JP2515038Y2 - ホッパのゲート開閉装置 - Google Patents

ホッパのゲート開閉装置

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JP2515038Y2 JP1990011752U JP1175290U JP2515038Y2 JP 2515038 Y2 JP2515038 Y2 JP 2515038Y2 JP 1990011752 U JP1990011752 U JP 1990011752U JP 1175290 U JP1175290 U JP 1175290U JP 2515038 Y2 JP2515038 Y2 JP 2515038Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ホッパの下側開口に設けたゲートを開閉
する装置、例えば組合せはかりに用いる計量ホッパ、集
合ホッパ等のゲート開閉装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のホッパに設けられているゲートの開閉
装置には、第6図及び第7図に示すようなものがある。
同図において、1はホッパ本体、2a、2bは第1ゲート及
び第2ゲート、3a、3bは各ゲートの枢軸でホッパ本体1
に第1及び第2ゲート2a、2bを枢支しており、4a、4bは
各ゲートに突設された枢軸、5は右端部が枢軸4aを介し
て第1ゲート2aに連結され、左端部が枢軸4bを介して第
2ゲート21bに連結されたリンク、7はL字状のレバー
であり、ホッパ本体1に設けた支持板10に枢軸9を介し
て枢軸支されている。このレバー7と第6図の左側の第
2ゲート2bはリンク11を介して連結されており、リンク
11の両端部は夫々枢軸3c、3bを介してレバー7及び第2
ゲート2bに連結されている。レバー7には被駆動部12が
設けられており、この被駆動部12がエアーシリンダ13に
より駆動されて第1及び第2ゲート2a、2bが開かれる。
16は引っ張りコイルばねであり、一端がレバー7の端部
14と結合し、他端がホッパ本体1と結合している。この
ばね16は、レバー7を枢軸9を中心にして第6図の時計
方向に付勢している。そして、レバー7の時計方向の回
転は、ピストンロッド先端の押圧部17が左側に後退した
とき、レバー7の端部14が支持板10に設けられているス
トッパー15に当接して係止される。この状態で枢軸9、
3c、3dが略一直線上に並び、第1及び第2ゲート2a、2b
が閉状態となる。
第1及び第2ゲート2a、2bをこの閉状態から開状態に
するときは、第7図に示すようにエアーシリンダ13によ
り被駆動部12を図の右側に駆動する。これにより、レバ
ー7はばね16の付勢力に抗して枢軸9を中心にして反時
計方向に回転し、このレバー7の回転によりレバー7と
リンク11を介して連結する第2ゲート2bが時計方向に回
転する。そして、この第2ゲート2bの時計方向の回転に
よってリンク結合している第1ゲート2aが反時計方向に
回転して、第1及び第2ゲート2a、2bが開状態となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のゲート開閉装置では、第1
及び第2ゲート2a、2bが閉位置にあるとき、ホッパ本体
1内の物品の重量等により第2ゲート2bが第6図に示す
ように時計方向の力Aを受ける。この力Aは、ばね16の
付勢力に抗してリンク11を枢軸3cを中心にして時計方向
に回転させると共にレバー7を枢軸9を中心にして反時
計方向に回転させる方向に働く。その為に、ホッパ本体
1内の物品重量等が重い場合及びホッパ本体1に投入さ
れた物品がゲート2a、2bに衝突した場合、第1及び第2
ゲート2a、2bの先端が少し開き全閉状態を保持できない
という問題がある。なお、この問題を解決するために、
ゲート2a、2bが閉位置にあるとき、枢軸3cの回動位置が
第6図の枢軸9と枢軸3dを通る直線よりも少し下側位置
となるようにすれば、ゲート2a、2bに開方向の力がかか
っても、レバー7の回転がストッパー15により係止され
て、ゲート2a、2bを閉位置に保持できるが、このように
すると、閉位置でゲート2a、2bの先端が少し開くという
問題が発生する。
そして、第6図に示すように第1及び第2ゲート2a、
2bが閉状態のときに、枢軸9、3c、3dとこの枢軸9等が
挿通するリンク11及びレバー7に穿設されている挿通孔
