JP2516282Y2 - 車両用の燃料タンク - Google Patents

車両用の燃料タンク

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JP2516282Y2
JP2516282Y2 JP1990045346U JP4534690U JP2516282Y2 JP 2516282 Y2 JP2516282 Y2 JP 2516282Y2 JP 1990045346 U JP1990045346 U JP 1990045346U JP 4534690 U JP4534690 U JP 4534690U JP 2516282 Y2 JP2516282 Y2 JP 2516282Y2
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JP
Japan
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fuel tank
vehicle
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location plate
plate
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JP1990045346U
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正広 栗原
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UD Trucks Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用の燃料タンクに関する。
(従来の技術) 従来の車両用の燃料タンクの底面には、燃料タンクを
車体に取付ける際の取付位置決め、ないしは衝突時など
のずれ防止のために、ロケーションプレートが取付けら
れている(日産ディーゼル工業発行 パーツカタログ
参照)。
すなわち、第3図にも示すように、燃料タンク1の底
面2には、コの字形断面を有する一対のロケーションプ
レート3が互いに平行に取り付けられている。これらの
ロケーションプレート3は、燃料タンク1の底面2に溶
接等より固定されており、第4図に示すように、車体フ
レーム側に固定されるマウントブラケット10の上に被さ
るように係合して、マウントブラケット10に固定される
燃料タンク1の位置決めを行うと共に、衝突時などの移
動を防止している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来のロケーションプレート3は、下方に
向いて開口が形成されているが、その端面が薄板のエッ
ジのままのため、組立時や交換時などに、ロケーション
プレート3の先端が変形しやすく、また、ライン組立時
に滑らせて送ろうとすると、エッジがひっかかりやすく
て慎重な取り扱いが要求されるなどの問題があった。
本考案はこのような問題を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、燃料タンクの底面に、位置決め用または衝
突時などの移動防止用の一対のロケーションプレートを
平行に配設した車両用の燃料タンクにおいて、前記ロケ
ーションプレートを下方に開口するチャンネル断面に形
成すると共に、その開口部の左右に平坦つば部もしくは
折り返し部を張り出すようにした。
(作用) したがって、ロケーションプレートの下面は平担つば
部または折り返し部となっているので、ロケーションプ
レートの剛性や強度が高く、簡単に損傷することもな
く、また、滑らかになっているので、移動時にひっかか
ったりすることもない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(A)〜(C)において、燃料タンク1の底面
2には、互いに平行に一対のロケーションプレート3が
取付けられる。
そして、第1図(A)のように、このロケーションプ
レート3は、薄板材によるプレス、板金加工等により、
左右を下方に向かって直角に折り曲げて下面に開口する
チャンネル断面に形成するとともに、その両側に位置し
て垂直面4から左右に水平方向に張り出す平担なつば部
5aが一体的に形成される。
さらに、第1図(B)に示すように、平担なつば部5a
の先端を上方に折り曲げた折曲部5bを形成したり、ある
いは、第1図(C)のように、平担なつば部5aに代えて
折り返し部5cを形成することもできる。
さらにまた、ロケーションプレート3は、第2図
(A)〜(C)に示すように、台形状に下面が拡大する
傾斜面6が形成され、その傾斜面6から水平に延びる平
担なつば部5aや、さらにはこれに連なる折曲部5bや、折
り返し部5cを形成することもできる。
いずれの場合も、ロケーションプレート3の下面は、
平担なつば部5aや折り返し部5cを形成したことにより、
剛性が高まり、また、薄板のエッジが直接的にむき出し
になることもないため、燃料タンク1の組立や移送時な
どに、ロケーションプレート3が損傷を受けることが少
なく、作業者がエッジにより怪我をすることもなくな
る。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、車体フレーム側のマウ
ントブラケットと係合して燃料タンクの位置決めや移動
防止を行うロケーションプレートを、下方に開口するチ
ャンネル断面に形成すると共に、その開口部の左右に平
担つば部もしくは折り返し部を張り出したので、簡単な
構成でありながらロケーションプレートの剛性や強度を
高められると共に、エッジによる危険性を解消できるな
ど安全性を向上できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は本考案の第1の実施例をそれぞ
れ示す構成図、第2図(A)〜(C)は同じく第2の実
施例をそれぞれ示す構成図である。第3図は従来の燃料
タンクの外観斜視図、第4図はそのマウントブラケット
への取付状態を示す説明図である。 1……燃料タンク、2……底面、3……ロケーションプ
レート、5a……平担つば部、5b……折曲部、5c……折り
返し部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクの底面に、位置決め用または衝
    突時などの移動防止用の一対のロケーションプレートを
    平行に配設した車両用の燃料タンクにおいて、前記ロケ
    ーションプレートを下方に開口するチャンネル断面に形
    成すると共に、その開口部の左右に平坦つば部もしくは
    折り返し部を張り出したことを特徴とする車両用の燃料
    タンク。
JP1990045346U 1990-04-27 1990-04-27 車両用の燃料タンク Expired - Lifetime JP2516282Y2 (ja)

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JPH043828U JPH043828U (ja) 1992-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5136360A (ja) * 1974-09-20 1976-03-27 Hisao Yoshioka Deriboodo
FR2482872A1 (fr) * 1980-05-20 1981-11-27 Gagneraud Francis Production de granules spheroidaux ou billes a partir de matieres minerales en fusion

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JPH043828U (ja) 1992-01-14

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