JP2515931B2 - 接着剤供給装置 - Google Patents

接着剤供給装置

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JP2515931B2
JP2515931B2 JP3023183A JP2318391A JP2515931B2 JP 2515931 B2 JP2515931 B2 JP 2515931B2 JP 3023183 A JP3023183 A JP 3023183A JP 2318391 A JP2318391 A JP 2318391A JP 2515931 B2 JP2515931 B2 JP 2515931B2
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dispenser
adhesive
lever
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thread cutting
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克直 佐々木
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PFU Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤供給装置、特に
電子部品を固定するために実装基板上に接着剤を点塗す
る際に使用される接着剤供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、接着剤供給装置を使用して例えば
実装基板上に接着剤と点塗する場合には、図9に示すよ
うに、基板1上でディスペンサ2を上下させながら点塗
部位P1、P2・・間を移動させることが行なわれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、接着剤7が一定の粘度を有するために、
点塗部位間を移動する間に糸引き現象を生じ、この糸引
き部8にゴミ等が付着してパターンショートを誘発する
という欠点を有するものであった。
【0004】また、かかる欠点を解消するために、糸引
き部8をエアー等により吹飛ばすことも提案されている
が、吹飛ばされた糸引き部8が他の部位に付着し、その
部位にゴミ等が付着してパターンショートを引き起こし
たり、あるいは糸引き部8が完全に除去されないという
欠点を有するものであった。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、点塗動作時の糸引き部を完全に除去す
ることのできる接着剤供給装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、図1に示すように、基板1に対して垂直に昇降駆動
される保持板5上に固定され、先端の接着剤滴下口17
を基板1に降下させて該基板1上に接着剤を点塗するデ
ィスペンサ2と、ディスペンサ2の昇降経路を横切って
往復動可能で、かつ、往復ストロークの一方の終端位置
にスプリング23により付勢されて保持される糸切り部
材4とを有し、前記糸切り部材4は、保持板5の降下動
作時に該保持板5に干渉し、前記スプリング23の付勢
力に抗して往復ストロークの他の終端位置まで強制移動
させられる接着剤供給装置を提供することにより達成さ
れる。
【0007】
【0008】
【作用】図2に基づいて本発明の作用を説明する。
【0009】基板1上への接着剤7の点塗は、(a)に
示すように、ディスペンサ2を基板1上の所定位置に降
下させることにより行なわれ、基板1への接着剤7供給
が終了すると、(b)に示すように、ディスペンサ2は
再び矢印方向に持上げられ、次の点塗ポイントに移動す
る。
【0010】この時、接着剤7が粘性を有するために、
その一部がディスペンサ2に引かれる状態で伸びて糸引
き部8が発生する。
【0011】一方、糸切り部材4は上記ディスペンサ2
の昇降動作に同期してその昇降経路3を往復するように
設けられ、ディスペンサ2の基板1への降下から上昇ま
での間に(c)に示すように、該昇降経路3を横切って
上記糸引き部8を除去する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。
【0013】図1ないし図3は本発明の第一の実施例を
示すもので、図中9はプリント基板1を搬送するための
コンベア、10は上記プリント基板1を所定位置に停止
させておくためのストッパであり、コンベア9の側方
に、プリント基板1の部品実装面に半導体素子等の電子
部品11を接着するための接着剤供給装置が配置されて
いる。
【0014】接着剤供給装置は図示しない駆動装置によ
りXY方向に駆動されるステージ12上に取り付けられ
るもので、糸引き防止機構部13とディスペンサ部14
とから構成され、ディスペンサ部14は上記ステージ1
2に垂直に固定される駆動シリンダ15により上下駆動
される。
【0015】上記ディスペンサ部14は、内部に接着剤
7が入れられたディスペンサ2を平面視L字状の保持板
5に固定したもので、駆動シリンダ15の駆動軸16に
固着された保持板5を上下動させることにより、ディス
ペンサ2の先端に形成した細径の接着剤滴下口17をプ
リント基板1上の所定位置に降下させ、所定量の接着剤
7を点塗するように構成されている。また、上記ディス
ペンサ2を保持する保持板5には、摺動孔18が形成さ
れており、この摺動孔18にステージ12上に立設され
たガイド軸19を挿通させることにより、ディスペンサ
2の接着剤滴下口17が正確にプリント基板1の所定位
置に降下するようにガイドされている。
【0016】なお、図1においては、図面が繁雑になら
ないように、ステージ12は駆動シリンダ15の固定部
のみが示されている。
【0017】かかる構成の下、プリント基板1がコンベ
ア9により搬送されて所定位置に停止されると、接着剤
供給装置を搭載したステージ12はディスペンサ2の接
着剤滴下口17がプリント基板1上の接着剤7点塗ポイ
ントの上方に位置するまで駆動され、この後、駆動シリ
ンダ15の駆動によるディスペンサ2の降下、プリント
基板1上への接着剤7の点塗、ディスペンサ2の上昇、
ステージ12駆動によるディスペンサ2の移動という作
業が繰返されて順次プリント基板1上への接着剤7の供
給が行なわれる。
【0018】一方、糸引き防止機構部13は上記ディス
ペンサ部14の下方に配置されており、ステージ12に
固定されるヒンジ部材20と、先端に糸切り杆(糸切り
部材4)を設けたレバー6とから構成され、レバー6は
上記ヒンジ部材20から突設される二枚のヒンジ舌片2
1、21により揺動自在に枢支されている。
【0019】上記レバー6は図3に示すように、ディス
ペンサ2の保持板5の降下経路に干渉するように配置さ
れるとともに、該レバー6の揺動ヒンジ22の近傍に装
着される引張りスプリング23によって上方、すなわち
図3において矢印方向に付勢されており、上記保持板5
の降下に伴ってその上辺部が押圧されると、引張りスプ
リング23の付勢力に抗して所定ストローク間を揺動す
るように構成されている。
【0020】また、上記糸切り杆4は上記レバー6の揺
動にともなってディスペンサ2の昇降経路3を完全に横
断するストロークで揺動することにより、ディスペンサ
2の接着剤滴下口17とプリント基板1との間の糸引き
をからめ取るためのもので、ディスペンサ2の降下距離
と糸切り杆4の必要ストロークとを合致させるために、
レバー6の保持板5との衝接部は傾斜辺24とされてい
る。
【0021】したがってこの実施例によれば、プリント
基板1上方の所定位置に保持されたディスペンサ2がプ
リント基板1上に接着剤7を点塗すべく降下すると、保
持板5の側縁によりレバー6の傾斜辺24が押圧されて
該レバー6が揺動し、同時に糸切り杆4がディスペンサ
2の降下経路を横断した位置に移動する。この後、ディ
スペンサ2からの接着剤7の点塗が終了して該ディスペ
ンサ2が上昇を開始すると、上記レバー6に加えられて
いた保持板5による押圧が解除されてレバー6が引張り
スプリング23の復元力により原位置に復帰するととも
に、糸切り杆4もディスペンサ2の上昇経路を再び横切
って原位置に復帰し、復帰途上において接着剤7の糸引
きがからめ取られる。
【0022】図4および図5は本発明の第二の実施例を
示すものである。なお、以下の実施例の説明において上
述した実施例を同一の構成は、図面に同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0023】この実施例は、糸切りレバー(糸切り部材
4)をプリント基板1の部品実装面に平行な面内で矢印
のように揺動させることにより糸切りを行なうもので、
糸引き防止機構部13はステージ12に固定されたヒン
ジ部材20に糸切りレバー4を水平方向に揺動自在に枢
支して形成されるとともに、この糸切りレバー4を揺動
させるために、ディスペンサ2の保持板5には下方に向
けて押圧杆25が突設される。
【0024】したがってこの実施例において、ディスペ
ンサ2の降下により押圧杆25が糸切りレバー4の側縁
部に形成した傾斜面26を押圧すると、該糸切りレバー
4が引張りスプリング23の付勢力に抗して図5(a)
に矢印で示すように水平揺動し、プリント基板1への接
着剤7の点塗後に再びディスペンサ2が持上げられると
ともに、原位置に復帰して糸切りが行なわれる。
【0025】図6および図7は本発明の第三の実施例を
示すもので、一対の糸切りレバー4、4により糸引き部
8をカットして糸切りを行なうように構成される。
【0026】この実施例における糸引き防止機構部13
は、端部が同軸で揺動自在に枢支されるとともに、図示
しないスプリングにより自由端が閉塞する方向に付勢さ
れた一対の糸切りレバー4、4を有しており、両糸切り
レバー4の対向側縁部の切欠27により形成される開口
28内に保持板5の拡開杆29を挿入して糸切りレバー
4の先端部を拡開するように構成され、両糸切りレバー
4により糸引き部8を挟み付けて切断して糸切りが行な
われる。
【0027】なお、以上の実施例においては、保持板5
の降下を利用して糸切り部材4を動作させる場合が示さ
れているが、この他に、図8(a)に示すように、シリ
ンダ30を利用して糸切り部材4を進退させたり、ある
いは図8(b)のように、駆動モータ31により糸切り
部材4を回転させるように構成することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、糸切り部材を所定のタイミングでディスペン
サの昇降経路を横切らせるように構成したので、接着剤
の糸引き部を完全に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の作用を示す図である。
【図3】レバーの動作を示す説明図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示す図である。
【図5】レバーの動作を示す図4の平面図である。
【図6】本発明の第三の実施例を示す図である。
【図7】レバーの動作を示す図6の平面図である。
【図8】本発明の第四の実施例を示す図である。
【図9】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 ディスペンサ 3 昇降経路 4 糸切り部材 5 保持板 6 レバー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に対して垂直に昇降駆動される保持板
    上に固定され、先端の接着剤滴下口を基板に降下させて
    該基板上に接着剤を点塗するディスペンサと、 ディスペンサの昇降経路を横切って往復動可能で、か
    つ、往復ストロークの一方の終端位置にスプリングによ
    り付勢されて保持される糸切り部材とを有し、 前記糸切り部材は、保持板の降下動作時に該保持板に干
    渉し、前記スプリングの付勢力に抗して往復ストローク
    の他の終端位置まで強制移動させられる接着剤供給装
    置。
JP3023183A 1991-02-18 1991-02-18 接着剤供給装置 Expired - Lifetime JP2515931B2 (ja)

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JPH01128868U (ja) * 1988-02-25 1989-09-01

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