JP2514418Y2 - 空調ダクトの清掃装置 - Google Patents

空調ダクトの清掃装置

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JP2514418Y2
JP2514418Y2 JP1992086567U JP8656792U JP2514418Y2 JP 2514418 Y2 JP2514418 Y2 JP 2514418Y2 JP 1992086567 U JP1992086567 U JP 1992086567U JP 8656792 U JP8656792 U JP 8656792U JP 2514418 Y2 JP2514418 Y2 JP 2514418Y2
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JP
Japan
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air
pipe
duct
nozzle body
nozzle
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Application number
JP1992086567U
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JPH0652981U (ja
Inventor
眞男 野口
和彦 大廻
義行 鈴木
Original Assignee
日本ウイントン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空調ダクトの清掃装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調ダクトの内部を清掃する方法の一つ
に、ダクト内部に弾性力のある資材で構成したエアパイ
プを挿入し、該エアパイプに圧力空気を送給して当該エ
アパイプがダクト内部を叩打してダクト内壁部を清掃す
る方法がある。この清掃方法は本願考案者が出願した
公平4−17266号および実公平17267号公報
よって紹介されている。この作業は、エアパイプに送給
された圧力空気がエアパイプから放出される時に当該エ
アパイプが方向を失って暴れる現象(はたきで塵を払う
動作に似ている)を利用してダクト内壁に付着している
塵を叩き落とすことを特徴としている。
【0003】ところで、上記従来技術においては、走行
車による清掃ロボットを使用してダクト内を清掃してお
り、この場合はエアパイプを所望する位置に移動できる
が、エアパイプを単独でダクト内に挿入する場合はエア
パイプの材質、とりわけパイプの硬度が重要となる。な
ぜなら、軟質のパイプを使用した場合は所謂パイプに腰
がないのでパイプの送給が容易でなく、エアを分流して
複数本のパイプを設ける構成は実用上不可能である。一
方、硬質のパイプを使用した場合にはパイプの送給には
都合が良いが操作性が悪いという問題が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、エアパイプに推進力を与える空気噴射ノズ
ルを利用した清掃装置であって、清掃ロボットなどの走
行手段を不要にした清掃装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案において課題を解
決するための手段は、筒状部とノズル本体が一体に形成
されており、該ノズル本体に上記筒状部と連通する空気
室を設けると共に、当該空気室と連通しノズル本体の進
行方向に向けて開口させた複数のパイプ取付口と、ノズ
ル本体の進行方向の逆方向に向けて開口させた複数の空
気噴射口とを設け、上記各パイプ取付口に軟質資材によ
エア噴出パイプを取り付け、上記筒状部にエア供給パ
イプを取り付けたものであって、該エア供給パイプに圧
力空気を送給することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】エア供給パイプ4を空気噴射ノズルと共にダ
クト1内に挿入し、圧力空気をエア供給パイプ4に送給
する。圧力空気はエア噴出パイプ6及び空気噴射口55
から放出される。エア噴出パイプ6は圧力空気が放出す
る力で方向を失って暴れ、当該エア噴出パイプ6がダク
ト内壁を乱打して塵を叩き落とす。一方、空気噴射口
から放出される圧力空気は空気噴射ノズルを移動さ
せる推進力を発生し、この推進力によって空気噴射ノズ
を移動させる。
【0007】
【実施例】図1はノズルを、図2はノズルにエア噴出パ
イプを取り付けた状態を、図3は 清掃作業を行っている
状態を表わしている。
【0008】図3において、1はダクト、2は天井板で
あって、ダクト1は天井板2の内側に設置されており天
井板2とダクト1とはパイプ挿入管3によって連結され
ている。パイプ挿入管3は、通常時は天井板に開口する
開口部に栓が取り付けられており、ダクト清掃時に栓を
外してエアパイプの挿入口として利用する。4はエア供
給パイプで先端部に本願考案の主題である空気噴射ノズ
ル5が取り付けられると共に、該空気噴射ノズル5に複
数本のエア噴出パイプ6が取り付けられている。なお、
上記エア供給パイプ4及びエア噴出パイプ6は何れも軟
質資材を使用する。
【0009】ダクト内部の清掃は、エア供給パイプ4を
空気噴射ノズル5及びエア噴出パイプ6と共にパイプ挿
