JP2514569Y2 - 定着装置ユニットの取り付け装置 - Google Patents

定着装置ユニットの取り付け装置

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JP2514569Y2
JP2514569Y2 JP1990007008U JP700890U JP2514569Y2 JP 2514569 Y2 JP2514569 Y2 JP 2514569Y2 JP 1990007008 U JP1990007008 U JP 1990007008U JP 700890 U JP700890 U JP 700890U JP 2514569 Y2 JP2514569 Y2 JP 2514569Y2
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和弘 斉藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は画像形成装置の定着装置ユニットの取り付け
装置に関する。
〔従来の技術〕
画像形成装置において、感光体ドラム部を通過した際
トナーが転写された転写材は、次にこの転写材上にトナ
ーを定着するための定着装置へと進む。定着装置では、
内部にヒータ源を持つ加熱ロールと、加圧ロールとが対
接しており、転写済の転写材はこの二つのロール間を通
過する過程において、熱と圧力とでトナーの定着が行わ
れる。定着のなされた転写材は排紙ローラを経て、画像
形成装置外へと排出される。
ところで、このような画像形成装置の定着装置におい
ては、画像形成工程としては比較的の他の画像形成工程
とは独立しており、また、一方ではこの定着装置は画像
形成装置内の他の構造部品と比較して、その特性や構造
上の都合により寿命が短かい部品が多い。これらの事情
から比較的小型の画像形成装置では特に定着関係の部品
をユニット化し、メンテナンスや交換等の際には、この
ユニットを画像形成装置のフレームから取りはずしてそ
れらを行うようになっている。
このような定着装置をユニット化し、取りはずし可能
にしたものとしては、従来では例えば実開昭63−30856
号公報があり、この公報のものにおいては第5図に示す
ように、内部に加熱ロール21、加圧ロール22を含み、一
側方側に用紙導入部23、他側方側には用紙排出部24を備
えた定着装置ユニット25を、その下部材26を画像形成装
置本体から立設した4本のボルト27に挿通した後、蝶ネ
ジ28をボルト27に螺合することによって、定着装置ユニ
ット25を画像形成装置本体側に固定するようになってい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記のように定着装置ユニットは比較的取りはずされ
ることが多いが、その据えつけ自体は性格で堅固なもの
でなくてはならない。更にその上、これらの作業はパー
ソナルユースの画像形成装置においてはユーザもしくは
カスタマ・エンジニアが行われなければならないから、
作業は簡単で迅速であることが望ましい。しかしなが
ら、従来例の定着装置の取り付け装置では、例えば前記
の実開昭63−30856号公報のもののように、定着装置の
四ケ所を蝶ネジで固定するもののように、最終的な取り
付け状態そのものは機械装置の固定手段として正確で堅
固なものではあるけれど、ナット4に対する、定着装置
の開口部四箇所の心合わせ、およびその後の四個の蝶ネ
ジの嵌合および回動操作の点を考慮するとユーザもしく
はカスタマ・エンジニアの行う作業としては、簡便さお
よび迅速さの点では何らかの改善の必要性があった。
本考案では以上のような問題点に着目して、ユニット
型の定着装置の取り付けを、正確かつ堅固である他に、
ユーザもしくはカスタマ・エンジニアが簡単にかる迅速
に作業できるようにする装置を提供しようとすることを
目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案においては、定着装置ユニットの取り付けはそ
の定着装置ユニットの形状からして下方部四箇所の固定
が必要なこと、および定着装置ユニットの固定は、その
上下方向、長手方向、長手方向に直交する方向へのそれ
ぞれの移動が阻止されることが必要なことを考慮する一
方、取り付けの簡単さおよび迅速性の確保のため、四箇
所の固定の内長手方向の一側の一つの固定手段と、他側
の二つの固定手段とのそれぞれの役割を異なるものとす
る。即ち、本考案によれば一側の二箇所の固定手段はそ
れ自体は最終的な三次元的な定着装置ユニットの移動を
規制するものではなく、それ自体では単に高さ方向およ
び長手方向への仮り止めの手段であり、これは定着装置
ユニットと画像形成装置フレームとにそれぞれ設けられ
た軸部材と開口との手段からなる一方、他側の二箇所の
固定手段は一つは先の1側の固定手段を定着装置の長手
方向に確定する役割を有しており、もう一つは、定着装
置ユニットを画像形成装置のフレームに最終的に固定す
る役割を有している。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図〜第3図に基づいて詳述す
る。
定着装置ユニットは画像形成装置の下方の左側に取り
付けられるものであり、この画像形成装置の下方の右フ
レーム1は例えば外側壁2と内側壁3とを持つ場合、内
側壁3の外側にピン4が予め固定される。このピン4が
設けられた内側壁3の後方は水平に内側に折り曲げられ
て、折曲部5を形成しており、折曲部5の右側には、上
部が円錐状で下部が円柱状の位置決めピン6が立設され
ており、このピン6の右側にはネジ孔7が形成される。
このような構造は画像形成装置の左フレームについても
同様なものが用意される。
一方、定着装置ユニット8もその右側のみが示され、
かつそのケース9のみが示されている。このケース9は
底板10と、底板10の前後にあってそれから上方に立設し
ている右側壁11と左側壁とを持っている。
ケース9の右側壁11の前方には、画像形成装置本体の
前部フレームの内側壁3に設けられたピン4に向って口
を開いた開口12が設けられており、一方、右側壁9に近
い底板10の右方には、ケース9の長手方向を向いた長孔
12と、この長孔12の更に右方には孔13が設けられてい
る。
実施例の作用 以上のように構成した実施例の取り付けは次のように
して行われる。第2図に示されるように、定着装置ユニ
ットを持つそれの左側部を下方に向けて、まず、ケース
9の開口12を画像形成装置フレームに設けられたピン4
に外嵌する。次にこのピン4に支持された部分を中心に
ケース9を下方に回動すれば、ケース9の底板10に設け
られている長孔12は画像形成装置本体のフレームの折曲
部上に設けられた位置決めピンに外嵌することになるか
ら、その後セットスクリュー14をケース底板に設けられ
た孔13を通して画像形成装置本体のフレームの折曲部に
設けられたネジ孔に螺合して第3図に示されるように、
定着装置ユニットの取り付けが完了する。以上のように
この実施例によれば、定着装置ユニットの取り付けのた
めの位置決めは全んど瞬間的になされ、かつ、このため
の手段は、定着装置ユニットをその上方方向および、長
手方向に直交する方向への移動を規制する手段を含んで
いるから、セットスクリュー即ち、最終的な固定要素は
1個のみですむし、場合によってはそれさえも省略しう
るものである(後述)。
その他の実施例 本考案においては種々の変形が可能である。
まず、画像形成装置本体のフレーム側に設けられたピ
ンとケースの側板に設けられた開口との関係ではそれら
の配置関係を逆にしてフレーム側に開口を、ケースの側
板にピンを設けても良い。また開口の入口部をラッパ状
としてピンが開口内に案内され易い形状とすることがで
きる。また開口の下方の入口側を半分程、取り除くこと
によって定着装置ユニットのピン上への下方載置案内を
容易にすることもできる。
次に長孔12と位置決めピンとの関係については、位置
決めピンにはもともと、長手方向の位置を調整できる上
部円錐形部が存在するから、長孔は単なる円孔であって
もさしつかえない。ただ、円錐形部は最終的な長手方向
目標位置への特定は可能でも、大さっぱな長手方向の嵌
合には適していない点で長孔を用意しておくと両者の嵌
合が大きな範囲で行われ有利である。この意味では、ケ
ース底板の右側部の位置決めのために、例えば画像形成
装置の右側は位置決めピンと長孔の関係とし、画像形成
装置の左側は円孔と、頭部に円錐形を持つ位置決めピン
との関係にそておけば、長手方向に直交する方向の移動
は規制したまま長手方向の大ざっぱな位置決め対応もで
き、その後の最終位置への設定にも対応できることにな