との隙間、及びリンク11、レバー7の撓みにより、第1
及び第2ゲート2a、2bの先端が少し開くという問題もあ
る。
また、第1及び第2ゲート2a、2bを閉状態から開状態
にするときは、エアーシリンダ13がピストンロッドに設
けた押圧部17を右側の位置で急停止させる為に、第1及
び第2ゲート2a、2bが慣性力により開位置よりも少しオ
ーバーランして、被駆動部12が押圧部17から少し離れ、
押圧部17に数回バウンドを繰り返した後に押圧部17に当
接して停止する。そして、第1及び第2ゲート2a、2bを
開状態から閉状態にするときは、エアーシリンダ13が押
圧部17を左側位置まで駆動することにより、被駆動部12
がばね16の付勢力により押圧部17に伴って左位置まで移
動する。この際、レバー7の端部14がストッパー15に衝
突して数回バウンドを繰り返した後に停止する。そし
て、第1、第2ゲート2a、2bがばね16の付勢力により閉
位置の少し手前で回転速度が最大となり、閉位置で急停
止する為に、枢軸9、3c、3d、3b等の連結部にがたがあ
ると、第1、第2ゲート2a、2bとホッパ本体1の下側開
口縁が衝突して数回バウンドを繰り返した後に停止す
る。このように、第1及び第2ゲート2a、2bの閉状態及
び開状態で、第1、第2ゲート2a、2b等の各回動する部
品が他の部品と衝突して数回バウンドするので、騒音が
発生するという問題がある。そして、この衝撃により開
閉装置の各部品が損傷するという問題もある。また、計
量装置の処理能力を上げる為に各ゲート2a、2bの閉時間
及び開時間を短縮させる必要があるが、ゲート2a、2bの
バウンドにより、開閉時間の短縮化が妨げられていると
いう問題がある。
本考案は、上記問題点を解決するホッパーのゲート開
閉装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、第1の考案は、筒状ホッ
パ本体の下側開口を開閉するゲートをホッパ本体にゲー
ト軸によって枢支し、そのゲートをゲート軸を中心に回
動させて開位置と閉位置とに変更するようにしたホッパ
のゲート開閉装置において、 上記ゲートに上記ゲート軸から離れて設けた被駆動部
と、上記ホッパ本体に上記ゲート軸と平行に設けた枢軸
と、この枢軸に枢支されその枢支位置から離れた位置を
上記被駆動部に第1リンクを介して連結され上記枢軸の
回りに回動駆動されることにより上記ゲートを開閉する
ように設けた第2リンクとを具備し、上記ゲートが閉位
置にある状態でまたは閉位置及び開位置のいずれにある
状態でも上記枢軸と上記被駆動部と上記第1及び第2リ
ンクの結合軸とが一直線上またはその近くにあるように
決めてあり、上記第2リンクが、上記枢軸に枢支された
位置に対し上記第1リンク結合側または上記第1リンク
結合側と反対側に、上記ゲートが閉位置にある状態で上
記被駆動部、上記第1リンク、上記被駆動部と上記第1
リンクの結合軸のいずれかに係合して上記ゲートの開く
方向の回動を係止する係止部を有することを特徴とする
ものである。
第2の考案は、筒状ホッパ本体の下側開口を双方で開
閉する第1及び第2ゲートを上記ホッパ本体にそれぞれ
のゲート軸によって枢支し、そのゲート軸を中心に回動
させて開位置と閉位置とに変更するようにしたホッパの
ゲート開閉装置において、 第1ゲートに設けた第1の考案のホッパのゲート開閉
装置と、第2ゲートに第2ゲートのゲート軸から離れて
設けた第2被駆動部と、その第2被駆動部と第1ゲート
とを連動させて共に開閉するようにリンク結合している
第3リンクと、を具備することを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
第1の考案によれば、第2リンクを枢軸を中心にして
回動させると、第1リンクと第2リンクの結合軸が枢軸
を中心に円を描いて移動し、第1リンクと被駆動部の連
結部が第1、第2リンクの結合軸の移動によりゲート軸
を中心に円を描きながら移動する。このように、第2リ
ンクを回動させることにより、被駆動部をゲート軸を中
心に回動させることができるので、それに伴ってゲート
を開方向又は閉方向に駆動することができる。そして、
被駆動部、枢軸、第1及び第2リンクの結合軸が一直線
上又はその近くに並ぶまで第2リンクを回動させていく
と、被駆動部の回動速度が徐々に減速して0又は0近く
となり、第2リンクの回動角度がこの回動角度から離れ
