JPS6133901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133901Y2 JPS6133901Y2 JP18252580U JP18252580U JPS6133901Y2 JP S6133901 Y2 JPS6133901 Y2 JP S6133901Y2 JP 18252580 U JP18252580 U JP 18252580U JP 18252580 U JP18252580 U JP 18252580U JP S6133901 Y2 JPS6133901 Y2 JP S6133901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- fishing rod
- fitted
- guide ring
- line guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 15
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、糸通環の抜け止めと軽量化を計つ
た釣竿の導糸環に関する。
た釣竿の導糸環に関する。
従来種々の導糸環が提案されている。しかし、
実開昭51−104985号公報や実開昭55−56582号公
報の導糸環では外周が平らな糸通環を合成樹脂板
などに圧入固定しているので抜け落ちやすい欠点
がある。さらに特開昭53−130180号公報の第1図
の導糸環でも外周が平らな糸通環が用いられてい
るため抜け落ちやすく、糸通環と固定リングとの
間に肉厚の緩衝リングを介装するため大型になつ
て重量が重くなる欠点がある。又同第2図のよう
に緩衝リングを省略した導糸環では固定リングと
糸通環外周溝の嵌合部にガタを生じやすく、使用
時の衝撃により硬い糸通環が割れやすい欠点があ
る。又同第4図、第5図のように周溝内に接着剤
などの液状の樹脂を略均一に流し込むことは作業
が煩しく、かつ同第6図のように固定リングを締
めつけることは、糸通環の外径寸法のバラツキに
対し均一に締めつける作業が面倒で、緩ければ抜
け落ち、きつ過ぎれば糸通環が割れる欠点があ
る。さらに実開昭52−145195号公報では糸通環の
外周溝に縮径習性を有する弾撥的開閉自在の止め
輪、所謂腐触性を有するバネ輪が嵌着されている
ので経時変化で脱落したり、防錆性材料の止め輪
の場合は縮径習性が弱くガタを生ずる欠点があ
る。
実開昭51−104985号公報や実開昭55−56582号公
報の導糸環では外周が平らな糸通環を合成樹脂板
などに圧入固定しているので抜け落ちやすい欠点
がある。さらに特開昭53−130180号公報の第1図
の導糸環でも外周が平らな糸通環が用いられてい
るため抜け落ちやすく、糸通環と固定リングとの
間に肉厚の緩衝リングを介装するため大型になつ
て重量が重くなる欠点がある。又同第2図のよう
に緩衝リングを省略した導糸環では固定リングと
糸通環外周溝の嵌合部にガタを生じやすく、使用
時の衝撃により硬い糸通環が割れやすい欠点があ
る。又同第4図、第5図のように周溝内に接着剤
などの液状の樹脂を略均一に流し込むことは作業
が煩しく、かつ同第6図のように固定リングを締
めつけることは、糸通環の外径寸法のバラツキに
対し均一に締めつける作業が面倒で、緩ければ抜
け落ち、きつ過ぎれば糸通環が割れる欠点があ
る。さらに実開昭52−145195号公報では糸通環の
外周溝に縮径習性を有する弾撥的開閉自在の止め
輪、所謂腐触性を有するバネ輪が嵌着されている
ので経時変化で脱落したり、防錆性材料の止め輪
の場合は縮径習性が弱くガタを生ずる欠点があ
る。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、糸通環の固
定作業が容易でかつ抜け難く、使用時の衝撃が吸
収され、軽量化が計れる釣竿の導糸環を提案する
ことにある。
定作業が容易でかつ抜け難く、使用時の衝撃が吸
収され、軽量化が計れる釣竿の導糸環を提案する
ことにある。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明する
と、第1図から第3図で金属枠1は釣竿嵌合円環
部2と糸通環を略外径半周で嵌合した支持部3が
一体に形成されている。
と、第1図から第3図で金属枠1は釣竿嵌合円環
部2と糸通環を略外径半周で嵌合した支持部3が
一体に形成されている。
上記釣竿嵌合円環部2の内径には合成樹脂製の
円環4が圧入され、一側鍔部4aが円環部2の端
面に当接されている。円環4内径には図示されな
い釣竿が嵌合固定されている。
円環4が圧入され、一側鍔部4aが円環部2の端
面に当接されている。円環4内径には図示されな
い釣竿が嵌合固定されている。
上記支持部3の上側は下向き円弧状に形成され
て糸通環5の周溝5aが略外径の半周で嵌合され
ている。
て糸通環5の周溝5aが略外径の半周で嵌合され
ている。
上記糸通環5の外周下側と上記釣竿嵌合円環部
2の上側外周間に形成された空間6内には弾性を
有する硬質合成樹脂製駒7が圧入固定されてい
る。合成樹脂製駒7は上面7aと下面7bが夫々
第1図のように円弧状の台状に形成され、かつ上
面は第3図のように断面が円弧状に形成されてい
る。上面7aには糸通環5の周溝5aに嵌合され
る係合突提7cなどの係合部が形成されている。
下面7bには釣竿嵌合円環部2の上側に形成され
た係合突起2aのごとき係合部が嵌合される係合
凹部7dなどの係合部が形成されている。
2の上側外周間に形成された空間6内には弾性を
有する硬質合成樹脂製駒7が圧入固定されてい
る。合成樹脂製駒7は上面7aと下面7bが夫々
第1図のように円弧状の台状に形成され、かつ上
面は第3図のように断面が円弧状に形成されてい
る。上面7aには糸通環5の周溝5aに嵌合され
る係合突提7cなどの係合部が形成されている。
下面7bには釣竿嵌合円環部2の上側に形成され
た係合突起2aのごとき係合部が嵌合される係合
凹部7dなどの係合部が形成されている。
導糸環が上述のように構成されて組み立てられ
るときは、金属枠1の支持部3の内径に糸通環5
が嵌合され、次に空間6に合成樹脂製駒7が圧入
嵌合されることでなされる。駒7が圧入嵌合され
ると、糸通環5は周溝5aに支持部が嵌合された
状態で押し上げられ、駒7は係合突提7cと係合
凹部7dなどの係合部が夫々周溝5aと係合突起
2aのごとき係合部に嵌合されているから、ガタ
が生ぜず、糸通環5と駒7は力を受けても抜け落
ちたり、合成樹脂製駒7が緩衝材となつて糸通環
が衝撃で割れることが防止される。さらに、金属
枠に支持部と合成樹脂製駒で糸通環が固定される
から小型軽量に形成することが出来る。
るときは、金属枠1の支持部3の内径に糸通環5
が嵌合され、次に空間6に合成樹脂製駒7が圧入
嵌合されることでなされる。駒7が圧入嵌合され
ると、糸通環5は周溝5aに支持部が嵌合された
状態で押し上げられ、駒7は係合突提7cと係合
凹部7dなどの係合部が夫々周溝5aと係合突起
2aのごとき係合部に嵌合されているから、ガタ
が生ぜず、糸通環5と駒7は力を受けても抜け落
ちたり、合成樹脂製駒7が緩衝材となつて糸通環
が衝撃で割れることが防止される。さらに、金属
枠に支持部と合成樹脂製駒で糸通環が固定される
から小型軽量に形成することが出来る。
第4図から第7図は変形例で、上記実施例の合
成樹脂製駒7に横長の透孔7eを穿設し、該透孔
に別体の合成樹脂製中芯8が圧入嵌合されてい
る。透孔7eは第7図で上面7f、下面7gには
夫々係合凹部7h,7iが形成され、中芯8の上
面8a、下面8bには夫々係合凸部8c,8dが
形成されている。中芯8は駒7より硬質の合成樹
脂材で形成されている。
成樹脂製駒7に横長の透孔7eを穿設し、該透孔
に別体の合成樹脂製中芯8が圧入嵌合されてい
る。透孔7eは第7図で上面7f、下面7gには
夫々係合凹部7h,7iが形成され、中芯8の上
面8a、下面8bには夫々係合凸部8c,8dが
形成されている。中芯8は駒7より硬質の合成樹
脂材で形成されている。
この変形例は金属枠1の支持部3に糸通環5が
嵌合され、次に合成樹脂製駒7がまず空間6に圧
入されてその後中芯8が透孔7eに圧入嵌合され
る。中芯8が透孔7eに圧入されると、合成樹脂
