JP2517122B2 - ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置 - Google Patents

ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置

Info

Publication number
JP2517122B2
JP2517122B2 JP1274051A JP27405189A JP2517122B2 JP 2517122 B2 JP2517122 B2 JP 2517122B2 JP 1274051 A JP1274051 A JP 1274051A JP 27405189 A JP27405189 A JP 27405189A JP 2517122 B2 JP2517122 B2 JP 2517122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
channel
memory
muse
sync
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1274051A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03135279A (ja
Inventor
佳也 竹村
成 古宮
坦 北浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1274051A priority Critical patent/JP2517122B2/ja
Priority to US07/596,329 priority patent/US5162922A/en
Publication of JPH03135279A publication Critical patent/JPH03135279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517122B2 publication Critical patent/JP2517122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/797Processing of colour television signals in connection with recording for recording the signal in a plurality of channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the signal
    • H04N9/7973Processing of colour television signals in connection with recording for recording the signal in a plurality of channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the signal by dividing the luminance or colour component signal samples or frequency bands among a plurality of recording channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/877Regeneration of colour television signals by assembling picture element blocks in an intermediate memory

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を複数チャンネルに分割して記録
したビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生
装置に関するものである。
従来の技術 近年、現行のテレビ方式に比べて精細度の高いワイド
な画像が表示できる高品位テレビ方式(ハイビジョン)
が提案されている。この高品位テレビ方式は現行のテレ
ビ方式に比べ5倍以上の情報量を持つため、従来のビデ
オディスクに記録しても非常に短い時間しか記録できな
い。一方、NHKにより高品位テレビ信号を帯域圧縮し衛
星放送の1チャンネルを用いて放送することが可能なMU
SE方式が開発された(二宮他:MUSE方式の開発:NHK技術
研究第39巻第2号)。この方式で高品位テレビ信号を帯
域圧縮したMUSE信号を用いればビデオディスクの記録時
間を延ばすことができる(以下MUSE信号と呼ぶ)。MUSE
方式を用いて高品位テレビ信号を帯域圧縮すれば、信号
帯域8.1MHzのアナログ信号となる。このMUSE信号の帯域
は現行のテレビ信号の約2倍である。そのため、現行の
テレビ信号を記録したビデオディスクと同じ最短記録波
長を用いれば、録再時の線速度は約2倍必要となる。こ
れに対応するには、最内周の半径を大きくするか、ディ
スクの回転数を高くしなければならない。最内周の半径
を大きくすれば、ディスクに記録できる時間が短くなっ
てしまう。また、ディスクの回転数を高くすれば、ディ
スクを回転させるモーターの負担が大きくなる。光学式
のビデオディスクでは、録再時にレーザー光をディスク
上のトラックに沿って焦点を結ぶように制御を行ってい
るが、回転数が高くなれば制御系の帯域を広くしなけれ
ばならないため、制御が不安定になりやすい。
発明が解決しようとする課題 MUSE信号を複数チャンネルに分割し並列に記録するこ
