JP2512799Y2 - クレセント錠 - Google Patents
クレセント錠Info
- Publication number
- JP2512799Y2 JP2512799Y2 JP6160793U JP6160793U JP2512799Y2 JP 2512799 Y2 JP2512799 Y2 JP 2512799Y2 JP 6160793 U JP6160793 U JP 6160793U JP 6160793 U JP6160793 U JP 6160793U JP 2512799 Y2 JP2512799 Y2 JP 2512799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crescent
- hook
- main body
- peripheral wall
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、クレセント錠に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のクレセント錠は、実公昭５６−４
８８５３号公報に示すように、ハンドルの回動操作によ
って一方向にクレセント本体を回動しながら、フック状
の受金に上記クレセント本体の周壁を係合して施錠する
ようになっている。
８８５３号公報に示すように、ハンドルの回動操作によ
って一方向にクレセント本体を回動しながら、フック状
の受金に上記クレセント本体の周壁を係合して施錠する
ようになっている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】近年寒冷地において、
断熱性や結露防止のために使用する合成樹脂製のサッシ
を用いた窓戸を上記のような従来品のクレセント錠によ
り施錠すると、窓戸の召し合わせ部分にバールなどを差
し込んでこじると、クレセント本体の周壁に係合してい
る受金のフックが変形し、その変形が徐々に大きくなっ
て開き、最後にクレセント本体の周壁からフックが外れ
る。
断熱性や結露防止のために使用する合成樹脂製のサッシ
を用いた窓戸を上記のような従来品のクレセント錠によ
り施錠すると、窓戸の召し合わせ部分にバールなどを差
し込んでこじると、クレセント本体の周壁に係合してい
る受金のフックが変形し、その変形が徐々に大きくなっ
て開き、最後にクレセント本体の周壁からフックが外れ
る。
【０００４】上記フックが外れやすい原因は、片面方向
に突出する周壁のみにフックを係合するためであり、短
時間に外れる。
に突出する周壁のみにフックを係合するためであり、短
時間に外れる。
【０００５】そこで、この考案は、クレセント本体から
短時間に受金が外れないようにしたものである。
短時間に受金が外れないようにしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、受金のフックにハンドルの操作によ
り回動するクレセント本体の周壁を係合するようにした
クレセント錠において、上記受金に上記フックの先端に
先端が対向する突片を設け、また上記クレセント本体の
周縁に施錠状態において上記突片の外側に被さる係合片
を設けた構成を採用する。
めに、この考案は、受金のフックにハンドルの操作によ
り回動するクレセント本体の周壁を係合するようにした
クレセント錠において、上記受金に上記フックの先端に
先端が対向する突片を設け、また上記クレセント本体の
周縁に施錠状態において上記突片の外側に被さる係合片
を設けた構成を採用する。
【０００７】
【作用】上記のように構成すると、クレセント本体の周
壁と受金のフックとを係合して施錠した際、突片の外側
に係合片が被さって、突片と係合片とが係合関係にな
る。
壁と受金のフックとを係合して施錠した際、突片の外側
に係合片が被さって、突片と係合片とが係合関係にな
る。
【０００８】
【実施例】以下、この考案に係るクレセント錠の実施例
を添付図面に基づいて説明する。
を添付図面に基づいて説明する。
【０００９】図１及び図２に示すように、１は室外窓戸
Ａに取付ける受金である。
Ａに取付ける受金である。
【００１０】上記の受金１は、長孔２に挿通するビス
（図示省略）を介し取付ける取付板３と、この取付板３
から連なって平面Ｕ字状に折り返したフック４と、この
フック４の自由端に所定の間隔を存して先端を対向させ
た突片５とで構成し、一枚の金属板を曲げ加工或は切り
起こし加工して形成する。
（図示省略）を介し取付ける取付板３と、この取付板３
から連なって平面Ｕ字状に折り返したフック４と、この
フック４の自由端に所定の間隔を存して先端を対向させ
た突片５とで構成し、一枚の金属板を曲げ加工或は切り
起こし加工して形成する。
【００１１】１１は室内戸Ｂにビス（図示省略）を介し
固定する取付座で、この取付座１１には、水平の支軸１
７を介しハンドル１２を有するクレセント本体１３が１
８０度の範囲可逆回転するように取付けられており、ハ
ンドル１２を把持して施錠方向にクレセント本体１３を
回動すると、フック４の内側にクレセント本内１３の周
縁から片面方向に突出する周壁１４が嵌入し、クレセン
ト本体１３の回動停止時にフック４と周壁１４とが係合
して施錠する。
固定する取付座で、この取付座１１には、水平の支軸１
７を介しハンドル１２を有するクレセント本体１３が１
８０度の範囲可逆回転するように取付けられており、ハ
ンドル１２を把持して施錠方向にクレセント本体１３を
回動すると、フック４の内側にクレセント本内１３の周
縁から片面方向に突出する周壁１４が嵌入し、クレセン
ト本体１３の回動停止時にフック４と周壁１４とが係合
して施錠する。
【００１２】また、クレセント本体１３の周縁には、施
錠終了直前から突片５の外側に被さると共に、施錠終了
