JP3325924B2 - 地下貯留浸透施設の構造 - Google Patents

地下貯留浸透施設の構造

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裕幸 屋井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地下貯留浸透施設の
構造に係わり、更に詳しくは雨水の貯留容量が大きく,
しかも貯留浸透施設上を有効に活用出来る地下貯留浸透
施設の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市開発が進み、自然地盤の表面
が締固められ、また道路や建物等で表面が覆われてくる
と、降雨時に地中に浸透する雨水の量は非常に少なくな
って、大部分は短時間に河川に流出するようになり、河
川の氾濫による浸水災害が多発して来ているのが現状で
ある。このような問題の対処として、河川改修,遊水
池,調整池方式の他、地盤の持つ自然浸透能力を有効に
利用して降雨時に雨水を貯留あるいは一時的に貯留させ
る浸透池等を形成し、貯留した雨水を積極的に地下浸透
処理する方法が多数実施され、雨水流出抑制に利用され
ている。
【0003】例えば、図2に示すような従来の浸透池1
は、地盤2に掘削した掘削孔3に貯水部4を形成し、こ
の貯水部4に集水管5より雨水Wを流入させて貯留し、
この貯留した雨水Wを貯水部4の底面6から地中7に浸
透させる構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記の
ような浸透池1は、貯水部4が地表に露出しているた
め、浸透池1の上面を有効に利用することができず、ま
た人が誤って転落しないように侵入防止柵を設けるな
ど、安全施設が必要であった。また、浸透池1に砕石を
投入した構造の貯留浸透施設では、浸透池1の上面を有
効に利用することは出来るが、砕石の空隙率が40%程
度と小いので、貯留効率が極めて悪く、浸透池1の貯
留量と同量の貯留量を確保するためには、新たに地盤2
を掘削して掘削平面或いは掘削深さを大きくする必要が
あり、この場合には、余分な土地が必要で、かつ施工費
用も高くなると言う問題があった。
【0005】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、雨水の貯留容量が大きく,しかも浸
透池の上面を有効に利用することが出来、更に土地購入
費や土工費も安く出来る地下貯留浸透施設の構造を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、地盤に掘削した掘削孔に断面凹状の貯水部
を形成し、この貯留部の壁面を、破壊を生じない深さで
階段状に掘削した段切り部に形成すると共に、貯水部の
中央及び段切り部に、雨水貯留用の筒状体のブロックを
密接させて配設し、前記貯水部の底面側に排水管を配設
すると共に、貯水部内に空隙率が大きく、かつ雨水貯留
用の筒状体から成る複数のブロックを積層させて配設
し、前記筒状体から成るブロック上に、埋設材料を介し
て雨水集水管または雨水集水管及び排水管を設置し、そ
の上部を埋め戻し材料により埋め戻したことを要旨とす
るものである。また、前記断面凹状の貯水部の内壁面
に、ポリエステル,ナイロン,テトロンの少なくとも一
つを素材として織布,不織布で構成した透水性のシー
ト、またはゴム,塩化ビニル,ポリエチレンの少なくと
も一つを素材としてシート状に構成した遮水性のシート
を敷設することも可能であり、更に、前記貯留部の壁面
を、破壊を生じない深さで階段状に掘削した段切り部に
形成し、前記貯水部の中央及び段切り部に、雨水貯留用
の筒状体のブロックを密接させて配設したことを要旨と
するものである。
【0007】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、地盤
に掘削した掘削孔に断面凹状の貯水部を形成し、この貯
留部の壁面を、破壊を生じない深さで階段状に掘削した
段切り部に形成すると共に、貯水部の中央及び段切り部
に、雨水貯留用の筒状体のブロックを密接させて配設
し、前記貯水部の底面側に排水管を配設すると共に、貯
水部内に空隙率が大きく、かつ雨水貯留用の筒状体から
成る複数のブロックを積層させて配設し、前記筒状体か
ら成るブロック上に、埋設材料を介して雨水集水管また
は雨水集水管及び排水管を設置し、その上部を埋め戻し
材料により埋め戻して施工するので、貯留容量も大きく
することが出来、また垂直方向の荷重に対する剛性があ
