JP2515180B2 - 原稿自動給送装置 - Google Patents

原稿自動給送装置

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JP2515180B2
JP2515180B2 JP3089680A JP8968091A JP2515180B2 JP 2515180 B2 JP2515180 B2 JP 2515180B2 JP 3089680 A JP3089680 A JP 3089680A JP 8968091 A JP8968091 A JP 8968091A JP 2515180 B2 JP2515180 B2 JP 2515180B2
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泰史 細川
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Nisca Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取り装置例えば各
種複写機の原稿セット面上に複写原稿を自動的に給送セ
ットする複写原稿自動給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の複写原稿自動給送装置とし
ては種々のものが提案されているが、複写機本体の原稿
セット面上に無端ベルトあるいは搬送ローラ等の搬送手
段を配設し、この搬送手段で原稿を原稿セット面上の一
端から他端の複写基準位置に給送セットするものが広く
使用せられている。
【0003】そしてかかる装置はブック状原稿、大型原
稿等搬送不可能な原稿の複写時に原稿セット面を開放す
るよう通常複写機本体に開閉自在にヒンジ連結して据付
けている。
【0004】このブック状原稿等の複写時には上記搬送
手段の部位で原稿を押さえ、複写光が逸散するのを防止
しているが、この時搬送手段が不用意に駆動すれば原稿
を棄損することは勿論、使用者にとって極めて危険であ
る。
【0005】ところが従来は装置の原稿挿入口に配設し
た原稿検知センサーで、この原稿挿入口に原稿が準備さ
れれば自動的に装置が駆動し、ブック状原稿の複写時あ
るいはその準備中であっても不用意に他の原稿を挿入口
に差し込めば装置が駆動し上記の欠点を招く恐れがあっ
た。即ち、搬送手段が開放状態であっても原稿の連続給
送モード(DFモード)が設定されたままになってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点に
鑑みてなされたもので、装置の通常の使用動作手段とは
別に非動作状態を設定し、この非作動モード(BOOK
モード)と連続給送モード(DFモード)との切り替え
を、搬送手段の開閉位置と読み取り開始信号入力時に原
稿挿入口に原稿が存在するか否かの検出とで上記モード
を自動的に設定するとともに、連続給送モードが設定さ
れた後誤って操作者が読み取り開始スイッチを操作する
と読み取り動作を行ってしまうため、無駄な読み取りを
行うことのない、操作性に優れかつ安全な読み取り操作
が可能である原稿自動給送装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像読み取
り装置(1)の原稿セット面上にベルト、ローラ等の搬
送手段(3)で原稿挿入口(8)からの原稿を上記原稿
セット面上の原稿読み取り基準位置に、画像の読み取り
開始を指令する読み取り開始スイッチの操作に応動した
読み取り開始信号の入力によって自動的に給送セットす
る原稿自動給送装置において、上記搬送手段(3)を原
稿セット面(2)に対して開閉自在に取り付けると共
に、この搬送手段(3)の開閉を検知して信号を出力す
るスイッチ(4)と、上記原稿挿入口(8)で原稿の有
無を検出する原稿検出手段(5)とをそれぞれ配置し、
上記搬送手段(3)が閉状態でかつ原稿挿入口で原稿無
しを検出中に上記読み取り開始信号を入力した場合には
上記搬送手段(3)を非作動状態にするモードに設定
し、上記搬送手段(3)が閉状態でかつ原稿挿入口で原
稿有りを検出後、上記読み取り開始信号を入力した場合
には原稿を連続給送するモードに設定するとともに、こ
の連続給送するモードに設定された後、前記読み取り開
始スイッチを操作してもこれに応動しない制御手段を有
することを特徴とする原稿自動給送装置によって上記課
題を解決する。
【0008】
【実施例】以下図示の一実施例に基づいてその構成を詳
述する。
【0009】(1)は複写機本体で内部には通常の複写
光学系が構成してあり、(2)はその原稿セット面であ
る。
【0010】(3)はこの原稿セット面(2)上に装備
した搬送手段で、図示のものは左右一対のプーリに無端
ベルトを張設して構成してある。このほか搬送手段
(3)としては通常の搬送ローラであっても良い。
【0011】(6)は上記搬送手段{3)を組込み原稿
セット面(2)上に載置した搬送部機枠であり、(7)
は底板である。また上記搬送手段(3)には原稿挿入口
(8)が延設してあり、この原稿挿入口(8)に原稿台
(9)が臨設してある。(10)は原稿入口部のガイド
であり、(11)はピンチローラ、(12)は整合爪で
ある。
【0012】このピンチローラ(11)と整合爪(1
2)との間には原稿検知センサー(5)が配設してあ
る。
【0013】この原稿検知センサー(5)としてはホト
センサー等種々のものが採用できるが図示のものはリミ
ットスイッチ(5’)を原稿挿入経路に臨ませたアクチ
ュエーター(5”)で原稿挿入時に該リミットスイッチ
(5’)を操作するようにしてある。
【0014】上記のガイド(10)、ピンチローラ(1
1)、整合爪(12)等の原稿挿入部の諸機構を給紙部
機枠(13)に組込んである。
【0015】そしてこの給紙部機枠(13)は複写機本
体(1)に固定してあり、この給紙部機枠(13)に前
述の搬送部機枠(6)がプーリ軸(14)でヒンジ連結
してある。この搬送部機枠(6)は第3図に示すように
常時懸架スプリング(15)で搬送部全体を第3図上方
向に付勢してある。
【0016】従って搬送部機枠(6)は上記プーリ軸
(14)を中心に回動自在に給紙部機枠(13)に取付
けられ、給紙部機枠(13)のストッパー(16)に当
接するまで第2図の状態に回動でき、前記懸架スプリン
グ(15)はその操作力を軽減する為である。
【0017】尚、前記の原稿台(9)はその一端を給紙
部機枠(13)に軸支してあり、他端は搬送部機枠
(6)に載置してある。
【0018】前記原稿挿入口(8)には入口カバー(1
7)がその一端をピン(18)で給紙部機枠(13)に
係止してあり、スプリング(19)でストッパーピン
(20)に付勢して支持してある。
【0019】この入口カバー(17)は第1図の通常使
用状態で原稿挿入口(8)を原稿挿入が可能な最小限に
閉鎖し、装置内に使用者の手指が巻き込まれるのを防止
すると共に、搬送部機枠(6)の開放時にはこれと衝合
することなく、該機枠(6)の回動に伴なってピン(1
8)を中心に第2図の状態に回動することとなり、この
ピン(18)から突設したレバー(18’)にスイッチ
(4)が対峙して配設してある。
【0020】斯様な構造に於いて、上記原稿検知センサ
ー(5)は原稿挿入口(8)に原稿が挿入準備されたか
否かを検知し、上記スイッチ(4)は搬送手段(3)の
開閉動作を検知することとなる。
【0021】そこで本発明は、この原稿検知センサー
(5)とスイッチ(4)との信号との有無と読み取り開
始入力信号がいつの時点で入力されたかを判断し、搬送
手段(3)が閉状態でかつ原稿検知センサー(5)が原
稿を検知後に読み取り開始信号が入力された時はDFモ
ードとし、搬送手段(3)が閉状態で原稿検知センサー
(5)が原稿を検知していないとき読み取り開始信号が
入力された時にはBOOKモードとするとともに、搬送
手段(3)を解放したときは、ただちにDFモードを解
除するようにしたものでこれを第4,5図に従って説明
する。
【0022】まず第1図の通常の使用状態で原稿挿入口
(8)に原稿先端が挿入され、読み取り開始信号を入力
するプリントSW(読み取り開始スイッチ)がON操作
されれば搬送手段(3)は起動し、この原稿を原稿セッ
ト面(2)上の基準位置に給送セットする。
【0023】次の原稿が原稿挿入口(8)に準備される
と、この原稿は自動的に給送排出され、順次原稿検知セ
ンサー(5)と搬送手段(3)の給送動作とが連係して
繰返される。この時プリントSWは操作しても動作しな
い。(第4図 DF MODE)そこでブック状原稿等
搬送不可能な原稿を複写する時は搬送手段(3)を第2
図の状態に回動し原稿セット面(2)上に原稿をセット
し、搬送手段(3)を第1図の状態に戻す。この時上起
のDFモードは解除され原稿検知センサー(5)に原稿
が存在しない状態でプリントSWがON操作された場合
にはBOOKモードとして搬送手段(3)は仮に原稿挿
入口(8)に原稿が誤って準備されても動作しない。か
かる動作方式はたとえば第5図に示すようにDFモード
とBOOKモードとの2つの動作を設定し、フリップフ
ロップ回路(21)の端子Rにスイッチ(4)及び原稿
検知センサー(5)の出力信号をオア回路(22)を介
して結線すると共に、同じく端子TにプリントSWを結
線する。尚、スイッチ(4)とオア回路(22)との間
にはナンド回路(23)が介在されている。
【0024】このフリップフロップ回路(21)の端子
Qと原稿検知センサー(5)の出力信号とをアンド回路
(24)を介して搬送手段(3)の起動回路(第5図の
DF制御回路)に結線する。尚、原稿検知センサー
(5)とアンド回路(24)との間にはナンド回路(2
5)が介在されている。
【0025】ここでプリントSWとは通常の複写指示ス
イッチで使用者が複写動作の開始を指示するものであ
る。
【0026】またDFモード(DF MODE)とは原
稿検知センサー(5)からの検知信号で直接搬送手段
(3)が動作することを云い、BOOKモード(BOO
K MODE)とは原稿検知センサー(5)に原稿が存
在しても搬送手段(3)が動作しない状態を云う。
【0027】要するに図示実施例のものは第5図から明
らかなように、原稿検知センサー(5の原稿挿入信号
と、プリントSWのON操作信号とでDFモードが設定
され、この時プリントSWのON操作は動作しない。
【0028】次いで搬送手段(3)が開放から閉鎖され
た時前記スイッチ(4)からの出力信号でDFモードは
解除され、プリントSWは回復し、原稿が原稿検知セン
サー(5)に存在しない状態で、このプリントSWをO
N操作すればBOOKモードとして搬送手段(3)は動
作せず複写機本体(1)のみが動作することとなる。
【0029】そしてDFモード解除のスイッチ(4)か
らの出力信号は該スイッチ(4)の立ち上がり時あるい
は立ち下がり時若しくは継続したON状態を受けておこ
なうか適宜選択すれば良い。
【0030】尚、本発明にあって搬送手段(3)の開閉
動作を検知するスイッチ(4)は必ずしも図示の構造で
なくても、該搬送手段(3)の開閉軌跡内に種々のリミ
ットスイッチを配設すれば良く、また搬送手段(3)の
開閉動作はたとえば装置全体を複写機本体(1)に回動
自在に取り付けても良いことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】本発明は叙上の構成から成り、搬送手段
(3)が原稿セット面(2)に閉状態で位置していて、
読み取り開始信号を入力した時原稿挿入口に原稿が存在
しているか否かによって、原稿を連続給送するモードか
搬送手段(3)を非作動状態にするモードかに切り替え
るので、特別なモード切り替えスイッチを設けることな
く自動的にモード設定ができ操作性が向上する。即ち、
読み取り開始信号を入力した時に、原稿挿入口に原稿が
存在しているか否かによって、原稿を連続給送するモー
ドか、搬送手段(3)を非作動状態にするモードかに自
動的に切替わるため、原稿画像の読取りは読取り開始ス
イッチをオンすることにより可能であることを知ってさ
えすれば、初心者であっても連続給送モードと搬送手段
(3)を非作動状態にするモードとを容易に使い分ける
ことができ、極めて操作性に優れたものとなる。
【0032】また、連続給送モードに設定された後は、
読み取り開始スイッチの操作に応動しないから、連続給
送モード設定中に誤って操作者が読み取り開始スイッチ
を操作しても読み取り動作を行わず、ひいては無駄な読
み取りを行うことがなく、より一層操作性に優れた読み
取り操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿自動給送装置の全体説明図である。
【図2】動作説明図である。
【図3】要部説明図である。
【図4】動作状態説明図である。
【図5】電気的回路説明図である。
【符号の説明】
(1)…複写機本体 (2)…原稿セット面 (3)…搬送手段 (4)…搬送手段の開閉動作検知スイッチ (5)…原稿検知センサー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り装置(1)の原稿セット面
    上にベルト、ローラ等の搬送手段(3)で原稿挿入口
    (8)からの原稿を上記原稿セット面上の原稿読み取り
    基準位置に、画像の読み取り開始を指令する読み取り開
    始スイッチの操作に応動した読み取り開始信号の入力に
    よって自動的に給送セットする原稿自動給送装置におい
    て、 上記搬送手段(3)を原稿セット面(2)に対して開閉
    自在に取り付けると共に、 この搬送手段(3)の開閉を検知して信号を出力するス
    イッチ(4)と、 上記原稿挿入口(8)で原稿の有無を検出する原稿検出
    手段(5)とをそれぞれ配置し、 上記搬送手段(3)が閉状態でかつ原稿挿入口で原稿無
    しを検出中に上記読み取り開始信号を入力した場合には
    上記搬送手段(3)を非作動状態にするモードに設定
    し、上記搬送手段(3)が閉状態でかつ原稿挿入口で原
    稿有りを検出後、上記読み取り開始信号を入力した場合
    には原稿を連続給送するモードに設定するとともに、こ
    の連続給送するモードに設定された後、前記読み取り開
    始スイッチを操作してもこれに応動しない制御手段を有
    することを特徴とする原稿自動給送装置。
JP3089680A 1991-03-28 1991-03-28 原稿自動給送装置 Expired - Lifetime JP2515180B2 (ja)

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JPH04218069A JPH04218069A (ja) 1992-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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