JP2513265Y2 - 瓶容器への首掛け用ラベルの装置用帯状材 - Google Patents

瓶容器への首掛け用ラベルの装置用帯状材

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JP2513265Y2 JP1989099281U JP9928189U JP2513265Y2 JP 2513265 Y2 JP2513265 Y2 JP 2513265Y2 JP 1989099281 U JP1989099281 U JP 1989099281U JP 9928189 U JP9928189 U JP 9928189U JP 2513265 Y2 JP2513265 Y2 JP 2513265Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は瓶容器の首部に商品名等を表示した首掛け用
ラベルを装着させるのに好適な使用が行える帯状材に関
する。
(従来の技術) 周知の如く、飲料水や酒類等の新製品の販売キャンペ
ーンを行う場合等には、商品の広告宣伝効果を高めるた
めに商品の瓶容器に首掛け用ラベルを装着する手段が多
々採用されている。
ここに、従来の首掛け用ラベルは、第6図の如く、首
掛け用の孔部5を穿設した紙製等のラベル基材14の表面
に印刷その他の装飾を施して製作されただけのものに過
ぎない。従って、係る単体物として製作された首掛け用
ラベル3eは、従来では人手によって瓶容器9の首部に装
着されていたのが実情であった。
従来では、瓶容器の胴部外周にテープ状のラベルを巻
装着させたり、或いは裏面に糊等を塗布したタックラベ
ルをセパレーターから剥離させて容器外面に貼着させる
ラベル装着作業を自動で行うための専用装置は種々開発
されているが、これら従来のラベル装着装置を只単に孔
部5を穿設しただけの従来の首掛け用ラベル3eの装着作
業に適用することは到底できない。首掛け用ラベル3eの
装着作業の自動化を図るにはそれ専用の装置を開発する
必要があるが、係る首掛け用ラベルはキャンペーン等の
短期間で使用される場合が大半である等の理由から、係
る専用の装置は何ら開発されていないのである。よっ
て、首掛け用ラベルの装着作業は上述の如く人手により
手作業で行われていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、近時、商品キャンペーン等が大掛かり
となって規模が拡大する傾向にあり、首掛け用ラベルを
装着する商品の数量増加が顕著となってきた。従って、
従来の手作業による首掛け用ラベルの装着作業では、大
量の瓶容器を処理する場合の作業能率が悪く、その労働
コストが高価になる問題点を生じていた。
本考案は係る問題点に鑑みて考案されたもので、従来
の如く首掛け用ラベルの装着作業を手作業で行うことな
く、又特殊な装置を開発使用する必要なく、自動化可能
ならしめることを、その目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は従来の容器表面にタックラベルを貼着する作
業を自動化させていた手段に着目して、従来のタックラ
ベルと同様な自動化作業が適用できる様に複数の首掛け
用ラベルを一つのセパレーターに配列させて設けること
により、上記従来の課題を解決せんとするものである。
すなわち、本考案は、瓶容器への首掛け用の孔部5を
備えた複数枚の首掛け用ラベル3…が、長尺状に形成さ
れた可撓性シート状のセパレーター1の一側面側に該セ
パレーター1の長手方向に沿って熱可塑性樹脂の熱融着
によって、該熱可塑性樹脂とセパレーター1の間で剥離
されるべく剥離可能に接着されてなる、瓶容器への首掛
け用ラベルの装着用帯状材である。
(作用) 上記構成を特徴とする帯状材に於いては長尺状のセパ
レーター1を順次移送させることにより首掛け用ラベル
3…を順次所定の位置に移送できて、首掛け用ラベル3
を一枚ずつセパレーター1から剥離させて使用できる。
而して、この様な一連の首掛け用ラベル3…の移送及
び剥離作業は、従前のタックラベルの移送剥離工程と同
様な手順で自動作業で行えることとなる。即ち、本考案
に係る帯状材をタックラベル用のラベル装着装置に装着
させて、該帯状材を瓶容器の供給位置の上方位置に移送
供給させ、瓶容器の上方位置でセパレーター1の移送方
向を首掛け用ラベル3から離反する方向に変更させれ
ば、首掛け用ラベル3をセパレーター1から自動的に剥
離させて、該首掛け用ラベル3の孔部5を瓶容器の首部
に嵌装させることができるのである。また、首掛け用ラ
ベル3…は、熱可塑性樹脂を介して熱融着によってセパ
レータ1と接着されているため、首掛け用ラベル3…と
セパレーターを接着している熱可塑性樹脂に粘着性はな
く、そのため、セパレーター1及び剥離後の首掛け用ラ
ベル3の裏面にも粘着性が残ることなく取扱いが容易で
ある。
さらに、首掛け用ラベル3…とセパレーター1は、熱
可塑性樹脂とセパレーター1の間で剥離すべく剥離可能
に接着されているため、首掛け用ラベル3…を剥離した
場合に該首掛け用ラベル3…側に熱可塑性樹脂が残り、
首掛け用ラベル3…の一面側に熱可塑性樹脂による層が
設けられ、首掛け用ラベル3…を薄い基材から形成した
場合にも該熱可塑性樹脂の層によって首掛け用ラベル3
…を補強することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図中、1は一定幅の長尺帯状に形成された紙製の
セパレーターを示す。3は所望の外形形状に形成されて
表面部に商品名等の印刷4が施された紙製の首掛け用ラ
ベルで、適宜の位置に瓶容器への掛止用の孔部5が穿設
されている。
6は首掛け用ラベル3をセパレーター1の表面側に接
着させてなる接着層で、その一例としては首掛け用ラベ
ル3の裏面側に積層されたポリエチレン等の熱可塑性樹
脂が適用される。該接着層6は首掛け用ラベル3の裏面
側をセパレーター1から比較的容易に剥離可能となる様
に該セパレーター1に対して弱い接着力で仮接着させる
接着機能を発揮するだけであり、当該接着層6によって
多数枚の首掛け用ラベル3…がセパレーター1の長手方
向に沿って一連に貼着されている。
以上の構成からなる帯状材7の製造法の一例として
は、先ず第2図の如く裏面に接着層6を積層した帯状の
ラベル製作用紙8をセパレーター1の表面側に重ね合わ
せて、必要に応じて加熱又はプレスを行って両者8,1を
仮接着させる。次に、上側のラベル製作用紙8のみを所
望の首掛け用ラベル3の外形形状に打抜きプレス13で打
ち抜く。首掛け用の孔部5はその際セパレーター1と共
に打ち抜いてもよい。従って、その後首掛け用ラベル3
としては不必要な部分をセパレーター1から剥離除去す
れば、上記第1図に示す帯状材7が製作できる。尚、首
掛け用ラベル3への印刷作業は上記一連の作業前後の何
れの時期にも行える。
また、他の製造法としては、第3図の様にセパレータ
ー1とラベル製作用紙8の相互間に押出機20からポリエ
チレン等の溶融樹脂6aを入れて、前記双方1,8を貼り合
わせ装着させたものを用いることも可能である。
次に、上記帯状材7の使用例について説明する。
先ず第4図の様にラベル装着対象となる瓶容器9を搬
送するコンベア10の側部上方に配置されたラベル装着装
置11に、ロール状に巻き取った上述の帯状材7をセッテ
ィングする。ラベル装着装置11としては従来既知のタッ
クラベル用の貼着装置を適用すればよい。
次に、ラベル装着装置11を作動させて前記帯状材7を
順次コンベア10の瓶容器9の供給移送位置側に操出供給
し、その後は従来のタックラベルの剥離貼着作業と同様
な手順で帯状材7の首掛け用ラベル3を順次剥離させれ
ばよい。即ち、帯状材7を第5図の如くデスペンサー12
の上面に沿って繰出移送させる工程に於いて、セパレー
ター1の移送方向を鋭角な折り返し角度で後方側に急変
させれば、その表面に仮接着された首掛け用ラベル3は
セパレーター1の折り返し位置Aよりも前方に突出して
セパレーター1から順次剥離される。従って、当該首掛
け用ラベル3の剥離と瓶容器9の移送とのタイミングを
同期させて、剥離される首掛け用ラベル3の孔部5を瓶
容器9の首部に嵌装させれば、首掛け用ラベル3の装着
作業が適切に行えるのである。
首掛け用ラベル3はセパレーター1の長手方向に沿っ
て多数設けられているために、それら各首掛け用ラベル
3…の剥離装着作業は上記同様に帯状材7の繰出供給を
継続して行うことにより、順次連続して自動的に行え
る。また、前記ポリエチレン等の接着層6は、剥離後の
首掛け用ラベル3の一面側に残るが、この接着層6は剥
離後には粘着性を有さないため、このように首掛け用ラ
ベル3側に残っても、該首掛け用ラベル3が装着される
瓶容器9の表面部に接着するような不都合も生じない。
尚、本考案に係る帯状材の具体的な構成は決して上記
実施例の如く限定されず、各部の具体的な構成は任意に
設計変更自在である。
セパレーター1としては、紙以外の合成樹脂等を用い
ても何ら構わず、要は長尺状に形成された可撓性シート
状のものであればよい。セパレーター1上にポリエチレ
ン等の接着層6との接着性及び剥離性を良好とするため
の処理層を設けてもよい。
セパレーター1に対する首掛け用ラベル3の接着手段
としては、上記実施例の如くポリエチレンその他の熱可
塑性樹脂を首掛け用ラベル3とセパレーター1との両者
間に介在させるため、セパレーター1から剥離された首
掛け用ラベル3の裏面に接着力を残存させず好ましい。
また、首掛け用ラベル3も紙以外の合成紙や合成樹脂
を用いてもよく、要は首掛け用の孔部5を備えたラベル
として形成されて、セパレーター1の一側面側に該セパ
レーター1の長手方向に沿って複数枚剥離可能な状態に
接着されていればよい。具体的な形状,サイズ,表面に
施される印刷模様等は一切問わない。
但し、首掛け用の孔部5は、ラベル基材に直接穿孔さ
れて形成されるものに限定されない。
その他、本考案は帯状材の実際の使用法並びに装着対
象となる瓶容器の種類等も一切特定されない。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は、複数枚の首掛け用ラベルを長
尺状のセパレーターに沿って剥離可能に接着させたため
に、セパレーターを瓶容器の供給位置の上方位置に移送
供給させて、セパレーターの移送方向を首掛け用ラベル
から離反する方向に変更させることにより首掛け用ラベ
ルをセパレーターから剥離させて該首掛け用ラベルの孔
部を瓶容器の首部に嵌装させることができ、しかもこれ
ら一連の装着作業は従来のタックラベル用の自動装着装
置を利用して自動化できることとなった。
その結果、本考案によれば、首掛け用ラベル専用の装
置を開発,使用することなく、既存のタックラベル用装
着装置をリースし或いは購入する等して、大量の首掛け
用ラベルの装着作業の自動化を簡易に図ることができ
て、従来の人手作業でラベル装着を行っていた手段に比
して作業効率を格段高めることができ、大きな需要にも
低コストで対処できるという格別な効果を有するに至っ
た。
また、首掛け用ラベルとセパレーターの間の接着層は
熱可塑性樹脂からなり非粘着性であるため、取扱いが容
易で、且つ剥離した首掛け用ラベルの裏面側には熱可塑
性樹脂が設けられ、該熱可塑性樹脂によってラベルを補
強することができる。
従って、首掛け用ラベルのラベル基材を薄い材質から
形成してもなんら不都合がなく、材料コストを低廉にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る帯状材の一実施例を示し、同図
(イ)は斜視図、同図(ロ)は同図(イ)のX−X線拡
大断面図。 第2図は帯状材の製造過程の一例を示す断面図。 第3図は帯状材の他の製造過程を示す説明図。 第4図及び第5図は首掛け用ラベルの装着作業を示し、
第4図は斜視図、第5図は要部断面図。 第6図は従来例を示す斜視図。 1……セパレーター、3……首掛け用ラベル 5……孔部、7……帯状材 9……瓶容器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】瓶容器への首掛け用の孔部5を備えた複数
    枚の首掛け用ラベル3…が、長尺状に形成された可撓性
    シート状のセパレーター1の一側面側に該セパレーター
    1の長手方向に沿って熱可塑性樹脂の熱融着によって、
    該熱可塑性樹脂とセパレーター1の間で剥離されるべく
    剥離可能に接着されてなることを特徴とする瓶容器への
    首掛け用ラベルの装着用帯状材。
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