JPH0498629A

JPH0498629A - 光ディスク及びこの光ディスクからの読取信号の再生処理装置

Info

Publication number: JPH0498629A
Application number: JP21527590A
Authority: JP
Inventors: Nobuaki Onaki; 伸晃小名木
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1990-08-15
Filing date: 1990-08-15
Publication date: 1992-03-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、光磁気型ディスク、相変化型ディスク等の光
ディスク及びこの光ディスクからの読取信号の再生処理
装置に関する。

背景技術この種の光ディスクは、情報の書込み／読取りをなす光
スポットを案内するプリグループを有し、このプリグル
ープ間のランドにはアドレス情報等のプリフォーマット
・パターンが固定情報とじて予め記録されている。

かかる光ディスクにおいては、従来、クロストークを避
けるために、第５図に示すように、ランド５１（又はプ
リグループ５２）にのみビットが記録されていた。この
ため、プリグループ５２（又はランド５１）の領域部分
はビットの記録には何ら寄与しないことになり、記録領
域の利用効率が悪いという欠点があった。

発明の概要［発明の目的］そこで、本発明は、記録領域の有効利用を図ることによ
り、ビット記録の高密度化を可能とした光ディスク及び
この先ディスクからの読取信号の再生処理装置を提供す
ることを目的とする。

［発明の構成］本発明による光ディスクは、記録領域が光スポットを案
内するプリグループ及びこのプリグループ間のランドか
らなる光ディスクであって、前記プリグループ及び前記
ランドの両方に情報が記録されかつ各記録情報のキャリ
ア周波数が互いに異なる構成となっている。

また、本発明による読取信号の再生処理装置は、記録領
域が光スポットを案内するプリグループ及びこのプリグ
ループ間のランドからなり、前記プリグループ及び前記
ランドの両方に情報が記録されかつ各記録情報のキャリ
ア周波数が互いに異なる光ディスクからの読取信号の再
生処理装置であって、前記読取信号から前記プリグルー
プ及び前記ランドの各々のキャリア周波数成分を抽出す
る第１及び第２の抽出手段を有し、前記第１及び第２の
抽出手段の各抽出出力を再生処理する構成となっている
。

［発明の作用］本発明による光ディスク及びその再生処理装置において
は、ランド及びプリグループの両方にキャリア周波数を
互いに異ならしめて情報を記録し、その読取信号の再生
処理に際しては各キャリア周波数成分を抽出して再生処
理する。

実施例以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳細に説明する
。

第１図に示す本発明による光ディスクにおいては、ラン
ド１とプリグループ２との幅比が例えば１：１（この比
に限定されるものではない）となっており、ランド１と
プリグループ２とを対にして両方に互いに異なるキャリ
ア周波数にて同期して情報が記録される。

ここで、ランド１のキャリア周波数をｆｌ、プリグルー
プ２のキャリア周波数をｆ２とすると、キャリア周波数
ｆ、、ｆ２の各々の関係を、ｆ２＝　（ｆ　１／２）　
Ｘ　（２ｎ＋ｌ）　　ｎ−１，２，３，−・・・・・・
・・■ となるように設定する。

また、第２図（Ａ）、　　（Ｂ）に示すように、映像信
号を±ヤリア周波数ｆ、、、ｆ２で周波数変調して記録
する場合、各々の周波数偏移をΔｆＩ＋Δｆ２とすると
、キャリア周波数ｆＩｒｆ２を、ｆ１＋Δｆ１＜ｆ２−
Δｆ２　　　　・旧・・■となるように割り当てる。

このように、ランド１とプリグループ２とに互いに異な
るキャリア周波数ｆ、、ｆ２にて情報を記録する場合、
上記■、■式を満たすことが必要である。すなわち、映
像信号においては、ＮＴＳＣ方式等の伝送方式に拘らず
、必す水平、垂直周波数の整数倍の周波数にエネルギー
が集中するので、これらがランド中プリグループ間でイ
ンターリーブの関係を保つように情報を書き込めば良い
のである。また、ランド１及びプリグループ２の記録情
報として、例えば、ランド１に奇数フィールド、プリグ
ループ２に偶数フィールドの映像信号をそれぞれ記録す
ることにより、ランド１及びプリグループ２を対として
１フレームの映像信号を記録できることになる。

次に、かかる光ディスクの演奏装置における本発明によ
る読取信号の再生処理装置の一実施例について説明する
。

第３図において、光ディスク３はスピンドルモータ４に
よって回転駆動され、その記録情報は例えば単一の情報
読取用光スポットを発する周知の構成の光学式ピックア
ップ５によって読み取られる。光ディスク３が、例えば
、ランド１に奇数フィールド、プリグループ２に偶数フ
ィールドの映像信号がそれぞれ記録されたものである場
合、１回転検出器６によって光ディスク１が１回転した
ことが検出され、その検出出力に応答してコントローラ
７が１トラックジャンプ回路８を駆動することにより、
情報読取用光スポットが光ディスク１の１回転毎にラン
ド１とプリグループ２との間をＲＥＶ方向に飛び越すい
わゆる１トラツクジヤンプバツクを繰り返す。その結果
、光ディスクｌの１回転毎にランド１の記録情報とプリ
グループ２の記録情報とが交互に読み取られることにな
る。