る方向に回動するに従って被駆動部の回動速度が加速す
る。なお、被駆動部、枢軸、第1及び第2リンクの結合
軸が一直線上又はその近くに並ぶとき、ゲートが閉位置
の状態または閉位置及び開位置の状態となるので、ゲー
トが閉位置又は閉位置及び開位置で徐々に停止する。
そして、ゲートが駆動されて閉位置にある状態で、第
2リンクに設けた係止部が被駆動部、第1リンク、被駆
動部と第1リンクの結合軸のいずれかに係合する。そし
て、この係止部を被駆動部に係合させた場合または係止
部を被駆動部と第1リンクの結合軸に係合させた場合、
被駆動部をホッパ本体に第2リンクを介して結合して、
ゲートの開く方向の回動を係止することができる。そし
て、係止部を第1リンクに係合させた場合、第1リンク
と第2リンクが一体に係合した状態となり、被駆動部を
ホッパ本体にこの一体となった第1、第2リンクを介し
て結合して、ゲートを上記と同様に開く方向の回動を係
止することができる。
第2の考案によると、第1ゲートと第2ゲートとを第
3リンクを介して連結してあるので、第1ゲートの開閉
に連動させて第2ゲートを開閉することができる。従っ
て、第1ゲートを第1の考案のゲート開閉装置により開
閉駆動すると、第2ゲートを第1ゲートの開閉速度に比
例した速度で連動して開閉させることができ、閉位置で
第1、第2ゲートを開方向に回動しないように係止する
ことができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図乃至第3図を参照して説明
する。この実施例のゲート開閉装置は、第3図に示すよ
うなエア式又は電気式の回動駆動装置18により駆動され
て、組合せはかりに設けられている例えば集合ホッパ19
及び計量ホッパ等のゲート20、21を開閉するものであ
る。このホッパ本体22は、角筒状をなし、第1図に示す
ようにホッパ本体22の下部に第1ゲート20及び第2ゲー
ト21が設けられている。この第1、第2ゲート20、21
は、ホッパ本体22の両外側に第1ゲート軸23及び第2ゲ
ート軸24によって夫々枢支されており、両外側から内側
へ下降傾斜して、下端縁が互いに当接している。そし
て、第1、第2ゲート軸23、24を中心に回動せられてホ
ッパ本体22の下側開口部25を開閉する。第1図乃至第3
図に示す、26は第1被駆動部、27は第1枢軸、28は第1
リンク、29は第2リンク、30は第2被駆動部、31は第3
リンクである。
第1被駆動部26は、第1図の右側に示されている第1
ゲート20の基端部から左上方に向って伸延する伸延部35
の先端部に形成されており、その先端部には第1ゲート
軸23に平行な第2枢軸32が設けられている。そして、こ
の第2枢軸32を介して円弧状に形成した第1リンク28の
一方の端部とリンク結合している。
第1枢軸27は、第1図に示すようにホッパ本体22の左
上部の位置に第1ゲート軸23と平行にホッパ本体22に突
設されている。
第2リンク29は、その略中央部が第1枢軸27により枢
支されており、一方の端部が第1リンク28の第1被駆動
部26が連結されていない側の端部と第3枢軸33を介して
リンク結合している。第2リンク29の他方の端部には、
第1図の右側に開口するフック状の係止部34を設けてあ
り、この係止部34は第1図に示すように第1ゲート20が
閉位置にある状態で、かつ第3枢軸33、第1枢軸27及び
第2枢軸32が図の上側から順に直線上にある状態(又は
その近くにある状態)で、第2枢軸32の第1図の手前側
に突出する部分に係合して、第1ゲート20の開く方向
(反時計方向)の回動を係止することができる。
第2被駆動部30は、第1図に示すように第2ゲート21
の略中央部から右上方に向って伸延する伸延部36の先端
部に形成されており、第1ゲート20に設けた伸延部35の
先端側寄りの部分と第3リンク31を介してリンク結合し
ている。このように、第1被駆動部26と第2被駆動部30
とを第3リンク31を介してリンク結合させることによ
り、第1ゲート20の開方向及び閉方向の回動に連動させ
て第2ゲート21を開方向及び閉方向に回動させることが
できる。
回動駆動部18は、第3図に示すように回動軸37にレバ
ー38が設けられており、このレバー38が第3枢軸33と結
合している。そして、レバー38を回動させて第2リンク
29を第1枢軸27を中心に時計方向及び反時計方向に回動
させることができる。
上述したように構成されているので、第1図の状態か
