JPH1139786A - スピンドルモータアンバランス修正装置及び方法 - Google Patents

スピンドルモータアンバランス修正装置及び方法

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JPH1139786A
JPH1139786A JP19576397A JP19576397A JPH1139786A JP H1139786 A JPH1139786 A JP H1139786A JP 19576397 A JP19576397 A JP 19576397A JP 19576397 A JP19576397 A JP 19576397A JP H1139786 A JPH1139786 A JP H1139786A
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JP
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spm
balance correction
spindle motor
fixed
correction ring
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Tomonori Shinozaki
友紀 篠崎
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NEC Ibaraki Ltd
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NEC Ibaraki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SPM(スピンドルモータ)のアンバランス
修正を容易にする。 【解決手段】 ホルダプレート15がバランス修正リン
グ14を回転軸16に仮固定し、SPM3を回転駆動し
た状態で振動センサが検出した磁気ディスク装置1の振
動状態に従って決定するタイミングで圧電素子8を駆動
してバランス修正リング14の回転軸16に対する位置
をずらすことを振動センサが検出した磁気ディスク装置
1の振動が一定のスライスレベル内に収まるまで繰り返
し、この後にホルダープレート15でバランス修正リン
グ14を回転軸16に完全固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SPMのアンバラ
ンスを修正する装置及び方法に関し、特に磁気ディスク
装置において磁気記録に使用する媒体を回転させるSP
Mのアンバランス修正装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置のSPMには、高精度
のデータの記録再生を保証するため非常に高次元の回転
精度が要求される。従来は、組み立て時に媒体が偏って
取付けられない様にするため組み立て精度の向上を行う
方法や、組み立て後のアンバランス量を測定し、それに
相当するチップ状のバランスウエイトをカウンターバラ
ンスとして付加し、アンバランスを打ち消すことによっ
てSPMのバランスを修正する方法などが取られてき
た。
【0003】図7は、従来の磁気ディスク装置のSPM
のアンバランスを修正する方法を示す図である。
【0004】磁気ディスク装置1は、媒体2を回転させ
るSPM3と、一端に媒体2に対して信号の記録再生を
行うための磁気ヘッド4を保持するポジショナ5を有し
ている。従来は、媒体2をSPM3に組み込む際に媒体
が偏って取り付けられないように組み立て精度を向上さ
せたり、SPM3に媒体2を実装後アンバランス量を測
定し、図5に示すようなバランスウエイト6をSPM3
の回転部に付加してSPM3のアンバランスを修正して
いた。
【0005】しかし、組立精度の向上でSPMのバラン
スを向上し、回転精度を上げるには、作業者の熟練を要
し、個々のアンバランス量も安定しない。しかも、組み
立て時に慣性モーメントの大きい媒体が僅かでも動いて
しまうと、大きくバランスを崩すことになる。特に、媒
体の実装枚数が多いSPMほどこの問題は大きくなる。
組立精度を向上するだけではアンバランス量を0に近づ
けることは殆ど不可能であり、修正限界も低い。
【0006】また、チップ状のバランスウエイトを付加
してSPMのアンバランスを修正する方法では、アンバ
ランス量に応じた色々な重さのウエイトを用意しておか
なければならず、付加する位置も個々によって異なるた
め作業性が悪い。しかも、同じ重さのバランスウエイト
を用いても重さのバラツキや付加位置の誤差等で目標通
りのバランス修正ができないこともあり、一度バランス
修正を行った後、再度アンバランス量を測定し、もう一
度ウエイトの付加が必要な場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のSPMのアンバランス修正は、組み立て精度の向上や
カウンターウエイトの付加により行われてきたため、S
PMのアンバランス量が一定せず、作業性も悪い。しか
も、正確なバランスの修正が難しく、作業者の熟練を要
する。
【0008】SPMのアンバランス修正が正確に行えな
いことにより、磁気ディスク装置として高精度の記録再
生能力を確保することが困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のスピンドルモー
タアンバランス修正装置は、本体(図1の7)と、この
本体に弾性体(図2の9)を介して取り付けられた回転
駆動装置と、この回転駆動装置に固定された回転駆動用
スピンドルモータ(図2の3)と、中央の穴に前記SP
Mの回転軸(図2の16)を間隙を保って通したバラン
ス修正リング(図2の14)と、このバランス修正リン
グを前記回転軸に対し前記回転軸の回転によっては移動
しないように仮固定することも完全固定することもでき
るホルダープレート(図2の15)と、前記回転駆動装
置の振動を検出する振動センサ(図1の12)と、前記
回転駆動装置に衝撃を与え前記ホルダープレートが前記
バランス修正リングを仮固定した状態であれば前記バラ
ンス修正リングの前記回転軸に対する位置をずらす圧電
素子(図1の8)とを備え、前記回転駆動装置としては
例えば前記SPMの回転軸に媒体(図1の2)が固定さ
れた磁気ディスク装置がある。
【0010】この装置を用いたスピンドルモータアンバ
ランス修正方法は、前記ホルダプレートが前記バランス
修正リングを仮固定した状態で前記SPMを回転駆動し
た状態で前記振動センサが検出した前記回転駆動装置ま
たは磁気ディスク装置の振動状態に従って決定するタイ
ミングで前記圧電素子を駆動して前記バランス修正リン
グの前記回転軸に対する位置をずらすことを前記振動セ
ンサが検出した前記前記回転駆動装置または磁気ディス
ク装置の振動が一定のスライスレベル内に収まるまで繰
り返し、この後に前記ホルダープレートで前記バランス
修正リングを前記回転軸に完全固定することを特徴とす
る。
【0011】本発明のスピンドルモータアンバランス修
正装置は、本体(図1の7)と、この本体に弾性体(図
2の9)を介して取り付けられSPM(図2の3)を備
えた回転駆動装置(図1の1)を保持するためのベース
プレート(図1の10)と、前記ベースプレートの振動
を検出する振動センサ(図1の12)と、前記ベースプ
レートに衝撃を与える圧電素子(図1の8)とを備えて
いる。
【0012】この装置を用いたスピンドルモータアンバ
ランス修正方法は、SPMが固定され、中央の穴に前記
SPMの回転軸(図2の16)を間隙を保って通したバ
ランス修正リング(図2の14)及びこのバランス修正
リングを前記回転軸に対し前記回転軸の回転によっては
移動しないように仮固定することも完全固定することも
できるホルダプレート(図2の15)を備えた回転駆動
装置を前記ベースプレートに固定し、前記ホルダプレー
トが前記バランス修正リングを仮固定した状態で前記S
PMを回転駆動した状態で前記振動センサが検出した前
記回転駆動装置の振動状態に従って決定するタイミング
で前記圧電素子を駆動して前記バランス修正リングの前
記回転軸に対する位置をずらすことを前記振動センサが
検出した前記回転駆動装置の振動が一定のスライスレベ
ル内に収まるまで繰り返し、この後に前記ホルダープレ
ートで前記バランス修正リングを前記回転軸に完全固定
することを特徴とし、前記回転駆動装置としては、例え
ば前記SPMの回転軸に媒体が固定された磁気ディスク
装置がある。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1及び図2はそれぞれ本発明の実施の形
態の磁気ディスク装置用のスピンドルモータアンバラン
ス修正装置の平面図及び側断面図である。
【0015】スピンドルモータアンバランス修正装置の
本体7の上面にゴム9を介してベースプレート10の底
面が取り付けられ、ベースプレート10の一端は本体7
の一端部に固定された圧電素子8に当接し、他端はゴム
9を介して本体7の他の端部に取り付けられている。ス
ピンドルモータアンバランス修正装置は、圧電素子8を
制御するための制御回路11を有しており、制御回路1
1には、ベースプレート10に固定された振動測定用の
加速度ピックアップ12の信号ケーブルも接続されてい
る。磁気ディスク装置1は、ベースプレート10に固定
され、媒体2を回転させるSPM3と、媒体2をSPM
3に固定するための媒体クランパ13、バランスを修正
するためのバランス修正リング14及びバランス修正リ
ング14をSPM3に固定するためのホルダープレート
15を有する。
【0016】SPM3は、回転軸16が外殻の一部をな
し、媒体クランパ13の中心の穴から回転軸16が突出
し、この回転軸16の突出部分をバランス修正リング1
4の中心穴に通しバランス修正リング14を媒体クラン
パ13上に載せる。バランス修正リング14の中心穴の
直径は回転軸16の突出部分のものより十分に大きく、
両者間には十分な隙間が存在する。
【0017】バランス修正リング14をホルダープレー
ト15で媒体クランパ13に押し付けて固定するが、こ
のホルダープレート15の押し付ける力を緩めればバラ
ンス修正リング14は移動可能である。ホルダープレー
ト15はねじによりSPMの回転軸16に取り付けられ
ている。
【0018】次に、本実施の形態によるSPM3のアン
バランス修正方法を図3〜5を用いて説明する。
【0019】図3に示す状態では、媒体2はSPM3の
回転軸16に媒体クランパ13により完全に固定されて
いる。なお、ある程度のアンバランスは修正して、ある
程度のバランスを得た状態で媒体2をSPM3に実装固
定することが望ましい。なぜならば、媒体2の慣性モー
メントに対してバランス修正リング14の慣性モーメン
トが小さいので、媒体2により大きくバランスが崩れて
いるとバランス修正リング14だけでは完全なバランス
を得ることができないからである。ホルダプレート15
の取り付けねじの締め付け力を加減して、ホルダープレ
ート15によるバランス修正リング14の押し付け力を
適切にし、バランス修正リング14はホルダープレート
15との摩擦力により、SPM3の回転では移動せず、
大きな力や衝撃を受ければ移動する程度に仮止めされた
状態にしてある。すなわち、回転軸16とバランス修正
リング14の内径の間には隙間が存在し、バランス修正
リング14が移動できるようになっている。この状態で
バランス修正作業を開始する。
【0020】この仮組み状態においてSPM3を回転さ
せた場合、媒体2とSPM3、バランス修正リング14
で構成される回転系によってアンバランス振動が生じ
る。このアンバランスによる振動は、加速度ピックアッ
プ12で1回転あたり1周期のSine波として検出さ
れる。このSine波の振幅の大きさはアンバランス量
を示し、その位相はアンバランス位置を示す。
【0021】検出信号の振幅がある設定値(以下スライ
スレベルと言う)を越えた場合、制御回路11によっ
て、圧電素子8に駆動電圧が供給される。この駆動電圧
は立ち上がりの急なパルス電圧であり、これによって圧
電素子8は、急激に伸張しベースプレート10をたたき
磁気ディスク装置1に衝撃を与える。この衝撃によって
ベースプレート10はゴム9を変形させて微少に移動
し、磁気ディスク装置1と磁気ディスク装置1に固定さ
れているSPM3とが図4に示すように急激且つ微少な
移動を生じる。このとき、仮止めされた状態のバランス
修正リング14には、自らの慣性力によってその場に止
まろうとする力が働く。そのため、バランス修正リング
14は急激に移動を行うSPM3の回転軸16に対し、
位置が微少にずれることになる。
【0022】この後に、ゴム9が元の状態に戻り、ベー
スプレート10と共に元の位置に復帰したSPM3及び
媒体2を図5に示す。このゴム9の作用で復帰する時は
バランス修正リング14は摩擦力により媒体クランパ1
3及びホルダプレート15に固着しているので、圧電素
子8の駆動により生じたバランス修正リング14の回転
軸16に対する位置ずれはそのまま維持され、SPM3
のバランス状態が変化する。
【0023】圧電素子8に駆動電圧を供給するタイミン
グの決定は、加速度ピックアップ12が出力するSin
e波を制御回路11に接続したモニタ(図示略)上に表
示し、これを見て人が経験に従って圧電素子8に駆動電
圧を供給する回転軸16の回転角度を決定することによ
り行う。この決定した回転角度を人が制御回路11に入
力すると回転軸16の回転角度を計測するセンサ(図示
略)の信号を受けて制御回路11が回転軸16の回転角
度がその決定した角度になったときに圧電素子8に駆動
電圧を供給する。
【0024】このように圧電素子8を駆動して、磁気デ
ィスク装置1に衝撃を印加するタイミングは加速度ピッ
クアップ12の検出信号の位相から、もっともアンバラ
ンスを修正するのに適すると思われるタイミングにて行
われるから、この衝撃による軸ずれはアンバランスを修
正する方向に起きることになる。
【0025】この一連の動作を行った後、再度SPM3
のアンバランス量を加速度ピックアップ12により検出
する。この結果、加速度ピックアップ12が出力するS
ine波の振幅がスライスレベル以上の場合、上記の修
正動作を繰り返し行うことによって徐々にアンバランス
を改善して行き、加速度ピックアップ12の出力するS
ine波の振幅がスライスレベル以下となりアンバラン
ス量が一定値以下になった場合、バランスが得られたと
して修正作業を終了する。アンバランス修正完了後、ホ
ルダープレート15を回転軸16に固定するねじを完全
に締め付けてホルダープレート15によりバランス修正
リング14を回転軸16に対し完全に固定する。
【0026】図6は加速度ピックアップ12が出力する
Sine波21と制御回路11が圧電素子8に供給する
駆動電圧22とを対応して示す図である。図6(a)は
SPM3がバランスしてなく加速度ピックアップ12が
出力するSine波21の振幅がスライスレベル23を
越えた場合を示している。この場合は適当なタイミング
でパルス状の駆動電圧22を圧電素子8に与えバランス
修正リング14の回転軸16に対する位置を変更させ
る。図6(b)はSPM3がバランスしていて加速度ピ
ックアップ12が出力するSine波21の振幅がスラ
イスレベル23未満に収まっている場合で、圧電素子8
に供給する駆動電圧22は0の状態のままである。
【0027】なお、上述の実施の態様では圧電素子8に
駆動電圧を供給するタイミングを経験により人が決定す
るようにしたが、加速度ピックアップ12の出力するS
ine波と圧電素子8の駆動電圧の供給タイミングとの
位相差をある程度の精度で算出することも可能である。
【0028】本発明の実施の形態では、応答性の良い圧
電素子をバランス修正用アクチュエータとして使用し、
媒体2より軽く慣性モーメントの小さいリング状の重り
であるバランス修正リング14の位置ズレを利用し、S
PM3の回転中にアンバランス測定と修正作業を連続的
に行う。このようにしてSPM3のアンバランス量をす
ばやく必要な方向に必要な量だけ修正することができ
る。また、慣性モーメントの大きい媒体2を完全に固定
した状態でバランス修正を行うので、作業時に発生し易
い媒体2の位置ズレによるバランスの悪化を完全に防止
することができる。更に、仮止めされたバランス修正リ
ング14をバランス修正後、ホルダープレート15にて
固定するという一連の作業手順でバランス修正を行うこ
とが出来るので、誰でも容易に作業に従事することがで
き、作業効率が向上する。また、SPM3と媒体2を組
み合わせた回転体としてのアンバランス量を修正するこ
とができるため、その構成部材(SPMや媒体等)に対
して従来ほどの高精度な回転アンバランスを要求する必
要がなくなる。この事によって、構成部材のコストダウ
ンも図れることになる。
【0029】なお、本発明では弾性体としてゴムの代わ
りにばね及びダンパー等を用いることもできる。また、
振動センサとして加速度ピックアップの代わりにベース
プレートなどの変位を検出する変位計や速度を検出する
速度計を用いることもできる。また、回転駆動装置とし
ては磁気ディスク装置に限られずその他の回転装置にも
適用できる。
【0030】さらに上述の実施の形態では、スピンドル
モータアンバランス修正装置のベースプレート上に別装
置の磁気ディスク装置を載置固定するようにしてある
が、磁気ディスク装置内に加速度ピックアップ及び電圧
素子を取り付けても本発明は適用できる。この場合は全
ての磁気ディスク装置に加速度ピックアップ及び圧電素
子等を取り付ける必要があるが、磁気ディスク装置の運
転中でも常に振動を監視し、バランスを維持するように
することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスピンド
ルモータアンバランス修正装置及び方法によればSPM
に駆動回転させた状態で連続的にアンバランスの測定と
修正を行うことにより、完全にバランスの取れたSPM
回転系を供給でき、振動を最小限に抑えた磁気ディスク
装置等の回転駆動装置を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のスピンドルモータアンバ
ランス修正装置の平面図である。
【図2】図1に示すスピンドルモータアンバランス修正
装置の側断面図である。
【図3】図1に示すスピンドルモータアンバランス修正
装置によるSPM3のアンバランス修正方法を説明する
図で、(a)及び(b)はそれぞれSMP3及びその周
辺の側断面図及び平面図である。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ図1に示すスピン
ドルモータアンバランス修正装置の圧電素子8を駆動し
た時のSPM3及びその周辺を示す側断面図及び平面図
である。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ図1中の圧電素子
8を駆動した後のSPM3及びその周辺の側断面図及び
平面図である。
【図6】図1中の加速度ピックアップ12が出力したS
ine波及び圧電素子8の駆動電圧を示す図である。
【図7】従来の磁気ディスク装置の平面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 2 媒体 3 SPM 4 磁気ヘッド 5 ポジショナ 6 バランスウエイト 7 本体 8 圧電素子 9 ゴム 10 ベースプレート 11 制御回路 12 加速度ピックアップ 13 媒体クランパ 14 バランス修正リング 15 ホルダープレート 16 回転軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体に弾性体を介して取り
    付けられた回転駆動装置と、この回転駆動装置に固定さ
    れた回転駆動用スピンドルモータ(以下SPMという)
    と、中央の穴に前記SPMの回転軸を間隙を保って通し
    たバランス修正リングと、このバランス修正リングを前
    記回転軸に対し前記回転軸の回転によっては移動しない
    ように仮固定することも完全固定することもできるホル
    ダープレートと、前記回転駆動装置の振動を検出する振
    動センサと、前記回転駆動装置に衝撃を与え前記ホルダ
    ープレートが前記バランス修正リングを仮固定した状態
    であれば前記バランス修正リングの前記回転軸に対する
    位置をずらす圧電素子とを含むスピンドルモータアンバ
    ランス修正装置。
  2. 【請求項2】 前記回転駆動装置は、前記SPMの回転
    軸に媒体が固定された磁気ディスク装置であることを特
    徴とする請求項1記載のスピンドルモータアンバランス
    修正装置。
  3. 【請求項3】 本体と、この本体に弾性体を介して取り
    付けられSPMを備えた回転駆動装置を保持するための
    ベースプレートと、前記ベースプレートの振動を検出す
    る振動センサと、前記ベースプレートに衝撃を与える圧
    電素子とを含むことを特徴とするスピンドルモータアン
    バランス修正装置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダプレートが前記バランス修正
    リングを仮固定した状態で前記SPMを回転駆動した状
    態で前記振動センサが検出した前記回転駆動装置または
    磁気ディスク装置の振動状態に従って決定するタイミン
    グで前記圧電素子を駆動して前記バランス修正リングの
    前記回転軸に対する位置をずらすことを前記振動センサ
    が検出した前記回転駆動装置または磁気ディスク装置の
    振動が一定のスライスレベル内に収まるまで繰り返し、
    この後に前記ホルダープレートで前記バランス修正リン
    グを前記回転軸に完全固定することを特徴とする請求項
    1また2記載のスピンドルモータアンバランス修正装置
    を用いたスピンドルモータアンバランス修正方法。
  5. 【請求項5】 SPMが固定され、中央の穴に前記SP
    Mの回転軸を間隙を保って通したバランス修正リング及
    びこのバランス修正リングを前記回転軸に対し前記回転
    軸の回転によっては移動しないように仮固定することも
    完全固定することもできるホルダプレートを備えた回転
    駆動装置を前記ベースプレートに固定し、前記ホルダプ
    レートが前記バランス修正リングを仮固定した状態で前
    記SPMを回転駆動した状態で前記振動センサが検出し
    た前記回転駆動装置の振動状態に従って決定するタイミ
    ングで前記圧電素子を駆動して前記バランス修正リング
    の前記回転軸に対する位置をずらすことを前記振動セン
    サが検出した前記回転駆動装置の振動が一定のスライス
    レベル内に収まるまで繰り返し、この後に前記ホルダー
    プレートで前記バランス修正リングを前記回転軸に完全
    固定することを特徴とする請求項3記載のスピンドルモ
    ータアンバランス修正装置を用いたスピンドルモータア
    ンバランス修正方法。
  6. 【請求項6】 前記回転駆動装置は、前記SPMの回転
    軸に媒体が固定された磁気ディスク装置であることを特
    徴とする請求項5記載のスピンドルモータアンバランス
    修正方法。
JP19576397A 1997-07-22 1997-07-22 スピンドルモータアンバランス修正装置及び方法 Pending JPH1139786A (ja)

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Cited By (6)

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