JP2512669Y2 - 化粧材の取付構造 - Google Patents

化粧材の取付構造

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JP2512669Y2 JP1988136262U JP13626288U JP2512669Y2 JP 2512669 Y2 JP2512669 Y2 JP 2512669Y2 JP 1988136262 U JP1988136262 U JP 1988136262U JP 13626288 U JP13626288 U JP 13626288U JP 2512669 Y2 JP2512669 Y2 JP 2512669Y2
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安 村瀬
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株式会社日本アルミ
日本アルミニウム建材株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、高速道路の橋脚や橋桁、地下鉄駅の天井な
どに用いる化粧材の取付構造に関するものである。
「従来の技術および考案が解決しようとする課題」 高速道路の橋脚や橋桁あるいは地下鉄駅の天井などに
用いる化粧材は、躯体に設けたアンカーに下地材を取付
け、下地材に適宜間隔をへだてて平行状に天井材を配置
し、複数個の化粧材を、一端を相隣る端部の上方に位置
させ他端を他側の化粧材端部の下方に位置させ、端部ど
うしが重なり合い相隣る化粧材との間に所定幅の目地を
設けるようにして化粧材を取付けている。
この化粧材は一端を相隣る化粧材端部の上方に位置さ
せ、他端を他側の化粧材端部の下方に位置するようにし
て順次取付けているため、漏水など天井内部の点検のた
め取り外す際、外側より順次取り外さねばならず、どこ
からでも取り外すということができないものであった。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、装着した化粧
材をどの箇所からでも取り外せるように、天井材と化粧
材との間に介在して基片を天井材に螺着し、基片から化
粧材に当接し押圧する舌片を延設し、舌片から隔てて化
粧材端部の上方に位置する相隣る化粧材の一端に当接し
押圧する押圧片を基片から延設し、前記舌片と押圧片と
の間に化粧材を係合する係合片を延出させたものであ
る。
「作用」 取付具の舌片および押圧片を化粧材に当接させると共
に係合片にて係合し基片を天井材に螺着し、相隣る化粧
材はその一端を押圧片と化粧片の端部との間に差し込ん
で取付ける。化粧材を取り外す際は、2枚の化粧材を天
井材に沿って移動させ、2枚目の化粧材を引き下げて取
り外す。
「実施例」 第1図は化粧材1が装着された状態を下から見上げた
図であり、符号2が下地材、3が天井材である。第2図
は第1図の拡大縦断面図、第3図は第2図の側面図であ
る。
躯体に設けたアンカーに下地材2を取付け、下地材2
に適宜間隔をへだてて平行状に天井材3を取付け、その
天井材3に取付具Fを介して複数個の化粧材1を直交状
に取付ける。
化粧材1はアルミニウム製の抽出形材で同一断面が長
手方向に連なる長尺材である。化粧材1の最下部は人が
見上げた時最も見える水平状の化粧片11で、化粧片11の
一端から上方に向けて起立片12を延設し、起立片12上端
から内方に向けて水平状の当接片13を内方へ向けて化粧
片11と平行に延設し、他端からは上方に向けて垂直片14
を延設し、垂直片14の上端から外方に向けて化粧材11と
平行の差込片15を突設し、差込片15先端上面に円弧状突
起16を形成する。化粧片11内面の起立片12の近傍に起き
上がり片17を上方に向けて起立片12より若干短く延設し
て、起き上がり片17上端から内方に向けて化粧材11と平
行に支持片18を突設し、支持片18の先端平面に下向きの
突起19を膨出させる。
取付具FはSUSなどの薄板のバネ材で、天井材3と化
粧材1との間に介在させるもので、第4・5・6・7図
に示すように、基片20の一端を下方に屈曲させ、その両
側から化粧材1に当接し押圧する先端円弧状の舌片21・
21を斜状に突設し、舌片21・21から所定距離へだてて化
粧材1の中央部の両側に相隣る化粧材1の差込片15を押
圧する半円弧状の押圧片22・24を延設し、基片20の一端
を下方に屈曲させた中央部に前記舌片21・21と押圧片22
・22との間に、化粧材1を係合する係合片23を押圧片22
・22側に向けて延出し、係合片23には前記化粧材1の突
起19を受ける凹部24を設け、基片11の他端寄りの一側部
にフランジ25を起立させ、基片11の中央に取付ネジの通
孔26を穿設する。
取付具Fの取付けは第8図に示すように舌片21・21お
よび押圧片22・22を化粧材1の上面に当接させて係合片
23の先端を支持片18の突起19の下方に位置させ、図示の
状態で押しつけながら左方向に移動させて舌片21・21お
よび押圧片22・22で化粧材1の内面および当接片13を押
圧させると共に係合片23の凹部24に支持片18の突起19を
係合させる。舌片21・21および押圧片22・22で化粧材1
を押圧させると共に係合片23で支持片18を係合して取付
具Fを化粧材1に装着する。その後、第9図に示すよう
に取付ビス31にて天井材3に取付ける。次の化粧材1は
第10図に示すように取付具Fの押圧片22と化粧材1の当
接片13との間に相隣る化粧材1の差込片15を差込んで
後、前記と同様にして取付ける。
化粧材1を取外す際は、化粧材1を天井材に沿って差
込片15を引き差し方向へ移動させて行う。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、取付具を介してその舌片、
押圧片および係合片にて化粧材を弾性的に保持して天井
材に取付ネジにより螺着するので、化粧材の取付けが容
易である。また、複数個の化粧材を天井に装着後天井材
に沿って目地の幅の移動ができるようにしたので、化粧
材を取り外す際、従来の化粧材であると外側より順次化
粧材を取外さねば所要の化粧材を取外すことができなか
ったがどこからでも所要の化粧材を取外すことができ、
その上、化粧材はその端部を弾性的に挟持して取付けて
いるので取り外しは引き抜くだけでできて容易である。
さらに、取付具は舌片、押圧片および係合片の3点で化
粧材を支持しているので安定よく支持される。さらに、
その上に、本考案は、化粧材の支持を単なる円弧状の弾
性片で挟み込んで支持するのではなく、離れた位置にあ
る舌片と押圧片をともに下方に向けて付勢し、舌片と押
圧片との間に位置する係合片を上方に向けて付勢して化
粧材を支持しており、しかも係合片の凹部に突起を係合
させて支持しているので、安定的な支持が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的一実施例の化粧材が装着された
状態を下から見上げた図、第2図は第1図の拡大縦断面
図、第3図は第2図の側面図、第4図は取付具の斜視
図、第5図は取付具の正面図、第6図は第5図の底面
図、第7図は取付具の取付状態を説明する正面図、第8
図から第10図は取付具の天井材の取付状態および次の化
粧材の取付状態を示す正面図である。 3……天井材 1……化粧材 F……取付具 20……基片 21……舌片 22……押圧片 23……係合片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔へだてて平行状に配置した天井材
    3に、化粧材1の水平状の化粧片11の一端から起立片12
    とその上端から内方へ当接片13を化粧片11に平行に延設
    し、化粧片11の他端からは垂直片14を上方へ向けて延設
    し垂直片14の上端から外方へ差込片15を化粧片11に平行
    に突設し、化粧片11内面に起き上がり片17を起立片12よ
    り若干短く、かつその上端から先端に下向きの突起19を
    有する支持片18を内方へ化粧片11に平行に突設した複数
    の化粧材1を、天井材3に取付ける化粧材1の取付構造
    であって、取付具Fの基片20の一端を下方に屈曲させ、
    その両側から化粧片11内面に当接し押圧する先端円弧状
    の舌片21・21を斜状に延設し、基片20の中央部の両側か
    ら化粧材1の差込片15を押圧する半円弧状の押圧片22・
    22を延設し、化粧材1の当接片13・13上に相隣る化粧材
    1の差込片15を位置させ押圧片15・15で押圧させ、基片
    20の一端を下方に屈曲させた中央部に前記舌片21・21と
    押圧片22・22の間に、化粧材1の突起19を受ける凹部24
    を設け、上方に向けて付勢する係合片23を押圧片22・22
    側に向けて延出させ、基片20を天井材3に螺着する化粧
    材の取付構造。
JP1988136262U 1988-10-18 1988-10-18 化粧材の取付構造 Expired - Lifetime JP2512669Y2 (ja)

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JPH0256237U JPH0256237U (ja) 1990-04-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH063070Y2 (ja) * 1987-03-27 1994-01-26 株式会社パイロット 帯条パネルの取付構造

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JPH0256237U (ja) 1990-04-24

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