JP2516774B2 - 地盤表層の安定,排水締固め工法 - Google Patents
地盤表層の安定,排水締固め工法Info
- Publication number
- JP2516774B2 JP2516774B2 JP62201740A JP20174087A JP2516774B2 JP 2516774 B2 JP2516774 B2 JP 2516774B2 JP 62201740 A JP62201740 A JP 62201740A JP 20174087 A JP20174087 A JP 20174087A JP 2516774 B2 JP2516774 B2 JP 2516774B2
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- JP
- Japan
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- soft ground
- sheet
- drainage
- ground surface
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は軟弱地盤表層の安定,排水締固め工法に関す
る。
る。
従来軟弱地盤の安定工法としては表層固化工法あるい
は汎布等の敷設工法等が採用されているが、いづれも地
盤表層の排水は別に行う必要があつた。
は汎布等の敷設工法等が採用されているが、いづれも地
盤表層の排水は別に行う必要があつた。
本発明者はこれら従来の欠点を解決すべく種々研究を
重ねた結果本発明を完成するに至つた。
重ねた結果本発明を完成するに至つた。
すなわち本発明は軟弱地盤にネツト状シートを敷設
し、該ネツト状シートの上面に吸水性シートを重設し、
且つ前記吸水性シートの端部を軟弱地盤レベルの最低位
より深く掘つた掘削穴に垂設することを特徴とする軟弱
地盤表層の安定,排水締固め工法に関する。
し、該ネツト状シートの上面に吸水性シートを重設し、
且つ前記吸水性シートの端部を軟弱地盤レベルの最低位
より深く掘つた掘削穴に垂設することを特徴とする軟弱
地盤表層の安定,排水締固め工法に関する。
次に本発明を図面を参照しながら説明する。第1図は
本発明工法の施工の一例を示した軟弱地盤の前面図を示
したものであり、1は軟弱地盤、2はネツト状シート、
3は吸水性シート、4は盛土、5は掘削穴である。具体
的な施工例を示せばまず軟弱地盤1の表面にネツト状シ
ート2を敷設し、その上面に吸水性シート3を重設す
る。そして軟弱地盤の適宜の場所に掘削穴5を設ける。
この掘削穴5の深さは軟弱地盤レベルの中で最低位置6
より深く掘削することが必要である。そしてこの掘削穴
5に前記吸水性シート3の端部7を露出させて垂設す
る。この場合吸水性シートの端部7は軟弱地盤1の最低
位レベル6よりもさらに下方に位置するように延長する
ことによつて脱水をはやめることができる。そして必要
によつて前記吸水性シートの上面にさらに盛土4をする
ことによつて土壌中の水分を早期に脱水することができ
る。掘削穴5に留つた水はサクシヨン8によつて外部に
排出される。
本発明工法の施工の一例を示した軟弱地盤の前面図を示
したものであり、1は軟弱地盤、2はネツト状シート、
3は吸水性シート、4は盛土、5は掘削穴である。具体
的な施工例を示せばまず軟弱地盤1の表面にネツト状シ
ート2を敷設し、その上面に吸水性シート3を重設す
る。そして軟弱地盤の適宜の場所に掘削穴5を設ける。
この掘削穴5の深さは軟弱地盤レベルの中で最低位置6
より深く掘削することが必要である。そしてこの掘削穴
5に前記吸水性シート3の端部7を露出させて垂設す
る。この場合吸水性シートの端部7は軟弱地盤1の最低
位レベル6よりもさらに下方に位置するように延長する
ことによつて脱水をはやめることができる。そして必要
によつて前記吸水性シートの上面にさらに盛土4をする
ことによつて土壌中の水分を早期に脱水することができ
る。掘削穴5に留つた水はサクシヨン8によつて外部に
排出される。
また本発明は第2図に示すようにネツト状シートと吸
水性シートの層を複数層設けることによつて一層地盤の
締固め工期を短縮することができる。
水性シートの層を複数層設けることによつて一層地盤の
締固め工期を短縮することができる。
本発明に使用するネツト状シートとしては合成樹脂
製、金鋼製等種々のものが使用されるがコストの面から
合成樹脂製が好ましい。また吸水性シートとしては紙、
布、不織布、連続気泡型発泡合成樹脂製シートが挙げら
れる。
製、金鋼製等種々のものが使用されるがコストの面から
合成樹脂製が好ましい。また吸水性シートとしては紙、
布、不織布、連続気泡型発泡合成樹脂製シートが挙げら
れる。
本発明の工法によれば短期間に地盤表層の安定化と排
水を同時に行うことができ、且つネツト状シートが敷設
してあることから地耐力も向上する利点がある。
水を同時に行うことができ、且つネツト状シートが敷設
してあることから地耐力も向上する利点がある。
第1図および第2図は本発明に係る工法を示した軟弱地
盤の断面図を示す。
盤の断面図を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】軟弱地盤にネット状シートを敷設し、該ネ
ツト状シートの上面に吸水性シートを重設し、且つ前記
吸水性シートの端部を軟弱地盤に設けられた掘削穴に垂
設して軟弱地盤表層を安定させると共に地盤表層中の水
分を脱水する表層地盤の締固め工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62201740A JP2516774B2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | 地盤表層の安定,排水締固め工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62201740A JP2516774B2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | 地盤表層の安定,排水締固め工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6448921A JPS6448921A (en) | 1989-02-23 |
JP2516774B2 true JP2516774B2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=16446153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62201740A Expired - Fee Related JP2516774B2 (ja) | 1987-08-14 | 1987-08-14 | 地盤表層の安定,排水締固め工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516774B2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-14 JP JP62201740A patent/JP2516774B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6448921A (en) | 1989-02-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |