JP2513913B2 - スタンプ装置 - Google Patents
スタンプ装置Info
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- JP2513913B2 JP2513913B2 JP18621190A JP18621190A JP2513913B2 JP 2513913 B2 JP2513913 B2 JP 2513913B2 JP 18621190 A JP18621190 A JP 18621190A JP 18621190 A JP18621190 A JP 18621190A JP 2513913 B2 JP2513913 B2 JP 2513913B2
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- Japan
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- roller
- bracket
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- stamp
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 帳票等の媒体に捺印するスタンプ装置に係り、特に捺
印ローラを捺印位置に移動した時に、捺印位置の後方に
ある押えローラを退避させることができるスタンプ装置
に関し、 捺印のインクが押えローラに付着するのを防止でき
て、媒体の汚れを防止することができるスタンプ装置を
提供することを目的とし、 搬送路を搬送される媒体にインクが付着したスタンプ
面を圧接して捺印し、捺印された媒体を送出するスタン
プ装置であって、スタンプ面を有する捺印部及びスタン
プ面にインクを供給するインク供給部を収容し、捺印部
を下端にして搬送路の上側に媒体の搬送方向に対して直
角方向に移動可能に配置されたブラケットと、搬送路の
下側に捺印時に対向して配置され、搬送される媒体を介
してスタンプ面が圧接する圧接部と、ブラケットの後段
に設けられ、捺印部及び圧接部によって捺印された媒体
を幅方向の少なくとも３個所で挟持して送出する駆動ロ
ーラ及び駆動ローラに弾性的に転接する押えローラと、
ブラケットを移動させた時に、ブラケットの位置に対応
する位置にある押えローラを駆動ローラから退避させる
退避手段とを備え、媒体の捺印位置に応じた位置にブラ
ケットを移動して、ブラケットの位置に対応する押えロ
ーラを退避手段によって退避させてから、媒体に捺印し
て送出する構成とする。
印ローラを捺印位置に移動した時に、捺印位置の後方に
ある押えローラを退避させることができるスタンプ装置
に関し、 捺印のインクが押えローラに付着するのを防止でき
て、媒体の汚れを防止することができるスタンプ装置を
提供することを目的とし、 搬送路を搬送される媒体にインクが付着したスタンプ
面を圧接して捺印し、捺印された媒体を送出するスタン
プ装置であって、スタンプ面を有する捺印部及びスタン
プ面にインクを供給するインク供給部を収容し、捺印部
を下端にして搬送路の上側に媒体の搬送方向に対して直
角方向に移動可能に配置されたブラケットと、搬送路の
下側に捺印時に対向して配置され、搬送される媒体を介
してスタンプ面が圧接する圧接部と、ブラケットの後段
に設けられ、捺印部及び圧接部によって捺印された媒体
を幅方向の少なくとも３個所で挟持して送出する駆動ロ
ーラ及び駆動ローラに弾性的に転接する押えローラと、
ブラケットを移動させた時に、ブラケットの位置に対応
する位置にある押えローラを駆動ローラから退避させる
退避手段とを備え、媒体の捺印位置に応じた位置にブラ
ケットを移動して、ブラケットの位置に対応する押えロ
ーラを退避手段によって退避させてから、媒体に捺印し
て送出する構成とする。
本発明は、帳票等の媒体に捺印するスタンプ機構に係
り、特にインクローラと同質材料で形成されたインク量
調整ローラとを備えたスタンプ機構に関するものであ
る。
り、特にインクローラと同質材料で形成されたインク量
調整ローラとを備えたスタンプ機構に関するものであ
る。
官公庁の週休２日制移行及び住民サービス向上のため
に、市役所等の自治体で発行する住民票，印鑑証明等を
自動的に発行する装置が開発されつつある。この装置は
証明事項を印字してから証明印を押捺して発行される
が、捺印後のインクが送りローラに転写して紙面が汚れ
るので、速乾性インクを使用するなどの方法を講じてい
るが、不十分であるので、完全に汚れを防止する方法が
望まれている。
に、市役所等の自治体で発行する住民票，印鑑証明等を
自動的に発行する装置が開発されつつある。この装置は
証明事項を印字してから証明印を押捺して発行される
が、捺印後のインクが送りローラに転写して紙面が汚れ
るので、速乾性インクを使用するなどの方法を講じてい
るが、不十分であるので、完全に汚れを防止する方法が
望まれている。
従来、自治体によって発行される住民票，印鑑証明等
の各種の証明書は、市役所，区役所等の窓口で、係員の
応対により人手によって交付されていたが、係員が応対
するために処理時間が掛かり、また休日は住民がサービ
スを受けられず、土曜閉庁等に合わせて住民サービスの
向上が求められ、最近では、特願昭64−219146号に提案
されている媒体発行装置等が開発されている。
の各種の証明書は、市役所，区役所等の窓口で、係員の
応対により人手によって交付されていたが、係員が応対
するために処理時間が掛かり、また休日は住民がサービ
スを受けられず、土曜閉庁等に合わせて住民サービスの
向上が求められ、最近では、特願昭64−219146号に提案
されている媒体発行装置等が開発されている。
この装置は、第４図に示すように、印字用紙1aが集積
収容され、繰出しローラ20を備えた用紙供給部2,搬送路
3a,印字を行うプリンタ部4,スタンプ部５及び発行口で
構成され、搬送路３にはモータM1の回転で駆動する送り
ローラR1〜R3及び所定圧力で送りローラR1〜R3に転送す
る押えローラR4〜R6が設けられている。
収容され、繰出しローラ20を備えた用紙供給部2,搬送路
3a,印字を行うプリンタ部4,スタンプ部５及び発行口で
構成され、搬送路３にはモータM1の回転で駆動する送り
ローラR1〜R3及び所定圧力で送りローラR1〜R3に転送す
る押えローラR4〜R6が設けられている。
このような構成を有するので、繰出しローラ20によっ
て用紙供給部２から繰り出された印字用紙1aは送りロー
ラR1〜R3によって搬送路3aを矢印Ａ方向に搬送されてプ
リンタ部４で証明事項の印字が行われ、更にスタンプ部
５で捺印されて発行口６へ送出される。第５図に発行さ
れる証明書の一例を示しており、図中ａは捺印を示す。
て用紙供給部２から繰り出された印字用紙1aは送りロー
ラR1〜R3によって搬送路3aを矢印Ａ方向に搬送されてプ
リンタ部４で証明事項の印字が行われ、更にスタンプ部
５で捺印されて発行口６へ送出される。第５図に発行さ
れる証明書の一例を示しており、図中ａは捺印を示す。
ここにおいて、スタンプ部５は印字用紙1aの送り方向
に対して直角方向に移動して印字用紙1aの任意の位置に
捺印できるようになっている。この機構については、特
開昭62−16183号，及び特開昭63−56483号に提案されて
おり、以下従来方法を説明する。
に対して直角方向に移動して印字用紙1aの任意の位置に
捺印できるようになっている。この機構については、特
開昭62−16183号，及び特開昭63−56483号に提案されて
おり、以下従来方法を説明する。
まず第６図（ａ）の側面図に示すように、搬送路3aの
上側に配置されたブラケット7aに捺印ローラ51a及びイ
ンクローラ52aが収容されている。
上側に配置されたブラケット7aに捺印ローラ51a及びイ
ンクローラ52aが収容されている。
捺印ローラ51aは外周の一部にスタンプ面50aを有し、
捺印ローラ51aはクラッチMCを介してモータM1（第６図
参照）に連結され送りローラR1〜R3と同期して回転す
る。常態ではスタンプ面50aを図示の位置にして停止し
ている。
捺印ローラ51aはクラッチMCを介してモータM1（第６図
参照）に連結され送りローラR1〜R3と同期して回転す
る。常態ではスタンプ面50aを図示の位置にして停止し
ている。
捺印ローラ51aの上方にスタンプ面50aの厚さより小さ
い間隙を介して、インクローラ52aが回転自在に軸支さ
れている。インクローラ52aは弾性を有する多孔性の材
料，例えばバンポーラ（バンドー化学（株）：商品名）
で形成され、インクが含浸されている。
い間隙を介して、インクローラ52aが回転自在に軸支さ
れている。インクローラ52aは弾性を有する多孔性の材
料，例えばバンポーラ（バンドー化学（株）：商品名）
で形成され、インクが含浸されている。
搬送路3aの下側には、捺印ローラ51aに対向して転接
する押えローラ53aが設けられている。押えローラ53a
は、支点54で回動自在に支持されたレバー55の一端に回
転自在に支持され、レバー55の他端にプランジャーマグ
ネット（以下PMという）56が連結されている。また59a,
59bはストッパである。
する押えローラ53aが設けられている。押えローラ53a
は、支点54で回動自在に支持されたレバー55の一端に回
転自在に支持され、レバー55の他端にプランジャーマグ
ネット（以下PMという）56が連結されている。また59a,
59bはストッパである。
第６図（ｂ）の正面図に示すように、ブラケット7aは
印字用紙1aの送り方向に対して直角方向，即ち、搬送路