製駒7の周囲は外側に押し出され、糸通環5は支
持部3の内周に強く押しつけられる。しかし合成
樹脂製駒7が緩衝材となつて糸通環が衝撃を受け
ても割れることが防止される。中芯の表面を銘板
として用いてもよい。
嵌合され、次に合成樹脂製駒7がまず空間6に圧
入されてその後中芯8が透孔7eに圧入嵌合され
る。中芯8が透孔7eに圧入されると、合成樹脂
製駒7の周囲は外側に押し出され、糸通環5は支
持部3の内周に強く押しつけられる。しかし合成
樹脂製駒7が緩衝材となつて糸通環が衝撃を受け
ても割れることが防止される。中芯の表面を銘板
として用いてもよい。
本考案は上述のように構成されたから、糸通環
が抜け落ちず、衝撃を受けても割れず、支持枠内
でガタつかず、組み立ても容易で軽量化が計れる
等の優れた効果を奏する釣竿の導糸環が提供でき
る。
が抜け落ちず、衝撃を受けても割れず、支持枠内
でガタつかず、組み立ても容易で軽量化が計れる
等の優れた効果を奏する釣竿の導糸環が提供でき
る。
図面は本考案の実施例が示され、第1図は導糸
環の正面図、第2図は導糸環の断面側面図、第3
図は導糸環の分解断面側面図、第4図以下は変形
例で、第4図は導糸環の正面図、第5図は同断面
側面図、第6図は同分解断面側面図、第7図は中
芯嵌合前の拡大断面側面図である。 1……金属枠、2……釣竿嵌合円環部、3……
支持部、5……糸通環、6……空間、7……合成
樹脂製駒。
環の正面図、第2図は導糸環の断面側面図、第3
図は導糸環の分解断面側面図、第4図以下は変形
例で、第4図は導糸環の正面図、第5図は同断面
側面図、第6図は同分解断面側面図、第7図は中
芯嵌合前の拡大断面側面図である。 1……金属枠、2……釣竿嵌合円環部、3……
支持部、5……糸通環、6……空間、7……合成
樹脂製駒。
Claims (1)
- 釣竿嵌合円環部と糸通環の周溝を略外径半周で
嵌合した支持部とを一体にした金属枠を形成し、
上記糸通環外周と釣竿嵌合円環部外周間に形成し
た空間に弾性を有する硬質合成樹脂製駒の係合部
を上記糸通環の周溝と上記釣竿嵌合円環部の係合
部に圧入して上記糸通環を金属枠に固定した釣竿
の導糸環。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18252580U JPS6133901Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18252580U JPS6133901Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57104877U JPS57104877U (ja) | 1982-06-28 |
| JPS6133901Y2 true JPS6133901Y2 (ja) | 1986-10-03 |
Family
ID=29980964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18252580U Expired JPS6133901Y2 (ja) | 1980-12-19 | 1980-12-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6133901Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6408809B2 (ja) * | 2014-07-10 | 2018-10-17 | 株式会社シマノ | 釣糸ガイド及び釣竿並びにガイドリング |
| JP6527057B2 (ja) * | 2015-09-02 | 2019-06-05 | 株式会社シマノ | 釣糸ガイド及び釣竿並びにガイドフレーム |
-
1980
- 1980-12-19 JP JP18252580U patent/JPS6133901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57104877U (ja) | 1982-06-28 |
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