JP2000081600A - 焦点距離可変レンズパネルとその製造方法 - Google Patents

焦点距離可変レンズパネルとその製造方法

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JP2000081600A
JP2000081600A JP11171561A JP17156199A JP2000081600A JP 2000081600 A JP2000081600 A JP 2000081600A JP 11171561 A JP11171561 A JP 11171561A JP 17156199 A JP17156199 A JP 17156199A JP 2000081600 A JP2000081600 A JP 2000081600A
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transparent electrode
electrode
lens panel
focal length
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English (en)
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Eiichi Tajima
田島  栄市
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実現可能な低コストの焦点距離可変液晶レン
ズパネルとその製造方法を提供する。 【解決手段】 第1の基板11上に、中央の円形透明電
極13と、その外側に同心円状に複数の環状透明電極1
5を外側へいくほどその幅と間隔が狭くなるように設
け、さらに中央から十字形に外部端子電極19への引き
出し電極18を設け、これらの上に配向膜を設ける。一
方、第2の基板12上に全面透明電極とその上に配向膜
を設け、両配向膜にパラレル配向処理を施す。そして、
第1,第2の基板11,12を環状透明電極15の外部
に散在するギャップ材22を介して所定の間隔で張り合
わせ、その隙間にネマティック液晶を封入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焦点距離可変レ
ンズパネルおよびその製造方法に関し、その焦点距離可
変レンズパネルは、例えば光ディスクドライブにおける
コンパクトディスク(CD)とディジタル・ビデオディ
スク(DVD)兼用の光ピックアップ用のレンズ等に使
用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来から印加電圧によって焦点距離を可
変し得る液晶レンズの開発がなされており、例えば特開
平4−240817号公報に記載するものがある。この
公報に記載された焦点距離可変レンズは、図9に示すよ
うに、液晶空間光変調器40の位相型フレネルゾーンプ
レート42として記録された表示エリア41内に、32
0×220の画素が透明電極によって格子状に配列され
ており、内部にはECB(電界制御複屈折率)モードの
液晶を封入している。
【0003】この液晶空間光変調器40の光波変調特性
は、透明電極への印加電圧に対し、位相が0〜2πまで
間で連続的に変化する。このとき、画素毎にそこの空間
座標に対応する位相を与える電圧信号Vsを入力するこ
とによって、図10に示すように、液晶空間光変調器4
0に入射したレーザ光43は、その画素毎に位相変調さ
れ、光軸上の点Faに集光する。また、異なる電圧信号
Vsを入力することにより、レーザ光43の集光位置
を、光軸上の点Fbへ動かすことが可能である。
【0004】しかしながら、上記公報には、理論的な構
成が記載されているだけであり、実施例においても焦点
距離可変レンズとしての、各透明電極の構成の具体的な
形状や構造および材料の説明がなされておらず、実施可
能なものではなかった。
【0005】また、特開平3−2840号公報にも液晶
レンズが開示されている。それを簡単に説明すると、液
晶とそれに電圧を印加する制御電極と固定電極を有し、
その制御電極は、図11に示すように円形および同心リ
