JP2516540Y2 - ビニールハウス構造材の連結装置 - Google Patents

ビニールハウス構造材の連結装置

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JP2516540Y2
JP2516540Y2 JP1989087235U JP8723589U JP2516540Y2 JP 2516540 Y2 JP2516540 Y2 JP 2516540Y2 JP 1989087235 U JP1989087235 U JP 1989087235U JP 8723589 U JP8723589 U JP 8723589U JP 2516540 Y2 JP2516540 Y2 JP 2516540Y2
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周次 田中
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渡辺パイプ 株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ビニールハウスのアーチ形構造材に支柱用
パイプ、あるいは横通し用パイプを連結する際に使用さ
れるビニールハウス構造材の連結装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ビニールハウスの支柱用パイプに水平方向の横
通し用パイプを連結する装置としては、実公昭52−3541
1号公報に開示された構築材の継合装置が公知であり、
これは垂直状態の大径構材を嵌挿する孔を穿設したU字
状の金具に上記垂直構材と水平方向の横通しパイプをそ
れぞれ嵌挿し、これら2本のパイプ間に楔体を打ち込ん
で両者を固定するものである。
また、アーチ形構造材に横通しパイプを固定する装置
としては、実開昭55−47208号及び実開昭55−47209号公
報にそれぞれ開示された固定金具が公知である。すなわ
ち前者はアーチ形構造材と横梁材とをスペーサを介して
棒状押え金具によって係止し、その押え金具の自由端と
横梁材との間に楔片を打ち込んで固定するものであり、
後者はアーチ形構造材と横梁材とを板状のU字状押え金
具に逆U字状受け金具を係合することによって固定する
ものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記公知の連結装置はいずれも直線状
の部位において互いに直交して連結するのに適した構造
を有しており、ビニールハウスのアーチ形構造材のよう
に弯曲した部位に直管をT字状に連結するには適さない
という欠点があった。
また、実開昭58−111413号公報に開示されたパイプの
接続具は連結材1の螺桿1dにスリット3dを形成したカラ
ー3を嵌装し、カラー3の先端部3eを拡大させるテーパ
部4bを備えたナット4を螺合し、この連結材1を回転さ
せることによりナット4を前進させ、そのテーパ部4bで
カラー3の先端部3eを拡大させてパイプ5内に固定する
ものであるが、このパイプの接続具ではパイプ5の内周
にナット4によってカラー3の拡大片3eが強固に食い込
んで一体に連結しているためにビニールハウス全体が剛
構造となり、そのため繰り返される風圧によってビニー
ルハウスが揺れるたびに連結材1が強く引っ張られるに
つれて、連結部がナット4のテーパ部4bによってパイプ
5の内周に強固に固定されているためそこに応力の集中
が生じてパイプ5の端部が割れたり、拡がったりして簡
単に連結材1がパイプ5から抜け出してしまう欠点があ
る。したがって、この種の剛性的に強固に連結する金具
を使用したビニールハウスは、長期の使用には耐えられ
ないという重大な欠点があった。
本考案は上記の事情に鑑みて完成されたものであり、
ビニールハウスのアーチ形構造材に支柱用パイプ、ある
いは横通し用パイプをT字状に連結するのに好適で、強
固にかつ容易に連結することができるビニールハウス構
造材の連結装置を提供するを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、ビニールハウ
スのアーチ形構造材に支柱用パイプ、横通し用パイプを
T字状に連結する連結用の扁平状をした孔あき係止片を
一端に形成したボルトの該係止片近傍に鍔部を固定し、
該ボルトの他端から中央に丸孔を形成したキャップ状パ
イプ保持体と円筒状の弾性スリーブの各孔を挿通し、こ
れらを鍔付ナットによって該ボルトの鍔部との間に挾持
させ、これを前記パイプ中に挿入して、前記キャップ状
パイプ保持体内にパイプ端部を嵌着させ、前記扁平状の
係止片を回転して弾性スリーブを圧縮してパイプ内面に
圧着させるビニールハウス構造材の連結装置において、
前記鍔付ナットの弾性スリーブ端面に接する面に該鍔付
ナットの空回り防止用の粗面を形成したことを特徴とし
ている。
〔作用〕
次に、本考案の作用について説明すると、一端に孔を
設けた係止孔を形成し、その係止片のつけ根に鍔部を設
けたボルトの他端からキャップ状のパイプ保持体と円筒
状の弾性スリーブとを挿通し、これらのパイプ保持体と
弾性スリーブとを挾持するように鍔付ナットを前記ボル
トに螺着し、この鍔付ナット側から支柱用、あるいは横
通し用のパイプを挿通し、その先端を上記パイプ保持体
内に当接し嵌着させた後、前記係止片を少々引いて弾性
スリーブを鍔付ナットとキャップ状パイプ保持体との間
に挾持させながら回転させると、ボルトに螺着された鍔
付ナットは空回り防止用の粗面によって弾性スリーブの
端面に係止されていて滑ることがなく、その上、この粗
面は鍔付ナットが弾性スリーブの端面を押圧すればする
程端面に食い込み一体となるため、鍔付ナットの軸方向
への確実な移動により発生する締め付け力によって円筒
状の弾性スリーブが圧縮され、円周方向に膨出して上記
パイプの内周面に密着し、パイプに有孔係止片を具備し
たボルトを締着させることができる。
そして、この締着状態では係止片を引張る力、すなわ
ちボルトをパイプから抜き出そうとする瞬間的な力が加
わった場合には一層密着性が高くなり、強固に締着され
る。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例の分解した状態
及び組立てた状態を示す斜視図であり、第3図は本実施
例を支柱用パイプの端部に取りつけた状態を示してい
る。
ボトル1の一端に円形の孔2を設けた扁平な係止片3
を形成し、この係止片3のボルト1とのつけ根に鍔部4
が設けられている。
このボルト1の係止片3と反対方向から中央に丸孔5
を穿設したキャップ状のパイプ保持体6と円筒状をした
ポリ塩化ビニール、合成ゴム製などの弾性スリーブ7を
ボルト1に挿通し、最後に鍔付ナット8をボルト1に螺
合し、前記ボトル1の扁平な係止片3を回転してナット
8を締めつけ、鍔4と鍔付ナット8の鍔部8aとの間に前
記パイプ保持体6と弾性スリーブ7を挾持させ、第2図
に示す状態にする。この際、鍔付ナット8の鍔部8aの弾
性スリーブ側は凹凸状の粗面9となっているためナット
8は弾性スリーブ7の端面に係止され、空回りすること
がない。
次に、上記の本実施例を支柱、あるいは横通し用パイ
プの端部に固定する場合について説明する。
第3図に示すように係止片3と反対方向のボルト1の
端からパイプ10をパイプ保持体6内にパイプ10の端部が
当接するまで挿通し嵌着させ、その状態で係止片3を回
転させると、ボルト1に螺合している鍔付ナット8が上
記係止片3方向に移動し、弾性スリーブ7をボルト1の
鍔4の間に締め付け、この締め付け力によって円筒状の
弾性スリーブ7が軸方向に圧縮され、その結果円筒状の
弾性スリーブ7は円周方向に膨出して上記パイプ10の内
周面に圧着し、係止片3を具備したボルト1をパイプ10
の端部に強固に固定することができる。
このようにしてパイプ10に締着された本実施例はパイ
プ10から引き抜こうとする瞬間的な力が作用しても弾性
スリーブ7の外周面とパイプ10の内周面とが密着してい
るので、その摩擦により滑ることがなく圧着されている
ため鍔付ナット8附近の弾性スリーブ7がさらに圧縮さ
れ円周方向に、より膨出して一層強固に圧着されるの
で、ボルト1はさらに一段と強固に締着される。
次に、本実施例を取りつけた支柱用パイプ10をアーチ
形構造材11にT字状に取りつける場合について説明す
る。
第4図に示すように本実施例の係止片3を備えたボル
ト1を支柱用パイプ10の端部に、すでに説明したように
締着、固定しておき、一方アーチ形構造材11を把持する
固定金具12を所定位置にセットし、この固定金具12の2
枚の固定片12a、12aの間に前記本実施例の係止片3を挿
入し、その2枚の固定片12aに設けられた丸孔13と係止
片3の丸孔とを一致させ、これらの丸孔2,13にボルト14
を挿入し、ナット15によって係止する。その際支柱用パ
イプ10の取りつけ位置によってアーチ形構造材11に対す
る支柱用パイプ10の取りつけ角度が異なるので、上記係
止片3の端部は丸孔2を中心とした円孤状に形成されて
いて、自由にその角度を選定することができる。
