JP2513258Y2 - 棚の取付装置 - Google Patents

棚の取付装置

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JP2513258Y2
JP2513258Y2 JP1992041738U JP4173892U JP2513258Y2 JP 2513258 Y2 JP2513258 Y2 JP 2513258Y2 JP 1992041738 U JP1992041738 U JP 1992041738U JP 4173892 U JP4173892 U JP 4173892U JP 2513258 Y2 JP2513258 Y2 JP 2513258Y2
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JP
Japan
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shelf
plate
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frame body
shaft hole
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Application number
JP1992041738U
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JPH0591440U (ja
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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  • Assembled Shelves (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、棚の取付装置に関す
るもので、棚板を取付壁面に対して平行状に起立させ折
り畳み可能としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棚で例えば水切棚の取付
装置としては、図4に示すように、流し台のバックガー
ドに対して棚(イ)の枠体後部に突設された鉤形の引掛
金具(ロ)により、係止するか又は、棚(ハ)の後枠体
(ニ)に穿孔して吸盤(ホ)を取付け、その吸盤により
バックガードに吸着させるなどの装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記の棚取付装置はい
ずれも、棚を使用していない時には流し台上に棚が突出
していて、食器洗い等の作業の邪魔になる場合がある。
そこで本考案では、棚の不使用時には棚面を簡単に垂直
に起立させて折り畳み収納し、作業の能率を向上させる
棚の取付装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】棚の支持金具と棚板とを
別体で形成し、流し台のバックガードその他の立壁面に
固定する支持金具の下端部に棚板の側枠部の摺動空間を
形成し、該摺動空間部に棚板の側枠部を挿入支持させる
ものであって、前記支持金具は後面部を開口して矩形状
に形成した内外両側板のうち、外側板の下端部を内側板
より長く下方へ延長し、該延長板の下端部を内方向きの
水平面に曲成し、該水平面と内側板下端との間に摺動空
間を形成し、外側板の内側下部に棚側枠押えを突設し、
外側板の下部前端から前方向き舌片を突設し、該舌片に
支点軸孔を設けたものであり、棚板は両側端部の側枠体
の後部にスライド溝を設けてあり、該スライド溝の部分
を前記支持金具の下端に設けた摺動空間に前後摺動可能
に挿入し、前記スライド溝と支点軸孔とにボルトを緩挿
しナットで螺着することにより、棚板を支持金具へ前後
摺動可能に連結するものである。
【0005】
【作用】図3に示すように、棚板1を壁面から引き離す
よう前方に引くとスライド溝8の後端部がボルト14に
当って止まり左右側枠体が支持金具の摺動空間9から離
脱し棚板が回動可能となる。そこで棚板を90度角上方
へ回動させ壁面に平行状となるよう起立させて折り畳
み、その棚板を下方に押してスライドさせると、側枠体
下部が支持金具の下端部に当って回動を阻止されるか
ら、棚板はその起立姿勢を保持する。なお、棚板を使用
するため水平姿勢に回動する場合は上記動作の逆を行
う。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に従って説明する
と、図1は本考案一実施例の棚の使用時における斜視図
であって、図中の符号1は棚板、2は棚板1を構成する
網板、3は前縁材、3′は後縁材、4は左側枠体、4′
は右側枠体、5は左支持金具、5′は右支持金具、6は
左吸盤、6′は右吸盤をそれぞれ示してある。前記棚板
1は、横長方形状の網板2の前後両縁部をそれぞれ二つ
折り曲板製の体4,4′を嵌着し、左右両側枠体内部で
網板2の側縁上を押板7で押圧固定することにより網板
2の全周縁部を前後両縁材と左右両側枠体とで囲繞して
水切用の棚板が構成されてあり、前記左右両側枠体4,
4′の後端部には図2及び図3に示されたように前後方
向のスライド溝8が透設されてある。
【0007】左右の支持金具5,5′は、図2に棚板1
から分離して単体を示してあるように板材により縦長矩
形の箱形に曲成された曲板で後方側と内方側下部とを開
口して形成されてあり、内外両側板5a,5bの後縁を
凹曲線Cに形成し両側板の下端部を上端部より幅広く形
成し、外側板5bの下端から内方向きの水平面5cを曲
成して該水平面と内側板5aの下端との間に摺動空間9
を形成し、外側板5bの下部前端から前方向きの舌片5
dを突設し、該舌片に支点軸孔10を設けてある。な
お、外側板5bの内面には内側板5aの下端と高さを一
致させた棚側枠体押え11が固着されてあり、内外両側
板の上端部にはピン孔12が左右方向に穿孔されてあ
る。そして、支持金具5の背部に吸盤6が凹曲線Cに接
して取付けられてあり、該吸盤6の中心凸起6aを支持
金具5の後側開口から上端部に挿入し、ピン孔12と凸
起6aのピン孔6bとを一致させてピン13を挿入する
ことにより両者を結合する。
【0008】前記支持金具5の下端部に設けられた摺動
空間9に棚板1の側枠体4の後部スライド溝部分を摺動
可能に挿入し、舌片5dの支点軸孔10をスライド溝8
に一致させ之にボルト14を緩挿しナット15で螺着す
ることにより、棚板1を支持金具5へ前後方向摺動自在
に結合するものである。もちろん、棚板の両側部におい
て左右両支持金具5,5′を同様にして結合するもので
あり、両支持金具の吸盤6,6′により立壁面に吸着取
付けする。
【0009】図3は、立壁面Wに吸着取付けされた前記
棚板1を水平姿勢又は起立姿勢に作動する操作手順を図
解した側面図であって、実線で示した棚板1を二点鎖線
で示した状態に操作するものであり、水平状態の棚板1
をで示す矢印方向に引くと、側枠体のスライド溝後端
がボルト14に当たって止まり、次いで該ボルトを回転
中心支点軸としてで示す矢印方向に回動させて棚板を
起立させ、続いてで示す矢印方向に押し下げると棚板
後端部がスライド溝により下方へ摺動して垂れ下りその
後側部を支持金具の下端部で支えて起立状態を保持す
る。なお、この棚板は矢印方向に引いた後、之を下方
へ回動して垂下させることも可能であって、支持金具の
下側部に空間部がある場合にはそうすることが簡単であ
る。
【0010】図4は従来例を示した斜視図であり、図5
は他の実施例を示した側面図であって、図5に示す棚
1′は支持金具5の後面部をねじ釘16で立壁面Wに固
定した状態を示してあり、棚の回動操作手順は前述のも
のと同様である。また、図6に示したものは更に他の実
施例であって、この棚1″は支持金具5の後部に鉤状の
引掛片5eを形成し、該引掛片により流し台のバックガ
ードへ係止した状態を示したもので、棚の回動操作手順
は前述のものと同様である。
【0011】
【考案の効果】本考案の棚の取付装置によれば、棚が不
要の時は、棚板を前方へスライドさせて回動可能な状態
にして後、これを取付壁面に平行になるよう90度回動
し起立させて後、下方へ押すとスライド溝により棚板が
下方へ移動して起立状態を保持するから、棚を上方へ折
り畳んで棚の奥行分だけのスペースを空けられ、作業の
妨げにならないように棚を操作できる。従って棚を取り
外す必要がなく、簡単な回動折り畳み操作により流し台
上や取付壁面部を空間とすることができる。そして、棚
板を壁面に取り付けてこれを上方へ起立させて折り畳む
ことにより、取付壁の前面を広くして通行の邪魔になら
ないよう棚を操作できる。また、本考案の棚の取付装置
においては、支持金具の下端部に水平面を設け、該水平
面と内側板下端との間に形成された摺動空間に棚板の側
枠体の後部を挿入し、かつ、側枠体の上側を押さえる側
枠押えを外側板の内側(摺動空間の上側部)に突設した
構成としたので、棚板の使用時における水平姿勢の状態
では、水平面で側枠体の下面を支えると共に、側枠体の
上面を側枠押えで支え、内側板の下端にても側枠体を支
えるから、棚板が安定して上下方向の動揺を防止し、な
お前記各部の支持により棚板の摺動時に振れを防いで棚
板の前後摺動を円滑にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の一実施例の棚を示す斜視図
【図 2】図1に示す棚の取付要部を分解して示した拡
大分解斜視図
【図 3】同棚の折り畳み操作手順を示した側面図
【図 4】従来例の同種棚2種のものを流し台に取付け
た状態を示す斜視図
【図 5】他の実施例の棚を示した側面図
【図 6】更に他の実施例の棚を示した側面図
【符号の説明】
1…棚板 2…網板 3,3′…縁材 4,4′…側枠体 5,5′…支持金具 5a…内側板 5b…外側板 5c…水平面 5d…舌片 6,6′…吸盤 7…押板 8…スライド溝 9…摺動空間 10…支点軸孔 11…側枠体押え 12…ピン孔 13…ピン 14…ボルト 15…ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外両側板5a,5bの前縁部を連続
    し、後縁部を開口して矩形箱状に形成した支持金具5の
    外側板5bの下端部を内側板5aより長く下方へ延長
    し、該延長板の下端部を内方向きの水平面5cに曲成
    し、該水平面と内側板下端との間に摺動空間9を形成
    し、外側板5bの内側下部に棚側枠押え11を突設し、
    外側板の下部前端から前方向き舌片5dを突設し、該舌
    片に支点軸孔10を設け、前記摺動空間9に棚板1の側
    枠体4の後部を摺動可能に挿入し、前記側枠体の後部に
    設けたスライド溝8と前記支点軸孔10とにボルト14
    を緩挿しナット15で螺着することにより、棚板1を支
    持金具5へ前後摺動可能に連結した棚の取付装置。
JP1992041738U 1992-05-06 1992-05-06 棚の取付装置 Expired - Lifetime JP2513258Y2 (ja)

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JPH0591440U JPH0591440U (ja) 1993-12-14
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