ング状の透明電極帯47と、その透明電極帯47同士を
絶縁する絶縁帯46によって構成されている。これによ
ると各透明電極47は独立に配線される。
【0006】この液晶パネルの両側に偏光子を配置して
もよいが、偏光子を配置しない場合には、透明電極帯4
7に電圧を印加すると、その透明電極帯47のある部分
では、入射光が液晶層を通過する間に偏光面を90゜回
転させ、それ以外の部分ではそのまま通過させる。この
ことにより、液晶レンズを出た光は互いに干渉すること
がなく、それぞれ独立に結像して結像点は同一点とな
り、透明電極帯47への印加電圧によって、その焦点距
離が変化する。
【0007】しかしながら、この公報にも実現可能な具
体的な形状や材料の説明などが記載されておらず、その
製造方法も不明であるため実施されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来提案
されている焦点距離可変レンズは、理論的あるいは原理
的なものであり、実施可能な具体的形状や構造などが明
示されておらず、その製造方法も開示されていないた
め、実用に供されていなかった。この発明は、このよう
な現状に鑑みてなされたものであり、光ディスクドライ
ブにおける光ピックアップ用のレンズなどに実用可能な
焦点距離可変レンズパネルと、それを安価に製造するた
めの製造方法を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による焦点距離
可変レンズパネルは、上記の目的を達成するため、次の
ように構成したものである。それぞれ透明な第1の基板
と第2の基板を備え、その第1の基板上に、中央の円形
透明電極と、その円形透明電極の外側に同心円状に配置
され、外側に向かって次第にその幅及び間隔が狭くなる
複数の環状透明電極と、上記円形透明電極から十字形に
上記複数の環状透明電極を横切って外側へ延びる引き出
し電極と、その引き出し電極の各外端部を互いに接続す
るように上記第1の基板の周縁部付近に配置された外部
端子電極とを有し、少なくとも上記円形透明電極と環状
透明電極が形成された領域上に第1の配向膜が設けられ
ている。
【0010】また、上記第2の基板上の全面に透明電極
が設けられ、その透明電極上に第2の配向膜が設けら
れ、上記第1の配向膜と第2の配向膜の配向方向が平行
している。そして、上記第1の基板と第2の基板とが互
いに透明電極を対向させて、上記環状透明電極の最外部
の電極より外側の領域に設けられたギャップ材によって
所定の間隔を保ち、上記外部端子電極上に設けられたシ
ール材によって接着されており、その第1の基板と第2
の基板との隙間にネマティック液晶が封入されている。
【0011】このような構成により、高性能な焦点距離
の変化を得ることが可能になる。また、同心円状の環状
透明電極内にギャップ材が散布されていない構造にした
ことにより、ギャップ材周辺の回折光の抜けによる配向
不良が削減され、高性能な焦点距離の変化が得られる。
【0012】さらに、上記第1の基板と第2の基板の間
の上記環状透明電極の最外部の電極の外周を囲むよう
に、一部に開口を有するシール材を環状に設けるとよ
い。なお、上記第1の配向膜と第2の配向膜の表面のプ
レチルト角を、1.0°〜2.5°の範囲にするのが望
ましい。また、上記第1の基板と第2の基板との隙間に
封入された液晶は、カイラル物質が添加されていないネ
マティック液晶であるのが望ましい。
【0013】さらにまた、上記第1の基板と第2の基板
との間隔であるセルギャップdと封入されたネマティッ
ク液晶の複屈折の差Δnとの積であるΔnd値と、使用
するレーザ光の波長λとの間に、Δnd=(λ/2)+n
λ (nは0又は正の整数)の関係を有するように構成
すると、光の利用効率が最もよい。
【0014】この発明による焦点距離可変レンズパネル
の製造方法は、次の各工程を有する。 (1) 透明な第1の基板上に、中央の円形透明電極と、そ
の円形透明電極の外側に同心円状に配置され、外側に向
かって次第にその幅及び間隔が狭くなる複数の環状透明
電極と、上記円形透明電極から十字形に前記複数の環状
透明電極を横切って外側へ延びる引き出し電極と、その
引き出し電極の各外端部を互いに接続するように上記第
1の基板の周縁部付近に配置された外部端子電極とを形
成する工程、
【0015】(2) 上記第1の基板の少なくとも上記円形
透明電極と環状透明電極を形成した領域上に第1の配向
膜を設け、その第1の配向膜に配向処理を施す工程、 (3) 上記第2の基板の上の全面に透明電極を設け、その
透明電極上に第2の配向膜を設け、その第2の配向膜に
上記第1の配向膜の配向方向と平行な配向方向の配向処
理を施す工程、
【0016】(4) 上記第1の基板上の上記環状透明電極
の最外部の電極より外側の領域にギャップ材を散布する
工程、 (5) 上記第1の基板と第2の基板とを互いに透明電極を
対向させて、上記ギャップ材を介して重ね合わせる工
程、 (6) その第1の基板と第2の基板との隙間にネマティッ
ク液晶を封入する工程、
【0017】上記焦点距離可変レンズパネルの製造方法
において、一枚の第1の基板上に、複数のレンズパネル
用の前記円形透明電極と環状透明電極と引き出し電極と
外部端子電極とを形成し、その各レンズパネル用の環状
透明電極の最外部の電極の外周を囲むように第1のシー
ルパターンを形成し、各レンズパネル用の上記外部端子
電極上に第2のシールパターンを形成し、さらに全ての
レンズパネル用の領域を囲むように第3のシールパター
ンを形成し、前記第1,第2,第3のシールパターンに
はそれぞれ液晶注入口を設けるとよい。
【0018】このようにすると、第3のシールの液晶注
入口から複数のレンズパネル用の液晶の注入を一括して
行なうことができ、その後に第1の基板と第2の基板を
各レンズパネルのサイズに切断することにより、低コス
トで焦点距離可変レンズパネルを製造することが可能に
なる。
【0019】上記第1の配向膜と第2の配向膜の配向処
理によって、その各配向膜表面のプレチルト角を1.0
〜2.5°の範囲にするのが望ましい。上記第1の基板
と第2の基板との隙間にネマティック液晶を封入する工
程では、カイラル物質が添加されていないネマティック
液晶を封入するのが望ましい。
【0020】上記第1の基板と第2の基板との間隔であ
るセルギャップdと封入したネマティック液晶の複屈折
の差Δnとの積であるΔnd値と、使用するレーザ光の
波長λとの間に、Δnd=(λ/2)+nλ (nは0又
は正の整数) の関係が成立するように、上記セルギャ
ップdと封入するネマティック液晶の屈折率Δnとを選
定するのが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明による焦点距離可
変レンズパネルおよびその製造方法の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0022】まず、図1および図2によって、この発明
による焦点距離可変レンズパネルの一実施形態の構造を
説明する。図1は、そのレンズパネルのレーザ光照射方
向から見た透視図であり、透明な第2の基板を通してそ
の後ろ側の第1基板上の電極等が見えている。図2は、
図1のA−A線に沿う模式的な断面図であり、セルギャ
ップおよびギャップ材の径を大幅に拡大して示してい
る。
【0023】この図1および図2に示す焦点距離可変レ
ンズパネル10は、それぞれ透明なガラス基板である第
1の基板11と第2の基板12を備えている。その第1
の基板11上には、図1に明示されているように、中央
の円形透明電極13と、その円形透明電極13の外側に
同心円状に配置され、外側に向かって次第にその幅及び
間隔(スペース16)が狭くなる複数の環状透明電極1
5と、円形透明電極13から十字形に複数の環状透明電
極15を横切って外側へ延びる引き出し電極18と、そ
の引き出し電極18の各外端部を互いに接続するように
第1の基板11の周縁部付近に配置された外部端子電極
19とを有する。
【0024】そして、この第1の基板11の少なくとも
円形透明電極13と環状透明電極15が形成された領域
上に、第1の配向膜23が設けられている。また、第2
の基板12上の全面に透明電極37が設けられ、その透
明電極37上に第2の配向膜24が設けられている。そ
の第1の配向膜23と第2の配向膜24の配向方向は、
図2に誇張して示しているように互いに平行している。
これを「パラレル配向」と称する。
【0025】このように構成した第1の基板11と第2
の基板12とが互いに透明電極13,15と透明電極3
7を対向させて平行に配置され、環状透明電極15の最
外部の電極より外側の領域に設けられた多数のギャップ
材22(図2では基板11と第2の基板12の間隔であ
るセルギャップと共にギャップ材22の径を大幅に拡大
して示している)によって所定の間隔を保ち、外部端子
電極19上に設けられたシール材21によって接着され
ている。
【0026】この実施形態では、環状透明電極15の最
外部の電極の外周を囲むようにもシール材20が環状に
パターン形成されている。シール材20,21には、そ
れぞれ液晶注入口20a,21aが形成されている。そ
して、第1の基板11と第2の基板12との隙間にネマ
ティック液晶25が封入されている。そのネマティック
液晶25はカイラル物質が添加されていない(ツイスト
性を持たない)ものの方がよい。カイラル物質が若干添
加されている程度であれば使用可能である。
【0027】第1の基板11上の第1の配向膜23と第
2の基板12上の第2の配向膜24の配向処理によっ
て、その各配向膜23,24の表面の図2に示すプレチ
ルト角θが1.0°〜2.5°の範囲になるようにする
のが望ましい。
【0028】さらに、第1の基板11と第2の基板12
との間のセルギャップdと封入したネマティック液晶の
複屈折の差Δnとの積であるΔnd値と、図2の矢印B
で示す方向から入射するレーザ光の波長λとの間に、Δ
nd=(λ/2)+nλ (nは0又は正の整数)の関係
が成立するように、上記セルギャップdと封入するネマ
ティック液晶の屈折率Δnとを選定するのが望ましい。
【0029】例えば、使用するレーザ光の波長が660
nmのときは、Δnd値が330nm、あるいは330
+660=990nm、もしくは330+660×2=
1650nmなどになるように、セルギャップdとネマ
ティック液晶のΔn(通過する光の波長によって変わ
る)を選定する。
【0030】次に、この焦点距離可変レンズパネルの製
造方法を、図1から図6によって説明する。図1および
図2に示した透明な第1の基板11上に、透明電極を低
温スパッタリング法によって100〜200Ω/cm2
のシート抵抗に成膜する。その後、この透明電極に対し
て、予め用意したホトマスクを用いてパターニングを行
う。このパターンは微細なため露光機を用いる。
【0031】そのパターン形状は、中心に円形透明電極
13のパターンを形成し、その外側に環状透明電極15
とスペース16とが同心円状に複数交互に配置され、外
側に向かってその環状透明電極15の幅とスペース16
の幅が級数的に狭くなるパターンを形成する。
【0032】さらに、その各環状透明電極15を接続す
るために、円形透明電極13で交差するように十字形に
外方へ延びる引き出し電極18のパターンと、その引き
出し電極18の各外端部を互いに接続するように、第1
の基板11の周縁付近に配置される方形枠状の外部端子
電極のパータンも形成する。
【0033】ここで、具体的な寸法例を示すと、円形透
明電極13は304μmの半径で形成し、その外側に幅
63μmの第1のスペース16aを設け、第1の環状透
明電極15aを半径215μmの位置から幅48μmで
形成する。さらにその外側に、幅41μmの第2のスペ
ース16bを設け、第2の環状透明電極15bを半径3
04μmの位置から幅36μmで形成する。さらに、そ
の外側に幅32μmの第3のスペース16cをを設け、
第3の環状透明電極15cを半径372μmの位置から
幅30μmで形成する。このように、外側にいくに従っ
て環状透明電極15とスペース16の幅を狭く形成して
いく。
【0034】実際のパターンでは、環状透明電極の最外
部の電極の外周の直径は3mm程度とし、その幅は10
μm程度に形成する。次に、同心円状にに形成された複
数の環状透明電極15の全てに接続するように、十字形
に100μmの線幅で引き出し電極18を形成する。ま
たさらに、この十字形に配置された引き出し電極18の
4つの外端部を全て外部端子電極19に配線接続するよ