とにより線速度を低減させることができる。チャンネル
分割記録方式では、映像信号の分割点と合成点を一致さ
せなければならない。そのため、記録時および再生時に
映像信号と同期をとる必要がある。記録時には、入力の
MUSE信号を用いて同期をとることができるが、再生時に
は、再生信号から同期をとらなければならない。再生時
に同期をとるため、新たに同期信号を付加することが従
来行なわれている。このため、映像信号の一部を同期信
号に置き換えるか、映像信号の時間軸を圧縮し同期信号
を挿入するかの方法がとられる。同期信号に置き換える
場合、映像信号の一部が欠落する。また、同期信号を挿
入するため映像信号の時間軸を圧縮すれば、信号帯域が
広くなる。
一方、チャンネル分割記録方式では、時間軸の伸長、
圧縮を行なうため、映像信号を一旦ディジタル信号に変
換しメモリ蓄積することが必要である。しかし、MUSE信
号はサンプル値をアナログ伝送する方式であるため、同
じ周波数でサンプリングする場合サンプリングの位相を
厳密に合わせる必要がある。サンプリングの位相を合わ
せるには、位相誤差を検出できる同期信号が必要とな
り、その処理回路は複雑となる。また、MUSE信号のサン
プリング周波数より高い周波数でサンプリングすればサ
ンプリング位相を合わせる必要はないが、メモリに蓄積
するデーター量が増大する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、ディス
クの回転数を低下させ、MUSE信号のサンプリング位相に
合わせてチャンネルの合成が容易にできるビデオディス
クおよびその記録再生装置を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 本発明は、前記課題を解決するために、MUSE信号から
フレーム同期信号、ライン同期信号を検出する同期検出
回路と、これらの同期信号からチャンネル分割点を示す
チャンネル切り換え信号を発生する切り換え信号発生回
路と、MUSE信号を記憶するメモリと、チャンネル切り換
え信号に基づきMUSE信号をチャンネル分割点で1フレー
ム毎に2つのチャンネルに分割してメモリから読み出す
メモリコントロール回路とを具備することを特徴とする
ビデオディスク記録装置を用いて、各チャンネルに対応
した光変調器で変調された光ビームをディスク原盤上の
2つのトラックへ照射することによりMUSE信号をビデオ
ディスク原盤に記録する。
このようにして記録したビデオディスクを再生する場
合に、ビデオディスク上の2つのトラックにそれぞれ再
生用レーザー光を照射し、各トラックからの反射光を受
光する光検出器と、各チャンネルの再生信号からフレー
ム同期信号,ライン同期信号を検出する同期検出回路
と、各チャンネル毎に、検出した同期信号に基づき1フ
レームの再生信号を記憶するメモリと、各チャンネルの
メモリからチャンネル分割点に対応したチャンネル合成
点で切り換えて順次読み出すメモリコントロール回路を
具備することを特徴とするビデオディスク再生装置を用
いてMUSE信号を再生する。
作用 MUSE方式において、同期信号は1フレームで完結して
いる。本発明では、MUSE信号を1フレーム毎に2チャン
ネルに分割するため、各チャンネルの信号での同期信号
の形式をMUSE信号と同じにすることができる。そのた
め、同期検出方法もMUSE信号と同じにでき、サンプリン
グの位相を正確に合わせることが容易である。また、同
期検出回路もMUSEデコーダと同じ回路が使用できるた
め、共通のICを製作すれば、コストの低減も可能であ
る。
このようにして、映像信号を2チャンネルに分けて記
録,再生することにより、各チャンネルでの信号帯域は
元の信号の半分となる。そのため、最短記録波長が同じ
でも線速度を半分にすることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について説明する。
本実施例では、映像信号としてMUSE信号を使用する。
MUSE方式には、多くの技術が使用されているが、主要な
要素技術として、動き補正をしたハイビジョン信号を多
重サブサンプルし、サンプル値をアナログ伝送する方式
がある。このようなサンプル値伝送ではデコード時に正
確なリサンプルタイミングが必要である。サンプリング
の位相を合わせるため、位相誤差を検出できる同期信号
が付加されている。第3図にMUSE信号の伝送形式を示
す。MUSE信号では、1ラインを480点に標本化する。第
3図のようにサンプル番号を1〜480とすれば、HDに12
サンプル、Cに94サンプル、Yに374サンプルを割り当
てる。垂直方向にはフレームパルスが多重されるライン
を1,2とし、1125まである。MUSE方式では、フレームパ
ルスとHDを用いて同期を再生する。第4図にフレームパ
ルス波形を示す。フレームパルスはライン間で反転した
波形になっており、ライン間の相関をとることによりフ
レームパルスを検出する。フレームパルスの位置からHD
波形を挿入した位置を求める。第5図にHD波形を示す。
HD波形は1H毎に反転してサンプル6で立ち上りか立ち下
りでありこのレベルは128/256である。ただし、ライン
反転はフレームでリセットし、ライン3のHDは立ち下が
りになるようにする。そこでこの点を基準としてサンプ
ル4と8の和の平均値を求め、サンプル6の値との差を
とる。この値が1H毎の位相誤差である。この位相誤差が
0となるようにクロックの位相を変化させることにより
サンプルタイミングを合わせることができる。また、MU
SE方式の同期信号は、正極性同期となっている。そのた
め、ビデオディスクなどの記録メディアでは、一定周波
数のパイロット信号を周波数多重して記録し、再生時に
