JPH0716446Y2 - スタンプ機構 - Google Patents

スタンプ機構

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JPH0716446Y2
JPH0716446Y2 JP13123289U JP13123289U JPH0716446Y2 JP H0716446 Y2 JPH0716446 Y2 JP H0716446Y2 JP 13123289 U JP13123289 U JP 13123289U JP 13123289 U JP13123289 U JP 13123289U JP H0716446 Y2 JPH0716446 Y2 JP H0716446Y2
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JP
Japan
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roller
ink
stamp
marking
stamping
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JP13123289U
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JPH0370964U (ja
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康弘 岡田
進 折原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 帳票等の媒体に捺印するスタンプ機構に係り、特にイン
クローラと同質材料で形成されたインク量調整ローラと
を備えたスタンプ機構に関し、 高温時でも高品質の捺印ができるスタンプ機構を提供す
ることを目的とし、 搬送路を搬送される印字媒体にインクが塗布されたスタ
ンプ面を圧接して捺印するするスタンプ機構であって、
スタンプ面が外周の少なくとも一部に取り付けられ、印
字媒体が所定位置に搬送された時に駆動する捺印ローラ
と、捺印ローラに弾性的に接触して搬送される印字媒体
を捺印ローラに圧接する押えローラと、弾性を有する多
孔質材で形成されてインクが含浸され、回転自在に軸支
されて捺印ローラのスタンプ面に転接するインクローラ
と、捺印ローラが回転する方向のインクローラ及び押え
ローラの間に設けられ、インクローラと同質材料で形成
されて回転自在に軸支され、捺印ローラのスタンプ面に
転接するインク量調整ローラとから成り、捺印ローラの
スタンプ面がインクローラに接触した後に、インク量調
整ローラに接触する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、帳票等の媒体に捺印するスタンプ機構に係
り、特にインクローラと同質材料で形成されたインク量
調整ローラとを備えたスタンプ機構に関するものであ
る。
官公庁の週休2日制移行及び住民サービス向上のため
に、市役所等の自治体で発行する住民票,印鑑証明等を
自動的に発行する装置が開発されつつある。この装置は
証明事項を印字してから証明印を押捺して発行される
が、捺印に使用されるインクが温度環境によって粘度が
変化して、捺印に極端な濃淡を生じるので、そのような
濃淡が防止できる機構が望まれている。
〔従来の技術〕
従来、自治体によって発行される住民票,印鑑証明等の
各種の証明書は、市役所,区役所等の窓口で、係員の対
応により人手によって交付されていたが、係員が対応す
るために処理時間が掛かり、また休日は住民がサービス
を受けられず、土曜閉庁等に合わせて住民サービスの向
上が求められ、最近では、特願昭64-719146号に提案さ
れている印字媒体発行装置が開発されている。
この装置は、第4図に示すように、印字用紙1aが集積収
容され、繰出しローラ20を備えた用紙供給部2,搬送部3,
印字を行うプリンタ部4,スタンプ部5及び発行口6で構
成され、搬送路3には図示していないモータの回転で駆
動する送りローラR1〜R3,及び押えローラR4〜R6が設け
られている。
このような構成を有するので、繰出しローラ20によって
用紙供給部2から繰り出された印字用紙1aは送りローラ
R1〜R3によって搬送路3を矢印A方向に搬送されてプリ
ンタ部4で証明事項の印字が行われ、更にスタンプ部5
で捺印されて発行口6へ送出される。第5図に発行され
る証明書の一例を示しており、図中aは捺印を示す。
ここにおいて、第6図及び第7図によりスタンプ部5の
機構について従来例(1)及び(2)を説明する。
まず第6図の従来例(1)に示すように、搬送路3の上
側に多孔性を有する材料,例えばフェルトに捺印インク
が含浸されたインク含浸材50が下面にスタンプ面51aを
有する印面部52に収容され、インク含浸材50のインクが
少しずつスタンプ面51aに滲み出るようになっている。
搬送路3の下側には受台53が設けられている。
従って矢印A方向に搬送されてきた印字用紙1aは、セン
サS1の検出によって所定位置で停止し、図示していない
押圧手段によって印面部52を降下させ、スタンプ面51a
で印字用紙1aを受台53に押圧して捺印する。
また第7図の従来例(2)に示すように、搬送路3の上
側にスタンプ面51bを外周の一部に有する捺印ローラ54a
が設けられ、捺印ローラ54aはクラッチCを介してモー
タMに連結され送りローラR1〜R3と同期して回転する。
常態ではスタンプ面51bを図示の位置にして停止してい
る。
捺印ローラ54aの上方にスタンプ面51bの厚さより小さい
間隙を介して、インクローラ55aが回転自在に軸支され
ている。インクローラ55aは弾性を有する多孔性の材
料,例えばバンポーラ(バンドー化学(株):商品名)
で形成され、インクが含浸されている。
搬送路3の下側には、捺印ローラ54aに対向して転接す
る押えローラ56aが設けられている。押えローラ56aは、
一端を支点57で回動自在に支持され上方向へスプリング
58によってストッパ60に付勢されたレバー59の中間点で
回転自在に軸支されている。
従って印字用紙1aが矢印A方向に搬送されて所定位置に
きたことがセンサS2に検出されると、クラッチが連結し
て捺印ローラ54aが矢印B方向に回転し、スタンプ面51b
がインクローラ55aに接触してインクが塗布されて、捺
印ローラ54aの回転と押えローラ56aの押圧によって印字
用紙1aに捺印される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来方法によると、温度が高い時には、インクの粘
度が下がって印面に多く出過ぎて、印字用紙に多く転写
し過ぎて滲みを生じたり、乾みが遅いためにずれて汚れ
たりする。そこで従来例(1)の場合には印面の押圧力
を小さくしたり、従来例(2)の場合にはインクローラ
と印面のオーバーラップ量を減らせば、高温時でも滲み
等の問題はある程度解決できるが、逆に低温時,例えば
冬季の朝一番で使用する時等に捺印が薄くなって殆ど捺
印できなくなるいという問題点がある。
本発明は、高温時でも高品質の捺印ができるスタンプ機
構を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理図である。
図において、1は印字媒体、51はスタンプ面、 54はスタンプ面51が外周の少なくとも一部に取り付けら
れ、印字媒体1が所定位置に搬送された時に駆動する捺
印ローラ、 56は捺印ローラ54に弾性的に接触して搬送される印字媒
体1を捺印ローラ54に圧接する押えローラ、 55は弾性を有する多孔質材で形成されてインクが含浸さ
れ、回転自在に軸支されて捺印ローラ54のスタンプ面51
に転接するインクローラ、 7は捺印ローラ54が回転する方向のインクローラ55及び
押えローラ56の間に設けられ、インクローラ55と同質材
料で形成されて回転自在に軸支され、捺印ローラ54のス
タンプ面51に転接するインク量調整ローラである。
従って駆動する捺印ローラ54のスタンプ面51がインクロ
ーラ55に接触した後に、インク量調整ローラ7に接触す
るように構成されている。
〔作用〕
印字媒体1が所定位置に搬送されると、捺印ローラ54が
回転し、スタンプ面51がインクローラ55に接触してイン
クが塗布され、次いでスタンプ面51がインク量調整ロー
ラ7に接触すると、余分のインクがインク量調整ローラ
7に吸収されて適量となり、搬送される印字媒体1をス
タンプ面51と押えローラ56で押圧してスタンプ面51に塗
布されたインクが印字媒体1に転写されて捺印される。
このようにして、インクローラ55によってインクが塗布
されたスタンプ面51から余分なインクをインク量調整ロ
ーラ7が吸収して適量とすることができ、高温度の場合
にも捺印品質を高めることができる。
〔実施例〕
以下、印字媒体自動発行装置のスタンプ機構に本考案に
よるスタンプ機構を適用した実施例を第2図及び第3図
を参照して説明する。全図を通じて同一符号は同一対象
物を示す。
第2図で第1図と同一名称のものは夫々対応しており、
第2図の印字用紙1aは、第1図の印字媒体1に対応して
いる。
第2図において、捺印ローラ54aが回転する方向のイン
クローラ55aと押えローラ56aの間にインク量調整ローラ
(以下拭取りローラという)7aが設けられている。拭取
りローラ7aはインクローラ55aと同質材料,即ち、弾性
を有する多孔性の材料,例えばバンポーラ(バンドー化
学(株):商品名)で形成されており、回転自在に軸支
されて捺印ローラ54aのスタンプ面51bに転接する。拭取
りローラ7aにはインクが含浸されていない。
送りローラR2,R3及び捺印ローラ54aは、図示省略した駆
動制御部によって制御されるモータMの回転及びクラッ
チCの連結によって駆動される。
このような構成を有するので、以下に作用を説明する。
印字用紙1aが矢印A方向に搬送されて、スタンプすべき
位置がスタンプ部5に近づくと、センサS2によって印字
用紙1aの後端が検出され、クラッチCが連結されて捺印
ローラ54aが回転する。
するとスタンプ面51bがインクローラ55aに接触してイン
クが塗布され、次いで第3図に示すように、スタンプ面
51bが拭取りローラ7aに接触して余分のインクが吸収さ
れて適量となり、印字用紙1aは搬送されながらスタンプ
面51bと押えローラ56aで押圧されてスタンプ面51bに塗
布されたインクが印字用紙1aに転写されて捺印される。
インクローラ55aに含浸されたインクは使用によって順
次減少して、スタンプ面51bに塗布されるインク量も適
量に近づいて行き、一方、拭取りローラ7aには順次吸収
したインクが含浸して、吸収力が低下して僅かしか吸収
しなくなり、結果として適量のインクがスタンプ面51b
に残ることになる。やがてインクローラ55aと拭取りロ
ーラ7aのインク量が同じ程度になった時,即ち、塗布イ
ンクが減少した時は、スタンプ面51bにインクローラ55a
と拭取りローラ7aとで二度インク塗布することになり、
極端に捺印が薄くなることが防止される。実際にはこの
段階になる前にインクローラ55aと拭取りローラ7aは同
時に新規のものと交換される。
このようにして、インクローラ55aからインクが塗布さ
れたスタンプ面51bから余分なインクを拭取りローラ7a
に吸収して適量とすることにより、高温度の場合にも捺
印品質を高めることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、拭取りローラを設
けて、捺印ローラのスタンプ面にインクローラのインク
を塗布した後、拭取りローラで余分のインクを吸収して
適量とすることができるので、高い品質の捺印を行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、 第2図は本考案の実施例を示す側面図、 第3図は実施例の説明図、 第4図は本考案が適用される印字媒体発行装置の概要を
示す側面図、 第5図は自動発行される証明書の例を示す説明図、 第6図及び第7図は従来例(1)及び(2)を示すスタ
ンプ部の側面図である。 図において、 1は印字媒体、1aは印字用紙、7,7aは拭取りローラ(イ
ンク量調整ローラ) 51,51a,51bはスタンプ面、54,54aは捺印ローラ、55,55a
はインクローラ、56,56aは押えローラを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送路を搬送される印字媒体(1)にイン
    クが塗布されたスタンプ面(51)を圧接して捺印するス
    タンプ機構であって、 前記スタンプ面(51)が外周の少なくとも一部に取り付
    けられ、前記印字媒体(1)が所定位置に搬送された時
    に駆動する捺印ローラ(54)と、 該捺印ローラ(54)に弾性的に接触して前記搬送される
    印字媒体(1)を該捺印ローラ(54)に圧接する押えロ
    ーラ(56)と、 弾性を有する多孔質材で形成されて前記インクが含浸さ
    れ、回転自在に軸支されて該捺印ローラ(54)の該スタ
    ンプ面(51)に転接するインクローラ(55)と、 該捺印ローラ(54)が回転する方向の該インクローラ
    (55)及び該押えローラ(56)の間に設けられ、該イン
    クローラ(55)と同質材料で形成されて回転自在に軸支
    され、該捺印ローラ(54)のスタンプ面(51)に転接す
    るインク量調整ローラ(7)とから成り、 駆動する該捺印ローラ(54)のスタンプ面(51)が該イ
    ンクローラ(55)に接触した後に、該インク量調整ロー
    ラ(7)に接触する構成を有することを特徴とするスタ
    ンプ機構。
JP13123289U 1989-11-10 1989-11-10 スタンプ機構 Expired - Lifetime JPH0716446Y2 (ja)

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JPH0370964U JPH0370964U (ja) 1991-07-17
JPH0716446Y2 true JPH0716446Y2 (ja) 1995-04-19

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ID=31678754

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JP4654069B2 (ja) * 2005-05-24 2011-03-16 三建設備工業株式会社 氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム

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JPH0370964U (ja) 1991-07-17

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