うにパターン形成して、第1の基板11上の透明電極パ
ターンとする。
【0035】次いで、第2の基板12の上に透明電極3
7を形成し、パターニングは行わず全面電極とする。次
に、第1の基板11と第2の基板12上に、それぞれポ
リイミドやポリアミック酸からなる配向膜23,24を
オフセット印刷機を用いて0.05nm程度の厚さに形
成し、200℃〜250℃で1時間〜1.5時間焼成す
る。
【0036】その後、ラビング法を用いてコットンの布
材で配向処理を施す。図3に、一枚ずつの第1の原基板
1と第2の原基板2によって、一度に多数個のレンズパ
ネルを作成する多数個取りの場合の電極パターンに対す
るラビングロール28の回転方向と進入方向を示す。
【0037】矢視方向に回転するラビングロール28の
進入方向は、第1の原基板1には矢印Cで示すように図
3で基板下方からとし、第2の原基板2には矢印Dで示
すように基板上方からとして、互いに反対方向になるよ
うにする。配向膜23,24のプレチルト角は、ラビン
グロール28の進入方向とは逆の傾きで形成される。
【0038】さらに、図3に示した第1の原基板1のF
マークと第2の原基板2の逆Fマークが重なるように、
第1の原基板1と第2の原基板2とを張り合わせ、その
間にネマティック液晶を封入することにより、その液晶
の配向がパラレル配向になるように設定する。また、図
2に示した配向膜23,24のプレチルト角θは、クリ
スタルローテーション法で測定した値で1°〜2.5°
程度になるように条件を設定する。
【0039】次に、図4に示すように第1の原基板1上
に熱硬化型の接着剤(シール材)を三重構造になるよう
に形成する。まず、各レンズパネル用の同心円状の環状
透明電極15のパターンの周辺にはC型もしくは()型
に第1のシール材20のパターンに形成し、さらにその
外側の各外部端子電極19上に第2のシール材21のパ
ターンを形成する。さらに、複数のレンズパネル形成領
域の全体を取り囲むように第3のシール材30のパター
ンを形成する。
【0040】次いで、第1の原基板1上にギャップ材2
2として球径が3μm〜4μmのプラスチックビーズも
しくはシリカビーズを散布する。このとき、セルギャッ
プを均一に出すために、プラビーズならば150個/m
m2〜200個/mm2の密度に散布する。シリカビーズ
を使用する場合は、50個/mm2〜150個/mm2の
密度で散布する。
【0041】その後、第1の原基板1上に形成された各
レンズパネル部の第1のシール材20の内側に散布され
たギャップ材22のみを排除する。そのため、ディスペ
ンサ装置に装着した図5に示すような注射器によるディ
スペンサ26を用い、その中を空にして空気もしくは窒
素ガスを満たす。さらに、そのディスペンサ26の針2
6aの径や空気もしくは窒素ガスの吐出圧力を制御し
て、第1のシール材20のパターン内にのみ空気もしく
は窒素ガスを吹き付けることにより、円形透明電極13
と環状透明電極15が形成された各レンズパネル部のギ
ャップ材22のみを吹き飛ばすことができる。
【0042】あるいは、図6に示すように、第1の原基
板1上の各第1のシール材20の内側部分のみをそれぞ
れ覆い隠す多数のマスク部24aを形成したメタルマス
ク24をステンレスで作成し、アライメントを合わせ込
んで、その各マスク部24aに覆われない部分だけにギ
ャップ部材22を散布する方法もある。
【0043】その後、図3に示した第2の原基板2と第
1の原基板1を重ね合わせる。このとき、第1のシール
材20から第3のシール材30までの全てのシール材を
硬化するために、重ね合わせた基板にエアバック等で
0.4〜1.2kg/cm2 の圧力をかけ、120〜1
60℃の温度で1〜2時間、炉の中で焼成する。
【0044】その後、完成したレンズパネルを所定の大
きさに切断する前に、真空注入法を用いて、図4に示す
第3のシール材30の液晶注入口30aから、カイラル
物質の入っていないネマティック液晶、例えばCZ−4
792(チッソ石油化学社製)やMJ−92665(メ
ルク社製)を室温にてセル内に注入する。
【0045】第3のシール材30のパターン内に注入さ
れたネマティック液晶は、第2のシール材21の液晶注
入口21aから第2のシール材21のパターン内に入っ
てそこに満し、さらに第1のシール材20の液晶注入口
20aから第1のシール材20のパターン内すなわちレ
ンズパネル部に入ってそこに充満する。
【0046】その後、個々のレンズパネルの第2のシー
ル部材21のパターン形状に適した所定のパネルサイズ
で、第1の原基板1を図1に示した第1の基板11のサ
イズに切断する。さらに、第2の原基板2を反対側から
図1に示した第2の基板12のサイズに切断する。そし
て、第2のシール材21の液晶注入口21aを図示しな
い封孔材によって封止して、図1,図2に示した焦点距
離可変レンズパネル10を完成する。
【0047】つぎに、この焦点距離可変レンズパネル1
0を使用した結像光学系の例を図7に示す。この光学系
は光源側からコリメータレンズ(凸レンズ)32と、焦
点距離可変レンズパネル10と、フォーカスレンズ(凸
レンズ)34を順次配置し、CCDを用いた検査器35
によって受光する。
【0048】図示しないレーザ光源からのレーザ光33
をコリメータレンズ32で平行光にし、焦点距離可変レ
ンズパネル10を通してフォーカスレンズ34に入射さ
せ、そのフォーカスレンズ34によって集光して焦点を
結ばせ、それを検査器35によって検出する。
【0049】焦点距離可変レンズパネル10の透明電極
13,15と透明電極37の間に電圧が印加されない時
は、焦点距離可変レンズパネル10に入射した平行光は
そのまま通過して、フォーカスレンズ34に入射し、F
1の位置に焦点を結ぶ。このとき、検査器35によって
検出される相対光強度は図8に示すようになり、図1に
示した円形透明電極13を中心に円錐型を示す。
【0050】焦点距離可変レンズパネル10の透明電極
13,15と透明電極37の間に電圧が印加されると、
光軸31に平行なレーザ光が液晶によって位相変調を受
け、幾分集光状態になってフォーカスレンズ34に入射
する。そのため、フォーカスレンズ34によって結像さ
れる焦点の位置がF1よりも手前のF2に移動する。こ
の時の焦点の位置は、焦点距離可変レンズパネル10に
印加する電圧の大きさによって変化する。このときの焦
点の位置F2における相対光強度も図8に示すように、
図1に示した円形透明電極13を中心に円錐型を示す。
【0051】そこで、このように結像光学系を光ディス
クドライブの光ピックアップに採用すれば、レーザ光を
集光して光ディスクを照射するスポット光の位置を変え
ることができ、同じ光学系をCD用とDVD用に兼用す
ることができ、従来のように2種類の光学系を機械的に
移動させて切り替える必要がなくなる。したがって、安
価で且つ耐久性のよいCDとDVDに兼用の光ピックア
ップを実現することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る焦点距離可変レンズパネルは、一方の透明基板上に形
成する透明電極を、中央の円形透明電極と、その外側に
環状のスペースを介して形成した同心円状の複数の環状
透明電極とによって構成し、その環状透明電極の幅とス
ペースの幅が外側に向かって級数的に狭く(細く)なる
ようにし、他方の透明基板上の全面電極との間に、パラ
レル配向したネクテック液晶を挟持した構成により、そ
の2枚の基板上の透明電極間への印加電圧によって、通
過するレーザ光の焦点距離を可変することができる。
【0053】また、2枚の基板の間隔を一定に保つため
のギャップ材を、環状透明電極が形成された液晶レンズ
部以外の領域に設けて、レンズパネル部には設けないよ
うにしたことによって、入射したレーザ光がギャップ材
に照射された時に生じるギャップ材輪郭部の光の回折や
散乱が無くなる。それによって、レーザ光の透過光量が
増えて、検知される光強度が強くなるため、効率の良い
レンズパネルが得られる。
【0054】さらに、レンズパネルのセルギャップd×
液晶のΔn値を使用するレーザ光の波長の1/2(ある
いはそれにレーザ光の波長の整数倍を加えた値)にする
ことにより、効率の良い焦点距離の可変が可能になる。
【0055】また、この発明による焦点距離可変レンズ
パネルの製造法によれば、この発明による焦点距離可変
