JP2516226Y2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2516226Y2
JP2516226Y2 JP7159991U JP7159991U JP2516226Y2 JP 2516226 Y2 JP2516226 Y2 JP 2516226Y2 JP 7159991 U JP7159991 U JP 7159991U JP 7159991 U JP7159991 U JP 7159991U JP 2516226 Y2 JP2516226 Y2 JP 2516226Y2
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yoke
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泰生 大石
和正 相川
文男 浅田
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブラシレスモータに係
り、特に、磁気吸引力歪のアンバランスを解消すること
ができるブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラやワードプロセッ
サ等に用いられるモータは小型軽量化が要求され、例え
ばビデオカメラのキャプスタンモータ等には、例えば図
12に示すような偏平なブラシレスモータが採用されて
いる。例えば、このブラシレスモータは、円盤状のロー
タヨーク2に設けたロータマグネット4とステータコイ
ル6とを平面対向させて設けてあり、ロータヨーク2の
中心部に起立させて取り付けたキャプスタンシャフト8
の基端部は、上側軸受10及び下側軸受12を介してベ
アリングホルダ14により回転可能に支持されている。
そして、このブラシレスモータを装置側へ固定するに
は、上記ベアリングホルダ14を装置側へ固体すること
により行なっていた。
【0003】ところで、最近の小型モータの一層の小型
軽量化の要請に基づいて、キャプスタンモータとして図
12に示すキャプスタンシャフトの片持ち支持構造から
図13に示すような両持ち支持構造にすることによっ
て、モータの全長を短くして薄型化に寄与したモータが
開発されるに至っている。尚、図13に示すブラシレス
モータは図12に示すモータに対して上下逆様に示され
ている。このブラシレスモータは、中心部に例えばキャ
プスタンシャフト8を取り付けた円盤状のロータヨーク
2を有しており、このロータヨーク2の下面周縁部に
N、S極を交互に配置したリング状のロータマグネット
4を設けている。そして、このシャフト8の上下端部
を、それぞれボールベアリング16及びオイルレスベア
リング18を介して一側が開放された長尺なベアリング
ホルダ20に回転可能に支持されている。このベアリン
グホルダ20の基端部の取り付け板22は図14に示す
ようにステータコイル6を有するステータヨーク24に
ネジ等により取り付けられ、これにより全体が支持され
ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記図13
に示すブラシレスモータにあっては、図12に示すモー
タと比較して薄型化することができたが、このためマグ
ネットとコイルとのエアギャップが小さくなってロータ
の磁気吸引力が増加し、このロータの磁気吸引力のバラ
ツキによる力がステータヨーク面及びキャプスタンシャ
フト8に作用して、ステータヨーク板の歪に伴うベアリ
ングホルダの倒れによるシャフト振れやシャフト径が小
さくなったことによるシャフト剛性の低下も手伝ってシ
ャフト振れを引き起こし、例えばモータ全体が1回転す
ると数ミクロン振れてしまう。このようにキャプスタン
シャフトが振れるとテープの走行にムラが生じ、その結
果、ワウフラッタが悪化するという問題があった。ま
た、この磁気的吸引力のアンバランスに起因してシャフ
ト等に機械的歪が生ずる場合があった上記したような磁
気吸引力のバラツキは、図15に示すようにキャプスタ
ンシャフト8のシャフトセンタ26と半径rのロータマ
グネット4のマグネットセンタ28との間に距離Δrの
同軸ズレがある場合には、右側の吸引力F1と左側の吸
