JP2514993B2 - 液晶表示器の製造方法 - Google Patents

液晶表示器の製造方法

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JP2514993B2 JP62311572A JP31157287A JP2514993B2 JP 2514993 B2 JP2514993 B2 JP 2514993B2 JP 62311572 A JP62311572 A JP 62311572A JP 31157287 A JP31157287 A JP 31157287A JP 2514993 B2 JP2514993 B2 JP 2514993B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、液晶表示器の製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 液晶表示器は、薄型、低消費電力の表示器として、年
々需要が増えており、これにともなって、大形化してい
る。
この大形の液晶表示器において、高品位の表示を得る
ためには、液晶を挟持する基板の間隔が高い精度で一定
に保たれていることが重要な要素の一つである。
一般的に、液晶表示器では、第3図に示すように、液
晶1を挟持する基板2,3の間隔を一定に保つために、基
板2,3の周辺部の間に挟持される密封用の帯状の接着剤
4の他に、基板2,3の間に合成樹脂やガラス製の粒状の
スペーサ剤5を挟持している。
しかしながら、基板2,3をさらに大形化する場合、基
板2,3の間隔にさらに高い精度が要求される場合、ある
いは、基板2,3にフレキシブルな材料を使用する場合、
組立後の基板2,3の脹らみを防止するために、帯状の接
着剤4及び粒状のスペーサ剤5の他に粒状の接着剤を挟
持して、この粒状の接着剤で基板2,3を接着することが
行なわれている。
例として、特開昭56−16112号公報には、スペーサ剤
の他に粒状の接着剤を基板に散布したものが示され、特
開昭56−22412号公報には、スペーサ剤と接着剤溶液の
混合物を基板に噴射したものが示され、特開昭60−1760
24号公報及び特開昭60−249119号公報には、スペーサ剤
の周囲に接着剤層を設けたものを基板に散布したものが
示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、大形の液晶表示器や、基板2,3にフ
レギシブルな材料を使用した液晶表示器において、高品
位の表示を得るためには、液晶1を挟持する基板2,3間
の間隔が高い精度で一定に保たれていることが重要で、
基板2,3の脹らみを防止するために、帯状の接着剤4及
び粒状のスペーサ剤5の他に粒状の接着剤を挟持した
り、接着剤付きのスペーサ剤5を挟持したりしている
が、接着用の帯状の接着剤4と間隔保持用の粒状の接着
剤の個々の硬化時間や硬化状態にばらつきがあると、基
板2,3の間隔に局部的な差を生じ、均一で高精度のギャ
ップが得られないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、接着
用の帯状の接着剤と間隔保持用の粒状の接着剤の個々の
硬化状態のばらつきによる基板間の間隔の局部的な差を
なくそうとするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、対向面に電極が形成された2枚の基板の間
に液晶を挟持するために、2枚の基板の間に間隔保持用
の粒状のスペーサ剤及び接着剤を挟持して、この間隔保
持用の粒状の接着剤で2枚の基板を接着するとともに、
2枚の基板の周辺部の間に密封用の帯状の接着剤を挟持
して、この密封用の帯状の接着剤で2枚の基板の周辺部
を接着する際に、間隔保持用の粒状の接着剤を密封用の
帯状の接着剤よりも先に硬化させるものである。
(作用) 本発明の液晶表示器の製造方法は、間隔保持用の粒状
の接着剤を密封用の帯状の接着剤よりも先に硬化させる
ことよって、個々の間隔保持用の粒状の接着剤による基
板各部の間隔保持を正確かつ確実に行なった後、密封用
の帯状の接着剤を硬化させるものである。
(実施例) 本発明の液晶表示器の製造方法の実施例を図面を参照
して説明する。
第1図に示す液晶表示器では、対向面に図示しない電
極が形成された2枚の基板11,12の間に液晶13を挟持す
るために、2枚の基板11,12の間に間隔保持用の粒状の
スペーサ剤14及び接着剤15を挟持して、この間隔保持用
の粒状の接着剤15で2枚の基板11,12を接着していると
ともに、2枚の基板11,12の周辺部の間に密封用の帯状
の接着剤16を挟持して、この密封用の帯状の接着剤16で
2枚の基板11,12の周辺部を接着している。
そして、間隔保持用の粒状の接着剤15には、紫外線硬
化型のものをスペーサ剤14よりも大きい形状にしたもの
を用い、密封用の帯状の接着剤16には、熱硬化型のもの
をスペーサ剤14よりも厚くしたものを用い、基板11,12
の接着に際しては、基板11,12を加圧し、基板11,12間に
スペーサ剤14による所望のギャップが得られたところ
で、まず、基板11,12全面に紫外線を照射して、間隔保
持用の粒状の接着剤15を硬化させ、この後、基板11,12
を加熱して密封用の帯状の接着剤16を硬化させた。
その結果、接着後の基板11,12をNaランプ下で観察し
たところ、干渉縞の発生が1本以内におさえられてお
り、基板11,12の脹らみを防止して、基板11,12の間隔が
高い精度で一定に保たれていることが確認できた。
なお、この実施例では、間隔保持用の粒状の接着剤15
に紫外線硬化型、密封用の帯状の接着剤16に熱硬化型