入管3からダクト内に挿入し、エア供給パイプ4に圧力
空気を送給する。圧力空気は空気噴射ノズル5から一部
は放出されて当該ノズルを推進させるが、一部はエア噴
出パイプ6から放出され、その際、該エア噴出パイプ6
を乱打させてダクト内壁の塵を叩き落とすことにより行
われる。
【0010】図1、図2において、エア供給パイプ4の
先端部に取り付けられた空気噴射ノズル5は筒状部5
0、ノズル本体51、先端頭部52が一体に形成されて
おり、ノズル本体51は筒状部50よりも大径に形成さ
れている。なお、ノズル本体51には内部に筒状部50
と連通する空気室53が形成され、又、先端頭部52は
円錐形状に形成されている。
【0011】上記先端頭部52の斜面には、空気室53
と連通する3個のパイプ取付口54が等間隔で設けられ
ると共に、ノズル本体51の底部に空気室53と連通す
る6個の空気噴射口55が等間隔で設けられている。な
お、上記パイプ取付口54及び空気噴射口55は複数個
設けられればよく、実施例の数に限定されるものではな
いが、空気噴射口55は空気噴射ノズル5の軸線に対し
30°の傾斜でノズル本体の進行方向の逆方向に向けて
開口させている。又、上記先端頭部52の形状は円錐形
に限定されない。
【0012】空気噴射ノズル5は上記した構造であっ
て、筒状部50にエア供給パイプ4を取り付け、先端頭
部52に設けたパイプ取付口54にエア噴出パイプ6
取り付ける。再び図3を参照して、エア供給パイプ4を
空気噴射ノズル5と共にダクト1内に挿入し、圧力空気
をエア供給パイプ4に送給する。エア噴出パイプ6は圧
力空気が放出する力で方向性を失って暴れ、当該エア噴
出パイプ6がダクト内壁を乱打して塵を叩き落とす。一
方、空気噴射口55から放出される圧力空気は空気噴射
ノズル5を移動させる推進力を発生し、この推進力によ
って空気噴射ノズル5を移動させる。
【0013】従って、作業者は清掃作業開始時はエア供
給パイプ4を固定しておき、その後、徐々にエア供給パ
イプ4を緩めることによって空気噴射ノズル5を移動し
清掃箇所を広げていく。天井板2に設けたパイプ挿入管
3は適当な間隔で複数箇所に設置されているので、隣接
して設置されたパイプ挿入管3の近くまで清掃が済んだ
時は、作業を中止して次の位置からエア供給パイプ4を
挿入して清掃作業を再開する。
【0014】
【考案の効果】本考案は、エア噴出パイプから放出され
る圧力空気によって当該パイプが方向を失って暴れる現
象を利用した清掃作業を行うに際し、ノズル本体の進行
方向の逆方向に向けて空気噴射口を開口させているの
で、エア供給パイプ及びエア噴出パイプを移動させるロ
ボットなどの走行手段が不要となり、従ってエア噴出パ
イプを複数本設けた構成が可能で、空調ダクト清掃が簡
単かつ容易に効率良く行えるものである。
【0015】又、本考案は、ダクト内部を叩打するエア
噴出パイプが、空気噴射ノズルの前方すなわちノズルの
進行方向に向って取り付けられているから、例えばダク
トの奥部が閉塞されているような場合でも、奥部正面な
らびにその周囲の清掃が可能 なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気噴射ノズルの実施例を示しており、Aは平
面図、Bは断面図。
【図2】図1の空気噴射ノズルにエア供給パイプ及び
ア噴出パイプを取り付けた状態の正面図。
【図3】図1の空気噴射ノズルを使用して清掃作業を行
っている状況を示す説明図。
【符号の説明】
1 ダクト 2 天井板 3 パイプ挿入管 4 エア供給パイプ 5 空気噴射ノズル 6 エア噴出パイプ 50 筒状部 51 ノズル本体 52 先端頭部 53 空気室 54 パイプ取付口 55 空気噴射口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−200781(JP,A) 実開 昭63−32693(JP,U) 実公 平4−17266(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状部(50)とノズル本体(51)
    が一体に形成されており、該ノズル本体(51)に上記
    筒状部(50)と連通する空気室(53)を設けると共
    に、当該空気室(53)と連通しノズル本体の進行方向
    に向けて開口させた複数のパイプ取付口(54)と、ノ
    ズル本体の進行方向の逆方向に向けて開口させた複数の
    空気噴射口(55)とを設け、上記各パイプ取付口(5
    4)に軟質資材によるエア噴出パイプ(6)を取り付
    け、上記筒状部(50)にエア供給パイプ(4)を取り
    付けたものであって、該エア供給パイプ(4)に圧力空
    気を送給することを特徴とする空調ダクトの清掃装置。
JP1992086567U 1992-11-24 1992-11-24 空調ダクトの清掃装置 Expired - Lifetime JP2514418Y2 (ja)

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JPH0652981U JPH0652981U (ja) 1994-07-19
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ID=13890598

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