JP2517278Y2 - 盛土用ブロック - Google Patents

盛土用ブロック

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JP2517278Y2
JP2517278Y2 JP4562292U JP4562292U JP2517278Y2 JP 2517278 Y2 JP2517278 Y2 JP 2517278Y2 JP 4562292 U JP4562292 U JP 4562292U JP 4562292 U JP4562292 U JP 4562292U JP 2517278 Y2 JP2517278 Y2 JP 2517278Y2
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耕平 上田
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば人工基盤上に植
木等の緑化するための盛土の軽量化に使用される盛土用
ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンクリートスラブ等の人工基盤
上に設けられた庭園で、5〜8mの中高木による緑化の
要望や、築山等の地表面にアンジュレーションを設ける
要望が多く出されている。しかしながら、前者の要望で
は、客土層の厚みが1〜1.5 mにもなり人工基盤上へは
1.6 〜2.5 トンもの荷重がかかることとなり、また、後
者の要望では、築山部分で客土層が厚くなり人工基盤上
にかなりな荷重がかかることになる。
【0003】そこで、このような場合、大幅な軽量化、
均一な荷重が要求されるため、軟弱地盤での盛土工法と
して使用されるEPS(Expandad PolyStyrene)ブロッ
ク(発泡ポリスチレンブロック)が有効である。このよ
うなEPSブロックは、普通の土砂の嵩密度1400〜2200
kg/m3に対して見掛け密度が12〜30kg/m3であるから、
人工地盤上の盛土構造体として積層されると、人工基盤
上への荷重の軽量化を図ることができる。
【0004】ところが、上記のようなEPSブロックを
上記のような盛土構造体に用いた場合、上記EPSブロ
ックは、耐水性や耐久性に優れているが、水を通す通水
性を備えておらず、植物の生育に必要な排水性に欠け、
その上、軽量なため冠水時に浮力により浮き上がって移
動することがあるという問題を生じていた。
【0005】そこで、上記の問題を回避するために、内
部に空洞を備え、その空洞が外部と連通して通水性を備
えたEPSブロックが提案されている(特開昭63−2515
21号公報参照)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来のEPSブロックでは、構造が複雑なために、成
型が困難なものとなり、さらに、金型の成型にも手間取
り、コストアップを招来するという問題を生じている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の盛土用ブロック
は、以上の課題を解決するために、複数段に積み重ねら
れる板状発泡体からなる盛土用ブロックであって、上記
板状発泡体の上下面に、上記板状発泡体の隣接する各稜
線に対してそれぞれ平行な各排水溝が、平行となる稜線
から同一間隔となるようにそれぞれ設けられ、かつ、上
記各排水溝の少なくとも一本に、上記板状発泡体の少な
くとも一方の側面に開口する開口部が設けられているこ
とを特徴としている。
【0008】上記の板状発泡体の素材としては、独立気
泡を有し、軽量の発泡体であれば特に限定されないが、
例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ
プロピレン、発泡ポリアミド、発泡ポリ塩化ビニル、発
泡フェノール樹脂、発泡ポリウレタン等を用いることが
でき、特に、耐久性、圧縮強度などの点で発泡ポリスチ
レンが好ましい。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、板状発泡体を複数段積み
重ねて、土木構造物、例えば盛土構造物を構築する際、
土木構造物の強度を低下させないように、上下方向に隣
接する各板状発泡体は相互にほぼ直交するように敷設さ
れ、かつ、上記板状発泡体の各稜線に対してそれぞれ平
行な複数の排水溝が、それぞれ対応する稜線から同一間
隔でそれぞれ設けられ、その上、上記各排水溝の少なく
とも一本に、上記板状発泡体の少なくとも一方の側面に
開口する開口部が設けられているから、上下方向に隣接
する各板状発泡体の各排水溝を対面させることができ
て、隣接する各板状発泡体間の目地を通して上記の土木
構造体の中に侵入した水を迅速に水平方向に拡散させて
排水することができる。
【0010】したがって、上記構成は、冠水時に侵入し
た水の排水効率を高めることができて、水が滞留するこ
とによる植物の生育への悪影響も低減でき、さらに、水
が滞留した場合の水の浮力に起因する悪影響も減少す
る。
【0011】また、上記構成は、金型成型する場合、金
型に僅かな線状の凸部を設けるだけでよく、成型が容易
であり、さらに、金型の成型も簡便なものとなる。
【0012】
【実施例】本考案の一実施例について図1ないし図4に
基づいて説明すれば、以下の通りである。盛土用ブロッ
クでは、図1に示すように、型内法もしくは押出法で略
直方体形状に成型された発泡樹脂製の板状発泡体1が使
用され、その板状発泡体1は、その形状寸法が、例えば
長さ2000±11mm、幅1000±7mm、厚さ 500±5mmに成型
され、その素材に、軽量な発泡体であれば特に限定され
ないが、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂が用いられ、そ
の見掛け密度が10〜40kg/m3 、例えば25kg/m3 (公差+
1.5kg/m3、−1.0kg/m3、試験法JIS K7222)に調製され
る。
【0013】なお、板状発泡体1の形状寸法は、上記の
寸法に特に限定されないが、発泡樹脂板状発泡体1は相
互に密に敷設され、また、積み重ねて用いられるから、
積み重ね等の運搬時の静粛性や作業性を高めるため、リ
フト等の使用を回避できる寸方が望ましい。
【0014】そこで、板状発泡体1の形状寸法は、使用
される発泡ポリスチレンの見掛け密度(kg/m3)が10〜40
であり、土木作業員が1人で持ち運びできる範囲で大き
い方が好ましいから、長さ 1.6〜2.2 m、幅 0.8〜1.1
m、厚さ 0.4〜0.6 mが好適に使用される。
【0015】ただし、後述するように、盛土用ブロック
10を複数段に積み重ねて土木構造物を形成したとき、
その土木構造物の強度を低下させないため、水平方向に
隣接する各板状発泡体1間に形成される目地が上下方向
に隣接する各段間で重なり合わないようにする必要があ
り、発泡樹脂板状体1の長さと幅の比は2:1となるよ
うに形状寸法を決めることが望ましい。
【0016】そして、盛土用ブロック10が多数積み重
ねられた土木構造体、例えば盛土構造体の排水性を高め
るため、板状発泡体1には、その厚さ方向の両端面であ
る上面および下面に、縦横に交差する排水溝2・3・4
・5がそれぞれ同形に形成され、さらに、それらの上下
面の各排水溝2・3・4を連通して水を通す連通溝2’
・3’・4’が板状発泡体1の長手方向の一側面である
第一側面1aに設けられている。
【0017】次に、上記の各排水溝2・3・4・5およ
び各連通溝2’・3’・4’についてさらに詳しく説明
すると、まず、板状発泡体1の上面および下面には、板
状発泡体1の長手方向中央に中央排水溝2が、板状発泡
体1の長手方向端面、つまり長手方向稜線と平行となる
ように設けられている。また、このような板状発泡体1
の上下面における各中央排水溝2・2を連通する中央連
通溝2’が上記の長手方向第一側面1aに設けられてい
る。
【0018】また、板状発泡体1の上面および下面に
は、一対の第一排水溝3・3が、上記中央排水溝2およ
び上記長手方向稜線と平行に、かつ、中央排水溝2を挟
