JP2514318Y2 - 釣 竿 - Google Patents
釣 竿Info
- Publication number
- JP2514318Y2 JP2514318Y2 JP1989125406U JP12540689U JP2514318Y2 JP 2514318 Y2 JP2514318 Y2 JP 2514318Y2 JP 1989125406 U JP1989125406 U JP 1989125406U JP 12540689 U JP12540689 U JP 12540689U JP 2514318 Y2 JP2514318 Y2 JP 2514318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- butt plug
- annular groove
- annular
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fishing Rods (AREA)
Description
本考案は先端部に継合する中竿を収納係止するように
した元竿の改良に関するものである。
した元竿の改良に関するものである。
元竿の末端に着脱自在に嵌着した尻栓を内方に向け突
出形成し、該突出部で元竿内に収納された中竿の後端を
係止保持することが特開昭59-125831号公報で知られて
いる。
出形成し、該突出部で元竿内に収納された中竿の後端を
係止保持することが特開昭59-125831号公報で知られて
いる。
しかしながら前記従来の方式は、中竿の回転等の負荷
が直接尻栓の嵌着部に作用し、尻栓の螺合その他の嵌着
手段が弛緩して尻栓が脱れ易く、使用中に脱落紛失する
等の欠陥がある。 本考案はこれらの現状に鑑み、元竿における中竿の係
止作用が尻栓の嵌着手段を弛緩しないようにして尻栓が
脱落しないようにした釣竿を提供することを目的とする
ものである。
が直接尻栓の嵌着部に作用し、尻栓の螺合その他の嵌着
手段が弛緩して尻栓が脱れ易く、使用中に脱落紛失する
等の欠陥がある。 本考案はこれらの現状に鑑み、元竿における中竿の係
止作用が尻栓の嵌着手段を弛緩しないようにして尻栓が
脱落しないようにした釣竿を提供することを目的とする
ものである。
本考案は前記目的を達成するために、後部を肉厚に形
成した元竿の後端部に尻栓を着脱自在に嵌着すると共に
前記尻栓嵌着部の尻栓前端より前方における元竿の肉厚
内周面に環状凹溝を形成し、該環状凹溝に環状弾性部材
を僅かに突出状態に装着し元竿内に収納された最外側の
中竿の後端部外周面を係止保持できるようにしたことで
ある。 前記元竿の肉厚部の形成は元竿に同材質で一体に形成
しても、或いは別材質で一体的に形成してもよく、尻栓
は螺合、係合等によって元竿後端部に着脱自在に嵌着す
る。 また前記環状弾性部材は、天然又は合成ゴム、エラス
トマー樹脂等の合成樹脂、環状部の一部を切欠いたり、
環状部の両側を内方に突出せしめた金属材料等を使用
し、その弾力作用で中竿を弾圧係止するように形成す
る。更に元竿は通常の元竿の外、交換用の所謂、ハカマ
タイプの中竿より短い元竿でもよい。
成した元竿の後端部に尻栓を着脱自在に嵌着すると共に
前記尻栓嵌着部の尻栓前端より前方における元竿の肉厚
内周面に環状凹溝を形成し、該環状凹溝に環状弾性部材
を僅かに突出状態に装着し元竿内に収納された最外側の
中竿の後端部外周面を係止保持できるようにしたことで
ある。 前記元竿の肉厚部の形成は元竿に同材質で一体に形成
しても、或いは別材質で一体的に形成してもよく、尻栓
は螺合、係合等によって元竿後端部に着脱自在に嵌着す
る。 また前記環状弾性部材は、天然又は合成ゴム、エラス
トマー樹脂等の合成樹脂、環状部の一部を切欠いたり、
環状部の両側を内方に突出せしめた金属材料等を使用
し、その弾力作用で中竿を弾圧係止するように形成す
る。更に元竿は通常の元竿の外、交換用の所謂、ハカマ
タイプの中竿より短い元竿でもよい。
本考案は元竿内に収容された中竿が元竿の肉厚部に設
けられた弾性環状部材で弾圧されて係止保持され、中竿
の回動による負荷が尻栓の嵌着部に直接作用しないよう
にして中竿を元竿内に収納するものである。
けられた弾性環状部材で弾圧されて係止保持され、中竿
の回動による負荷が尻栓の嵌着部に直接作用しないよう
にして中竿を元竿内に収納するものである。
本考案は実施例を図面について説明すると、中竿より
短いハカマタイプの元竿１の後部には竿尻筒２が一体的
に嵌着固定されて元竿後部に肉厚部３を形成すると共に
該竿尻筒２の後端に形成した螺合部には竿尻ゴム４を有
する尻栓５が着脱自在に螺着されている。 また前記尻栓５の螺着部の該尻栓５前端より前方にお
ける竿尻筒２の内周面には環状凹溝６が形成され、該環
状凹溝６に環状弾性部材７が竿尻筒２の内周面より僅か
に突出するように接着又は圧入等によって装着され、元
竿１内に収納された最外側の中竿８の外周面を圧接し中
竿８を係止保持するように構成されている。 第２図に示す実施例は元竿１を通常の如く中竿と同長
に形成すると共にその後部に元竿と同材質で製造時に一
体に肉厚部３を形成し、尻栓５はその内底部に竿尻ゴム
４を設けて元竿１に着脱自在に螺着したものである。 しかして前記環状弾性部材７は天然、又は合成ゴム、
エラストマー樹脂等の合成樹脂、一部を欠除した環状金
属、環状金属の両側を内方に突出せしめたもの等を使用
することができ、またその環状凹溝６への装着時におけ
る表面又は表面前後部は中竿８の出入れを容易にするよ
うにＲ状に面取り形成するのが好適である。 従って元竿１内に収納された最外側の中竿８は、その
後端が竿尻ゴム４で受止められると共にその後部外周面
が環状弾性部材７で弾圧係止されて保持され、中竿８の
回動等の負荷が尻栓５にかかることを防止してその螺合
が弛緩することを防いでいる。
短いハカマタイプの元竿１の後部には竿尻筒２が一体的
に嵌着固定されて元竿後部に肉厚部３を形成すると共に
該竿尻筒２の後端に形成した螺合部には竿尻ゴム４を有
する尻栓５が着脱自在に螺着されている。 また前記尻栓５の螺着部の該尻栓５前端より前方にお
ける竿尻筒２の内周面には環状凹溝６が形成され、該環
状凹溝６に環状弾性部材７が竿尻筒２の内周面より僅か
に突出するように接着又は圧入等によって装着され、元
竿１内に収納された最外側の中竿８の外周面を圧接し中
竿８を係止保持するように構成されている。 第２図に示す実施例は元竿１を通常の如く中竿と同長
に形成すると共にその後部に元竿と同材質で製造時に一
体に肉厚部３を形成し、尻栓５はその内底部に竿尻ゴム
４を設けて元竿１に着脱自在に螺着したものである。 しかして前記環状弾性部材７は天然、又は合成ゴム、
エラストマー樹脂等の合成樹脂、一部を欠除した環状金
属、環状金属の両側を内方に突出せしめたもの等を使用
することができ、またその環状凹溝６への装着時におけ
る表面又は表面前後部は中竿８の出入れを容易にするよ
うにＲ状に面取り形成するのが好適である。 従って元竿１内に収納された最外側の中竿８は、その
後端が竿尻ゴム４で受止められると共にその後部外周面
が環状弾性部材７で弾圧係止されて保持され、中竿８の
回動等の負荷が尻栓５にかかることを防止してその螺合
が弛緩することを防いでいる。
本考案は後部を肉厚に形成した元竿の後端部に尻栓を
着脱自在に嵌着すると共に該嵌着部前方の肉厚部内周面
に環状凹溝を形成し、該環状凹溝に環状弾性部材を装着
してその弾圧作用で収納されている最外側の中竿外周面
を弾圧係止して中竿を保持するようにしたので、使用中
又は携帯中において中竿により尻栓が弛緩して脱落する
ことを確実に防止することができ、しかも環状弾性部材
は尻栓の前端より前方における元竿の肉厚部の環状凹溝
内に装着されているため、環状凹溝は尻栓嵌着部におけ
る肉厚や強度に影響しないで強度低下を防止しながら嵌
着した環状弾性部材が弾性量を大きく安定した押圧力で
中竿を係止保持して弾力作用を向上でき、長期間使用し
ても弾圧作用の低下を防止し耐久性に優れると共に肉厚
部は元竿の強度低下を防止することができる優れた特徴
と実用性を有する。
着脱自在に嵌着すると共に該嵌着部前方の肉厚部内周面
に環状凹溝を形成し、該環状凹溝に環状弾性部材を装着
してその弾圧作用で収納されている最外側の中竿外周面
を弾圧係止して中竿を保持するようにしたので、使用中
又は携帯中において中竿により尻栓が弛緩して脱落する
ことを確実に防止することができ、しかも環状弾性部材
は尻栓の前端より前方における元竿の肉厚部の環状凹溝
内に装着されているため、環状凹溝は尻栓嵌着部におけ
る肉厚や強度に影響しないで強度低下を防止しながら嵌
着した環状弾性部材が弾性量を大きく安定した押圧力で
中竿を係止保持して弾力作用を向上でき、長期間使用し
ても弾圧作用の低下を防止し耐久性に優れると共に肉厚
部は元竿の強度低下を防止することができる優れた特徴
と実用性を有する。
第１図は本考案の縦断正面図、第２図は本考案の別実施
例の縦断正面図である。 １……元竿、２……竿尻筒、３……肉厚部、４……竿尻
ゴム、５……尻栓、６……環状凹溝、７……環状弾性部
材、８……中竿。
例の縦断正面図である。 １……元竿、２……竿尻筒、３……肉厚部、４……竿尻
ゴム、５……尻栓、６……環状凹溝、７……環状弾性部
材、８……中竿。
Claims (1)
- 【請求項１】後部を肉厚に形成した元竿の後端部に尻栓
を着脱自在に嵌着すると共に前記尻栓嵌着部の尻栓前端
より前方における元竿の肉厚内周面に環状凹溝を形成
し、該環状凹溝に環状弾性部材を僅かに突出状態に装着
し元竿内に収納された最外側の中竿の後端部外周面を係
止保持できるようにしたことを特徴とする釣竿。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125406U JP2514318Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 釣 竿 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989125406U JP2514318Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 釣 竿 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0365468U JPH0365468U (ja) | 1991-06-26 |
| JP2514318Y2 true JP2514318Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31673277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989125406U Expired - Fee Related JP2514318Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 釣 竿 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514318Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7066071B2 (en) | 2003-05-01 | 2006-06-27 | Helen Of Troy Limited | Food slicer |
| JP4669078B1 (ja) * | 2010-08-30 | 2011-04-13 | 義知 徳重 | 野菜おろし器とおろし補助板フック |
| KR101273259B1 (ko) * | 2011-07-22 | 2013-06-11 | 이의진 | 마늘박피기 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63169870U (ja) * | 1987-04-25 | 1988-11-04 | ||
| JPH0810275Y2 (ja) * | 1988-09-13 | 1996-03-29 | 株式会社シマノ | 釣 竿 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1989125406U patent/JP2514318Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0365468U (ja) | 1991-06-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |