JP2515762Y2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2515762Y2
JP2515762Y2 JP13440887U JP13440887U JP2515762Y2 JP 2515762 Y2 JP2515762 Y2 JP 2515762Y2 JP 13440887 U JP13440887 U JP 13440887U JP 13440887 U JP13440887 U JP 13440887U JP 2515762 Y2 JP2515762 Y2 JP 2515762Y2
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修二 景山
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、1つのピックアップでもって、2枚のディ
スクのそれぞれに記録されている情報信号を読み取るよ
うに構成されたコンパクト・ディスク・プレーヤ(CDプ
レーヤ)に関する。
〔従来技術〕
第3図はこのようなCDプレーヤの概略構成図である。
第3図において、1,2はそれぞれ互いに並置されたディ
スク、3,4はそれぞれディスク1,2を回転駆動するスピン
モータ、5はディスク1,2に記録されている情報を光学
的に読み取ってそれを情報信号として出力するピックア
ップ、6はピックアップ5の移動・案内用レール、7は
与えられた駆動信号に応答してピックアップ5の移動方
向、移動速度および移動量を制御するスライドモータ、
8はスライドモータ7の回転軸に連結されてそのスライ
ドモータ7の回転を移動・案内レール6に伝達するベル
トである。
移動・案内用レール6、スライドモータ7およびベル
ト8は、後述のスライドモータ制御回路17とともに、ピ
ックアップ5をディスク1,2の並置方向に移動させるピ
ックアップ移動手段を構成している。
このような構成のCDプレーヤにあっては、電源が投入
されると、まず最初にディスク1,2の最内周に記録され
ているTOC(テーブル・オブ・コンテント)情報をピッ
クアップ5により読み取るとともに、読み取ったそのTO
C情報を記憶・表示する、すなわちイニシャライズ処理
するようになっている。
ここで、TOC情報とはディスクに記録されている最初
の曲のトラック番号、最終曲のトラック番号、トータル
の演奏時間、各曲の開始位置を示すアドレス時間、その
他の情報のことである。
第4図はこのような第3図に示された概略構成を有す
るCDプレーヤの従来ブロック回路図である。
第4図において、9はピックアップ5から与えられた
情報信号を処理する信号処理回路、10はディスク1の最
内周位置を検出して第1の最内周位置検出信号を出力す
る第1の最内周位置検出回路、11はディスク2の最内周
位置を検出して第2の最内周位置検出信号を出力する第
2の最内周位置検出回路、12は信号処理回路9からの処
理出力と、両最内周位置検出回路10,11それぞれからの
最内周位置検出出力とに応答して移動制御信号と表示信
号とを出力する制御手段としてのマイクロコンピュータ
である。
このマイクロコンピュータ12において、13は入出力ポ
ート、14はCPU、15はROM、16はRAMである。
17はマイクロコンピュータ12から与えられる移動制御
信号に従ってスライドモータ7に対して駆動信号を出力
するスライドモータ制御回路、18はマイクロコンピュー
タ12から与えられる表示信号に応答してピックアップ5
で読み取られた情報を表示する表示部である。
次に、第3図および第4図の構成を具備した従来例の
CDプレーヤにおけるイニシャライズ処理の動作について
説明する。
まず、CDプレーヤの電源が投入されると、マイクロコ
ンピュータ12はスライドモータ制御回路17に対して第1
の移動制御信号を出力する。スライドモータ制御回路17
は、与えられた第1の移動制御信号によりスライドモー
タ7を介してピックアップ5をディスク1の最内周方向
へ移動させる。
そして、第1の最内周位置検出回路10によりそのピッ
クアップ5がディスク1の最内周位置にあることが検出
されると、第1の最内周位置検出回路10からの第1の最
内周位置検出信号がマイクロコンピュータ12に入力され
る。マイクロコンピュータ12では、第1の最内周位置検
出信号が入力されると、信号処理回路9を介して与えら
れたピックアップ5からのディスク1についてのTOC情
報信号をRAM16に記憶させるとともに、それを表示信号
として表示部18に与えることで、そのTOC情報をその表
示部18で表示させる。
次に、マイクロコンピュータ12はスライドモータ制御
回路17に対して第2の移動制御信号を与える。スライド
モータ制御回路17はその第2の移動制御信号に応答して
ピックアップ5をディスク2の最内周方向へ駆動させる
駆動信号をスライドモータ7に出力する。
これにより、ピックアップ5はディスク2の最内周方
向へ移動させられる。そして、第2の最内周位置検出回
路11でピックアップ5がディスク2の最内周位置にある
ことが検出されると、第2の最内周位置検出回路11から
の第2の最内周位置検出信号がマイクロコンピュータ12
に入力される。マイクロコンピュータ12は、入力される
第2の最内周位置検出信号に応答して前記と同様にして
信号処理回路9を介して与えられたピックアップ5から
のディスク2についてのTOC情報信号をRAM16に記憶させ
るとともに、それを表示信号として表示部18に与えるこ
とで、そのTOC情報をその表示部18で表示させる。
このようにして、従来例のCDプレーヤではイニシャラ
イズ処理をしていたのであるが、一方のディスク1の最
内周位置にまで一旦、ピックアップ5を移動させ、そこ
でディスク1のTOC情報を読み取った後、次に他方のデ
ィスク2の最内周位置にまでそのピックアップ5を移動
させてディスク2のTOC情報を読み取るようにしていた
から、第3図に示すように、ピックアップ5の移動距離
が図中のBのように長くなり、ピックアップ5の移動速
度が遅くなればそれだけイニシャライズ処理に要する時
間も長くかかることになって、例えば演奏モードへの開
始といった、次の動作モードに素早く移れず、このこと
がCDプレーヤにおける使い勝手を悪くする1つの要因と
もなっていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであっ
て、イニシャライズ処理に要する時間を短縮することで
次の動作モードに素早く移れるようにしてその使い勝手
を良くすることを目的としている。
〔考案の構成〕
このような目的を達成するために、本考案は、並置さ
れた2枚のディスクのそれぞれに記録されている情報信
号を読み取る1つのピックアップと、前記ピックアップ
で読み取られた前記情報信号を処理する信号処理回路
と、移動制御信号に応答して前記ピックアップをその並
置方向に移動させるピックアップ移動手段と、前記ピッ
クアップ移動手段により前記各ディスクの最外周位置に
前記ピックアップが移動されたことを検出する最外周位
置検出手段と、前記ピックアップ移動手段に移動制御信
号を与えるとともに、前記最外周位置検出手段からの最
外周位置検出信号と前記信号処理回路からの前記情報信
号とを与えられる制御手段とを具備し、前記制御手段
は、イニシャライズ処理モードのときには、前記ピック
アップ移動手段に対して前記ピックアップを一方のディ
スクの最外周方向に移動させる第1の移動制御信号と、
前記一方のディスクにおける最終曲トラック番号の読み
取り後にそのピックアップを他方のディスクの最外周方
向に移動させる第2の移動制御信号とをそれぞれ出力す
る手段と、前記最外周位置検出手段から前記各ディスク
の最外周位置検出信号を与えられたときには前記信号処
理回路を介して与えられる前記ピックアップの読み取り
情報信号から少なくともそれぞれのディスクにおける最
終曲トラック番号を記憶する手段を具備したことを特徴
としている。
この構成において、イニシャライズ処理モードになる
と制御手段からは第1の移動制御信号がピックアップ移
動手段に与えられる。ピックアップ移動手段は、与えら
れた第1の移動制御信号に応答してピックアップを一方
のディスクの最外周方向に移動させる。
そして、ピックアップが一方のディスクの最外周位置
にまで移動されると、最外周位置検出手段から最外周位
置検出信号が制御手段に入力される。制御手段は、その
最外周位置検出信号に応答して信号処理回路を介して与
えられるピックアップの読み取り情報信号からそのディ
スクの最終曲トラック番号を抽出する。
また、その抽出の後、制御手段は第2の移動制御信号
をピックアップ移動手段に与える。ピックアップ移動手
段は、与えられた第2の移動制御信号に応答してピック
アップを他方のディスクの最外周方向へ移動させる。そ
して、ピックアップが他方のディスクの最外周位置にま
で移動されると、最外周位置検出手段から第2の最外周
位置検出信号が制御手段に与えられる。
そうすると、制御手段は第2の最外周位置検出信号に
応答して上記と同様にして他方のディスクの最終曲トラ
ック番号を抽出する。制御手段は、これら両ディスクの
最終曲トラック番号を記憶させる。
したがって、本考案ではイニシャライズ処理が両ディ
スクの最外周位置間(第3図のA間)においてピックア
ップを移動させるだけであるから、ピックアップの移動
距離は従来のような両ディスクの最内周位置間(第3図
のB間)のそれに比較して短くなる結果、イニシャライ
ズ処理に要する時間も大幅に短縮される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本考案の実施例に係るCDプレーヤのブロッ
ク回路図である。
この実施例においては両ディスクの配置構成、それの
駆動構成、ならびにピックアップの駆動構成は第3図に
示されたものと同様のものを具備している。
なお、第1図において、第4図と対応する部分に同一
の符号を付しているとともに、同一の符号の部分につい
ての説明は省略する。
本実施例において、従来例と異なる構成は次の通りで
ある。すなわち、本実施例ではディスク1の最外周位置
(最外周トラック位置)を検出するとともに、その検出
結果を第1の最外周位置検出信号として出力する第1の
最外周位置検出回路19と、ディスク2の最外周位置を検
出するとともに、その検出結果を第2の最外周位置検出
信号として出力する第2の最外周位置検出回路20とを具
備している。各最外周位置検出回路19,20はそれぞれ、
ディスク1,2の最外周位置に設けられたスイッチで構成
してもよく、またピックアップ5の移動量を後述のマイ
クロコンピュータ12において把握させるとともにそれの
移動時間の演算に基づいて検出するように構成してもよ
い。
そして、本実施例では第1の最外周位置検出信号と第
2の最外周位置検出信号とを処理するマイクロコンピュ
ータ12の構成に特徴を有している。このマイクロコンピ
ュータ12の構成については、第2図のフローチャートの
説明において明らかにする。
次に動作を第2図のフローチャートを参照して説明す
る。まず、CDプレーヤの電源を投入すると、イニシャラ
イズ処理のプログラムがスタートする。ステップn1にお
いて、スライドモータ制御回路17に対して第1の移動制
御信号を出力してピックアップ5をディスク1の最外周
方向へ移動させる。ステップn2においては、第1の最外
周位置検出回路10からの第1の最外周位置検出信号に応
答してピックアップ5がディスク1の最外周位置にまで
移動されたかどうかを判断する。ピックアップ5がディ
スク1の最外周位置にまで移動されたのであれば、ステ
ップn3に進む。
ステップn3においては、ピックアップ5からの読み取
り情報信号に基づいて最外周位置におけるディスク1の
最終曲トラック番号とかトータル演奏時間の情報(TOC
の一部分情報)を読み取るとともに、ステップn4におい
て、読み取ったTOC情報を記憶するとともに、それを表
示部18に表示させる。
このようにして、ディスク1におけるTOC情報の記憶
および表示が終了すると、ステップn5において、第2の
移動制御信号をスライドモータ制御回路17に出力してピ
ックアップ5を他方のディスク2の最外周位置方向へ移
動させる。そして、ステップn6においてはステップn2と
同様のことを行い(ピックアップ5がディスク2の最外
周位置にあるかどうかの判断)、ステップn7においては
ステップn3と同様のことを行い(ディスク2のTOC情報
の読み取り)、さらにステップn8においてはステップn4
と同様のことを行って(ディスク2のTOCの一部分情報
の記憶および表示)、ステップn9でイニシャライズ処理
が完了する。
〔効果〕
以上説明したことから明らかなように本考案によれ
ば、イニシャライズ処理を両ディスクの最外周位置間に
おいてピックアップを移動させるだけで行うものである
から、ピックアップの移動距離は従来の両ディスクの最
内周位置間のそれに比較して短くなる結果、イニシャラ
イズ処理に要する時間が大幅に短縮される。
その結果、イニシャライズ処理に要する時間を短縮す
ることで次の動作モードに素早く移ることが可能とな
り、CDプレーヤとしての使い勝手を良くすることができ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るCDプレーヤのブロック
回路図、第2図はその動作説明に供するフローチャート
である。 第3図は2枚のディスクに記録されている情報信号を1
つのピックアップで読み取るCDプレーヤの概略構成図、
第4図は従来例のCDプレーヤのブロック回路図である。 1,2……ディスク、5……ピックアップ、7……スライ
ドモータ、9……信号処理回路、12……マイクロコンピ
ュータ(制御手段)、19,20……最外周位置検出回路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】並設された2枚のディスクのそれぞれに記
    録されている情報信号を読み取る1つのピックアップ
    と、 前記ピックアップで読み取られた前記情報信号を処理す
    る信号処理回路と、 移動制御信号に応答して前記ピックアップをその並置方
    向に移動させるピックアップ移動手段と、 前記ピックアップ移動手段により前記各ディスクの最外
    周位置に前記ピャクアップが移動されたことを検出する
    最外周位置検出手段と、 前記ピックアップ移動手段に移動制御信号を与えるとと
    もに、前記最外周位置検出手段からの最外周位置検出信
    号と前記信号処理回路からの前記情報信号とを与えられ
    る制御手段とを具備し、 前記制御手段は、 イニシャライズ処理モードのときには、前記ピックアッ
    プ移動手段に対して前記ピックアップを一方のディスク
    の最外周方向に移動させる第1の移動制御信号と、前記
    一方のディスクにおける最終曲トラック番号の読み取り
    後にそのピックアップを他方のディスクの最外周方向に
    移動させる第2の移動制御信号とをそれぞれ出力する手
    段と、 前記最外周位置検出手段から前記各ディスクの最外周位
    置検出信号を与えられたときには前記信号処理回路を介
    して与えられる前記ピックアップの読み取り情報信号か
    ら少なくともそれぞれのディスクにおける最終曲トラッ
    ク番号を記憶する手段とを具備したことを特徴とするデ
    ィスクプレーヤ。
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