引力F2が等しくてもモーメントに差を生じ、吸引力の
バラツキを生じる。この現象は、距離Δr=0であって
も、マグネット着磁ヨーク同軸ズレやマグネット成型時
における磁石粉末分布の不均一によるマグネット素材ム
ラがあれば同様に発生する。
【0005】また、磁気吸引力のバラツキの他の原因と
して、図16に示すようにキャプスタンシャフト8とロ
ータヨーク2との取り付けが直角でなくてマグネット面
にステータヨーク24との間で距離Δgの振れが生じた
とすると、ロータマグネット4の左右のギャップgが異
なり、吸引力はギャップの2乗に反比例することから吸
引力F1、F2に差が生じる。上記した磁気吸引力のバ
ラツキを抑制するためには、各部品の剛性を上げること
や、部品精度と組立精度を向上させることが考えられる
が、各部品の剛性を上げると、モータ自体の小型・軽量
化を達成できなくなり、また、精度向上に関しては現在
の精度から略3倍近く上げねばならず、実際には不可能
に近い。本考案は、以上のような問題点に着目し、これ
を有効に解決すべく創案されたものである。本考案の目
的は、ロータヨークを塑性変形させることにより磁気吸
引力歪のアンバランスを修正したブラシレスモータを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記問題点を
解決するために、回転可能になされたロータヨークの周
縁部に設けたロータマグネットと、このロータマグネッ
トに平面対向させて設けたステータコイルとを有するブ
ラシレスモータにおいて、前記ロータマグネットの磁気
吸引力歪のアンバランスを解消すべく前記ロータヨーク
を変形させたものである。
【0007】
【作用】本考案は、以上のように構成したので、磁気吸
引力にバラツキがある場合には、吸引力の少ない方のロ
ータヨークをこの箇所におけるステータコイルとのギャ
ップを少なくするように変形させ、ロータヨークの軸回
りの磁気吸引力全体のバランスを取るようにする。これ
により、シャフト自体の振れを抑制してテープの走行ム
ラをなくし、ワウフラッタの悪化を防止する。
【0008】
【実施例】以下に、本考案の一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。図1は磁気吸引力歪のアンバランスを解
消するために変形されたロータの断面図、図2は変形前
のロータの断面図を示す。尚、図11に示す装置の部材
と同一部分については同一符号を付す。 このロータ3
0は、円盤状に形成されたロータヨーク2と、この周縁
部にN、S極を交互に配置したリング状のロータマグネ
ット6とにより主に構成されており、上記ロータヨーク
2の中心部には、例えばキャプスタンシャフトのごとき
長尺のシャフト8が設けられている。このように構成さ
れたロータ30は、磁気吸引力歪のアンバランスを解消
するためにロータヨーク2が例えば屈曲部Aにて変形さ
れた後に、図13に示すように組み立てられる。上記し
たロータヨークの変形操作を行なうには、ロータ30の
磁気吸引力歪のアンバランス量を測定し、この測定値に
基づいて変形操作を行なうのであるが、この一連の操作
を自動的に行なう磁気吸引力バランスの測定修正装置に
ついて、まず説明する。図3は、この測定修正装置を示
す概略斜視図、図4は図3に示す測定修正装置の構成要
素の概要を説明するための説明図である。
【0009】図示するように、この測定修正装置32
は、ロータ30の磁気吸引力歪のアンバランスの程度を
測定するための磁気吸引力測定ユニット34と、このユ
ニット34による測定値に基づいて上記ロータ30を実
際に変形する修正ユニット36とにより主に構成されて
おり、上記修正ユニット36の修正用プレス38を除く
装置全体は矩形状のケーシング40内に収容されてい
る。上記磁気吸引力測定ユニット34は、図5にも示す
ように、中央部にロータ30のシャフト8を挿通して回
転可能に支持するシャフト挿通孔42を有する、例えば
鉄板よりなる平板状のダミーステータ44を有してい
る。上記シャフト挿通孔42を中心とする周辺部には、
その周方向に沿って等角度でもって複数の、例えば4つ
の図7に示すような磁気抵抗素子よりなる歪ゲージ46