次に、本実施例を取りつけた横通し用パイプ16をアー
チ形構造材11にT字状に取りつける場合につい説明する
と、前述の場合と同様に本実施例の係止片3を備えたボ
ルト1を横通し用パイプ16の端部に締着、固定してお
き、一方アーチ形構造材11を把持する固定金具17を所定
位置にセットし、この固定金具17の2枚の固定片の間に
係止片3を挿入し、これらをボルト,ナットによって係
止して取りつける。
上記のように本実施例によればアーチ状に弯曲したビ
ニールハウスの構造材に支柱、あるいは横通し用のパイ
プをT字状に連結することができ、その角度を任意に変
化させることも可能である。
〔考案の効果〕
上述の考案によれば、有孔係止片を少々引いて弾性ス
リーブを鍔付ナットとキャップ状パイプ保持体との間に
挾持させながら回転することによって鍔付ナットの弾性
スリーブに接する面に形成した粗面によってこの鍔付ナ
ットが弾性スリーブの端面に係止されていて滑ることが
なく、その上、この粗面は鍔付ナットが弾性スリーブの
端面を押圧すればする程端面に食い込み一体となるた
め、鍔付ナットが弾性スリーブを軸方向に確実に、かつ
強く圧縮できるから弾性スリーブは円周方向に強く膨出
してパイプ端部にボルトを強固に締着、固定することが
でき、しかも上記係止片によってビニールハウスのアー
チ形構造材に支柱用、あるいは横通し用のパイプをきわ
めて容易にT字状に連結することが可能である。
さらに、本考案によればパイプからボルトを引き抜こ
うとする瞬間的な力に対しては、より大きな抵抗力を発
揮するためハウスが風圧を受けた場合には一層強固に構
造材を連結、固定できるばかりでなく、ビニールハウス
全体の各連結部が弾力的に連結、固定されているためハ
ウス全体が柔構造となり、繰り返される風圧によっても
連結部の損傷が全く生じないため長期の使用にも十分耐
えることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る連結装置の一実施例を示す分解斜
視図、第2図は同組立斜視図、第3図は第2図の縦断面
図、第4図はアーチ形構造材への取りつけ説明図、第5
図は構造材の全体説明図である。 1……ボルト、2……丸孔、3……係止片、4……鍔
部、6……パイプ保持部、7……弾性スリーブ、8……
鍔付ナット、10……支柱用パイプ、11……アーチ形構造
材、12,17……固定金具、16……横通し用パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−41810(JP,U) 実開 昭59−15810(JP,U) 実開 昭64−14918(JP,U) 実開 昭49−143212(JP,U) 実開 昭58−111413(JP,U) 実開 昭51−103507(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニールハウスのアーチ形構造材に支柱用
    パイプ、横通し用パイプをT字状に連結する連結用の扁
    平状をした孔あき係止片を一端に形成したボルトの該係
    止片近傍に鍔部を固定し、該ボルトの他端から中央に丸
    孔を形成したキャップ状パイプ保持体と円筒状の弾性ス
    リーブの各孔を挿通し、これらを鍔付ナットによって該
    ボルトの鍔部との間に挾持させ、これを前記パイプ中に
    挿入して、前記キャップ状パイプ保持体内にパイプ端部
    を嵌着させ、前記扁平状の係止片を回転して弾性スリー
    ブを圧縮してパイプ内面に圧着させるビニールハウス構
    造材の連結装置において、前記鍔付ナットの弾性スリー
    ブ端面に接する面に該鍔付ナットの空回り防止用の粗面
    を形成したことを特徴とするビニールハウス構造材の連
    結装置。
JP1989087235U 1989-07-25 1989-07-25 ビニールハウス構造材の連結装置 Expired - Lifetime JP2516540Y2 (ja)

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JPH0326806U JPH0326806U (ja) 1991-03-19
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JPS58111413U (ja) * 1982-01-26 1983-07-29 株式会社村上製作所 パイプの接続具

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