JP5919136B2 - シンク用水切りラック - Google Patents

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Description

この発明は、シンク上に架け渡して使用する水切りラックに関するものである。
従来、シンク上に架け渡して使用する水切りラックとしては、食器の収容部をステンレスなどの線材で立体的且つ格子状に構成したカゴ型がある(特許文献1等)。しかし、このカゴ型の場合、食器収容部がシンク内に迫り出すため、水切り中の食器等に水がかかりやすく、また、該収容部直下のシンク部分がデッドスペース化するという不便もある。
そこで、食器を載置する部分を、板材に水切り穴を設けた棚板で構成したり(特許文献2等)、パイプを数本間隔を空けて並設したパイプ棚で構成した水切りラック(特許文献3等)が提案されており、これらは食器を載置する棚板やパイプ棚がシンクの開口面と同じ高さとなるため、上記カゴ型のように、水切り中の食器等に水がかかりにくく、また、ラック下のシンク部分がデッドスペース化することもない。
特開2009−101026号公報 実用新案登録第3124263号公報 実用新案登録第3010913号公報
ところで、台所での洗い物には食器以外、精肉や魚等の食品トレイや、ジュース等のペットボトルも含まれる。つまり、これらは資源ゴミとして分別回収されるが、それまでに臭いや雑菌が繁殖しないよう、その都度、各家庭で軽く洗い流し、水切りしておくのが普通であろう。しかし、通常の棚板型やパイプ棚型の水切りラックでは、食品トレイを立てることができず、また、ペットボトルも逆さに立てた状態とするには、余りにも不安定であった。
この点、特許文献2の流し用水切りでは、水切り板にビンの首部を差し込む支持穴を設けているため、洗浄後のペットボトルをこの支持穴に逆さに立てることはできるが、皿や蓋類を立てることはできず、食品トレイについても同様である。
一方、特許文献3の水切りラックは、組み立ての際にパイプの端部を圧入して保持する樹脂部に、上向き開口のピン穴を設けているため、必要に応じて、このピン穴にストレートピンを差し込んでおけば、ペットボトルを当該ピンに差し込むことで倒立状態に保持することができるとされている。この他、ピン穴にU字状ピンを一対差し込めば、U字状ピン間に皿も立てることができるとされている。
しかしながら、特許文献3の水切りラックの場合、ペットボトルや食品トレイ(皿類)を立てられるようなレイアウトにするには、ピンを一々差し込む手間があり、しかも、未使用ピンを紛失しないように保管しておく必要もある。また、ピン穴が設けられるのは樹脂部だけであるから、レイアウトの変更幅も小さい。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、部材を脱着することなく、簡単な操作で、しかも全体を、食品トレイなどの皿類やペットボトルが立てられるレイアウトとすることができるシンク用水切りラックを提供することである。
上述した目的を達成するために本発明では、枠内に矩形状の開口を形成する側枠を有し、シンク上に架け渡されるフレームと、該フレームの前記開口内に水平に並列して棚部を形成する複数の棚棒材とを備え、前記棚棒材それぞれの一端を、前記フレームの対向する一対の側枠に対して互い違いに、水平から直立する範囲で回動可能に軸支するという手段を用いた。
当該手段によれば、棚棒材が水平状態から直立状態、即ち0〜90度の範囲で回動可能である。棚棒材を水平状態としたときは、通常の水切り棚(簀の子)として使用することができ、任意に2以上の棚棒材を直立させれば、当該棚棒材間の空間に皿や蓋、さらには食品トレイなども立てかけて水切りすることができる。また、棚棒材として、太さがペットボトルの口径よりも小さいものを採用すれば、これを直立させ、ペットボトルを逆さに差し込んで水切りすることもできる。
棚棒材は上述のように一端を回動自在に軸支した片持ち状であるため、水平時の耐荷重を高めるために、前記一対の側枠それぞれは、棚棒材が水平のとき、その他端が係止する水平支持部を有する。
さらに、棚棒材を直立の状態で固定するために、棚棒材は、一端に凹陥部の軸に軸支される長孔を有して、直立時に該長孔に沿って上下動自在とし、前記凹陥部の前記軸の直下には前記直立状態にある棚棒材の一端が挿入する縦穴部を設けることが好ましい。
