JPH078695Y2 - 軒天井取付部の構造 - Google Patents

軒天井取付部の構造

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JPH078695Y2
JPH078695Y2 JP202490U JP202490U JPH078695Y2 JP H078695 Y2 JPH078695 Y2 JP H078695Y2 JP 202490 U JP202490 U JP 202490U JP 202490 U JP202490 U JP 202490U JP H078695 Y2 JPH078695 Y2 JP H078695Y2
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JP
Japan
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wood
piece
fixed
eaves ceiling
curtain plate
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JP202490U
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JPH0392217U (ja
Inventor
亨 櫻田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、軒天井と幕板は、架構体に取付ける軒天井
取付部の構造に関するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
このため、軒天井50の取付け高さを高くすると、固定材
53が縦長に大きくなって不安定になるため、この固定材
53に固定する軒天井50の基端および幕板51の上部の固定
も不安定になるという問題がある。
したがって、この考案の目的は、軒天井の取付け高さを
高くしても、軒天井の基端を幕板の上部とともに安定し
た状態で固定することができる軒天井取付部の構造を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕 この考案の軒天井取付部の構造は、外壁の上方に架構体
が横架され、この架構体の屋外側から前記外壁の上端に
わたって幕板を配置し、この幕板の屋外側面の上部に軒
天井の基端を接合した軒天井取付部の構造において、前
記架構体の下弦材に固定材を固定し、この固定材に前記
架構体の屋外側面に沿って上方に延びる長寸の木片を取
付けて、この木片の上端を前記架構体の上弦材に固定
し、前記軒天井の基端を前記幕板とともに前記木片に固
着したことを特徴とするものである。
〔作用〕
架構体の下弦材に固定した固定材に、架構体の屋外側面
に沿って上方に延びる長寸の木片を取付けて、この木片
の上端を架構体の上弦材に固定したので木片に軒天井の
基端を幕板の上部とともに安定した状態で固定すること
ができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例の軒天井取付部の構造を示
したものである。1は外壁パネル(外壁)12の上方に横
架されたラチス梁からなる架構体であり、この架構体1
は、溝形の上弦材2と下弦材3、およびこの上弦材2と
下弦材3とを連結する屈曲連結材4からなる。この架構
体1の中間部の適当な位置には、第2図に示すような、
架構体1の屋外側面に沿って上方に延びる長寸の木片5
を取付けた固定材6が設置されている。具体的には、固
定材6の一側面に木片5の下端が固着されるとともに、
固定材6の木片5側に下側に開口した切欠部7が形成さ
れ、この切欠部7に下弦材3の起立状の一片を挿入させ
るとともに、固定材6の木片5と反対側の面を下弦材3
の起立状の他片の内側に当接させることにより、木片5
を取付けた固定材6が下弦材3に固定される。また、上
弦材2には、垂木8を固定する垂木固定金具9が固着さ
れ、この垂木固定金具9と上弦材2にて木片5の上端が
挟み込んで固定される。
10は軒天井であり、その基端は幕板11の上部とともに木
片5に固着される。この場合、軒天井10は基端に下地材
13を有し、この下地材13を幕板11の上部に当接させ、下
地材13、幕板11および木片5を固着具で一体に固着して
ある。また、この幕板11の下端は外壁パネル12の上端に
固着されているので、幕板11は安定した状態で取付けら
れる。
この実施例によれば、木片5の上端を固定するのに、垂
木固定金具9と架構体1の上弦材3を用いたので、特に
固定するための部材を必要とせず、簡単に固定すること
ができる。また、木片5の上端が垂木8の近傍に位置す
るようにしたことにより、軒天井10の取付け高さが自由
になる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の軒天井取付部の構造によれば、
架構体の下弦材に固定した固定材に、架構体の屋外側面
に沿って上方に延びる長寸の木片を取付けて、この木片
の上端を架構体の上弦材に固定したので、軒天井の取付
け高さを高くしても、木片に軒天井の基端を幕板の上部
とともに安定した状態で固定することができる。また、
固定材に木片を取付けるだけなので簡単に製作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の軒天井取付部の構造を示
す断面図、第2図は木片を取付けた固定材の斜視図、第
3図は従来例の軒天井取付部の構造を示す断面図であ
る。 1……架構体、5……木片、6……固定材、10……軒天
井、11……幕板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外壁の上方に架構体が横架され、この架構
    体の屋外側から前記外壁の上端にわたって幕板を配置
    し、この幕板の屋外側面の上部に軒天井の基端を接合し
    た軒天井取付部の構造において、 前記架構体の下弦材に固定材を固定し、この固定材に前
    記架構体の屋外側面に沿って上方に延びる長寸の木片を
    取付けて、この木片の上端を前記架構体の上弦材に固定
    し、前記軒天井の基端を前記幕板の上部とともに前記木
    片に固着したことを特徴とする軒天井取付部の構造。
JP202490U 1990-01-11 1990-01-11 軒天井取付部の構造 Expired - Lifetime JPH078695Y2 (ja)

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JPH0392217U JPH0392217U (ja) 1991-09-19
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