レンズパネルを、安価に効率よく製造することができ
る。特に共通の原基板を使用して一度に多数の焦点距離
可変レンズパネルを作成する多数個取りの際に、各レン
ズパネル形成領域全体を囲む第3のシール材のパターン
を設けることにより、液晶の注入工程の簡略化が可能と
なり、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による焦点距離可変レンズパネルの一
実施形態を示すレーザ光照射側から見た透視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う模式的な断面図である。
【図3】この発明による焦点距離可変レンズパネルの製
造方法における配向膜の配向処理方法の一例を示す説明
図である。
【図4】この発明による焦点距離可変レンズパネルの製
造方法における第1の原基板上への複数の液晶レンズパ
ネル用の透明電極パターンと三重のシール材パターンの
形成例を示す平面図である。
【図5】この発明による焦点距離可変レンズパネルの製
造方法におけるギャップ材の散布方法の一例を示す説明
図である。
【図6】同じくギャップ材の散布方法の他の例を示す説
明図である。
【図7】この発明による焦点距離可変レンズパネルを使
用した結像光学系の一例を示す光路図である。
【図8】図7の光学系による焦点板における相対光強度
を示す線図である。
【図9】従来の焦点距離可変レンズの一例を示す概略図
である。
【図10】同じくその焦点距離可変レンズによる焦点距
離の変化を示す光路図である。
【図11】従来の他の焦点距離可変レンズの透明電極の
形状例を示す概略図である。
【符号の説明】
1:第1の原基板 2:第2の原基板 10:焦点距離可変レンズパネル 11:第1の基板 12:第2の基板 13:円形透明電極 15:環状透明電極 16:スペース 18:引き出し電極 19:外部端子電極 20:第1のシール材 21:第2のシール材 22:ギャップ材 23:第1の配向膜 24:第2の配向膜 25:ネマティック液晶 26:ディスペンサ 27:メタルマスク 28:ラビングロール 30:第3のシール材 32:コリメータレンズ 33:レーザ光 34:フォーカスレンズ 35:検査器(CCD)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ透明な第1の基板と第2の基板
    を備え、 その第1の基板上に、中央の円形透明電極と、該円形透
    明電極の外側に同心円状に配置され、外側に向かって次
    第にその幅及び間隔が狭くなる複数の環状透明電極と、
    前記円形透明電極から十字形に前記複数の環状透明電極
    を横切って外側へ延びる引き出し電極と、該引き出し電
    極の各外端部を互いに接続するように前記第1の基板の
    周縁部付近に配置された外部端子電極とを有し、少なく
    とも前記円形透明電極と環状透明電極が形成された領域
    上に第1の配向膜が設けられており、 前記第2の基板上の全面に透明電極が設けられ、その透
    明電極上に第2の配向膜が設けられ、前記第1の配向膜
    と第2の配向膜の配向方向が平行しており、 前記第1の基板と第2の基板とが互いに透明電極を対向
    させて、前記環状透明電極の最外部の電極より外側の領
    域に設けられたギャップ材によって所定の間隔を保ち、
    前記外部端子電極上に設けられたシール材によって接着
    されており、 前記第1の基板と第2の基板との隙間にネマティック液
    晶が封入されていること特徴とする焦点距離可変レンズ
    パネル。
  2. 【請求項2】 前記第1の基板と第2の基板の間の前記
    環状透明電極の最外部の電極の外周を囲むように、一部
    に開口を有するシール材が環状に設けられている請求項
    1記載の焦点距離可変レンズパネル。
  3. 【請求項3】 前記第1の配向膜と第2の配向膜の表面
    のプレチルト角が1.0°〜2.5°の範囲である請求
    項1又は2記載の焦点距離可変レンズパネル。
  4. 【請求項4】 前記第1の基板と第2の基板との隙間に
    封入された液晶は、カイラル物質が添加されていないネ