ら回動駆動部18を駆動させて、第2リンク29を第1枢軸
27を中心にして時計方向に回転させると、係止部34が第
2枢軸32から外れ、第3枢軸33が時計方向に円を描きな
がら下方に移動する。これにより、第1被駆動部26が第
1ゲート軸23を中心に反時計方向に下方に移動して、第
1ゲート20が開く方向に徐々に加速しながら回転する。
第2リンク29が略90度回転した位置で第1ゲート20の回
転速度が最大となり、略90度の回転位置を越えると第1
ゲート20の回転速度が徐々に減速する。そして、第2図
に示すように図の上側から第1枢軸27、第3枢軸33及び
第2枢軸32が順に直線上(又はその近く)に並ぶ位置ま
で第2リンク29を回転させていくと、第1ゲート20が回
転速度を減速しながら徐々に停止する。第2リンク29の
この回転位置で第1ゲート20が開位置となる。なお、第
2ゲート21は、第1ゲート20と連動して開方向に回転
し、回転速度を加速した後、減速しながら徐々に開位置
に接近して停止する。
第2図に示す開状態から第1図に示す閉状態にすると
きは、回動駆動部18を駆動させて、第2リンク29を第1
枢軸27を中心にして反時計方向に回転させる。これによ
り、第3枢軸33が反時計方向に円を描きながら上方に移
動し、第1被駆動部26が第1ゲート軸23を中心に時計方
向に上方に移動して、これに伴って第1ゲート20が閉じ
る方向に徐々に加速しながら回転する。第2リンク29が
第2図の位置から略90度の回転位置を越えると第1ゲー
ト20の回転速度が徐々に減速する。そして、第1図に示
すように図の上側から第3枢軸33、第1枢軸27及び第2
枢軸32が順に直線上(又はその近く)に並ぶ位置まで第
2リンク29を回転させていくと、第1ゲート20が回転速
度を減速しながら徐々に停止する。そして、第2リンク
29のこの回転位置で係止部34が第2枢軸32に係合して第
1ゲート20が閉位置となる。なお、第2ゲート21は、第
1ゲート20と連動して閉方向に回転し、回転速度を加速
した後、減速しながら徐々に閉位置に接近して停止す
る。第1図に示す閉状態では、ホッパ本体22に枢支され
た第2リンク29の係止部34が第2枢軸32と係合して、第
1ゲート20の開く方向の回動を係止しているので、第
1、第2ゲート20、21の先端部を完全に閉じた状態に保
持することができる。
ただし、この実施例では第1ゲート20及び第2ゲート
21を連動させて開閉するようにしたが、第1被駆動部26
と第2被駆動部30とを第3リンク31を介してリンク結合
せずに、第2被駆動部30の先端部に第1被駆動部26に設
けたゲート開閉装置及び回動駆動装置18と同時のものを
設けて、第1ゲート20及び第2ゲート21を夫々単独に開
閉させることができる。勿論、1個のゲートが取付けら
れているホッパに上記実施例の開閉装置を取付けること
もできる。
また、第1、第2ゲート20、21が閉状態で係止部34が
第2枢軸32と係合するようにしたが、第1被駆動部26ま
たは第1リンク28に別の突起を設けてこの突起に係止部
34を係合させて第1、第2ゲート20、21の開く方向の回
動を係止させることができる。
更に、第1、第2ゲート20、21が開位置及び閉位置で
徐々に停止するように、開位置及び閉位置で第1、第
2、第3枢軸27、32、33が直線上又はその近くにあるよ
うにしたが、各ゲート20、21が閉位置でホッパ本体22に
強く衝突しないように閉位置のみで第1、第2、第3枢
軸27、32、33が直線上又はその近くにあるようにするこ
とができる。
そして、第2リンク29の第1リンク28結合側と反対側
に係止部34を設けたが、第4、5図に示すように第2リ
ンク29の第1リンク28結合部から更に伸延する伸延部39
の先端部に係止部34を設けてもよい。このように構成し
たゲート開閉装置により第1、第2ゲート20、21を開閉
したときの閉状態を示す図が第4図、開状態を示す図が
第5図である。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、
閉状態でゲートに開く方向の力がかかってもゲートが開
かないように保持することができるという効果がある。
これによって、例えば計量ホッパ等に用いて、計量誤差
を生じる要因を減少させることができる。
そして、ゲートを開閉駆動したとき閉位置又は閉位置
及び開位置の手前でゲートの回動速度を0付近まで減速
させて停止させることができるので、閉位置でゲートが