り、かつ筒状体の複数のブロックを積層するので、地震
等による垂直または水平の揺れに対しても強く、地表面
が凹むようなこともなく、浸透池の上面を有効に利用す
ることが出来、貯留容量を増やすための更に土地購入費
や土工費も少ないので安価に施工でき、従来の砕石充填
に比べて施工作業を安全にしかも効率良く行うことが出
来るものである。
【0008】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。なお、従来例と同一構成要素は、同
一符号を付して説明は省略する。図1は、この発明を実
施した地下貯留浸透施設の断面図を示し、1aは、雨水
Wの浸透貯留池を示し、この浸透貯留池1aは、地盤2
に掘削した掘削孔3に断面凹状の貯水部4を形成し、こ
の貯水部4には集水管5より雨水Wを流入させて貯留さ
せるように構成されている。
【0009】前記貯留部4の壁面4aには、破壊を生じ
ない深さ、即ち、貯留部4の壁面4aの土砂が崩壊しな
い程度の深さで、階段状に掘削した段切り部8が形成し
てあり、そしてこの段切り部8には、図示しないセメン
トモルタルを吹き付けて側壁の崩壊を防止している。こ
の段切り部8の底面及び壁面には、透水性または遮水性
のシート10を敷設してある。即ち、雨水Wを貯留する
場合には遮水性のシート10を敷設し、地中6に浸透さ
せる場合には透水性のシート10を張り付けて敷設する
ものである。
【0010】なお、雨水Wを地中6に浸透させる場合に
は、前記段切り部8の底面にシート10を必ずしも敷設
する必要はない。そして、貯留部4の底部のシート10
上に、透水性の良い砕石や砂等の充填材11を敷設して
平坦にした後、その上に、空隙率の大きハニカムブロ
ック等の筒状体12のブロックを前記段切り部8の壁面
形状に対応させて複数積層させ、この筒状体12のブロ
ック上に、砕石等の埋設材料13を介して前記集水管5
と接続する複数本のポリ塩化ビニル製の有孔集水管5a
を設置する。そして、その上部を透水性シート14で被
覆し、その上から土砂等の埋め戻し材料15により埋め
戻して構成するものである。
【0011】なお、前記貯留部4の底部のシート10上
には、充填材11を敷設せずに筒状体12のブロック
直接積層させても良く、また貯留部4を雨水Wを貯留す
る施設とする場合には、段切り部8の底面及び壁面に遮
水性のシート10を敷設し、貯留した雨水Wは、排水管
16を介して雨水処理手段(例えば、下水道)により排
水処理される。
【0012】また、上記の透水性のシート10として
は、ポリエステル,ナイロン,テトロン等を素材として
織布,不織布で構成したものを使用し、また遮水性シ
トとしては、ゴム,塩化ビニル,ポリエチレン等を素材
としてシート状の物を使用するものである。上記の雨水
浸透施設の場合は、貯留部4に貯留した雨水Wは、貯水
部4の底面6から地中7に順次浸透し、また雨水貯留施
設とした場合には、上述したように貯留した雨水Wを、
貯水部4の底面側に配設した排水管16を介して雨水処
理手段(例えば、下水道)により排水処理されるように
構成するものである。
【0013】以上のように、この発明の実施例によれ
ば、貯留部4の壁面4aに形成した階段状の段切り部8
に空隙率の大きハニカムブロック等の筒状体12のブ
ロックを少なくとも一層以上積層させ、埋設材料13を
介して有孔集水管5aまたは有孔集水管5a及び排水管
16を設置し、更にその上部を埋め戻し部材15により
埋め戻して施工するので、従来の砕石の空隙率が40%
程度であるのに対して筒状体12のブロックの場合の空
隙率は95%であって、空隙率が倍以上となるので、同
一の貯留部4とした場合には、倍以上の貯留容量を確保
でき、また埋め戻した浸透池1の上面も有効に利用する
ことが出来、更に新たな土地購入費や土工費も少ないの
で安価に施工でき、従来の砕石充填に比べて施工作業を
簡単に行うことが出来るものである。
【0014】
【発明の効果】この発明は、上記のように地盤に掘削し
た掘削孔に断面凹状の貯水部を形成し、この貯水部の壁
面を、破壊を生じない深さで階段状に掘削した段切り部
に形成すると共に、貯水部の中央及び段切り部に、雨水
貯留用の筒状体のブロックを密接させて配設し、前記
水部の底面側に排水管を配設すると共に、貯水部内に空
隙率が大きく、かつ雨水貯留用の筒状体から成る複数の
ブロックを積層させて配設し、前記筒状体から成るブロ
ック上に、埋設材料を介して雨水集水管または雨水集水
管及び排水管を設置し、その上部を埋め戻し材料により
埋め戻して施工するので、以下のような優れた効果を奏
