を選択的に点灯させることができる。
【0038】
また、図21に示すように、切換スイッチ82を備えた照明ユニット81と、切換スイッチ82の存在しない照明ユニット1とを組み合わせた構成でもよい。この場合、単一の照明ユニット81に対し一乃至複数の照明ユニット1を、前記ジョイント端子101により電気的および機械的に連結し、照明ユニット81の切換スイッチ82によりこの照明ユニット81のLED3のみならず、他の全ての照明ユニット1の各LED3をオン・オフ切換するように構成する。
【0039】
図23には、このような構成を具体化した回路図の一例が示されている。この図23では、1つの照明ユニット81と2つの照明ユニット1とを相互に接続しており、ここでの照明ユニット81は、一つの負極56bをダイオード53と切換スイッチ82の接続点に接続した構成だけが、前記図22に示す照明ユニット81と異なっている。そしてこの場合は、照明ユニット1,81を構成する一対のLED3,抵抗52,ダイオード53の各直列回路が並列に接続されるように、図中左側の照明ユニット81の正極55aと図中中央の照明ユニット1の正極55a、および図中中央の照明ユニット1の正極55bと図中右側の照明ユニット1の正極55aとを接続する。また、図中左側の照明ユニット81の負極56bと図中中央の照明ユニット81の負極56a、および図中中央の照明ユニット81の負極56bと図中右側の照明ユニット81の負極56aとを接続する。
【0040】
そして、各照明ユニット81の正極55a,55bに例えば直流+12.8ボルトの電圧を与える一方(符号DC+)、照明ユニット81の負極56aを接地する(符号GND)。こうすると、照明ユニット81に備えた切換スイッチ82をオンにすると、照明ユニット81および照明ユニット1のLED3が全て点灯し、切換スイッチ82をオフにすると、照明ユニット81および照明ユニット1のLED3が全て消灯する。つまり、照明ユニット81に備えた単独の切換スイッチ82を操作することで、照明ユニット81および照明ユニット1のLED3を全て同時にオン・オフ切換することが可能になる。切換スイッチ82をオンすると、照明ユニット81および照明ユニット1のLED3を流れる電流が全て切換スイッチ82に流れ込むが、各LED3の消費電流がバルブに比べて飛躍的に小さいことから、同一の配線基板4に組み込める程度の切換スイッチ82でも十分対応が可能である。
【0041】
このようにして接続した照明ユニット1,81にあっては、弾性体103が弾性変形可能で弾性復元力を有する材料から、この例では特に中央鍔部106の弾性変形により照明ユニット1,81間若しくは照明ユニット1,1間を曲げて配置することができ、図25に示すように、照明ユニット81または照明ユニット81を複数並設して接続し、隣合うベース体2,2に角度を持たせることにより、取付箇所が曲面であってもこれに対応することができる。また、照明ユニット1,81間若しくは照明ユニット1,1間は左右方向にも角度を取ることができ、同一平面でこれらを屈曲配置して使用することもできる。さらに、各照明ユニット1,81の配線基板4は、ジョイント端子101により電気的に接続されているから、複数の照明ユニット1,81を接続しても、ハーネス51の取出しは一箇所のみで済み、配線構造を大幅に簡略化できる。
【0042】
図26では、配線基板4を組み込んだベース体2をジョイント端子101により複数接続し、複数接続した前記ベース体2に、前記接続方向に長い1個の透光性カバー5Aを組み付けてなり、このように複数のベース体2に1つのカバー体を取り付けることもできる。また、共通する透光性カバー5Aの内部で配線基板4が複数に分割されているため、切換スイッチ82を備えた配線基板4の位置を自由に設定できる。
【0043】
図27では、ジョイント端子101の別の例を示している。ここでは係入鍔部105,105の間に、中央径小部107Aにより連結された2つの中央鍔部106A,106Aが設けられており、これら中央鍔部106A,106Aの間には隙間109が設けられる。そして、前記中央鍔部106Aが、ベース体2と透光性カバー5の外面に当接する当接部となる。したがって、中央鍔部106A,106A間の隙間109が角度調節用のスペースとなるため、ジョイント端子101の角度を無理なく容易に調節することができる。
【0044】
以上のように、本実施例の照明装置は、照明光源としての発光ダイオードたるLED3を搭載した配線基板4に、LED3のオン・オフを切換える切換スイッチ82を設けた第1の照明ユニット(照明ユニット81)を備えている。
【0045】
この場合、照明ユニット81の切換スイッチ82を操作すると、同じ照明ユニット81の照明光源であるLED3が点灯または消灯する。ここでの照明光源はバルブではなく発光ダイオードであることから、消費電流を小さくすることができるので、同一の配線基板4にLED3と切換スイッチ82を搭載しても何ら支障がなく、切換スイッチ82の信頼性も低下しない。したがって、LED3と切換スイッチ82を照明ユニット81の同一の配線基板4に搭載することで、その使い勝手を向上できる。
【0046】
また、特に図23に示すように、本実施例の照明装置は、照明光源としての発光ダイオードたるLED3と、LED3をその間に接続した正極55a及び負極56bと、を搭載した配線基板4に、LED3のオン・オフを切換える切換スイッチ82を設けた照明ユニット81と、照明光源としての発光ダイオードたるLED3と、LED3をその間に接続した正極55a及び負極56bと、を配線基板4に搭載した一乃至複数の第2の照明ユニット(照明ユニット1)とからなり、照明ユニット81の正極55a及び負極56bと、照明ユニット1の正極55a及び負極56bとをジョイント端子101により接続して並列回路を形成し、前記並列回路ではない回路上に切換スイッチ82を接続している。
【0047】
この場合、照明ユニット81に備えた切換スイッチ82を操作すると、切換スイッチ82と同じ配線基板4に搭載した照明ユニット81のLED3だけでなく、切換スイッチ82の存在しない他の照明ユニット81のLED3も、同時に点灯または消灯することができる。したがって、LED3と切換スイッチ82を照明ユニット81の同一の配線基板4に搭載することで、その使い勝手を向上できる上に、単一の切換スイッチ82で複数のLED3のオン・オフを同時に切換えることが可能になる。
【0048】
なお、従来の電球を用いた照明ユニットは安価にできる。しかし、消費電力は、本実施例におけるLED3を用いた方が少なくできる。一例であるが、12V時、電球を用いた場合が2W(電流:0.16A)であるのに対して、LED3を用いた場合が0.2W(電流:0.016A)であり、LED3を用いた方が消費電流および消費電力を約1/10にも少なくできる。
【0049】
図24は、別の変形例を示す回路図であって、ここでは1つの照明ユニット81と、2つの照明ユニット1と、制御ユニット131とにより構成される。また、ここでの照明ユニット81は、一対のLED3と、抵抗52と、ダイオード53とからなる直列回路を各正極55a,55bと一方の負極56aとの間に接続するとともに、切換スイッチ82の一端を正極55bに接続し、この切換スイッチ82の他端を他方の負極56bに接続して構成される。そして、図中左側の照明ユニット81の正極55aと図中中央の照明ユニット1の正極55a、および図中中央の照明ユニット1の正極55bと図中右側の照明ユニット1の正極55aとを接続し、各照明ユニット1,81の正極55a,55bに例えば直流+12.8ボルトの電圧を与える(符号DC+)。これに対して、各照明ユニット1,81の一方の負極56aを制御ユニット131の出力ポートに各々接続し、個々の照明ユニット1,81毎に負極56aの電圧レベルがH(高)のときには、対応する照明ユニット1,81のLED3を消灯し、負極56aの電圧レベルがL(低)のときには、対応する照明ユニット1,81のLED3を点灯するように接続する。また、制御ユニット131の入力ポートには、前記照明ユニット81の他方の負極56bが接続され、切換スイッチ82のオン・オフを監視している。なお、図中IG2は制御ユニット131の電源電圧となるイグニッション電圧である。なお、ここではアクセサリやバッテリからの電源を制御ユニット131に供給してもよい。
【0050】
制御ユニット131は、照明ユニット1,81の各LED3に対し個々に照明の形態が異なる複数の照明モードを備えており、切換スイッチ82をオンする毎に、その照明モードが一つずつ順番に切換わって、選択された照明モードにて照明ユニット1,81の各LED3を点灯制御するように構成している。具体的には、切換スイッチ82をオンする毎に、一つの照明ユニット81のLED3が点灯→二つの照明ユニット1,81のLED3が点灯→全ての照明ユニット1,81のLED3が点灯→全ての照明ユニット1,81のLED3が点滅(フラッシング)→各照明ユニット1,81のLEDがランダムに点灯するように、LED3の照明形態すなわち照明モードが順次切換わる。なお、複数の照明ユニット1,81の各LED3に対してではなく、単独の照明ユニット81のLED3に対して、制御ユニット131による選択された照明モードでの点灯制御を行なってもよい。また、各照明モードにおける照明の形態も、実施例中のものに限定されない。
【0051】
以上のように、照明光源としての発光ダイオードたるLED3を搭載した配線基板4に切換スイッチ82を設けた第1の照明ユニット(照明ユニット81)と、複数の異なる照明モードを有し、切換スイッチ82によりこの照明モードを切換えてLED3を点灯制御する制御ユニット131とにより照明装置を構成している。
【0052】
この場合、照明ユニット81の切換スイッチ82を操作すると、制御ユニット131が保有する照明モードが切換わり、選択された照明モードにて照明ユニット81の照明光源であるLED3が点灯制御される。ここでの照明光源はバルブではなく発光ダイオードであることから、消費電流を小さくすることができるので、同一の配線基板4にLED3と切換スイッチ82を搭載しても何ら支障がなく、切換スイッチ82の信頼性も低下しない。したがって、LED3と切換スイッチ82を照明ユニット81の同一の配線基板4に搭載することで、その使い勝手を向上できる。
【0053】
次に、図28において、本実施例における照明装置を応用した変形例を説明する。同図において、141は照明ユニット81の底面に着脱可能に設けられるドッキングポートで、これはベース部材142と、このベース部材142の内部に収用されるコンデンサ143を備えた配線基板144と、コネクタ付ハーネス145を備えて構成される。ドッキングポート141に内蔵するコンデンサ143は充電器に相当するもので、コネクタ付ハーネス145を図示しない車両本体の電源供給ソケットに装着すると、コンデンサ143を瞬間充電できるようになっている。一方、前記照明ユニット81にも電源供給用のコネクタ付ハーネス146を備えており、このコネクタ付ハーネス146を車両本体の電源供給ソケットに装着すれば、切換スイッチ82の操作により照明ユニット81内部のLED3を点灯または消灯させることができる。また、コネクタ付ハーネス146を装着せず、充電済の前記ドッキングポート141を照明ユニット81に装着すれば、コンデンサ143に蓄積された電荷により、LED3を一定時間(例えば約10分)点灯させ続けることができる。このようにすれば、照明ユニット81を車両の内外で自由に使用することができ、しかも必要な充電器であるドッキングポート141は着脱できるので、持ち運びの際にかさばらず、軽量コンパクトな照明装置を提供できる。さらに、必要以外には切換スイッチ82でLED3を消灯すれば、いつまでも長持ちする。
【0054】
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、特に車外で照明ユニットを用いる場合、この照明ユニットに防水構造を付与するとより好ましい。
【0055】
【発明の効果】
請求項1の発明の照明装置は、照明光源としての発光ダイオードと、前記発光ダイオードをその間に接続した正極及び負極と、を搭載した配線基板に、前記発光ダイオードのオン・オフを切換える切換スイッチを設けた第1の照明ユニットと、照明光源としての発光ダイオードと、前記発光ダイオードをその間に接続した正極及び負極と、を配線基板に搭載した一乃至複数の第2の照明ユニットとからなり、前記第1の照明ユニットの正極及び負極と、前記第2の照明ユニットの正極及び負極とをジョイント端子により接続して並列回路を形成し、前記並列回路ではない回路上に前記切換スイッチを接続したものであり、照明光源の消費電流を小さくすることで、使い勝手を向上させることができると共に、単一の切換スイッチで複数の照明光源のオン・オフを切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の照明装置の一実施例を示す分解右斜視図である。
【図2】 同上分解左斜視図である。
【図3】 同上分解下斜視図である。
【図4】 同上分解下斜視図であり、図3とは視方向を変えてある。
【図5】 同上組立状態の正面図である。
【図6】 同上組立状態の断面図である。
【図7】 ベース体の他の例を示す右斜視図である。
【図8】 同上左斜視図である。
【図9】 前記一実施例の配線基板の底面図である。
【図10】 同上配線基板の平面図である。
【図11】 同上配線基板の回路図である。
【図12】 配線基板の他の例を示す斜視図である。
【図13】 前記一実施例のベース体におけるハーネスの引き回しを示す斜視図である。
【図14】 ベース体におけるハーネスの引き回しの他の例を示す斜視図である。
【図15】 ベース体におけるハーネスの引き回しのさらに他の例を示す斜視図である。
【図16】 前記一実施例におけるボルトの取り付け方法を示す斜視図であり、(a)、(b)、(c)、(d)は取り付けの過程を示している。
【図17】 前記一実施例における配線基板およびボルトの取り付け方法を示す断面図である。
【図18】 ベース体の左右両側面の固定突起の関係を示す断面図である。
【図19】 照明ユニットを連結して使用する例を示す分解斜視図である。
【図20】 接続構造の断面図である。
【図21】 透光性カバー以外を組み立てた状態の斜視図である。
【図22】 切換スイッチを備えた各照明ユニットの接続状態を示す回路図である。
【図23】 切換スイッチを備えた単一の照明ユニットと、切換スイッチの存在しない複数の照明ユニットとの接続状態を示す回路図である。
【図24】 切換スイッチを備えた単一の照明ユニットと、切換スイッチの存在しない複数の照明ユニットと、制御ユニットとの接続状態を示す回路図である。
【図25】 複数接続した電気機器を曲面箇所に配置した状態の断面説明図である。
【図26】 複数接続した電気機器を曲面箇所に配置した状態の断面説明図であり、1つのカバー体で全体を覆っている。
【図27】 別の例を示す接続構造の断面図である。
【図28】 別の変形例を示す照明装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 照明ユニット(第2の照明ユニット)
3 LED(発光ダイオード)
4 配線基板
55a 正極
56b 負極
81 照明ユニット(第1の照明ユニット)
82 切換スイッチ
101 ジョイント端子
Claims (1)
- 照明光源としての発光ダイオードと、前記発光ダイオードをその間に接続した正極及び負極と、を搭載した配線基板に、前記発光ダイオードのオン・オフを切換える切換スイッチを設けた第1の照明ユニットと、
照明光源としての発光ダイオードと、前記発光ダイオードをその間に接続した正極及び負極と、を配線基板に搭載した一乃至複数の第2の照明ユニットとからなり、
前記第1の照明ユニットの正極及び負極と、前記第2の照明ユニットの正極及び負極とをジョイント端子により接続して並列回路を形成し、
前記並列回路ではない回路上に前記切換スイッチを接続したことを特徴とする照明装置。
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