んで設けられ、その上、中央排水溝2との間隔を板状発
泡体1の長手方向長さの1/8となるようにそれぞれ設
けられている。
【0019】また、このような板状発泡体1の上下面に
おける各第一排水溝3…をそれぞれ連通する一対の第一
連通溝3’・3’が相互に平行に上記第一側面1aに設
けられている。
【0020】さらに、板状発泡体1の上面および下面に
は、一対の第二排水溝4・4が上記中央排水溝2と平行
に、かつ、中央排水溝2を挟んで設けられ、その上、前
記長手方向稜線から長手方向長さの1/8の間隔となる
ように形成されている。また、このような板状発泡体1
の上下面における各第二排水溝4…をそれぞれ連通する
一対の第二連通溝4’・4’が相互に平行に上記第一側
面1aに設けられている。
【0021】その上、上記のような各排水溝2・3・4
は、前記の第一側面1aに開口する各開口部2a・3a
・4aを備えているが、第一側面1aに対する他方の長
手方向側面である第二側面1bに達しない、つまり開口
しないように形成されている。これにより、後述するよ
うに、盛土構造物等を構築する際に、上記の第二側面1
bを土と面するように構築することにより、各排水溝2
・3・4および各連通溝2’・3’・4’の土による目
詰まりを回避できる。
【0022】さらに、板状発泡体1の上面には、上記の
各中央・第一・第二排水溝2・3・3・4・4とそれぞ
れほぼ直角に交差する一対の第三排水溝5・5が相互に
平行となるようにそれぞれ設けられており、その上、こ
のような第三排水溝5・5は、前記板状発泡体1の長手
方向両側面、つまり短手方向稜線から板状発泡体1の長
手方向長さの1/8の間隔となるように形成されている
と共に、板状発泡体1の長手方向両端面である各第三側
面1c・1cに開口しないように形成されている。な
お、図示しないが、板状発泡体1の長手方向の一方の端
面にのみ開口しないように形成してもよい。
【0023】一方、板状発泡体1の下面においても、上
面と同様に各排水溝5・5が形成されていて、このよう
な各排水溝3・4・5は、各中央排水溝2・2を含む仮
想平面を対称面として、その両側に略井の字状に縦横に
交差するように板状発泡体1の上下面にそれぞれ形成さ
れていることになる。
【0024】また、各第一排水溝3および第二排水溝4
は、図2(b)に示すように、第一側面1aに向かっ
て、つまり各第一連通溝3’・3’もしくは第二連通溝
4’・4’に向かって順に深さがそれぞれ増すように形
成されており、各第一排水溝3および第二排水溝4にお
いて水の滞留を防止して、排水性を高めている。
【0025】さらに、各第三排水溝5・5の溝の深さ
は、図2(a)に示すように、各第一排水溝3および第
二排水溝4に向かって順に深さが増すが、各第一排水溝
3および第二排水溝4に面した部分において各第一排水
溝3および第二排水溝4の溝の深さより浅くなるように
形成されている。
【0026】これにより、各第三排水溝5・5に流れ込
んだ水は、各第一排水溝3および第二排水溝4を通して
迅速に各連通溝3’・4’に流れ込んで、逆流すること
が防止され、水の滞留が回避される。
【0027】したがって、このように第三排水溝5・5
が形成されているから、中央排水溝2に面する第三排水
溝5・5部分も深さが浅くなっていて、中央排水溝2に
流れ込んだ水を第三排水溝5・5を通して各第一排水溝
3に迅速に排水できるようになっている。
【0028】次に、図3に示すように、上記の盛土用ブ
ロック10を用いて人工基盤6上に盛土構造体を構築す
る際の積み重ね方法について説明すると、まず、盛土用
ブロック10、ほぼ水平の人工地盤6の上に人工地盤用
排水板7を敷設し、その上に人工基盤用透水シート8を
敷き詰める。
【0029】続いて、人工基盤用透水シート8上におけ
る、後述するように積み重ねる盛土用ブロック10の土
台部分に浮力軽減用ブロック9を載置し、その上に盛土
用ブロック10を積み重ねる。
【0030】その後、上記の盛土構造体の法面上に、園
芸植物等の草木の培土としての客土11を築山風に覆
い、図示しないが、客土11上に園芸植物等の草木が植
えられている。
【0031】このとき、客土11に面した各盛土用ブロ
ック10の上面における各排水溝2・3・4・5や、側
面の各連通溝2’・3’・4’が客土11により目詰ま
りしないように、客土11に面した各盛土用ブロック1
0の上面に板状の軽量排水材12が挟まれている。
【0032】また、上記盛土構造体では、適宜、各盛土
用ブロック10のレベル調整用の鉄筋コンクリート製の
調整板13や、略U字状の鉄筋コンクリート製の排水管
14が設けられている。
【0033】さらに、山裾のように傾斜した客土11の
麓部には玉砂利15や排水材16を挟んで鉄筋コンクリ
ート製の土止め部17が人工地盤6上に立設されてい
る。この土止め部17には、排水孔17aが穿設されて
いて、盛土構造体内の水を迅速に外部に排出できるよう
になっている。また、美観のために排水孔17aに近接
して擬岩部18が設置されている。
【0034】次に、上記の盛土用ブロック10の積み重
ねる方法について説明すると、図4に示すように、ま
ず、1段目として、厚さ方向を垂直方向にして相互に密
着し、かつ、幅方向に隣接するもの同士、長手方向にそ
の長さの半分ずつ相互にずらして敷詰する。
【0035】よって、このような1段目の各盛土用ブロ
ック10…における長手方向端では、盛土用ブロック1
0を、その長手方向端から長さ1/4の位置で切断して
成る第一端部用ブロック10’と、その残りの第二端部
用ブロック10”とが交互に幅方向に隣接するように配
置される。
【0036】続いて、2段目(図4では2点鎖線で示
す)として、盛土用ブロック10の長手方向の向きを1
段目とは直交するように、かつ、1段目と2段目との目
地を平行に重なり合わないように相互に密着して、他は
上記同様に積み重ねる。
【0037】次に、図示しないが、2段目の上に、1段
目と同様に相互に密着して積み重ねる。このような積み
重ね方を繰り返して、必要な高さまで板状発泡体1を積
み重ねて盛土構造体を構築する。なお、設定された構造
体形状からはみ出る部分は熱ニクロム線などで切断す
る。また、図示しないが、各盛土用ブロック10、第一
端部用ブロック10’、および第二端部用ブロック1
0”は、客土11に面する面に各排水溝2・3・4・5
が開口しないように、かつ、各連通溝2’・3’・4’
が面しないように配置される。
【0038】このように各盛土用ブロック10を積み重
ねることで、第一排水溝3および第二排水溝4が、板状
発泡体1の対応する各稜線と平行に、かつ、等距離(板
状発泡体1の長さの1/8)に設けられているから、上
下方向に隣接する各盛土用ブロック10の第一排水溝3
と第二排水溝4とを面することができて、各開口部3a
・4a、各第三排水溝5・5および各連通溝3’・4’
を通して上下方向に連通する排水系を構成することが可
能となる。
【0039】これにより、雨等の冠水時、盛土構造体に
侵入した水を迅速、かつ、確実に水平方向に拡散させ、
かつ、下方に排水することができて、盛土構造体内にお
ける水の滞留を防止できる。
【0040】このように上記実施例の盛土用ブロック1
0では、盛土用ブロック10の積み重ね方法を考慮し
て、各排水溝2・3・4・5および連通溝2’・3’・
4’を、それらの排水機能を最大限に発揮できるように
配置しているので、雨等による冠水時に盛土構造体に侵
入する水を迅速に排水できて、水が滞留することに起因
する客土11上に植えられた植物の生育への障害、例え
ば根腐れ等の障害が回避でき、さらに、水の浮力による
盛土用ブロック10の移動も防止できて、客土11の崩
れも回避できる。
【0041】この結果、上記盛土用ブロック10は、荷
重の大幅な低減を図りながら、植物の生育に適した盛土
構造体を構成することができ、さらに、冠水時の障害も
回避できるから、載置荷重に制限のある人工基盤上等の
盛土構造体に好適に使用できる。
【0042】その上、上記構成は、板状発泡体1の上下
面および第一側面1aに簡素な形状の排水溝2・3・4
・5を形成すればよいから、従来のように内部に空洞を
有する盛土用ブロックと比べると、成型の困難さも軽減
でき、また、金型の成型や変更等も容易にできて、コス
トアップを回避できる。
【0043】なお、各排水溝2・3・4を第二側面1b
に開口するように設けてもよいが、この場合には、客土
11に面する各排水溝2・3・4の開口を覆うように軽
量排水材12を各盛土用ブロック10、第一端部用ブロ
ック10’、および第二端部用ブロック10”の側面に
設置することが望ましい。
【0044】なお、上記構成では、中央排水溝2を設け
た例を挙げたが、中央排水溝2を省いても上述した作用
・効果を同様に有する。しかしながら、上記のように盛
土用ブロック10を積み重ねる際に、通常、水平方向に
隣接する各盛土用ブロック10間の目地には隙間として
のクリアランス(5〜20mm)を生じるので、上記中央排
水溝2を設けることにより、水平方向一つ置きに隣合う
各目地間を連通させることができ、かつ、上記各目地を
中央排水溝2を通して各第一連通溝3’・3’および各
第一排水溝3に連通できるので、盛土構造体の排水性を
改善できる。
【0045】
【考案の効果】本考案の盛土用ブロックは、以上のよう
に、複数段に積み重ねられる板状発泡体からなる盛土用
ブロックであって、上記板状発泡体の上下面に、上記板
状発泡体の隣接する各稜線に対してそれぞれ平行な各排
水溝が、平行となる稜線から同一間隔となるようにそれ
ぞれ設けられ、かつ、上記各排水溝の少なくとも一本
に、上記板状発泡体の少なくとも一方の側面に開口する
開口部が設けられている構成である。
【0046】それゆえ、上記構成は、積み重ねて盛土構
造体等を構築すると、載置荷重を軽減でき、かつ、排水
性に優れて、従来生じ易かった冠水時の水の浮力による
移動も回避でき、さらに、盛土構造体上に客土して園芸
植物等を植えても、水の滞留による植物の生育障害も抑
制できて、載置荷重に制限のある人工基盤上の人工庭園
等に好適に使用できる。
【0047】その上、上記構成は、板状発泡体の上下面
に簡素な形状の排水溝を形成すればよいから、従来のよ
うに内部に空洞を形成するといった複雑な形状での成型
の困難さも軽減でき、また、金型の成型等も容易にでき
て、コストアップを回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の盛土用ブロックの斜視図である。
【図2】上記盛土用ブロックの断面図であり、(a)は
図1のA−A矢視断面図であり、(b)は図1のB−B
矢視断面図である。
【図3】上記盛土用ブロックの使用例を示す盛土構造体
の要部断面図である。
【図4】上記盛土用ブロックの積み重ね方法を示す盛土
構造体の要部平面図である。
【符号の説明】
1 発泡樹脂板状体 3 第一排水溝 3a 開口部 4 第二排水溝 4a 開口部 5 第三排水溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数段に積み重ねられる板状発泡体からな
    る盛土用ブロックであって、 上記板状発泡体の上下面に、上記板状発泡体の隣接する
    各稜線に対してそれぞれ平行な各排水溝が、平行となる
    稜線から同一間隔となるようにそれぞれ設けられ、か
    つ、上記各排水溝の少なくとも一本に、上記板状発泡体
    の少なくとも一方の側面に開口する開口部が設けられて
    いることを特徴とする盛土用ブロック。
JP4562292U 1992-06-30 1992-06-30 盛土用ブロック Expired - Lifetime JP2517278Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208372A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Sekisui Plastics Co Ltd 盛土用発泡合成樹脂ブロック積層構造とその積層方法および発泡合成樹脂ブロック

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