するものである。 (a).従来の砕石に比べて筒状体のブロックは、空隙率が
倍以上と大きいため、同一の貯留部とした場合には、倍
以上の貯留容量を確保でき、また、貯留容量を増やすた
めの更に土地購入費や土工費も安く出来る。 (b).貯水部の底面側に排水管を配設すると共に、貯水部
内に空隙率が大きく、かつ雨水貯留用の筒状体から成る
複数のブロックを積層させて配設するので、垂直方向の
荷重に対する剛性があり、また地震等による垂直または
水平の揺れに対しても強く、地表面が凹むようなことも
なく、浸透池の上面を有効に利用することが出来る。 (c).施工作業は、筒状体のブロック単位で組付けて積層
させながら行うので、深さが深い貯水部であっても、安
全に作業を行うことが出来る上に効率良く作業を行うこ
とが出来、また筒状体のブロックに作用する水平土圧を
軽減でき、筒状体が破壊することがなく、従来の砕石充
填に比べて施工作業を容易に行うことが出来る。 (d).貯水部の壁面を、破壊を生じない深さで階段状に掘
削した段切り部に形成することで、地盤に掘削した断面
凹状の貯水部が数十mと言うように深い場合であって
も、段切り部を利用して安全に作業う行うことが出来、
また筒状体をブロック単位で組付けて積層させなて行う
作業も安全に、しかも効率良く作業を行うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した地下貯留浸透施設の断面図
である。
【図2】従来の地下貯留浸透施設の断面図である。
【符号の説明】
1a 浸透貯留池 2 地盤 3 掘削孔 4 貯水部 4a 貯留部の壁面 5 集水管 5a 有孔集水管 6 底面 8 段切り部 10 透水性または
遮水性のシート 11 充填材 12 筒状体 13 埋設材料 14 透水性シー
ト 15 埋め戻し材料 16 排水管W
雨水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−268823(JP,A) 特開 昭63−293233(JP,A) 実開 平5−83087(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03F 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤に掘削した掘削孔に断面凹状の貯水
    部を形成し、この貯留部の壁面を、破壊を生じない深さ
    で階段状に掘削した段切り部に形成すると共に、貯水部
    の中央及び段切り部に、雨水貯留用の筒状体のブロック
    を密接させて配設し、前記貯水部の底面側に排水管を配
    設すると共に、貯水部内に空隙率が大きく、かつ雨水貯
    留用の筒状体から成る複数のブロックを積層させて配設
    し、前記筒状体から成るブロック上に、埋設材料を介し
    て雨水集水管または雨水集水管及び排水管を設置し、そ
    の上部を埋め戻し材料により埋め戻したことを特徴とす
    る地下貯留浸透施設の構造。
  2. 【請求項2】 前記断面凹状の貯水部の内壁面に、透水
    性のシートまたは遮水性のシートを敷設した請求項1に
    記載の地下貯留浸透施設の構造。
  3. 【請求項3】 前記透水性のシートとして、ポリエステ
    ル,ナイロン,テトロンの少なくとも一つを素材として
    織布,不織布で構成したものを使用し、また遮水性シー
    トとして、ゴム,塩化ビニル,ポリエチレンの少なくと
    も一つを素材としてシート状の物を使用する請求項2に
    記載の地下貯留浸透施設の構造。
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JP2002129640A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Shinichiro Hayashi 雨水貯留・浸透槽
JP2002235362A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Shinichiro Hayashi 浮力対策を施した槽
KR100799733B1 (ko) * 2006-12-20 2008-02-01 (주) 디아이엔바이로 우수 저류 장치
CN113186954B (zh) * 2021-05-10 2024-09-10 四川省生态环境科学研究院 一种弱渗透性介质堆体渗滤液收集系统及其施工方法

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