時に突片５に対して係合関係になる係合片１５が設けら
れている。
錠終了直前から突片５の外側に被さると共に、施錠終了
時に突片５に対して係合関係になる係合片１５が設けら
れている。
【００１３】上記の係合片１５は、図示の場合、切り起
こしにより設けたが、成形により設けることもある。
こしにより設けたが、成形により設けることもある。
【００１４】図中１６は取付座１１に設けたビスの挿通
孔、１８は取付座１１に設けたクレセント本体１３の出
没用の貫窓である。
孔、１８は取付座１１に設けたクレセント本体１３の出
没用の貫窓である。
【００１５】
【効果】この考案に係るクレセント錠は、以上のように
構成してあるので、施錠時に周壁とフックとが、また突
片と係合片とが係合関係になる。
構成してあるので、施錠時に周壁とフックとが、また突
片と係合片とが係合関係になる。
【００１６】このため、寒冷地に使用する合成樹脂製の
サッシの召し合わせ部分にバールを差し込んでこじて
も、突片と係合片との係合によりフックの変形を極力阻
止し、周壁からフックが外れたり或は破損を遅延する効
果がある。
サッシの召し合わせ部分にバールを差し込んでこじて
も、突片と係合片との係合によりフックの変形を極力阻
止し、周壁からフックが外れたり或は破損を遅延する効
果がある。
【図１】この考案に係るクレセント錠の斜視図
【図２】施錠時の平面図
１ 受金 ２ 長孔 ３ 取付板 ４ フック ５ 突片 １１ 取付座 １２ ハンドル １３ クレセント本体 １４ 周壁 １５ 係合片
Claims (1)
- 【請求項１】 受金のフックにハンドルの操作により回
動するクレセント本体の周壁を係合するようにしたクレ
セント錠において、上記受金に上記フックの先端に先端
が対向する突片を設け、また上記クレセント本体の周縁
に施錠状態において上記突片の外側に被さる係合片を設
けたことを特徴とするクレセント錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6160793U JP2512799Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | クレセント錠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6160793U JP2512799Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | クレセント錠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732153U JPH0732153U (ja) | 1995-06-16 |
| JP2512799Y2 true JP2512799Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=13176027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6160793U Expired - Lifetime JP2512799Y2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | クレセント錠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2512799Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP6160793U patent/JP2512799Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0732153U (ja) | 1995-06-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2512799Y2 (ja) | クレセント錠 | |
| JP3163262B2 (ja) | 電動弁の構造 | |
| JPS64366Y2 (ja) | ||
| JPS639155Y2 (ja) | ||
| JP2575256Y2 (ja) | ドアーラッチの受け金具 | |
| JPS6016206Y2 (ja) | 障子の外れ止め具 | |
| JP2533005B2 (ja) | 車両ロック装置のスイッチ機構 | |
| JPH0523421Y2 (ja) | ||
| JPS5815563Y2 (ja) | 門扉用打掛金具 | |
| JPH0647544U (ja) | 取付座板 | |
| JPS6028760Y2 (ja) | クレセント締り | |
| JP2550274Y2 (ja) | ブラケットの固定装置 | |
| JPH083622Y2 (ja) | 平面ハンドル | |
| JPS5818548Y2 (ja) | クレセント錠装置 | |
| JPS63102871U (ja) | ||
| JPH0317489Y2 (ja) | ||
| CN2259466Y (zh) | 单向锁组的防开启装置 | |
| JPH0513867Y2 (ja) | ||
| JPH06529Y2 (ja) | サッシの施錠装置 | |
| JPH0530255Y2 (ja) | ||
| JPS63117972U (ja) | ||
| CN2306291Y (zh) | 门钮结构改进 | |
| JPH06528Y2 (ja) | クレセント錠 | |
| JPS5850040Y2 (ja) | 家具用錠 | |
| JPS6036804Y2 (ja) | 引戸係止装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |