JP2515057Y2 - 防水層貫通ボルト - Google Patents

防水層貫通ボルト

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JP2515057Y2 JP12376590U JP12376590U JP2515057Y2 JP 2515057 Y2 JP2515057 Y2 JP 2515057Y2 JP 12376590 U JP12376590 U JP 12376590U JP 12376590 U JP12376590 U JP 12376590U JP 2515057 Y2 JP2515057 Y2 JP 2515057Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主としてコンクリート建屋の屋上に機器
を設置するときに用いるアンカーボルトに関する。
[従来の技術] 通常コンクリート建屋の屋上には、雨漏りを防止する
ためにコンクリートスラブの上に防水層を施している。
他方建屋の屋上に機器を設置しようとするときには、基
礎コンクリートを打設してアンカーボルトを埋込むが、
アンカーボルトを確実に埋込むために、基礎コンクリー
トより防水層を貫通して、更にコンクリートスラブにま
でアンカーボルトを打込んだ防水層貫通ボルトが開発さ
れている(実開昭60−170405、実開昭61−53404、実開
昭61−173604)。
これら従来の防水層貫通ボルトは、防水層を貫通して
コンクリートスラブにまで打込まれているから、アンカ
ーボルトとしての機能を十分に発揮することができる
が、他方、コンクリートスラブ内に打込まれた時点にお
いて、その位置が完全に固定されていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の防水層貫通ボルトでは、基礎コンクリート
を打つときには最早アンカーボルトの位置を調節する余
地がなかったから、機器側においてアンカーボルトへの
取付部の調節代を十分に大きく取る必要があると同時
に、コンクリートスラブを打つときにもアンカーボルト
の埋込み位置を十分に調節して打込む必要があった。
したがって本考案は、機器側におけるアンカーボルト
への取付部の調節代を大きく取る必要がなく、且つコン
クリートスラブを打つときにもアンカーボルトの埋込み
位置を調節して打込む必要がない防水層貫通ボルトを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案はアンカーボルトを上下に分け、下部アンカー
ボルトはコンクリートスラブ内に打込み、上下のアンカ
ーボルトによって防水層又は防水パッドを挟着し、且つ
上部のアンカーボルトを下部のアンカーボルトに対して
摺動自在ないしは歳差運動自在に形成することにより、
上記目的を達成したものである。
すなわち本考案は、コンクリートスラブ内に固定した
取付支持台と、 該取付支持台と螺合し、上面を前記コンクリートスラ
ブの上面とほぼ同一面に保ったフランジ部を有し、コン
クリートスラブ上に施す防水層よりも上方に突出する上
方連結部を有する台座金具と、 該台座金具の前記上方連結部を収納する貫通孔を有
し、フランジ部を張出して該フランジ部の下面と前記台
座金具のフランジ部の上面とによって前記防水層を挟着
する防水層押え金具と、 該防水層押え金具の前記フランジ部の内面と、前記台
座金具の上方連結部の外面と、前記防水層の上面との間
に介在させたシールパッキンと、 前記台座金具の上方連結部と螺合して前記防水層押え
金具を下方に押圧する金具押えと、 該金具押えの上面に水平方向摺動自在に載置され、円
筒状に形成して外周に鍔を突設した自在金具と、 該自在金具の鍔上に載置されるべく中央に孔を有し、
自在金具の水平方向一方向への移動を許容するように該
孔を拡張した回転移動板と、 前記金具押えと螺合して前記回転移動板を下方に押圧
する自在金具押えと、 上端を前記防水層上に打設した基礎コンクリートより
突出させ、下端に膨出部を有するアンカーボルトと、 該アンカーボルトの膨出部の上部を挿通する貫通孔を