パイロット信号の周波数が一定となるようにディスクの
回転を制御している。
次に、MUSE信号をディスク原盤に記録するための記録
装置の実施例について説明する。第1図は本実施例にお
けるディスク記録装置の構成を示すブロック図である。
第1図において、1は入力端、5はメモリコントロール
回路、12はパイロット信号発生回路、16,17は光変調
器、20はディスク原盤、27は同期検出回路、28は切り換
え信号発生回路である。
高品位テレビ信号をMUSEエンコーダにより帯域圧縮し
てMUSE信号に変換した後、入力端1に加える。入力した
MUSE信号aは、アンプ2で増幅を行い、ローパスフィル
タ3で不要成分を除去し、A/D変換器4でディジタル信
号に変換する。同期検出回路27はディジタル化したMUSE
信号bからフレーム同期信号,ライン同期信号を検出す
る。切り換え信号発生回路28はこれらの同期信号からチ
ャンネル分割点を示すチャンネル切り換え信号を1フレ
ーム毎に発生する。このチャンネル分割点の位置は、フ
レーム内でどこに決めてもよい。例えば、1125ラインの
クランプレベル部の1点にすれば、常に一定レベルであ
るため、チャンネル分割、合成の処理が乱れた場合でも
その影響を少なくできる。メモリコントロール回路5は
チャンネル切り換え信号に基づきMUSE信号bをチャンネ
ル分割点で1フレーム毎に2つのチャンネルに分割して
メモリ6,メモリ7に切り換えて順次書き込んでいく。メ
モリ6,メモリ7はMUSE信号の1フレーム分のデータを記
憶することができるフレームメモリである。2つのメモ
リは、メモリコントロール回路5からのコントロール信
号に従い1フレーム毎に送られてくる各画素のデータを
順に書き込みながら、書き込みの半分の周波数で時間軸
を2倍に伸長して各画素のデータを読み出していく。D/
A変換器8は、メモリ6から読み出したデータをアナロ
グ信号に変換する。この時間軸伸長されたMUSE信号cを
FM変調器10で変調し、波形整形回路14で矩形波に変換し
た後、記録信号dとして光変調器16に入力する。同様
に、D/A変換器9は、メモリ7から読み出したデータを
アナログ信号に変換する。この時間軸伸長されたMUSE信
号eをFM変調器11で変調し、多重回路13へ加える。多重
回路13は、このFM変調波にパイロット信号発生回路12で
発生したパイロット信号を周波数多重し、多重信号fと
する。波形整形回路15で矩形波に変換した後、記録信号
gとして光変調器17に入力する。アルゴンレーザー18で
発振したレーザー光は、光学部品22,23,24で2本のレー
ザー光に分けられ、それぞれ光変調器16、光変調器17を
通る。光変調器16、光変調器17は、それぞれ記録信号
d、記録信号gに従いレーザー光の強度を変調する。光
学部品25,26は各光変調器を通過したレーザー光を1本
のレーザー光に合成する。ミラー18,対物レンズ19は合
成したレーザー光が、ディスク原盤20の目的とする位置
に焦点を結ぶように制御を行う。これにより、ディスク
原盤20の上にそれぞれ光変調器16,光変調器17で強度変
調した2つのレーザー光のスポットを形成する。モータ
ー21はディスク原盤20を回転させ、2つのスポットで2
本のトラックを記録していく。
このようなディスク原盤から再生用のビデオディスク
を作成する方法は、従来のビデオディスクと同様である
ため説明を省略する。
次に以上のようにしてMUSE信号を記録したビデオディ
スクを再生する再生装置について説明する。
第2図は本実施例におけるディスク再生装置の構成を
示すブロック図である。第2図において、40はビデオデ
ィスク、42は半導体レーザー、45は光検出器、54はバン
ドパスフィルタ、58はクロック再生回路、52,57はメモ
リ、59はメモリコントロール回路、69,70は同期検出回
路、64は位相比較回路、65はモーターサーボである。
ビデオディスク40をモーター66で回転させる。半導体
レーザー42は2つの再生用レーザー光を発光する。再生
用レーザー光は、対物レンズ41によりディスク上に絞ら
れる。対物レンズ41は、再生用レーザー光のスポットを
それぞれのトラックに沿うように制御する。光学部品4
3,44は半導体レーザー42から照射したレーザー光とディ
スクから反射したレーザー光とを分離し、反射光を光検
出器45に入射させる。光検出器45は2つのトラックから
の反射光を受光し、光電変換した後、それぞれのプリア
ンプに出力する。パイロット信号を含まないトラックか
ら再生した再生信号jは、プリアンプ46で増幅し、イコ
ライザー48で等化し、FM復調器50で復調しMUSE信号1と
する。同様に、パイロット信号を多重して記録したトラ
ックから再生した再生信号kは、プリアンプ47で増幅
し、イコライザー49で等化し、ハイパスフィルタ53およ
びバンドパスフィルタ54へ加える。この再生信号kに
は、FM変調信号にパイロット信号が多重されているた
め、ハイパスフィルタ58でFM変調信号を抽出し、バンド
パスフィルタ54でパイロット信号pを抽出する。抽出し
たFM変調信号をFM復調器55で復調しMUSE信号mとする。
クロック再生回路58は、抽出したパイロット信号pから
時間軸伸長して記録したMUSE信号の画素に対応するクロ
ックnを発生する。A/D変換器51はクロックnにより復
調したMUSE信号1をディジタル信号に変換し、メモリ52
へ書き込む。同期検出回路69は、MUSE信号1からフレー
ム同期信号,ライン同期信号を検出する。同様に、A/D
変換器56はクロックnにより復調したMUSE信号mをディ
ジタル信号に変換し、メモリ57へ書き込む。同期検出回
路70は、MUSE信号mからフレーム同期信号,ライン同期