ホッパ本体と強く衝突したり、閉位置又は開位置でゲー
ト及びホッパ本体以外の部品どうしが衝突して騒音をた
てることがないという効果がある。そして、ゲートを開
閉駆動した際にゲート及びその他の部品に衝撃がかから
ないので、開閉装置の部品を損傷させることがないとい
う効果もある。
また、ゲートを閉位置に駆動した際にゲートがバウン
ドしないので、ホッパ本体内の物品がホッパ本体の下側
開口部からこぼれ落ちるということがないし、開位置及
び閉位置でゲートがバウンドしないので、バウンドの時
間分だけゲートの開閉駆動時間を短縮させることができ
る。これによりこのゲート開閉装置を計量装置のホッパ
に適用すれば、計量装置の処理能力を増大させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のゲート開閉装置によりゲー
トを閉位置に駆動した状態を示す正面図、第2図は同実
施例のゲート開閉装置によりゲートを開位置に駆動した
状態を示す正面図、第3図は第1図の側面図、第4図は
他の実施例のゲート開閉装置によりゲートを閉位置に駆
動した状態を示す正面図、第5図は第4図に示すゲート
開閉装置によりゲートを開位置に駆動した状態を示す正
面図、第6図は従来のゲート開閉装置によりゲートを閉
位置に駆動した状態を示す正面図、第7図は第6図のゲ
ート開閉装置によりゲートを開位置に駆動した状態を示
す正面図である。 18……回動駆動装置、19……集合ホッパ、20……第1ゲ
ート、21……第2ゲート、22……ホッパ本体、23……第
1ゲート軸、24……第2ゲート軸、25……下側開口部、
26……第1被駆動部、27……第1枢軸、28……第1リン
ク、29……第2リンク、30……第2被駆動部、31……第
3リンク、32……第2枢軸、33……第3枢軸、34……係
止部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状ホッパ本体の下側開口を開閉するゲー
    トをホッパ本体にゲート軸によって枢支し、そのゲート
    をゲート軸を中心に回動させて開位置と閉位置とに変更
    するようにしたホッパのゲート開閉装置において、 上記ゲートに上記ゲート軸から離れて設けた被駆動部
    と、上記ホッパ本体に上記ゲート軸と平行に設けた枢軸
    と、この枢軸に枢支されその枢支位置から離れた位置を
    上記被駆動部に第1リンクを介して連結され上記枢軸の
    回りに回動駆動されることにより上記ゲートを開閉する
    ように設けた第2リンクとを具備し、上記ゲートが閉位
    置にある状態でまたは閉位置及び開位置のいずれにある
    状態でも上記枢軸と上記被駆動部と上記第1及び第2リ
    ンクの結合軸とが一直線上またはその近くにあるように
    決めてあり、上記第2リンクが、上記枢軸に枢支された
    位置に対し上記第1リンク結合側または上記第1リンク
    結合側と反対側に、上記ゲートが閉位置にある状態で上
    記被駆動部、上記第1リンク、上記被駆動部と上記第1
    リンクの結合軸のいずれかに係合して上記ゲートの開く
    方向の回動を係止する係止部を有することを特徴とする
    ホッパのゲート開閉装置。
  2. 【請求項2】筒状ホッパ本体の下側開口を双方で開閉す
    る第1及び第2ゲートを上記ホッパ本体にそれぞれのゲ
    ート軸によって枢支し、そのゲート軸を中心に回動させ
    て開位置と閉位置とに変更するようにしたホッパのゲー
    ト開閉装置において、 第1ゲートに設けた請求項(1)に記載のホッパのゲー
    ト開閉装置と、第2ゲートに第2ゲートのゲート軸から
    離れて設けた第2被駆動部と、その第2被駆動部と第1
    ゲートとを連動させて共に開閉するようにリンク結合し
    ている第3リンクと、を具備することを特徴とするホッ
    パのゲート開閉装置。
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JPS6184526U (ja) * 1984-11-06 1986-06-04
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Non-Patent Citations (1)

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