    マティック液晶である請求項1乃至3のいずれか一項に
    記載の焦点距離可変レンズパネル。
  5. 【請求項5】 前記第1の基板と第2の基板との間隔で
    あるセルギャップdと封入されたネマィテック液晶の複
    屈折の差Δnとの積であるΔnd値と、使用するレーザ
    光の波長λとの間に、 Δnd=(λ/2)+nλ (nは0又は正の整数) の関係を有する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    範囲焦点距離可変レンズパネル。
  6. 【請求項6】 透明な第1の基板上に、中央の円形透明
    電極と、該円形透明電極の外側に同心円状に配置され、
    外側に向かって次第にその幅及び間隔が狭くなる複数の
    環状透明電極と、前記円形透明電極から十字形に前記複
    数の環状透明電極を横切って外側へ延びる引き出し電極
    と、該引き出し電極の各外端部を互いに接続するように
    前記第1の基板の周縁部付近に配置された外部端子電極
    とを形成する工程と、 前記第1の基板の少なくとも前記円形透明電極と環状透
    明電極を形成した領域上に第1の配向膜を設け、その第
    1の配向膜に配向処理を施す工程と、 第2の基板の上の全面に透明電極を設け、その透明電極
    上に第2の配向膜を設け、該第2の配向膜に前記第1の
    配向膜の配向方向と平行な配向方向の配向処理を施す工
    程と、 前記第1の基板上の前記環状透明電極の最外部の電極よ
    り外側の領域にギャップ材を散布する工程と、 前記第1の基板と第2の基板とを互いに透明電極を対向
    させて、前記ギャップ材を介して重ね合わせる工程と、 該第1の基板と第2の基板との隙間にネマティック液晶
    を封入する工程とを有すること特徴とする焦点距離可変
    レンズパネルの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の焦点距離可変レンズパネ
    ルの製造方法であって、 一枚の第1の基板上に、複数のレンズパネル用の前記円
    形透明電極と環状透明電極と引き出し電極と外部端子電
    極とを形成し、 その各レンズパネル用の前記環状透明電極の最外部の電
    極の外周をそれぞれ囲むように第1のシールパターンを
    形成し、各レンズパネル用の前記外部端子電極上にそれ
    ぞれ第2のシールパターンを形成し、さらに全てのレン
    ズパネル用の領域を囲むように第3のシールパターンを
    形成し、前記第1,第2,第3のシールパターンにそれ
    ぞれ液晶注入口を設けることを特徴とする焦点距離可変
    レンズパネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の配向膜と第2の配向膜の配向
    処理によって、その各配向膜表面のプレチルト角を1.
    0〜2.5°の範囲にする請求項6又は7記載の焦点距
    離可変レンズパネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 上記第1の基板と第2の基板との隙間に
    ネマティック液晶を封入する工程では、カイラル物質が
    添加されていないネマティック液晶を封入する請求項6
    乃至8のいずれか一項に記載の焦点距離可変レンズパネ
    ルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の基板と第2の基板との間隔
    であるセルギャップdと封入したネマティック液晶の複
    屈折の差Δnとの積であるΔnd値と、使用するレーザ
    光の波長λとの間に、 Δnd=(λ/2)+nλ (nは0又は正の整数) の関係が成立するように、前記セルギャップdと封入す
    るネマティック液晶のΔnとを選定する請求項6乃至9
    のいずれか一項に記載の焦点距離可変レンズパネルの製
    造方法。
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