信号を検出する。また、基準クロック発生回路62は元の
MUSE信号の画素に対応するクロックoを発生する。メモ
リコントロール回路59は、各チャンネル毎に検出した同
期信号に基づき1フレーム毎にメモリ52,57へ書き込む
ように制御する。各チャンネルのメモリからチャンネル
分割点に対応したチャンネル合成点で切り換えてクロッ
クoに従って順次読み出す。D/A変換器60は読み出したM
USE信号のデータをアナログ信号に変換し、増幅器61で
増幅し、出力端67から出力する。
出力したMUSE信号は、MUSEデコーダで再生処理を行い
高品位テレビ信号を再生する。また、基準パイロット信
号発生回路63はクロックoからこのクロックに同期した
パイロット信号qを発生させる。位相比較回路64は、内
部で発生させたパイロット信号qと再生したパイロット
信号pの位相を比較し、位相誤差信号rを発生させる。
モーターサーボ回路65は、位相誤差信号rが累積しない
ようにモーターの回転数を制御する。
以上のように本実施例によれば、1フレーム毎のチャ
ンネル分割点を示すチャンネル切り換え信号に基づきMU
SE信号を1フレーム毎に2つのチャンネルに分割するた
め、各チャンネルの同期信号の形式がMUSE信号と同じに
なり、再生装置での同期検出もMUSE信号と同じにでき、
サンプリングの位相を正確に合わせることが容易にでき
る。
ビデオディスクでは画像を検索するためにトラックを
ジャンピングし新しいトラックの映像を再生することが
行なわれる。MUSE方式では、映像信号のサブサンプル位
相を2フレーム周期に選んでいる。そのため、第3図に
示すコントロール信号に各フィールド毎のサンプル位相
を記録している。ジャンピングした場合でも映像信号の
サブサンプル位相を連続させるためには、ディスク再生
装置内でコントロール信号を複合しサンプル位相を検出
する必要がある。またコントロール信号は1つ前のフィ
ールドに配置されているため、最初のフィールドコント
ロール信号は再生できない。しかし本実施例によれば、
2つのトラックに再生用レーザー光をそれぞれ照射して
信号を再生するため、各チャンネルで再生するフレーム
は一定である。そのため、常に一方のチャンネルから再
生するように決めておけば、映像信号のサブサンプル位
相を連続させることができる。この場合の実施例を第6
図に示す。第6図において、メモリ部以外の構成は第2
図に示した再生装置と同様であるため省略している。
第2図での説明と同様にして、再生したMUSE信号1を
メモリ52に書き込み、MUSE信号mをメモリ57に書き込
む。例えば、MUSE信号1が1番目のフレームの信号であ
ればMUSE信号mが2番目のフレームの信号となる。この
順序は記録時に決めておけばよい。ジャンピングした場
合でも常にMUSE信号1から再生するため、最初のフィー
ルドのサンプル位相は常に同じになる。このフィールド
のコントロール信号をあらかじめ決めておくことができ
る。サブサンプル位相以外のデータは、前画面との相関
がないため、動きがないものとして設定することができ
る。メモリ71にこのコントロール信号を書き込んでお
く。例えばジャンピングを行った場合、メモリコントロ
ール回路59は新しい信号が再生されるまで、メモリ52,5
7のデータを繰り返し使用する。新しい再生信号をメモ
リ52,57に書き込むと、繰り返し再生している最後のフ
ィールドにあるコントロール信号の位置に対応させてメ
モリ71のコントロール信号を読み出す。続けて新しいフ
ィールドの信号を読み出すことにより、サブサンプル位
相を連続させることができる。
さらに本実施例によれば、再生用レーザー光を各トラ
ックに同時に照射して2チャンネルの信号を再生するた
め、各チャンネルで発生する時間軸の変動はほぼ等しく
なる。そのため、片方のチャンネルに多重して記録した
パイロット信号から再生したクロックを用いて、復調し
た2つのチャンネルの再生信号をメモリに書き込み、基
準クロックでメモリから読み出すことにより、時間軸伸
長して記録したMUSE信号を時間軸圧縮しもとのMUSE信号
に変換するのと同時に、再生信号に含まれる時間軸変動
(ジッター)を除去することができる。定常的な時間軸
の変動はパイロット信号の位相誤差信号が小さくなるよ
うにモーターの回転数を制御することにより除去するこ
とができる。
なお、本実施例では、2チャンネル分割したMUSE信号
をディスクの片面に2本のトラックを用いて記録した
が、本発明は、ディスク上でのフォーマットに関わらず
利用できるものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、MUSE信号を1フレーム
毎に2チャンネルに分割するため、各チャンネルの同期
信号の形式をMUSE信号と同じにすることができる。その
ため、同期検出方法もMUSE信号と同じにでき、サンプリ
ングの位相を正確に合わせることが容易である。また、
同期検出回路もMUSEデコーダと同じ回路が使用できるた
め、共通のICを製作すれば、コストの低減も可能であ
り、その実用的効果は大きい。
このようにして、映像信号を2チャンネルに分けて記
録,再生することにより、各チャンネルでの信号帯域は
元の信号の半分となる。そのため、最短記録波長が同じ
でも線速度を半分にすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるディスク記録装置の
ブロック構成図、第2図は本発明の一実施例におけるデ
ィスク再生装置のブロック構成図、第3図はMUSE信号の
伝送形式の説明図、第4図はフレームパルス波形の模式
図、第5図はHD波形の模式図、第6図は本発明の一実施