が配設されており、上記ロータ30の回転に伴う磁気吸
引力の変動を検出し得るようになされている。そして、
各歪ゲージ46からの出力は、例えばノイズカットフィ
ルタ等を有する歪ゲージアンプ48へ入力されており、
このアンプ48の出力は、例えばパーソナルコンピュー
タ50のA/D変換器52へ入力されている(図4参
照)。
【0010】また、設定時に上記ロータ30を回転駆動
する機構として、上記ロータ30の側部には、ベルト5
4を介設した3つのローラ56が設けられており、この
内の1つのローラ56aは、ステップモータドライバ5
7に接触される測定用ステップモータ58により回転駆
動されるように構成されている(図4参照)。従って、
上記ベルト54を上記ロータ30の側部に接触させて移
動させることにより、このロータ30は回転することに
なる。本実施例においては、後述するように上記ステッ
プモータ58へ200パルス加えることにより上記ロー
タ30が1回転するように設定されている。また、上記
ダミーステータ44は、この下方に位置する基台60に
連結シャフト61を介して連結されると共に、この基台
60は中心部に案内ピン62が挿通された複数のバネの
ような弾発部材64により装置本体側、すなわち後述す
る修正用金型固定部に対して弾性支持されており、修正
時に機能するフローティング構造になされている。ま
た、上記ダミーステータ44および基台60の中心部近
傍には、それぞれ後述する修正用可動ピンやロータヨー
ク固定用ピンを遊嵌状態で挿通する挿通孔65、67が
形成されている。
【0011】一方、前記修正用ユニット34は、装置本
体の上部に設けられてロータ30の上部を支持する修正
用プレス38とロータ30及び前記磁気吸引力測定ユニ
ット34の下方に設けられることになる図7にも示すよ
うな修正用金型66とにより主に構成されている。上記
修正用プレス38は、エアーユニット68に接続され
て、これからのエアー圧力により上下動可能になされて
いる(図4参照)。また、上記修正用金型66は、中心
部に孔69を設けた修正用金型固定部70と、この上に
略並設される修正用金型可動部72とにより主に構成さ
れている。そして、上記修正用金型可動部72の一端部
には、修正用ステップモータ74に連結された調整ネジ
76が螺合させて設けられており、この調整ネジ76を
正逆回転することにより、この修正用金型可動部72を
この端部Pを支点として上下動させてその傾斜角度を変
え得るようになされている。この角度調整は、上記修正
用ステップモータ74が接続されるステップモータドラ
イブ57(図4参照)からの駆動信号により行なわれ
る。
【0012】そして、上記修正用金型固定部70の上面
には、例えば3本(図7においては1本のみ記載)のロ
ータヨーク固定用ピン78が起立させて設けられてお
り、これら各ピン78は上記修正用金型可動部72の中
心孔80及び前記ダミーステータ44、基台60に設け
た各挿通孔65、67を貫通してこれと修正用プレス3
8の下端部との間でロータ30を挟持して固定するよう
になっている。
【0013】そして、上記修正用金型可動部72の中心
より僅かな距離だけ調整ネジ76側に位置した部分には
1本の修正用可動ピン82が起立させて設けられると共
に、このピン82も前記ダミーステータ44、基台60
に設けた各挿通孔65、67を貫通しており、この可動
部72の傾斜角度を大きくすることによりこの修正用可
動ピン82の先端部がロータ30のロータヨーク72と
当接してこれを所定量だけ塑性変形し得るように構成さ
れている。このとき、ロータヨークの塑性変形を許容す
るために上記修正用プレス38の下端部には凹部84が
形成されている。尚、図示例にあっては説明のために修
正用金型可動部72をかなり急な傾斜角度でもって記載
しているが、実際にはこの傾斜角度は最大でも0.1度
程度、すなわち修正用可動ピン82の上下動は0.1m
m程度と非常に少ない。また、この可動部72には前記
案内ピン62を挿通する挿通孔(図示せず)も設けられ
ており、その下端部は修正用金型固定部70に固定され
ている。そして、図4に示すように前記各ステップモー
タドライバ57やエアーユニット68は、パーソナルコ
ンピュータ50のI/Oユニットからの制御信号により
動作され、また、このパーソナルコンピュータ50にお
ける処理内容はモニタ86により監視し得るようになっ
ている。
【0014】次に、以上のように構成された測定修正装
置を用いてロータの磁気吸引力バランスの測定修正操作
を説明する。まず、ロータ30の磁気吸引力の歪を測定
する操作について図5及び図8に示すフローチャートも
参照しつつ説明する。図2に示すように形成した修正前
のロータ30を磁気吸引力測定ユニット34のダミース
テータ44上に設置する。そして、パルス数N=1より
始めて(S1)、パルス数を次第に増加させることによ
り測定用ステップモータ58を駆動してベルト54によ
りロータ30を徐々に1パルス分毎に回転させる(S
2)。このときの磁気吸引力は常時、歪ゲージ46によ
り検出されており(S3)、この検出はN=200パル
スになるまで、すなわちロータ30が1回転するまで行
なわれ、測定用ステップモータ58を回転しながら20
0点のデータを取り込む(S4)。
【0015】そして、この検出結果に基づいてパーソナ
ルコンピュータ50は360度の磁気吸引力のアンバラ
ンスまたは歪量を求め、その修正すべき方向を求める
(S5)。具体的には、例えば上記測定結果は図9に示
すようにロータ回転角度θに対する磁気吸引力として求
められ、これをロータの回転中心を原点として表わすと
図10に示すようになる。修正すべき量及びその方向は
図10における図心、すなわち重心Qによって表わさ
れ、この値を計算する。そして、S6にて、歪ゲージア
ンプ48にて使用したノズルカットフィルタによる位相
遅れ分を補正して測定操作を終了する。尚、図9及び図
10中の測定量の振幅Hはノイズを示す。このようにし
て測定操作が終了したら、次に変形修正操作に移行す
る。この変形修正操作は図7に示す修正用金型66によ
って行なわれる。まず、図11に示すフローチャートの
S1において、前述のように磁気吸引力歪のアンバラン
ス量の測定操作が終了したならば、S2にてこのアンバ
ランス量が所定の許容範囲内であるか否かが判断され、
許容範囲内であればGO判断がなされ、ロータは修正さ
れることなく次の組立工程に流される。
【0016】また、アンバランス量が所定の許容範囲外
で変形修正を必要とする場合には、そのロータがすでに
変形修正を何回受けたかが判断され、例えば既に5回変
形修正を受けている場合には、そのロータは不良品とし
て廃棄する。そして、受けている変形修正の回数がゼロ
または4回以内の場合には、S3へ移動して測定用ステ
ップモータ58を駆動することによりロータ30を前記
測定結果に基づいて所望の角度だけ回転させてロータを
修正位置へ設置する。そして、S4にて所定の修正量に
合わせて修正用可動ピン82を上昇させてロータヨーク
2を所定量だけ変形する。具体的には、修正用ステップ
モータ74に修正量に対応するパルス数を送出すること
により調整ネジ76を回転し、これによって修正用金型
可動部72を所定の角度だけ傾斜させる。この傾斜によ
り修正用金型可動部72の修正用可動ピン82が上昇し
て上述のようにロータヨーク2が所定量だけ塑性変形さ
れる。この場合、ロータ30は、修正用プレス38と修
正用金型固定部70に起立させて設けたロータヨーク固
定用ピン78との間で確実に挟持固定されている。ま
た、上記修正用プレス38を降下させてこのロータ30
を固定する際に、前記ダミーステータ44は押圧力を受
けるが、このステータ44は基台60と伴に弾発部材6
4によりフローティング構造になされているために、下
方向に沈み込み可能となっており、問題は生じない。
【0017】また、上記修正用可動ピン82の移動量を
求める場合には、ロータヨークの塑性変形量はスプリン
グバック表面の微妙なうねり等により安定しないことか
ら修正前後のデータ値から実際の修正変形量と可動ピン
82の移動量との間の相関関係を求め、この相関関係よ
り送り出すべき可動ピンの移動量を求める学習機能(S
5)が動作する。このようにして求めた移動量に基づい
て修正用可動ピン82が上昇して修正変形がなされる
(S6)。そして、この修正変形されたロータ30は、
再度S1にて前述した磁気吸引力測定ユニット34を用
いて磁気吸引力のアンバランス量が測定され、前記した