3aを横切る方向に設けられたワイヤー70aに固定されて
いる。ワイヤー70aは図において左右に配置されたプー
リ71,72にループ状に掛けられ、プーリ71に連結された
パルスモータM2の駆動によってブラケット7aを矢印C,D
方向に移動させる。
印字用紙1aの送り方向に対して直角方向，即ち、搬送路
3aを横切る方向に設けられたワイヤー70aに固定されて
いる。ワイヤー70aは図において左右に配置されたプー
リ71,72にループ状に掛けられ、プーリ71に連結された
パルスモータM2の駆動によってブラケット7aを矢印C,D
方向に移動させる。
また送りローラR3及び押えローラR6は軸8,9に所定間
隔で例えば４対配置されている。
隔で例えば４対配置されている。
このような構成を有するので、印字用紙1aに捺印する
時は、図示省略した操作パネルによって、印字用紙1aの
捺印位置の指示を行うと、パルスモータM2が駆動してブ
ラケット7aを指示位置へ移動する。
時は、図示省略した操作パネルによって、印字用紙1aの
捺印位置の指示を行うと、パルスモータM2が駆動してブ
ラケット7aを指示位置へ移動する。
そこで印字用紙1aが矢印Ａ方向に搬送されて所定位置
にきたことがセンサＳに検出されると、クラッチMCが連
結して捺印ローラ51aが矢印Ｂ方向に回転し、スタンプ
面50aがインクローラ52aに接触してインクが塗布され
て、捺印ローラ51aの回転と押えローラ53aの押圧によっ
て印字用紙1aに捺印される。
にきたことがセンサＳに検出されると、クラッチMCが連
結して捺印ローラ51aが矢印Ｂ方向に回転し、スタンプ
面50aがインクローラ52aに接触してインクが塗布され
て、捺印ローラ51aの回転と押えローラ53aの押圧によっ
て印字用紙1aに捺印される。
捺印された印字用紙1aは、送りローラR2,R3,押えロー
ラR5,R6によって送出される。
ラR5,R6によって送出される。
このように捺印した時に、捺印された印字用紙1aが送
り出されると、押えローラR6にインクが転写して、印字
用紙1aの捺印位置の後方に汚れを生じる。特に証明印で
は朱肉印のインクであるために汚れが目立つので、これ
を防止するために、 速乾性のインクを使用する。
り出されると、押えローラR6にインクが転写して、印字
用紙1aの捺印位置の後方に汚れを生じる。特に証明印で
は朱肉印のインクであるために汚れが目立つので、これ
を防止するために、 速乾性のインクを使用する。
捺印ローラ54aと押えローラR6の距離を広げる。
ランプで加熱したり、強風によって乾かす。
捺印する位置の後方に押えローラR6を配置しない。
押えローラR6を金属ローラにしてインクが転写しにく
くする。
くする。
という方法が行われている。
上記従来方法によると、 前記の方法では、効果に限度があって解決策にならな
い。
い。
の方法では、印字用紙が短いサイズの場合には適用で
きない。
きない。
の方法では、効果に限度があり、且つコストが掛か
る。
る。
の方法では、捺印位置を移動する場合には適用できな
い。
い。
の方法では、効果に限度があって解決策にならない。
という問題点がある。
本発明は、捺印のインクが押えローラに付着するのを
防止できて、媒体の汚れを防止することができるスタン
プ装置を提供することを目的としている。
防止できて、媒体の汚れを防止することができるスタン
プ装置を提供することを目的としている。
第１図は本発明の原理構成図で、（ａ）は側面図、
（ｂ）は正面図である。
（ｂ）は正面図である。
図において、１は媒体、３は搬送路、50はスタンプ
面、51は捺印部、52はインク供給部、57は駆動ローラ、 ７はスタンプ面50を有する捺印部51及びスタンプ面50
にインクを供給するインク供給部52を収容し、捺印部51
を下端にして搬送路３の上側に媒体１の搬送方向に対し
て直角方向に移動可能に配置されたブラケット、 53は搬送路３の下側に捺印部51に対向して配置され、
搬送される媒体１を介してスタンプ面50が圧接する圧接
部、 58はブラケット７の後段に設けられ、捺印部51及び圧
接部53によって捺印された媒体１を幅方向の少なくとも
３個所で挟持して送出する駆動ローラ57及び駆動ローラ
57に弾性的に転接する押えローラ、 10はブラケット７を移動させた時に、ブラケット７の
位置に対応する位置にある押えローラ58を駆動ローラ57
から退避させる退避手段である。
面、51は捺印部、52はインク供給部、57は駆動ローラ、 ７はスタンプ面50を有する捺印部51及びスタンプ面50
にインクを供給するインク供給部52を収容し、捺印部51
を下端にして搬送路３の上側に媒体１の搬送方向に対し
て直角方向に移動可能に配置されたブラケット、 53は搬送路３の下側に捺印部51に対向して配置され、
搬送される媒体１を介してスタンプ面50が圧接する圧接
部、 58はブラケット７の後段に設けられ、捺印部51及び圧
接部53によって捺印された媒体１を幅方向の少なくとも
３個所で挟持して送出する駆動ローラ57及び駆動ローラ
57に弾性的に転接する押えローラ、 10はブラケット７を移動させた時に、ブラケット７の
位置に対応する位置にある押えローラ58を駆動ローラ57
から退避させる退避手段である。
従って媒体１の捺印位置に応じた位置にブラケット７
を移動して、ブラケット７の位置に対応する押えローラ
58を退避手段10によって退避させてから、媒体１に捺印
して送出するように構成されている。
を移動して、ブラケット７の位置に対応する押えローラ
58を退避手段10によって退避させてから、媒体１に捺印
して送出するように構成されている。
媒体１の捺印する位置へブラケット７を移動すると、
ブラケット７の位置に対応する押えローラ58が退避手段
10によって駆動ローラ57から退避する。即ち、少なくと
も３個の押えローラ58の中の捺印位置に対応する押えロ
ーラ58が退避する。
ブラケット７の位置に対応する押えローラ58が退避手段
10によって駆動ローラ57から退避する。即ち、少なくと
も３個の押えローラ58の中の捺印位置に対応する押えロ
ーラ58が退避する。
そこで搬送路３を搬送された媒体１を捺印部51のスタ
ンプ面50によって圧接部53に圧接して捺印し、媒体１は
残りの少なくとも２個の押えローラ58と駆動ローラ57に
よって挟持されて送出される。
ンプ面50によって圧接部53に圧接して捺印し、媒体１は
残りの少なくとも２個の押えローラ58と駆動ローラ57に
よって挟持されて送出される。
このようにして、捺印位置に対応する位置の押えロー
ラ58が捺印面に触れずに媒体１を送り出すことができる
ので、捺印したインクが押えローラ58に転写して媒体１
が汚れることを防止することができる。
ラ58が捺印面に触れずに媒体１を送り出すことができる
ので、捺印したインクが押えローラ58に転写して媒体１
が汚れることを防止することができる。
以下、従来例で説明した媒体自動発行装置のスタンプ
部に本発明を適用した実施例を第２図及び第３図を参照
して説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
部に本発明を適用した実施例を第２図及び第３図を参照
して説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
第２図の印字用紙1a,捺印ローラ51a,インクローラ52
a,押えローラ53a,送りローラR3及び押えローラR6a〜R6d
は、第１図の媒体1,捺印部51,インク供給部52,圧接部5
3,駆動ローラ57及び押えローラ58に夫々対応し、また第
２図のレバー10a〜10d及びブロック73は、第１図の退避
手段10に対応している。
a,押えローラ53a,送りローラR3及び押えローラR6a〜R6d
は、第１図の媒体1,捺印部51,インク供給部52,圧接部5
3,駆動ローラ57及び押えローラ58に夫々対応し、また第
２図のレバー10a〜10d及びブロック73は、第１図の退避
手段10に対応している。
第２図（ａ）及び（ｂ）の側面図及び正面図に示すよ
うに、４個の押えローラR6a〜R6dが夫々レバー10a〜10d
の一端に回転自在に支持され、レバー10a〜10dは中間点
で支軸11に回動自在に支持され、他端には横方向の両側
に夫々下向きの斜面を有する係合端部12a〜12dが形成さ
れている。レバー10a〜10dは夫々単独に支軸11に巻着さ
れたスプリング13a〜13dによって付勢されて、押えロー
ラR6a〜R6dを送りローラR3に押圧している。
うに、４個の押えローラR6a〜R6dが夫々レバー10a〜10d
の一端に回転自在に支持され、レバー10a〜10dは中間点
で支軸11に回動自在に支持され、他端には横方向の両側
に夫々下向きの斜面を有する係合端部12a〜12dが形成さ
れている。レバー10a〜10dは夫々単独に支軸11に巻着さ
れたスプリング13a〜13dによって付勢されて、押えロー
ラR6a〜R6dを送りローラR3に押圧している。
ブラケット7bの前面に係合ブロック73が設けられ、ブ
ロック73の下端の横方向の両側にはレバー10a〜10dの係
合端部12a〜12dの斜面に係合する位置に上向きの係合斜
面74,75が形成されている。
ロック73の下端の横方向の両側にはレバー10a〜10dの係
合端部12a〜12dの斜面に係合する位置に上向きの係合斜
面74,75が形成されている。
このような構成を有するので、印字用紙1aに捺印する
時は、図示省略した操作パネルによって、印字用紙1aの
捺印位置の指示を行うと、パルスモータM2の駆動によっ
てワイヤー70aが移動し、ブラケット7bが例えば矢印Ｃ
方向に押えローラR6bに対応する位置に移動すると、第
３図に示すように、ブロック73の下端の係合斜面74が移
動した位置に対応するレバー10bの係合端部12bに係合し
て、そのレバー10bのスプリング13bの弾力に抗して回動
させ、先端の押えローラR6bが送りローラR3から退避す
る。ブラケット7bを他の押えローラR6a,R6c,R6dに対応
する位置へ移動させた場合も同様に作用する。
時は、図示省略した操作パネルによって、印字用紙1aの
捺印位置の指示を行うと、パルスモータM2の駆動によっ
てワイヤー70aが移動し、ブラケット7bが例えば矢印Ｃ
方向に押えローラR6bに対応する位置に移動すると、第
３図に示すように、ブロック73の下端の係合斜面74が移
動した位置に対応するレバー10bの係合端部12bに係合し
て、そのレバー10bのスプリング13bの弾力に抗して回動
させ、先端の押えローラR6bが送りローラR3から退避す
る。ブラケット7bを他の押えローラR6a,R6c,R6dに対応
する位置へ移動させた場合も同様に作用する。
そこで第２図（ａ）に示すように、印字用紙1aが矢印
Ａ方向に搬送されて所定位置にきたことがセンサＳに検
出されると、クラッチMCが連結して捺印ローラ51aが矢
印Ｂ方向に回転し、スタンプ面50aがインクローラ52aに
接触してインクが塗布されて、捺印ローラ51aの回転と
押えローラ53aの押圧によって印字用紙1aに捺印され
る。
Ａ方向に搬送されて所定位置にきたことがセンサＳに検
出されると、クラッチMCが連結して捺印ローラ51aが矢
印Ｂ方向に回転し、スタンプ面50aがインクローラ52aに
接触してインクが塗布されて、捺印ローラ51aの回転と
押えローラ53aの押圧によって印字用紙1aに捺印され
る。
捺印された印字用紙1aは、送りローラR2,R3,押えロー
ラR5,R6a,R6c,R6dによって送出される。即ち、この場合
には押えローラR6bは退避しているので印字用紙1aの捺
印に触れることがなく、捺印のインクの転写による印字
用紙1aの汚れは発生しない。
ラR5,R6a,R6c,R6dによって送出される。即ち、この場合
には押えローラR6bは退避しているので印字用紙1aの捺
印に触れることがなく、捺印のインクの転写による印字
用紙1aの汚れは発生しない。
また図示していないが、異なる実施例として、ブロッ
ク73の移動位置を検出手段によって検出してその検出位
置に対応する押えローラR6a〜R6dの一つを例えば電磁マ
グネットによってレバー機構を介して退避させる方法と
しても良い。
ク73の移動位置を検出手段によって検出してその検出位
置に対応する押えローラR6a〜R6dの一つを例えば電磁マ
グネットによってレバー機構を介して退避させる方法と
しても良い。
上記実施例では捺印ローラ51aのスタンプ面50aと押え
ローラ53aの押圧によって印字用紙1aに捺印する場合を
説明したが、他の方法で捺印する場合，例えばスタンプ
面を受台上の印字用紙1aに押圧して捺印する場合にも同
様に適用することができる。
ローラ53aの押圧によって印字用紙1aに捺印する場合を
説明したが、他の方法で捺印する場合，例えばスタンプ
面を受台上の印字用紙1aに押圧して捺印する場合にも同
様に適用することができる。
以上説明したように本発明によれば、媒体の捺印位置
に応じてインク供給部及び捺印部を収容したブラケット
を移動した時に、移動位置に対応する押えローラを退避
させることができるので、媒体の捺印が退避した押えロ
ーラに触れることがなく、捺印のインクによる媒体の汚
れを完全に防止することができるという効果がある。
に応じてインク供給部及び捺印部を収容したブラケット
を移動した時に、移動位置に対応する押えローラを退避
させることができるので、媒体の捺印が退避した押えロ
ーラに触れることがなく、捺印のインクによる媒体の汚
れを完全に防止することができるという効果がある。
第１図は本発明の原理構成図、 第２図は本発明の実施例を示す構成図、 第３図は実施例の説明図、 第４図は本発明が適用される媒体発行装置の概要を示す
側面図、 第５図は自動発行される証明書の例を示す説明図、 第６図は従来例を示すスタンプ部の構成図である。 図において、 １は媒体、1aは印字用紙、 3,3aは搬送路、7,7a,7bはブラケット、 10は退避手段、10a〜10dはレバー、 50,50aはスタンプ面、51は捺印部、 51aは捺印ローラ、52はインク供給部、 52aはインクローラ、53は圧接部、 53a,58,R4〜R6,R6a〜R6dは押えローラ、 57は駆動ローラ、73はブロック、 R1〜R3は送りローラを示す。
側面図、 第５図は自動発行される証明書の例を示す説明図、 第６図は従来例を示すスタンプ部の構成図である。 図において、 １は媒体、1aは印字用紙、 3,3aは搬送路、7,7a,7bはブラケット、 10は退避手段、10a〜10dはレバー、 50,50aはスタンプ面、51は捺印部、 51aは捺印ローラ、52はインク供給部、 52aはインクローラ、53は圧接部、 53a,58,R4〜R6,R6a〜R6dは押えローラ、 57は駆動ローラ、73はブロック、 R1〜R3は送りローラを示す。
Claims (2)
- 【請求項１】搬送路（３）を搬送される媒体（１）にイ
ンクが付着したスタンプ面（50）を圧接して捺印し、捺
印された該媒体（１）を送出するスタンプ装置であっ
て、 スタンプ面（50）を有する捺印部（51）及び該スタンプ
面（50）にインクを供給するインク供給部（52）を収容
し、該捺印部（51）を下端にして前記搬送路（３）の上
側に該媒体（１）の搬送方向に対して直角方向に移動可
能に配置されたブラケット（７）と、 該搬送路（３）の下側に該捺印部（51）に対向して配置
され、前記搬送される媒体（１）を介して該スタンプ面
（50）が圧接する圧接部（53）と、 該ブラケット（７）の後段に設けられ、該捺印部（51）
及び該圧接部（53）によって捺印された媒体（１）を幅
方向の少なくとも３個所で挟持して送出する駆動ローラ
（57）及び該駆動ローラ（57）に弾性的に転接する押え
ローラ（58）と、 該ブラケット（７）を移動させた時に、該ブラケット
（７）の位置に対応する位置にある該押えローラ（58）
を該駆動ローラ（57）から退避させる退避手段（10）と
を備え、 該媒体（１）の捺印位置に応じた位置に該ブラケット
（７）を移動して、該ブラケット（７）の位置に対応す
る該押えローラ（58）を該退避手段（10）によって退避
させてから、該媒体（１）に捺印して送出することを特
徴とするスタンプ装置。 - 【請求項２】前記退避手段（10）は、 前記ブラケット（７）の前記押えローラ（58）側の側面
に設けられた係合ブロックと、 該係合ブロック及び該押えローラ（58）の間に該押えロ
ーラ（58）の各々に設けられ、一端で該押えローラ（5
8）を支持し、中間位置で回動自在に支持され、他端に
該ブロックの下端に係合する斜面を有する係合端部を有
する第１のレバーとを備え、 該ブラケット（７）を移動させた時に、該係合ブロック
が該第１のレバーの該係合端部の斜面に係合して下方へ
回動させて該一端で支持した該押えローラ（58）を退避
させることを特徴とする請求項１記載のスタンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18621190A JP2513913B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | スタンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18621190A JP2513913B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | スタンプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471890A JPH0471890A (ja) | 1992-03-06 |
| JP2513913B2 true JP2513913B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=16184313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18621190A Expired - Fee Related JP2513913B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | スタンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2513913B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07266680A (ja) * | 1994-03-30 | 1995-10-17 | Nec Corp | 自動認証印押印装置 |
-
1990
- 1990-07-12 JP JP18621190A patent/JP2513913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0471890A (ja) | 1992-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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