JP2516768Y2 - コンクリートポンプのゲートハウジング開閉装置 - Google Patents

コンクリートポンプのゲートハウジング開閉装置

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JP2516768Y2
JP2516768Y2 JP10592090U JP10592090U JP2516768Y2 JP 2516768 Y2 JP2516768 Y2 JP 2516768Y2 JP 10592090 U JP10592090 U JP 10592090U JP 10592090 U JP10592090 U JP 10592090U JP 2516768 Y2 JP2516768 Y2 JP 2516768Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンクリートポンプ、特にそのゲートハウジ
ング開閉装置に関する。
〔従来の技術〕
従来装置の1例を第3図により説明する。
コンクリートポンプのホツパー8内やゲートハウジン
グ21内の残留コンクリートを排出する時は、ゲートハウ
ジング21底部に設けられたホツパー底蓋23を開き排出し
ている。
輸送管内の残留コンクリートを排出する為に、数分割
されている輸送管27の継手金具26を取外す事によって、
輸送管27を分解可能な構造としている。
コンクリートシリンダ2端部側に、揺動式切替パイプ
25を揺動させる駆動装置(アーム18及びゲート切替油圧
シリンダ19)を一体として配置してある。
また実公昭63−50464号公報に、第4図,第5図に示
すようなコンクリートポンプのゲート切替装置が記載さ
れている。
第4図,第5図において、01がホツパー、02は同ホツ
パー01の下端に固定したゲートハウジングで、同ゲート
ハウジング02全体の断面がJ形形状になっている。また
03が同ゲートハウジング02内に位置した側面視略S字状
の揺動管、04が上記ホツパ01及び上記ゲートハウジング
02に固定した揺動管移動用シリンダで、上記揺動管03の
他端部(外端部)3a及び同他端部3a側に設けたピストン
3bが同揺動管移動用シリンダ04内に摺動自在に嵌挿され
ており、同揺動管03は、同揺動管03の揺動中心線Aを中
心とした揺動と同揺動管03の揺動中心線aに沿う移動と
が可能になっている。また05が上記揺動管03の最外端部
に固定した揺動用レバー、6a,6bが上記ゲートハウジン
グ02内に開口したコンクリートシリンダで、上記ホツパ
01から同コンクリートシリンダ6a,6bの吸込口に延びた
上記ゲートハウジング02の上面部2a及び下面部2bが上記
揺動管03に沿う曲面を有している。また07がコンクリー
トピストン、08がコンクリート輸送管、09が上記揺動管
03の最外端部を同コンクリート輸送管08に揺動可能に取
付ける継手、10が上記揺動管移動用シリンダ04に設けた
圧油給排口、11が上記揺動管移動用シリンダ04内の油圧
室で、揺動用レバー05の上端部が液圧駆動装置(図示せ
ず)により左右に押され、揺動管03が揺動中心線Aを中
心に右方に揺動して、コンクリートシリンダ6aが同揺動
管03を介してコンクリート輸送管08に接続しているとき
には、コンクリートシリンダ6aが吐出工程に、コンクリ
ートシリンダ6bが吸入工程にあって、ホツパー01内の生
コンクリートがコンクリートシリンダ6b内へ吸入される
一方、コンクリートシリンダ6a内の生コンクリートが揺
動管03を介してコンクリート輸送管08へ吐出される。ま
た揺動用レバー05の上端部が液圧駆動装置により右方に
押され、揺動管03が揺動中心線Aを中心に左方に揺動し
て、コンクリートシリンダ6bが同揺動管03を介してコン
クリート輸送管08に接続すると、コンクリートシリンダ
6aは吸入工程に、コンクリートシリンダ6bは吐出工程
に、入って、生コンクリートの吸入及び吐出が引き続き
行われる。また揺動管03の位置が切替えられたとき、圧
油が圧油給排口10から揺動管移動用シリンダ04内の油圧
室11内へ供給され、揺動管03が揺動中心線Aに沿ってコ
ンクリートシリンダの方向へ押圧され、その後の生コン
クリートの吐出時に揺動管03が生コンクリートの抵抗に
よりコンクリート輸送管08の方向に押されても、その方
向には移動せず、揺動管03のコンクリートシリンダ側端
部がコンクリートシリンダに密着し続けて、生コンクリ
ートの洩れが防止される。また吐出が終わると、揺動管
移動用シリンダ04内の圧油が油圧室11から圧油給排口10
を経てシリンダ04外へ排出され、揺動管03の揺動が可能
になって、揺動管03の位置切替えが行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕 前述の従来技術には次のような問題点がある。
輸送管やそれに係る金具等を取外す作業は、輸送管や
金具等が重いため、オペレータは重労働をしいている。
又消耗部品交換の際、ゲートハウジングを分解せねばな
らず労力と時間を要する。
かつ、この分解作業は、建設現場に於けるコンクリー
ト打設作業完了ごとに行うものなので、作業員に対する
負担が大きい。
揺動式切替パイプ25を揺動させる駆動装置をコンクリ
ートシリンダ端部側に一体として配置した構造のため、
コンクリートシリンダとゲートハウジングの境界部が複
雑になり、両者の分割を行なう事が難しい。
本考案は、ホツパー及びゲートハウジング内の残留コ
ンクリートの排出、消耗部品の交換等の作業を省力化し
たコンクリートポンプゲートハウジングの開閉装置を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
1.ホツパー内の残留コンクリートの排出や消耗部品の交
換作業を行なうには、ホツパー内やゲートハウジング部
に出来るだけ大きく開口(開閉)可能な構造にする必要
があるので、コンクリートシリンダ側とゲートハウジン
グ(ホツパー)側とを完全に分離させ、ホツパーとゲー
トハウジング及び輸送管を一体化構造とする。
2.上記コンクリートシリンダ側とゲートハウジング側と
を周一線上で分離し、両者をヒンジ構造で連結すること
により、ゲートハウジング側とコンクリートシリンダ側
を開閉可能とする。
3.ゲートハウジングの先の輸送管は、コンクリートシリ
ンダ側に固定された輸送管に接続する。このゲートハウ
ジングの先の輸送管を分離せずに接続する為に、ヒンジ
の中心を通す。
4.コンクリートシリンダ側とゲートハウジング側との間
に設置した開閉油圧シリンダにより、ゲートハウジング
側全体を回動(開閉)させる。
ゲートハウジングの閉鎖位置にロツク機構を設置す
る。
〔作用〕
コンクリートシリンダ側とゲートハウジング側を構造
的に分離させ、ヒンジによりゲートハウジング側全体を
開閉する。又このヒンジのセンターに輸送管を通すこと
により、ゲートハウジング側とコンクリートシリンダ側
を容易に着脱することができる。
ゲートハウジングの閉鎖位置に設けられたロツク機構
により、コンクリートポンプ運転時における接続部の気
密性が保持される。
〔実施例〕
第1図,第2図において、1はコンクリートピスト
ン、2はコンクリートシリンダ、3は管状軸受け、4は
開閉油圧シリンダ、5はアーム、6は管状軸、7,16,28
は輸送管、8はホツパー、9は揺動S字管駆動油圧シリ
ンダ、10はアーム、11は開閉ロツク装置、12はコツター
受け、13は揺動S字管、14はゲートハウジング、15はS
字管支持ケーシング、17はコツタである。
コンクリート輸送作業を完了したコンクリートポンプ
のホツパー8はゲートハウジング14及び輸送管16内等の
残留コンクリートの排出や消耗部品の交換を行なう為に
は、ホツパー8の下部で、ゲートハウジング14の部分を
大きく開閉する必要がある。
そこで、ゲートハウジング14側ではホツパー8、ゲー
トハウジング14、輸送管(B)16や、揺動S字管13を駆
動する装置等を一体化した構造にする。又ゲートハウジ
ング14側と、コンクリートシリンダ2側とを開閉さす為
両者をヒンジ(管状軸受3と管状軸6の組合せ)で接続
する。
このヒンジの構造は中空な断面形状のものを用い、そ
の内部に輸送管(A)7と輸送管(B)16とを接続する
輸送管(C)28を通す。尚この輸送管28を内部に通した
管状軸6はゲートハウジング14部と一体となっている
為、開閉動作時にはゲートハウジング14と同じ動きをす
る。よって管状軸6は、管状軸受は3より出口側、すな
わち輸送管7とは独立した動き(回転)ができる。ゲー
トハウジング14部の開閉機構としては、コンクリートシ
リンダ2側を支持するフレーム(図示省略)と、ヒンジ
軸となる管状軸6のアーム5とに開閉油圧シリンダ4を
装着し、この開閉油圧シリンダ4の伸縮動作によってゲ
ートハウジング14の開閉を行なう。又ゲートハウジング
14底部の開閉ロツク装置11は油圧シリンダのピストンロ
ツド(図示省略)の先端にクサビ状のコツター17を取付
けたもので、ゲートハウジング14を閉じた時に、このコ
ツター17が、ゲートハウジング14の側面に設けたコツタ
ー受け12の穴に油圧力によって押込まれ、コンクリート
シリンダ2側にゲートハウジング14が、完全に拘束及び
圧着され、コンクリート輸送動作時等に不用意に気密性
が弱まる事を防止する。尚これらの開閉油圧シリンダ4
及び開閉ロツク装置11は、シーケンス制御装置(図示省
略)を介して作動させることにより、スイツチ一つで自
動的に開閉作業が行なえる。
以上の様な構造により、打設終了後のゲートハウジン
グ14内の残コンの排出を容易にすると共に、輸送管16を
外す事なく(分解する事なく)揺動S字管13にスポンジ
等を挿入し空圧又は液圧により輸送管内のコンクリート
を排出する。
〔考案の効果〕
本考案によるコンクリートポンプのゲートハウジング
開閉装置は、コンクリートシリンダ、ホツパー及びゲー
トハウジングを具えたコンクリートポンプにおいて、前
記ホツパーをコンクリートシリンダの軸線に直交する管
状軸及び管状軸受けにより回動可能に支持し、前記ゲー
トハウジングをホツパーに対して固定支持し、前記ゲー
トハウジングを出た輸送管を前記管状軸の内側を通過さ
せ、前記ホツパーの回動時に、揺動S字管、ゲートハウ
ジング、及びゲートハウジングと管状軸の間の輸送管が
同ホツパーと一体となって回動して、前記コンクリート
シリンダのホツパー側端部を開閉するように構成したこ
とにより、次の効果を有する。
コンクリートシリンダとホツパーの間の接続部を大き
く開放できるので、残留コンクリートの排出、消耗部品
の交換等の作業が容易になる。
ホツパー開放時にゲートハウジング、輸送管等を取外
す必要がない。
構造が簡素になった為、開閉駆動装置を組込む事が、
可能になる。又この駆動装置を自動制御する事により、
残留コンクリートの排出や消耗部品の交換作業等が大幅
に省力化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るゲートハウジング開閉装
置の概略図、第2図は同上の開閉作動状況図、第3図は
従来装置の概略図、第4図は他の従来装置の横断側面
図、第5図は第4図のV−V矢視図である。 1……コンクリートピストン 2……コンクリートシリンダ 3……管状軸受け、4……開閉油圧シリンダ 6……管状軸、8……ホツパー 13……揺動S字管、14……ゲートハウジング 15……S字管支持ケーシング、16,28,7……輸送管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートシリンダ、ホツパー及びゲー
    トハウジングを具えたコンクリートポンプにおいて、前
    記ホツパーをコンクリートシリンダの軸線に直交する管
    状軸及び管状軸受けにより回動可能に支持し、前記ゲー
    トハウジングをホツパーに対して固定支持し、前記ゲー
    トハウジングを出た輸送管を前記管状軸の内側を通過さ
    せ、前記ホツパーの回動時に、揺動S字管、ゲートハウ
    ジング、及びゲートハウジングと管状軸の間の輸送管が
    同ホツパーと一体となって回動して、前記コンクリート
    シリンダのホツパー側端部を開閉するように構成したこ
    とを特徴とするコンクリートポンプのゲートハウジング
    開閉装置。
JP10592090U 1990-10-11 1990-10-11 コンクリートポンプのゲートハウジング開閉装置 Expired - Lifetime JP2516768Y2 (ja)

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