修正操作が繰り返されて最大5回まで行なわれることに
なる。このようにして、図1に示すような塑性変形され
たロータが完成し、これを図13に示すように組み立て
ることによりブラシレスモータを完成する。
【0018】上記したようにロータ30の磁気吸引力の
アンバランス量を測定し、この測定値に基づいてロータ
ヨーク2を塑性変形するようにしたので、部品精度や組
立精度を向上させることなく磁気吸引力の歪を解消する
ことが可能となる。具体的には、本実施例の結果、モー
タの振れを従来装置と比較して約1/5に押さえること
ができ、しかも、工程不良率も約80%から約0.5%
へと大幅に改善することが可能となった。尚、上記実施
例にあっては、修正変形回数を最大5回までとしたが、
これに限定されないのは勿論である。また、本実施例に
あっては、測定操作と修正変形操作を1ステーションで
行なうようにしたが、これを別ステーションで行なうよ
うにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば次
のような優れた作用効果を発揮することができる。磁気
吸引力のアンバランス量に応じてロータヨークを塑性変
形するようにしたので、部品精度や組立精度を向上させ
ることなく、磁気吸引力の歪のアンバランスを解消する
ことができ、これに伴ってシャフト等に機械的歪が生ず
ることを抑制することができる。従って、モータのシャ
フト振れを大幅に抑制することができ、ワウフラッタを
改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブラシレスモータに用いる変形修
正後のロータを示す断面図である。
【図2】修正前のロータを示す断面図である。
【図3】測定修正装置を示す概略斜視図である。
【図4】測定修正装置の概要を説明するための説明図で
ある。
【図5】磁気吸引力測定ユニットを示す概略斜視図であ
る。
【図6】歪ゲージを示す平面図である。
【図7】修正用金型を示す概略断面図である。
【図8】磁気吸引力を測定するときのフローチャートで
ある。
【図9】ロータ回転角度と測定量との関係を示す関係図
である。
【図10】回転中心を中心として測定量を表わしたグラ
フを示す図である。
【図11】変形修正を行なうときのフローチャートであ
る。
【図12】一般的なブラシレスモータを示す部分断面図
である。
【図13】ブラシレスモータとしてのキャプスタンモー
タの組み立てを示す組立図である。
【図14】キャプスタンモータのステータヨークとベア
リングホルダの取り付けを示す斜視図である。
【図15】ロータの同軸ズレによる吸引力のアンバラン
スを説明するための説明図である。
【図16】ロータの面振れによる吸引力のアンバランス
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
2…ロータヨーク、4…ロータマグネット、6…ステー
タコイル、8…シャフト、16…ボールベアリング、1
8…オイルレスベアリング、20…ベアリングホルダ、
24…ステータヨーク、30…ロータ、34…磁気吸引
力測定ユニット、36…修正ユニット、38…修正用プ
レス、44…ダミーステータ、46…歪ゲージ、58…
測定用ステップモータ、66…修正用金型、70…修正
用金型固定部、72…修正用金型可動部、76…調整ネ
ジ、78…ロータヨーク固定用ピン、82…修正用可動
ピン。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能になされたロータヨークに設け
    たロータマグネットと、このロータマグネットに平面対
    向させて設けたステータコイルとを有するブラシレスモ
    ータにおいて、前記ロータマグネットの磁気吸引力歪の
    アンバランスを解消すべく前記ロータヨークを変形させ
    たことを特徴とするブラシレスモータ。
JP7159991U 1991-08-12 1991-08-12 ブラシレスモータ Expired - Lifetime JP2516226Y2 (ja)

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