と、異なる性質のもの用い、それぞれの性質にあった硬
化処理を所定の順序で行なったが、これに限定されるも
のではなく、両方とも同じ熱硬化型のものを用いること
もでき、この場合には、間隔保持用の粒状の接着剤15
に、密封用の帯状の接着剤16よりも硬化温度が低いもの
つまり先に硬化するものを用いればよい。
また、間隔保持用の粒状のスペーサ剤14と接着剤15の
関係について、特開昭56−22412号公報に示されている
ように、スペーサ剤14と接着剤15溶液の混合物を基板1
1,12に噴霧したり、特開昭60−176024号公報及び特開昭
60−249119号公報に示されているように、スペーサ剤14
の周囲に接着剤15層を設けたものを基板11,12に散布し
たりして、間隔保持用の粒状のスペーサ剤14と接着剤15
を一体的に形成してもよいが、このようにすると、スペ
ーサ剤14と接着剤15溶液の混合によりスペーサ剤14が基
板11,12上で凝集して均一に分散できないことや、スペ
ーサ剤14に被覆した接着剤15層がスペーサ剤14と基板1
1,12の間に残ったり、接着剤15による基板11,12の接着
面積が小さくなったりすることから、基板11,12間の間
隔を高精度で一定にすることはできない。
そのため、第2図に示す液晶表示器では、一方の基板
11の周辺部に密封用の帯状の接着剤16を印刷し、間隔保
持用の粒状のスペーサ剤14に、直径14μmのスチロール
系の合成樹脂を用い、これを他方の基板12に散布し、間
隔保持用の粒状の接着剤15に、表面にシリカ処理を施し
た直径12〜16μmのエポキシ系の合成樹脂を用い、これ
を後から他方の基板12に散布し、次に、基板11,12を一
定の圧力で加圧しながら加熱し、基板11,12間に耐熱性
のあるスチロール系の合成樹脂製のスペーサ剤14で基板
11,12間のギャップを一定に維持しながら、間隔保持用
の粒状の接着剤15による基板11,12の接着、密封用の帯
状の接着剤16による基板11,12の接着を行なった。
この結果、スペーサ剤14が基板11,12間で均一に分散
し、スペーサ剤14と基板11,12の間に接着剤15が入り難
く、接着剤15による基板11,12の接着面積も十分に確保
できることから、基板11,12間の間隔を高精度で一定に
することができた。
なお、第2図において、21,22はそれぞれの基板11,12
の対向面に所望のパターンに形成されたITO(Indium Ti
n Oxide)から成る透明電極、23,24は透明電極21,22の
上に形成されたポリイミド樹脂から成る配向膜、25,26
はそれぞれの基板11,12の外側面に形成された偏向膜、2
7は一方の基板12の偏向膜26の上に形成された反射膜で
ある。
また、この実施例では、間隔保持用の粒状のスペーサ
剤14と間隔保持用の粒状の接着剤15を同じ基板12に散布
したが、これに限らず、別々の基板11,12に散布しても
よい。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、間隔保持用の粒状
の接着剤を密封用の帯状の接着剤よりも先に硬化される
ことによって、個々の間隔保持用の粒状の接着剤による
基板各部の間隔保持を正確かつ確実に行なった後、密封
用の帯状の接着剤を硬化させることができ、これによっ
て、基板間の間隔を高い精度で一定にすることができ、
したがって、大形の液晶表示器や、基板にフレキシブル
な材料を使用した液晶表示器において、高品位の表示を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の液晶表示器の製造
方法により製造した液晶表示器の断面図、第3図は従来
の液晶表示器の製造方法により製造した液晶表示器の断
面図である。 11,12……基板、13……液晶、14……スペーサ剤、15…
…接着剤、16……接着剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 栄三 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 株式 会社東芝姫路工場内 (72)発明者 栗原 孝明 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 株式 会社東芝姫路工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向面に電極が形成された2枚の基板の間
    に液晶を挟持するために、2枚の基板の間に間隔保持用
    の粒状のスペーサ剤及び接着剤を挟持して、この間隔保
    持用の粒状の接着剤で2枚の基板を接着するとともに、
    2枚の基板の周辺部の間に密封用の帯状の接着剤を挟持
    して、この密封用の帯状の接着剤で2枚の基板の周辺部
    を接着する際に、 間隔保持用の粒状の接着剤を密封用の帯状の接着剤より
    も先に硬化させることを特徴とする液晶表示器の製造方
    法。
JP62311572A 1987-12-09 1987-12-09 液晶表示器の製造方法 Expired - Fee Related JP2514993B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11142859A (ja) * 1997-11-14 1999-05-28 Rohm Co Ltd 液晶表示素子およびその製法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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