例におけるディスク再生装置のメモリ部分のブロック構
成図である。 1……入力端、5……メモリコントロール回路、12……
パイロット信号発生回路、16,17……光変調器、20……
ディスク原盤、27……同期検出回路、28……切り換え信
号発生回路、40……ビデオディスク、42……半導体レー
ザー、45……光検出器、58……クロック再生回路、52,5
7,71……メモリ、59……メモリコントロール回路、64…
…位相比較回路、65……モーターサーボ、69,70……同
期検出回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】MUSE方式で帯域圧縮されたハイビジョン信
    号をビデオディスク原盤に記録する装置であって、前記
    ハイビジョン信号からフレーム同期信号,ライン同期信
    号を検出する同期検出回路と、これらの同期信号からチ
    ャンネル分割点を示すチャンネル切り換え信号を発生す
    る切り換え信号発生回路と、前記ハイビジョン信号を記
    憶するメモリと、チャンネル切り換え信号に基づき前記
    ハイビジョン信号をチャンネル分割点で1フレーム毎に
    2つのチャンネルに分割してメモリから読み出すメモリ
    コントロール回路とを具備することを特徴とするビデオ
    ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】MUSE方式で帯域圧縮されたハイビジョン信
    号を記録したビデオディスクを再生する装置であって、
    ビデオディスク上の2つのトラックにそれぞれ再生用レ
    ーザー光を照射し、各トラックからの反射光を受光する
    光検出器と、各チャンネルの再生信号からフレーム同期
    信号,ライン同期信号を検出する同期検出回路と、各チ
    ャンネル毎に、検出した同期信号に基づき少なくとも1
    フレームの再生信号を記憶するメモリと、各チャンネル
    のメモリからチャンネル分割点に対応したチャンネル合
    成点で切り換えて順次読み出すメモリコントロール回路
    とを具備することを特徴とするビデオディスク再生装
    置。
  3. 【請求項3】2チャンネル分割したMUSE方式で帯域圧縮
    されたハイビジョン信号の1組のフレームのうち最初の
    フィールドのサブサンプル位相を表すコントロール信号
    を記録したメモリを具備することを特徴とする請求項
    (2)記載のビデオディスク再生装置。
JP1274051A 1989-10-16 1989-10-20 ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置 Expired - Lifetime JP2517122B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1274051A JP2517122B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置
US07/596,329 US5162922A (en) 1989-10-16 1990-10-15 Apparatus for multi-channel dividing, recording and reproducing a video signal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1274051A JP2517122B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03135279A JPH03135279A (ja) 1991-06-10
JP2517122B2 true JP2517122B2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=17536285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1274051A Expired - Lifetime JP2517122B2 (ja) 1989-10-16 1989-10-20 ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5162922A (ja)
JP (1) JP2517122B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2507174B2 (ja) * 1990-11-20 1996-06-12 松下電器産業株式会社 光ディスク装置
GB2257868B (en) * 1991-07-16 1995-04-12 Asahi Optical Co Ltd Still video device
JP3114263B2 (ja) * 1991-07-29 2000-12-04 ソニー株式会社 映像信号記録システム
JPH07501170A (ja) * 1992-09-15 1995-02-02 三星電子株式会社 ビデオマルチプレキシングシステム
JPH06197313A (ja) * 1992-09-28 1994-07-15 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録再生装置
KR950007876B1 (ko) * 1992-12-12 1995-07-20 엘지전자주식회사 디지탈 브이 씨 알의 영상 데이타 기록 회로
US5832170A (en) * 1994-12-16 1998-11-03 Sony Corporation Apparatus and method for storing and reproducing high-resolution video images
US6925426B1 (en) 2000-02-22 2005-08-02 Board Of Trustees Operating Michigan State University Process for high fidelity sound recording and reproduction of musical sound
JP2011061327A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像信号デジタルインターフェース装置
KR20160042234A (ko) * 2014-10-07 2016-04-19 삼성전자주식회사 광 연결 메모리 시스템

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54146613A (en) * 1978-05-10 1979-11-16 Hitachi Ltd Optical head
NL8101932A (nl) * 1981-04-21 1982-11-16 Philips Nv Inrichting voor het inschrijven en uitlezen van informatiesporen in een optische registratiedrager.
US4449212A (en) * 1981-07-30 1984-05-15 Rca Corporation Multi-beam optical record and playback apparatus
JP2569006B2 (ja) * 1986-04-02 1997-01-08 株式会社日立製作所 映像信号の記録装置
JPS63102481A (ja) * 1986-10-18 1988-05-07 Pioneer Electronic Corp 多重記録方式
JPS63135553U (ja) * 1987-02-26 1988-09-06
FR2617361A1 (fr) * 1987-06-26 1988-12-30 Eduvision Sa Procede de stockage d'images de haute definition sur video-disque, codeur et decodeur pour la mise en oeuvre dudit procede
JPH01223887A (ja) * 1988-03-03 1989-09-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスクおよびその記録装置およびその再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03135279A (ja) 1991-06-10
US5162922A (en) 1992-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4353090A (en) Extended play video recording and reproducing system with selection of multiplexed audio
KR960010505B1 (ko) 입체 비디오 디스크 레코드 및 이의 기록 장치 및 재생 장치
US4920424A (en) Method of recording and reproducing multi-channel information on and from recording medium
JP2517122B2 (ja) ビデオディスク記録装置およびビデオディスク再生装置
JPH04172623A (ja) 書換型記録媒体及びその記録再生装置
US5119209A (en) Picture image reproducing apparatus having a sampling circuit for sampling an output of the time base error correcting circuit
EP0021783B1 (en) Recorder, player, method of recording and video record
JP2748483B2 (ja) ビデオディスク記録装置及び再生装置
JP3061283B2 (ja) ビデオディスクの製造方法
JPS6348475B2 (ja)
KR100224804B1 (ko) 비디오 멀티플렉싱 시스템
JPH0691646B2 (ja) ビデオディスクの記録再生装置
JPH0778876B2 (ja) ビデオディスクおよびその記録再生装置
JP2515778B2 (ja) 映像信号の雑音抑制方法
KR0139290B1 (ko) 비디오디스크기록방식 및 재생장치
JPS63266980A (ja) 映像情報の記録再生方法
JPS61273083A (ja) 静止画付きオ−デイオ信号記録再生方法
JP2838983B2 (ja) 情報再生装置及び情報記録再生装置
JPS63171079A (ja) 情報再生方式
JPS60232795A (ja) カラ−映像信号記録再生装置
JPS63245078A (ja) 静止画記録方式
JPH0222450B2 (ja)
JPH0498629A (ja) 光ディスク及びこの光ディスクからの読取信号の再生処理装置
JPS58170179A (ja) 識別信号再生装置
JPH05344470A (ja) ビデオディスクおよびその記録装置