有し、アンカーボルトの膨出部を中心とする歳差運動を
許容するように該貫通孔を上方に向って拡径し、前記自
在金具と螺合してアンカーボルトの膨出部を下方に押圧
するセットボルトと を有する防水層貫通ボルトである。
その際上記構成に更に防水パッドを設け、防水層押え
金具と台座金具との両フランジ部によって防水パッドを
挟着し、防水パッドと防水層とを防水性をもって接着す
ることもできる。
[作用] 取付支持台と台座金具とは螺合しているから、台座金
具は上下方向に調節自在となっており、したがって台座
金具のフランジ部の上面がほぼコンクリートスラブの上
面と同一面となるように台座金具の位置を調節した後
に、コンクリートスラブを打ち、更にコンクリートスラ
ブ上に防水層を施す。
次いで台座金具の上方連結部に防水層押え金具を差込
み、防水層押え金具と台座金具との両フランジ部によっ
て防水層を挟着し、台座金具に金具押えを螺入して締付
けると、防水層押え金具と台座金具と防水層の上面との
間は、シールパッキンによってシールされる。
次いで金具押え上に水平方向の位置を定めて自在金具
を載置し、自在金具の鍔上に回転移動板を載置した後
に、金具押えに自在金具押えを螺入して締付けると、そ
の水平方向の位置において自在金具は固定される。
次いでアンカーボルトの膨出部の上部にセットボルト
を挿通し、アンカーボルトの垂直方向の方向を定めてセ
ットボルトを自在金具に螺入して締付けると、その方向
においてアンカーボルトは固定される。
しかる後に防水層上に基礎コンクリートを打てば、水
平方向の位置と垂直方向とを定めたアンカーボルトを容
易に得ることができる。
以上において、アンカーボルトの水平方向の位置のみ
調節できれば良いのであるならば、自在金具とアンカー
ボルトとセットボルトとは一体に形成することができ
る。またアンカーボルトの垂直方向の方向のみ調節でき
れば良いのであるならば、金具押えと自在金具と回転移
動板と自在金具押えとは一体に形成することができる。
[実施例] 本考案を添付図面によって説明する。第1図は本考案
による防水層貫通ボルトの一実施例を示す縦断面図であ
り、取付支持台10の下端には脚部11が設けられており、
該脚部11の下面は、コンクリートスラブSの型枠Kの上
面に釘15によって固定されている。なお本実施例では取
付支持台10とその脚部11とは一体に形成されているが、
両者を別体に形成して、取付支持台本体を脚部に螺入す
ることもでき、そのときには取付支持台本体の高さが調
節できることとなる。また取付支持台10のコンクリート
スラブS内への固定としては、例えばコンクリートスラ
ブSの鉄筋に取付支持台10を溶接して固定することもで
きる。
取付支持台10の上部にはおねじが設けられており、こ
のおねじに台座金具20に設けためねじが螺入されて、ナ
ット25によって固定されている。但しおねじとめねじと
は逆の関係であっても良い。台座金具20にはフランジ部
21が設けられており、該フランジ部21の上面はコンクリ
ートスラブSの上面とほぼ同一面に保たれている。台座
金具20は更にコンクリートスラブS上に施す防水層Pよ
りも上方に突出する上方連結部22を有しており、該上方
連結部22にめねじが刻設されている。
防水層押え金具30は、台座金具20の上方連結部22を収
納する貫通孔を有しており、また防水層押え金具30の下
部にはフランジ部31が張出しており、該フランジ部31の
下面と台座金具20のフランジ部21の上面とによって、コ
ンクリートスラブS上に施した防水層Pを挟着してい
る。この防水層Pの上面と、防水層押え金具30のフラン
ジ部31の内面と、台座金具20の上方連結部22の外面との
間には、シールパッキン40が介在されている。防水層P
としては、例えば1.2〜2mm厚のシート防水や8〜10mm厚
のアスファルト防水を用いることができる。
台座金具20の上方連結部22のめねじには、金具押え50
の中央下面に設けたおねじ51が螺入している。但しおね
じとめねじとは逆の関係であっても良い。金具押え50の
周囲下面は防水層押え金具30の上面に当接しており、ま
た金具押え50の上面周囲には、おねじを有する筒状部52
が立設されている。但し筒状部52を設けずにおねじのみ
を設けることもできる。
金具押え50の上面中央部には、有底円筒状に形成した
自在金具60の下面が、水平方向摺動自在に当接してい
る。自在金具60は無底円筒状に形成することもできる
が、有底円筒状に形成するときにはその内面の底の形状
は、図示のごとく円錐状とするのが好ましい。自在金具
60の内周にはめねじが刻設されており、また外周には鍔
61が突設されており、この鍔61上に円盤状に形成した回
転移動板70が載置されている。回転移動板70は第3図に
示すように、自在金具60の鍔61よりも上の部分を挿通で
きるように孔を有し、且つこの孔は、自在金具60の水平
方向一方向への移動を許容するように拡張して形成され
ている。
金具押え50の筒状部52のおねじには、自在金具押え80
に形成しためねじが螺入されている。但しおねじとめね
じとは逆の関係であっても良い。自在金具押え80は内方
に鍔を突設した袋ナット状に形成されており、この鍔の
下面は回転移動板70の上面に当接している。
アンカーボルト90の下端には、上部を除いて球形に形
成した球状部91が形成されており、該球状部91の下端は
自在金具60の内面の底に当接している。またアンカーボ
ルト90の上端は、防水層P上に打設した基礎コンクリー
トBよりも上方に突出している。アンカーボルト90の球
状部91よりも上部には、筒状に形成したセットボルト10
0が貫通しており、セットボルト100の貫通孔は、アンカ
ーボルトの球状部91を中心とする歳差運動を許容するよ
うに、上方に向って拡径している。セットボルト100は
その外周におねじを有し、このおねじを自在金具60のめ
ねじに螺入して締付けると、セットボルト100の下端が
アンカーボルト90の球状部91の上側部を下方に押圧する
ように構成されている。
本実施例は以上のように構成されており、まず取付支
持台10の脚部11を釘15によってコンクリートスラブSの
型枠Kに固定し、台座金具20を取付支持台10に螺入し、
台座金具20のフランジ部21の上面がほぼコンクリートス
ラブSの上面と同一面となるように台座金具20の位置を
調節し、ナット25によって台座金具20を固定した後に、
コンクリートスラブSを打ち、更にコンクリートスラブ
S上に防水層Pを施す。
次いで台座金具20の上方連結部22に防水層押え金具30
を差込み、台座金具20と防水層押え金具30との両フラン
ジ部21,31によって防水層Pを挟着し、台座金具20の上
方連結部22に金具押え50のおねじ51を螺入して締付ける
と、防水層Pの上面と台座金具20の上方連結部22と防水
層押え金具30との間は、シールパッキン40によってシー
ルされる。
次いで金具押え50上に水平方向の位置を定めて自在金
具60を載置し、自在金具60の鍔61上に回転移動板70を載
置した後に、金具押え50に自在金具押え80を螺入して締
付けると、その水平方向の位置において自在金具60は固
定される。
次いでアンカーボルト90の球状部91の上部にセットボ
ルト100を挿通し、必要によりアンカーボルト90に張出
し部材95を取付け、アンカーボルト90の垂直方向の方向
を定めてセットボルト100を自在金具60に螺入して締付
けると、その方向においてアンカーボルト90は固定され
る。しかる後に防水層P上に基礎コンクリートBを打て
ば、水平方向の位置と垂直方向とを定めたアンカーボル
ト90を容易に得ることができる。
なお本実施例では、張出し部材95は180度方向を変え
て左右に張出しているが、120度ずつ方向を変えて3個
の張出し部材を取付けることもできるし、90度ずつ方向
を変えて4個の張出し部材を前後左右に取付けることも
できる。また4個の張出し部材を取付ける場合、前後の
張出し部材と左右の張出し部材との高さを変えることも
できる。張出し部材95は、基礎コンクリートより突出し
たアンカーボルト90に機器の取付け部を挿通してナット
を締付ける際に、アンカーボルトが共回りすることを確
実に防ぎ、且つアンカーボルトが上方に引抜かれるのを
確実に防ぐ作用をなすものである。
ここでアンカーボルト90の水平方向の位置のみ調節で
きれば良いのであるならば、自在金具60とアンカーボル
ト90とセットボルト100とは一体に形成することができ
る。そのときの自在金具兼用アンカーボルトの構成は明
らかに、金具押え50の上面に水平方向摺動自在に載置さ
れ、下部外周に鍔を突設し、且つ上端を防水層P上に打
設した基礎コンクリートBより突出させたものであれば
良く、回転移動板はこの自在金具兼用アンカーボルトの
鍔上に載置されることとなる。
同様にアンカーボルト90の垂直方向の方向のみ調節で
きれば良いのであるならば、金具押え50と自在金具60と
回転移動板70と自在金具押え80とは一体に形成すること
ができる。そのときの金具押え兼用自在金具の構成は明
らかに、台座金具20の上方連結部と螺合して防水層押え
金具30を下方に押圧し、且つ筒状部を立設したものであ
れば良く、セットボルトはこの金具押え兼用自在金具の
筒状部と螺合してアンカーボルト90の球状部を下方に押
圧することとなる。
次に第4図は本考案の別の実施例を示す縦断面図であ
り、円盤状に形成され中央に台座金具20の上方連結部22
が貫通する孔を有する防水パッド110を新たに導入した
ものである。すなわち先の実施例では、台座金具20のフ
ランジ部21の上面と、防水層押え金具30のフランジ部31
の下面とによって防水層P自体を挟着していたが、この
実施例では両フランジ21,31によって防水パッド110を挟
着する構成としたものである。したがって台座金具20の
上方連結部22は防水パッド110よりも上方に突出するこ
ととなり、シールパッキン40は、防水層押え金具30のフ
ランジ部31の内面と、台座金具20の上方連結部22の外面
と、防水パッド110の上面との間に介在されることとな
る。防水パッド110は、ゴム、樹脂などによって形成す
ることができ、防水パッド110と防水層Pとの間は防水
性を有する接着剤によって接着する。このように構成し
ても先の実施例と同様の効果を得ることができる。
[考案の効果] 本考案はアンカーボルトを上下に分け、下部アンカー
ボルトはコンクリートスラブ内に打込み、上下のアンカ
ーボルトによって防水層又は防水パッドを挟着し、且つ
上部のアンカーボルトを下部のアンカーボルトに対して
摺動自在ないしは歳差運動自在に形成した防水層貫通ボ
ルトであるから、基礎コンクリート上に設置する機器に
ついては、取付部の調節代を大きく取る必要がなくな
り、コンクリートスラブの打込み作業については、アン
カーボルトの埋込み位置の調節に腐心する必要がなくな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は取
付支持台の脚部を示す第1図中A−A断面図、第3図は
回転移動板を示す平面図、第4図は別の実施例を示す縦
断面図である。 10…取付支持台、20…台座金具 30…防水層押え金具、40…シールパッキン 50…金具押え、60…自在金具 70…回転移動板、80…自在金具押え 90…アンカーボルト、100…セットボルト 110…防水パッド K…型枠、S…コンクリートスラブ P…防水層、B…基礎コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩井 孝次 東京都調布市飛田給2丁目19番1号 鹿 島建設株式会社技術研究所内 (72)考案者 西村 二郎 東京都港区元赤坂1丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートスラブ(S)内に固定した取
    付支持台(10)と、 該取付支持台(10)と螺合し、上面を前記コンクリート
    スラブ(S)の上面とほぼ同一面に保ったフランジ部を
    有し、コンクリートスラブ(S)上に施す防水層(P)
    よりも上方に突出する上方連結部を有する台座金具(2
    0)と、 該台座金具(20)の前記上方連結部を収納する貫通孔を
    有し、フランジ部を張出して該フランジ部の下面と前記
    台座金具(20)のフランジ部の上面とによって前記防水
    層(P)を挟着する防水層押え金具(30)と、 該防水層押え金具(30)の前記フランジ部の内面と、前
    記台座金具(20)の上方連結部の外面と、前記防水層
    (P)の上面との間に介在させたシールパッキン(40)
    と、 前記台座金具(20)の上方連結部と螺合して前記防水層
    押え金具(30)を下方に押圧する金具押え(50)と、 該金具押え(50)の上面に水平方向摺動自在に載置さ
    れ、円筒状に形成して外周に鍔を突設した自在金具(6
    0)と、 該自在金具(60)の鍔上に載置されるべく中央に孔を有
    し、自在金具(60)の水平方向一方向への移動を許容す
    るように該孔を拡張した回転移動板(70)と、 前記金具押え(50)と螺合して前記回転移動板(70)を
    下方に押圧する自在金具押え(80)と、 上端を前記防水層(P)上に打設した基礎コンクリート
    (B)より突出させ、下端に膨出部を有するアンカーボ
    ルト(90)と、 該アンカーボルト(90)の膨出部の上部を挿通する貫通
    孔を有し、アンカーボルト(90)の膨出部を中心とする
    歳差運動を許容するように該貫通孔を上方に向って拡径
    し、前記自在金具(60)と螺合してアンカーボルト(9
    0)の膨出部を下方に押圧するセットボルト(100)と を有する防水層貫通ボルト。
  2. 【請求項2】請求項1記載の取付支持台(10)と台座金
    具(20)と防水層押え金具(30)とシールパッキン(4
    0)と金具押え(50)と、 該金具押え(50)の上面に水平方向摺動自在に載置さ
    れ、下部外周に鍔を突設し、上端を前記防水層(P)上
    に打設した基礎コンクリート(B)より突出させた自在
    金具兼用アンカーボルトと、 該自在金具兼用アンカーボルトの鍔上に載置されるべく
    中央に孔を有し、自在金具兼用アンカーボルトの水平方
    向一方向への移動を許容するように該孔を拡張した回転
    移動板と、 請求項1記載の自在金具押え(80)と を有する防水層貫通ボルト。
  3. 【請求項3】請求項1記載の取付支持台(10)と台座金
    具(20)と防水層押え金具(30)とシールパッキン(4
    0)と、 前記台座金具(20)の上方連結部と螺合して前記防水層
    押え金具(30)を下方に押圧し、筒状部を立設した金具
    押え兼用自在金具と、 請求項1記載のアンカーボルト(90)と、 該アンカーボルト(90)の膨出部の上部を挿通する貫通
    孔を有し、アンカーボルト(90)の膨出部を中心とする
    歳差運動を許容するように該貫通孔を上方に向って拡径
    し、前記金具押え兼用自在金具の筒状部と螺合してアン
    カーボルト(90)の膨出部を下方に押圧するセットボル
    トと を有する防水層貫通ボルト。
  4. 【請求項4】前記取付支持台(10)のコンクリートスラ
    ブ(S)内への固定は、 取付支持台(10)の下端にフランジ部を設け、該フラン
    ジ部の下面をコンクリートスラブ(S)の型枠(K)上
    面に固定することにより行った請求項1、2又は3記載
    の防水層貫通ボルト。
  5. 【請求項5】前記防水層貫通ボルトは更に、防水性をも
    って前記防水層(P)に接着される防水パッド(110)
    を有し、 前記台座金具(20)の上方連結部はこの防水パッド(11
    0)よりも上方に突出し、 前記防水層押え金具(30)のフランジ部の下面と前記台
    座金具(20)のフランジ部の上面とはこの防水パッド
    (110)を挟着し、 前記シールパッキン(40)は前記防水層押え金具(30)
    のフランジ部の内面と、前記台座金具(20)の上方連結
    部の外面と、この防水パッド(110)の上面との間に介
    在させた請求項1、2、3又は4記載の防水層貫通ボル
    ト。
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