JP2514971Y2 - 線材保持構造 - Google Patents

線材保持構造

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JP2514971Y2
JP2514971Y2 JP9409590U JP9409590U JP2514971Y2 JP 2514971 Y2 JP2514971 Y2 JP 2514971Y2 JP 9409590 U JP9409590 U JP 9409590U JP 9409590 U JP9409590 U JP 9409590U JP 2514971 Y2 JP2514971 Y2 JP 2514971Y2
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邦夫 今井
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は電気機器の線材保持構造に関する。
(ロ)従来技術 従来は第4図及び第5図に示す線材保持構造が提供さ
れていた。
第4図は線材保持構造を示す斜視図、第5図は構造の
平面図である。
図において、11,12は同形状のフックであり、双方が
対向して同一形状に設けられ、頂部に夫々線材をガイド
する傾斜部11a,12aを有している。
13はホールドピンであり、対向して2本設けられ先端
部には傾斜部13aを有している。
また、対を成したフック11及び12とも所定の距離をお
いて相対向してる。
Bは対を成したフック11及び12の夫々の突き出し部11
b及び12bの隙間、Cは対を成した2本のホールドピン13
の隙間であり、夫々保持する線材の直径より少し小さく
なっている。
上記構成において、第4図及び第5図に示す従来の線
材保持構造では、保持する線材の本数に応じて、フック
11及び12の高さと2本のホールドピン13の長さとを定
め、保持する線材をフック11及び12の夫々の傾斜部11a
及び12a間に当てて上から押し込んで係合させ、上方へ
抜けないようにし、次に2本のホールドピン13の傾斜部
13a間に、線材を当てて上から押し込み、2本のホール
ドピン13で挟持させて、線材を保持していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし上記した従来の線材保持構造は、線材をフック
部間に押し込む作業と、ホールドピン間の隙間に押し込
む作業とが、別になり2工程になって、作業性が悪かっ
た。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とすることろは従来例の欠点を解消し、1工程
の作業で線材を容易に保持できる線材保持構造を提供す
ることろにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案の線材保持構造は、所定の間隔をおいて対向
して設けた第1、第2の板状突起と、この第1、第2の
板状突起の中間前方に所定の距離をおいて第1、第2の
板状突起と対向して設けたフックと、このフックの側部
近傍に第1、第2の板状突起の何れか一方の板厚面と所
定の隙間をもたせて板厚面が対向するように設けた第3
の板状突起とで、この隙間に線材を押し込んだときフッ
クが線材の抜け止めとなるように形成したものである。
(ホ)作用 この考案によれば、フックと第1、第2の板状突起及
び第3の板状突起が近接して設けられ、フックの突き出
し部が第1、第2の板状突起の前部板厚面を結ぶ直線Y
上の近傍に位置し、また第1の板状突起と第3の板状突
起双方による前部板厚面間隙間がフック側部に近接して
設けられているので、保持させる線材をフック及び第
1、第3の傾斜部に当てて、押し下げることにより、線
材は上記隙間に押し込まれると同時にフックと係合して
上へ抜け出なくなる。
また、第2の板状突起の前部板厚面により、線材がフ
ックから外れないように、線材をフック側へ付勢してい
る。
(ヘ)実施例 この考案に係る線材保持構造の実施例を第1図乃至第
3図に基づいて説明する。
第1図は傾斜図、第2図は正面図、第3図は平面図で
ある。
図において、1は第1の板状突起であり、頂部に線材
をガイドする傾斜部1bが設けられている。
2は第2の板状突起であり、第1の板状突起1と所定
の間隔をおいて対向して設けられ、例えば第1の板状突
起1と同一形状とし、ガイド用の傾斜部2bを備えてい
る。
3はフックであり、断面板状で弾性を有した直立部3a
と頂部に線材をガイドする傾斜部3bと突き出し部3cを備
え、第1、第2の板状突起1及び2の中間前方に、この
第1、第2の板状突起1及び2の前部板厚面1a及び2aを
結ぶ直線Yの近傍に、突き出し部3cが位置するように設
けられている。
4は第3の板状突起で先端部に傾斜部4bを備え、第1
の板状突起1の傾斜部1bと同方向の板厚面である前部板
厚面1aと線材の直径より少し小さい隙間をもたせて、傾
斜部4bと同方向の板厚面である前部板厚面4aが対向する
ように設けられている。
5は配線用の線材で通常は複数本が帯状に接合されて
いる。
Aは前部板厚面1a及び前部板厚面4aとの隙間であり、
Yは第1、第2の板状突起1及び2の前部板厚面1a及び
2aを結ぶ直線である。
上記構成において、第1図乃至第3図に示す本考案の
線材保持構造では、保持する線材5の本数に応じて、フ
ック3の直立部3aの高さと、第1、第2及び第3の板状
突起1,2及び4の前部板厚面1a,2a及び4aの高さを定め
る。
次に保持する線材5をフック3と第1、第2及び第3
の板状突起1,2及び4の夫々の傾斜部3b,1b,2b及び4bに
当てて、上から対向する2つの前部板厚面1a及び4aの隙
間Aに押し込むようにすると、線材5は上記隙間Aに入
り込むと同時に、フック3と係合する。
これにより、線材5は第1及び第3の板状突起1及び
4により挟持され、且つフック3により上方へ抜け出な
いように押えられる。
フック3の直立部3aは弾性を有しているので、線材5
を押し込むときは、傾斜部3bの逆方向へたわんで、フッ
ク3は一旦開く。またフック3の突き出し部3cが直線Y
上の近傍まで突き出しているので、線材5は2つの前部
板厚面1a呼び2aによりフック3側に付勢され、フック3
からこの線材5が抜け出るのを防止している。
上記した第1、第2及び第3の板状突起1,2及び4の
形状は板状で断面が方形であるが、これに限らず断面が
円形や多角形の突起でもよい。
(ト)考案の効果 この考案に係る線材保持構造では、線材保持作業が1
工程でできるので、作業効率の向上を図ることができ
る。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る線材保持構造の実施
例を示し、第1図は斜視図、第2図は正面図、第3図は
平面図である。 第4図及び第5図は従来例を示し、第4図は斜視図、第
5図は平面図である。 主な符号の説明 1:第1の板状突起部 1a,2a,4a:前部板厚面 1b,2b,4b:傾斜部 2:第2の板状突起部 3:フック 3a:直立部 3b:傾斜部 3c:突き出し部 4:第3の板状突起部 5:線材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔をおいて対向して設けた第1、
    第2の板状突起と、この第1、第2の板状突起の中間前
    方に所定の距離をおいて第1、第2の板状突起と対向し
    て設けたフックと、このフックの側部近傍に第1、第2
    の板状突起の何れか一方の板厚面と所定の隙間をもたせ
    て板厚面が対向するように設けた第3の板状突起とで、
    この隙間に線材を押し込んだときフックが線材の抜け止
    めとなるように形成したことを特徴とする線材保持構
    造。
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