棚棒材を過度な直立方向の回転操作による折損から防護するため、軸は、凹陥部の内部対壁に対向して設けた一対のボスであり、棚棒材は、長孔を連通して設けた左右の側面部間に、前記棚棒材の上面部から垂直な面板部を前記棚棒材の長手方向に沿って一体に有することが好ましい。面板部は、棚棒材の曲げ強度を高める力板としての機能を発揮するからである。
面板部は、スリットに対応する部分に、無理嵌めによりボスに係止する鉤部を有することで、棚棒材の補強構造と、フレームに対する取付構造を面板部にまとめることができる。
特に、左右に分割され、該分割された面板部それぞれは、鉤部がボスを通過するときに内側に弾性的に撓むことで、比較的小さな力で当該取り付け作業を行うことができる。
また、前記一対の側枠それぞれは、上面内側に棚棒材の厚みに対応した深さを有する凹陥部を有し、この凹陥部に前記回動軸を設けたので、棚棒材の水平時にフレーム(一対の側枠)と面一となり、凹凸が少なくことなることから、食器等を安定して載置することができる。
なお、本発明において、フレームと棚棒材はプラスチックによる射出成形を想定しており、そのため、特にフレームについては、凹陥部の成形時に軸を一体成形することで、フレームが完成した段階で、軸も同時成形されているから、軸を別部材として用意し、これをフレームに組み付ける手間がなくなる。
本発明によれば、フレームの開口内側に水平に架設される棚棒材そのものを直立状態とすることができるため、別途部材を用いることなく、棚棒材を直立状態とすれば、これにペットボトルを差し込んで水切りしたり、2以上の棚棒材を直立させれば、その間に皿や食品トレイを立てかけて水切りすることができ、どの棚棒材を直立させるかは任意であるから、使用者の必要に応じてレイアウトの変更も可能である。
また、水平支持部によって棚棒材の水平強度が高まるため、ガラスのコップなどの比較的重量の大きい食器であっても載置することができる。
さらに、棚棒材を直立させたとき、その一端がフレームの縦穴部に嵌入するように構成したので、棚棒材をぐらつきなく、しっかりと直立させることができ、食器等を立てても不用意に倒れることがない。
また、棚棒材の長孔を仕切って左右側面部間に垂直な面板部を設けて上面部の曲げ強度を強化したので、過度に棚棒材を回転しても、棚棒材の折損を防止することができる。
また、フレームに棚棒材の厚みに応じた凹陥部を設け、この部分に棚棒材の一端を軸支するので、水平時に棚棒材とフレームが面一となり、コップや茶碗などを安定して載置することができる。
さらにまた、フレームの成形時に、回動軸等を一体成形したので、別部材として回動軸を用意する必要がなく、製造や組み立てにかかるコストを低減することができる。
本発明の一実施形態に係るシンク用水切りラックの全体斜視図 同ラックにおけるフレームの平面図 図2のA−A線断面図 図2のB−B線断面図 同ラックにおける棚棒材の主要五面図 棚棒材をフレームに取り付けた状態の主要部を示す断面図(水平状態) 同(直立状態) 同ラックの棚棒材一部を直立状態としたレイアウト例を示す平面図 同側面図 同ラックの使用例を示す斜視図 同ラックの別のレイアウト例を示す斜視図 同、棚棒材の過度な回転操作を示した説明図 本発明の第二実施形態に係るシンク用水切りラックのフレームの凹陥部の拡大斜視図 同、棚棒材の斜視図 同、棚棒材を裏返したときの斜視図 同、棚棒材の平面、正面、底面および各種断面を示した説明図 同、棚棒材の取り付け手順を示す説明図 同、棚棒材の過度な直立操作を示す説明図 同、棚棒材における面板部の変形例を示した断面図
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は本発明の一実施形態に係る水切りラックの全体斜視図であり、その基本的構成は、シンク(図示せず)の前後方向(流し台の奥行き方向)に長い矩形状のフレーム1の左右側枠1a・1b間に、複数本(本実施形態では14本)の食器を支持する角棒状の棚棒材2を間隔3を空けて平行に設けて簀の子状の水切り棚4となし、該水切り棚4の前後両端には、シンクの上部周縁に掛止するコ字状のアーム5・5をそれぞれ設けたものである。なお、5aはアーム5・5の滑り止め用ゴム管である。
各部材の構成並びに組図構造について詳説すると、まずフレーム1は、図2に示すように、左右側枠1a・1bの両端に前後側枠1c・1dを一体に設けて、これら四周枠1a〜1dの内側を上下に開口した窓枠状を呈し、左右側枠1a・1bには、棚棒材2の一端(基端)を上向きに回動可能に支持する軸支部6と、この軸支部6と対向して、棚棒材2の他端(先端)に係止する水平支持部7をそれぞれ設けている。
当該フレーム1における棚棒材2の軸支部6は、図3・4に示すように、左右側枠1a・1bの上面内角に、棚棒材2の厚みに対応した深さを有し、該棚棒材2の一端が陥入する角溝状の凹陥部6aを形成すると共に、該凹陥部6aの内部対壁に側枠1a・1bの長手方向に沿って水平に回動軸6bを一体的に設けた構成である。なお、図4に示すように、この凹陥部6aにおいて前記回動軸6bの直下は上下に貫通し、後述する棚棒材2が直立のとき、その一端が挿入する縦穴部6cを有している。一方、水平支持部7は、左右側枠1a・1bの内側面からフレーム1内部に向かって垂直に突設した丸ピン状の突起である。
これら軸支部6と水平支持部7は、対向するもの同士を一組として、各棚棒材2を支持するが、軸支部6と水平支持部7の組合せは、図2から明らかなように、左側枠1aと右側枠1bとで互い違いに設けている。即ち、この実施形態の場合、棚棒材2の数(14本)に応じて、左右側枠1a・1bそれぞれに各7個の軸支部6と水平支持部7を設けているが、左側枠1aと右側枠1bとで互いの軸支部6と水平支持部7が常に対向するように、並び順を互い違いとしているのである。
次に、棚棒材2は、図5に示すように、幅と厚みを有する角棒状であって、本実施形態ではペットボトルの口部に差し込むことができる10mm角のものを用いている。そして、この棚棒材2は、図6に示すように、その一端2a(基端)をフレーム1の左右側枠1a・1bに設けた軸支部6に取り付けて水平状態としたとき、他端2b(先端)が水平支持部7に係止される長さを有する。
さらに、この実施形態における棚棒材2の主要部を図6にしたがって説明すると、その一端2a(基端)には、フレーム1の左右側枠1a・1bに設けた前記軸支部6の回動軸6bに挿通支持される長孔2cを該棚棒材2の長手方向に沿って設けている。また、この実施形態の場合、長孔2cの下面他端寄りに、回動軸6bに嵌め込むスリット2dを設けており、このスリット2dの開口幅を回動軸6bよりも若干小さく設定することによって、回動軸6bを無理嵌めの状態で長孔2c内に嵌め込むことができ、以降、不用意に棚棒材2がフレーム1から外れることがない。
このようにフレーム1に取り付けた棚棒材2は、回動軸6b回りに回動可能である。即ち、図6に示した水平状態では、棚棒材2は回動軸6bと水平支持部7間に架設され、この状態から棚棒材2の先端2b側を指で起き上がらせれば、図7に示したように、垂直に起立させることができる。
しかも、この実施形態では、回動軸6の軸支部を単なる円孔ではなく長孔2cとしているため、棚棒材2を直立させて手を離せば、棚棒材2が長孔2cに沿って自重により直立のまま落下し、その一端2a(基端)がフレーム1の軸支部6の縦穴部6cに挿入することにより、棚棒材2を直立の状態に固定することができる。
逆に、直立状態にある棚棒材を水平状態に戻すには、一度、棚棒材2を真上に引き上げて一端2aを縦穴部6cから抜き出し、先端2bを水平支持部7側に倒すように回せばよい。
上記棚棒材2は、フレーム1において軸支部6及び水平支持部7の組を左右側枠1a・1bで互い違いに設けたことにより、図8・9に示すように、左右側枠1a・1bに対して隣合うもの同士交互に0〜90度の範囲で回動可能に軸支される。そして、2以上の棚棒材2を水平状態としたときは、隣合う棚棒材2間の間隔3を排水部としてコップや茶碗などを載置可能な平板状の水切り棚(簀の子)となり(図8の下側参照)、2以上の棚棒材2を直立状態としたときは、隣合う棚棒材2間に皿などの平たい食器類を立てかけることができる空間8が形成される(図9の右側参照)。
したがって、図1の状態から図10に示すように、隣合う2以上の棚棒材2を直立させれば、その間に食品トレイTを立てかけることができ、また、別の直立した棚棒材2にはペットボトルBを差し込むことができる。また、棚棒材2の一部を水平状態にしておけば、その部分にはグラスGを逆さにして水切りすることができる。
もちろん、図11に示すように、全ての棚棒材2を直立させることも可能であることから、この実施形態の水切りラックによれば、一々別部材を脱着することなく、棚棒材2を回動させるという簡単な操作で、水切りのレイアウトを多彩に変更することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定することなく種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態ではフレーム1における棚棒材2の回動軸6bを軸支部6ごとに設けた。これはフレーム1をプラスチックで射出成形する際、軸支部6の凹陥部6aと回動軸6bを同時成形することができるからであるが、変更例としては、フレーム1の成形後、別途、丸棒を左右側枠1a・1bに挿入し、この丸棒で全軸支部6の回動軸を一括に構成してもよい。
また、水平支持部7は、円柱状の突起に限らず、棚棒材2の先端を支持するものであれば、板状その他の形状であってもよく、逆に、軸支部6と同様に左右側枠1a・1bの上面内角に凹陥部を形成し、この凹陥部に棚棒材2の先端を嵌入するようにしてもよい。さらに、棚棒材2と軸支部の強度が十分保たれる場合には、水平支持部7を省略し、棚棒材2の一端のみを支持する片持ちであってもよい。
棚棒材2についても、上記実施形態のように角棒状であれば、水平状態のときに平板状の水切り棚を形成し、安定して食器を載置できることから好ましいが、水平時に食器を載置できる形状であれば、丸棒状その他であってもよい。
さらに、上記実施形態では、フレーム1をシンク上に架け渡すための端部係止構造としてコ字状のアーム5・5を採用した。当該アーム5・5については、図8に示すように、フレーム1内に収容可能に伸縮することで、実際にシンクの上縁に係止するゴム管5aの突出長を調整できることから、サイズが異なるシンクにも適用することができる。ただし、当該伸縮構造は、これに限定されず、外管と内管の二重管としたり、さらに、アーム5・5を別部材とせず、フレーム1の前後側枠1c・1dにフック等を一体成形してもよい。
ところで、棚棒材2を直立させるときに、棚棒材2を勢い余って90度を超えて回転させようとすると、図12に示すように、フレーム1の凹陥部6aの角部6a’に棚棒材2の上面一端側2a’が接触して回転が停止する。この接触面2a’は、棚棒材2の先端2bを力点、フレーム1の回動軸6bを支点として、その間に位置することから、力学上、いわゆる第二種テコの作用点となり、必ず棚棒材2の先端2bに加えた力よりも大きな力が加わることになる。特に、上記実施形態では、フレーム1側の回動軸6bを凹陥部6aの内部対壁間に架設した一本の連続する棒状に構成し、該回動軸6bに対応して、棚棒材2の長孔2cを左右に貫通する空洞状に形成しているため、棚棒材2を回す力加減によっては、棚棒材2が前記接触面2a’から折損するおそれがある。
そこで、このような折損事故を防止するための構成を第二の実施形態として説明する。まず、この実施形態では、フレーム10の凹陥部11に設ける回動軸を、図13に示すように、左右に分割した。つまり、この実施形態における回動軸は、凹陥部11の内部対壁11a・11bそれぞれに、円柱状のボス12・13を向かい合わせに一対設けてなる。なお、この実施形態では、ボス12・13の先端上半を斜めに切り欠いて、該ボス12・13を後述する棚棒材の長孔に嵌め込みやすくする傾斜面12a・13aを設けている。
これに対して棚棒材20は、図14〜16に示すように、底面を開口した細長い箱状体の左右の側面部21・22それぞれに、一端(基端)側に位置して、前記ボス12・13が嵌合する溝状の長孔23・24を該棚棒材20の長手方向に凹設している。また、長孔23・24それぞれの下面一部には、前記ボス12・13それぞれを各長孔23・24内に案内するスリット25・26を設けている。
そして、該長孔23・24を設けた左右側面部21・22間には、棚棒材20の上面部27の裏面中央から垂直に二枚平行な面板部28・29を棚棒材20の長手方向に沿って一体に設けている。これら面板部28・29は、溝状の長孔23・24の形成範囲で棚棒材20の上面部27の曲げ強度を補強し、棚棒材20の反りを防止する。また、この実施形態の面板部28・29は、図16の各断面図に示されるように、長孔23・24の底としても機能する。つまり、この実施形態では、長孔23・24それぞれは、面板部28・29によってボス12・13に対応する深さの有底の凹溝状に形成されている。上記第一実施形態との関係では、面板部28・29がないものとすれば、長孔23・24は左右連通する点で共通する。
そして、面板部28・29のスリット25・26に対応する下端それぞれには、図16のC−C線断面に示すように、三角形状の鉤部28a・29aを設けている。これら鉤部28a・29aは、図17に示すように、当該棚棒材20をフレーム10の凹陥部11に上方から嵌め込む際(図17(a))、ボス12・13の上半傾斜面12a・13aに案内されて、面板部28・29を内側に弾性的に撓らせることによって(図17(b))、ボス12・13が長孔23・24に嵌合した後(図17(c))、面板部28・29が元の垂直状態に弾性的に復元することで、以降、ボス12・13と係止して、棚棒材20の抜け止めとして機能する。
この第二実施形態の水切りラックによれば、棚棒材20の上面部27の裏側に面板部28・29を垂直に設けて該部の反りを防止しているため、図18に示すように、仮に棚棒材20を90度を超えて回転させ、フレーム10の凹陥部11の角部11cに棚棒材20の上面部27が強く接触したとしても、棚棒材20が当該接触面から折損することがない。
なお、面板部を棚棒材20の全長にわたって設ければ、棚棒材20全体の曲げ強度を高めることができる。また、上記第二実施形態では、二枚の面板部28・29を採用したが、図19に示すように、上面部30の中央に一枚の面板部31を垂設することも可能である。この場合、厚みのある面板部31となるため、補強の程度を大きくすることができる。その反面、鉤部32・33の間隔が保持されるため、無理嵌めする際に大きな力が必要となる。また、上面部30の厚みに比べて面板部31の厚みが大きすぎると、プラスチックの硬化収縮差によって、上面部側にヒケが生じて見栄えが悪くなるため、こうした観点からは、面板部を左右二枚に分割することが好ましい。
1 フレーム
1a 左側枠
1b 右側枠
2 棚棒材
2c 長孔
5 アーム
6a 軸支部
6b 回動軸
6c 縦穴部
7 水平支持部
10 フレーム
11 凹陥部
12・13 ボス
20 棚棒材
21・22 左右の側面部
23・24 長孔
27 上面部
28・29 面板部

Claims (8)

  1. 枠内に矩形状の開口を形成する側枠を有し、シンク上に架け渡されるフレームと、
    該フレームの前記開口内に水平に並列して棚部を形成する複数の棚棒材とを備え、
    前記フレームは、対向する一対の側枠それぞれに、前記棚棒材の一端が陥入する凹陥部と、該凹陥部と対向して、前記棚棒材の他端を下側から支持して当該棚棒材を水平に保持する水平支持部とを交互に設けると共に、さらに前記凹陥部には側枠の長手方向に軸を設けてなり、
    前記棚棒材は、水平から直立する範囲で回動自在に、一端を前記軸に軸支したことを特徴とするシンク用水切りラック。
  2. 棚棒材は、一端の長手方向に凹陥部の軸に軸支される長孔を有する共に、前記凹陥部の前記軸の直下には直立状態にある棚棒材の一端が挿入する縦穴部を設けた請求項1記載のシンク用水切りラック。
  3. 長孔の下面一部を切り欠いて、軸に無理嵌めするスリットを設けた請求項2記載のシンク用水切りラック。
  4. 軸は、凹陥部の内部対壁に対向して設けた一対のボスであり、棚棒材は、長孔を連通して設けた左右の側面部間に、前記棚棒材の上面部から垂直な面板部を前記棚棒材の長手方向に沿って一体に有する請求項2または3記載のシンク用水切りラック。
  5. 面板部は、スリットに対応する部分に、無理嵌めによりボスに係止する鉤部を有する請求項4記載のシンク用水切りラック。
  6. 面板部は、左右に分割され、該分割された面板部それぞれは、鉤部がボスを通過するときに内側に弾性的に撓むことを特徴とする請求項5記載のシンク用水切りラック。
  7. 棚棒材は、ペットボトルの口部に差し込み自在な太さである請求項1から6のうち何れか一項記載のシンク用水切りラック。
  8. フレームは、凹陥部の成形時に軸を一体成形した請求項1から7のうちいずれか一項記載のシンク用水切りラック。
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