る。なお、この円孔と、頭部に円錐形部を持つ位置決め
ピンとの関係は、第4図のように円孔の方に円錐形の切
り抜き部を設け、位置決めピンの方は単なる円柱状であ
っても良い。
セットスクリュー14に関しては、定着装置ユニットの
長手方向、長手方向に直交する方向、1側の上下方向の
移動に対する規制はすでになされているから、このセッ
トスクリュー14は上方向の移動を規制する手段ならどの
ようなものでも良い。例えば、折曲部と底板とを同時に
挟むほぼU字状のクリップとか、折曲部上に平行して揺
動するように設けられ、セッティングの後、底板を押え
るストッパーであっても良い。また場合によっては、定
着装置ユニットの1側は上方向への移動が既に制限され
ていること、また定着装置ユニット自体かなりの重量を
持つことを考慮すれば、この固定手段は省略されても良
い。
これらの実施例の内、特に好適なものを箇条書にする
と次のようになる: (1)ピンに対して半径方向から外嵌する切り抜きは開
口側が拡大していること; (2)ピンに対して半径方向から外嵌する切り抜きは傾
斜していること; (3)位置決めピンは上部が円錘で、下部が円柱である
ことおよびこの位置決めピンに軸方向から外嵌する孔は
円孔であること; (4)位置決めピンは円柱状であることおよびこの位置
決めピンに軸方向から外嵌する孔の入口側は外に向かっ
て開いた円錐形であること; (5)位置決めピンとそれと軸方向から外嵌する孔の関
係は画像形成装置の左右では一方が上部が円錘で下部が
円柱であるピンと円孔の組み合わせであり、他方は上部
が円錐で下部が円柱であるピンと長孔であること; (6)定着装置ユニットの長手方向両側の底板の上側へ
の移動を阻止する手段を持つこと; 〔考案の効果〕 以上詳述したように、本考案によれば画像形成装置の
ユニット化された定着装置をメンテナス等の際に画像形
成装置本体のフレームに取り付ける際、単に正確、堅固
であるだけではなく、迅速かつ容易な手段が提供され
る。
又、本考案では、定着装置ユニットの取り付け部分を
長手方向の両側下方部に集中させているから、定着装置
ユニットの底部の中間部を取り付けに介在させたものと
異なり、取り付け操作を更に容易にしているし、左右フ
レームには長い水平折曲部を設けているから、定着装置
ユニットの両側底部を安定的に支持する構造を提供する
ことが可能である。
又、左右フレームのピン又は切り抜きが設けられた側
壁と水平折曲部となる側壁は連続しているから、これら
を一つの部材から成型でき、取り付け装置の製作に伴な
う加工が非常に簡単で、製作コストも低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る取り付け装置の取り
付け過程を示す斜視図、第3図は取り付け完了した状態
を示す正面図、第4図は定着装置ユニットの底板に設け
る孔の一実施例の拡大斜視図、第5図は従来例の取り付
け装置の正面図である。 図中、1は右フレーム、2は外側壁、3は内側壁3、4
はピン、5は折曲部、6は位置決めピン、7はネジ孔、
8は定着装置ユニット、9はケース、10は底板、11は右
側壁、12は開口、13は孔、14はセットスクリュー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置における本体の左右のフレー
    ムへの定着装置ユニットの長手方向両側下方部の取り付
    け装置において、 定着装置ユニットの長手方向両側下方部と、画像形成装
    置本体の左右フレームの側壁、のいずれか一方には画像
    形成装置の左右方向を向いたピンを突設し、他方にはこ
    のピンに半径方向から外嵌し定着装置ユニットの上動を
    阻止する切り抜きを設け、 前記ピン又は切り抜きが設けられた画像形成装置本体の
    左右フレームの側壁に横方向に連続する側壁で長い水平
    折曲部を形成し、 定着装置ユニットの長手方向両側下方部と画像形成装置
    本体の左右各フレームの水平折曲部のいずれか一方には
    位置決めピンを垂直方向に突設し、他方にはこの位置決
    めピンに対して軸方向から外嵌する孔を設けた、 ことを特徴とする定着装置ユニットの取り付け装置。
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