ピックアップ５による読取ＲＦ倍信号、ＲＦアンプ９を
経てた後選択スイッチ１０によってＦＭ変調器１１．１
２のいずれか一方に供給される。

ＦＭ変調器１１は周波数ｆ１をキャリアとするＦＭ信号
を復調し、ＦＭ変調器には周波数ｆ２をキャリアとする
ＦＭ信号を復調し、読取ＲＦ倍信号らランド１．プリグ
ループ２の各キャリア周波数ｆ、、ｆ２の成分をそれぞ
れ復調する。ＦＭ復調器１１．１２の各復調出力は選択
スイッチ１３に供給され、ランド１の読取り時にはＦ　
Ｍ’ｄｉ′ｌＲ器１１の復調器内１、プリグループ２の
読取り時にはＦＭ復調器１２の復調出力がそれぞれ選択
されるようにコントローラ７によって光ディスク１の１
回転毎に選択スイッチ１０．１３の切換え制御が行なわ
れる。これにより、選択スイッチ１３の出力として、奇
数及び偶数フィールドのＲＦ映像信号が２フイ一ルド分
づつ導出されることになる。

これらフィールド単位のＲＦ映像信号についてはＡ／Ｄ
変換回路１４でＡ／Ｄ変換された後、例えば３次元ディ
ジタルフィルタからなるフィルタ１５によって不要成分
除去がなされる。フィルタ１５の出力はフィールド−フ
レーム変換回路１６において対の奇数及び偶数フィール
ドの関係に並び換えられて１フレームの映像信号に変換
される。

このフレーム単位の映像信号はＤ／Ａ変換器１７でアナ
ログ化されて映像出力となる。

このように、光ディスク３に対してランド１及びプリグ
ループ２の両方にキャリア周波数を互いに異ならしめて
情報を記録し、その読取ＲＦ倍信号再生処理に際しては
各キャリア周波数ｆ１゜ｆ２に対応したＦＭ復調器１１
．１２によって各キャリア周波数成分について復調処理
することにより、読取ＲＦ倍信号段階でのクロストーク
は大きいものの、復調して画像再生したときクロストー
ク妨害の影響は比較的小さくなるので、プリグループ２
にもビットを記録できた分だけ光ディスク３のビット記
録の高密度化が図れることになる。

なお、上記実施例においては、ランド１に奇数フィール
ド、プリグループ２に偶数フィールドの映像信号をそれ
ぞれ記録する場合について説明したが、これは−例に過
ぎず、ランド１及びプリグループ２の記録情報の関係と
しては種々の態様が考えられる。

また、上記実施例では、周知のピックアップ５による単
一の光スポットによってランド１及びプリグループ２の
各記録情報を光ディスク１の１回転毎に交互に読み取る
としたが、第４図に示すように、２本のレーザ光ビーム
を発するレーザアレイ４１を光源として用い、対物レン
ズ４２を介して一対の光スポットをランドｌ及びプリグ
ループ２に同時に照射することによって画記録情報を同
時に読み取るようにすることも可能である。

発明の詳細な説明したように、本発明による光ディスク及びその再
生処理装置においては、ランド及びプリグループの両方
にキャリア周波数を互いに異ならしめて情報を記録し、
その読取ＲＦ倍信号再生処理に際しては各キャリア周波
数成分を抽出して復調処理することにより、クロストー
ク妨害の影響を回避する構成となっているので、光ディ
スクのビット記録の高密度化が図れることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による光ディスクにおける記録ビットの
様子を示す図、第２図はキャリア周波数ｆ、、ｆ２の割
り当ての一例を示す図、第３図は本発明による再生処理
装置が適用されたディスク演奏装置の一例を示すブロッ
ク図、第４図は再生光学系の他の例を示す構成図、第５
図は従来の光ディスクにおける記録ビットの様子を示す
図である。主要部分の符号の説明１．５１・・・・・・ランド２．５２・・・・・・プリグループ３・・・・・・光ディスク　　　５・・・・・・ピック
アップ７・・・・・・コントローラ１１．１２・・・・・・ディジタルフィルタ１４・・・
・・・ＦＭ復調回路出願人　　　パイオニア株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録領域が光スポットを案内するプリグループ及
びこのプリグループ間のランドからなる光ディスクであ
って、前記プリグループ及び前記ランドの両方に情報が記録さ
れかつ各記録情報のキャリア周波数が互いに異なること
を特徴とする光ディスク。
（２）記録領域が光スポットを案内するプリグループ及
びこのプリグループ間のランドからなり、前記プリグル
ープ及び前記ランドの両方に情報が記録されかつ各記録
情報のキャリア周波数が互いに異なる光ディスクからの
読取信号の再生処理装置であって、前記読取信号から前記プリグループ及び前記ランドの各
々のキャリア周波数成分を抽出する第１及び第２の抽出
手段を有し、前記第１及び第２の抽出手段の各抽出出力
を再生処理することを特徴とする再生処理装置。
（３）前記光スポットは単一であり、前記プリグループ
及び前記ランドのいずれか一方に択一的に照射されるこ
とを特徴とする請求項２記載の再生処理装置。
（４）前記光スポットは一対であり、前記プリグループ
及び前記ランドに同時に照射されることを特徴とする請
求項２記載の再生処理装置。