JP2512231B2 - 固定刃付破砕装置 - Google Patents

固定刃付破砕装置

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JP2512231B2
JP2512231B2 JP2320017A JP32001790A JP2512231B2 JP 2512231 B2 JP2512231 B2 JP 2512231B2 JP 2320017 A JP2320017 A JP 2320017A JP 32001790 A JP32001790 A JP 32001790A JP 2512231 B2 JP2512231 B2 JP 2512231B2
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rotor
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mounting member
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彪 国貞
進 堂免
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は切断刃を有するロータと固定刃との間で被破砕
物を破砕する破砕装置の分野で利用されるものである。
(b)従来の技術 従来、木材やコンクリート片等を粗破砕する破砕機とし
て、ケーシング内に切断刃を有するロータを回転可能に
設け、ロータに対向して固定刃をケーシングに固定し、
前記ロータと固定刃との間で切断破砕するようになって
いる。
(c)発明が解決しようとする課題 ところが前記構造であればロータと固定刃との間で被破
砕物を噛み込んだとしてもケーシングの外側からでは見
つけることができず、そのまゝ放置する場合があり、そ
のため駆動源に多大な負荷が生じて駆動源が破損した
り、またケーシングが変形する危険がある。
また、仮りに噛み込んだことを知って手動にてロータを
逆転させ、噛み込んだ状態を外すようにしたとしても、
破砕作業時間が長くなるという問題がある。
本発明はロータと固定刃との間で噛み込みが発生したと
しても、自動的に固定刃が揺動して噛み込み状態を外
し、固定刃が元の位置に復帰することにより破砕作業を
続行できるようにした破砕装置を提供するものである。
(d)課題を解決するための手段 本発明は前記の如き欠点を解消するもので、上方に投入
口、下方に排出口を有するケーシング内に切断刃を有す
るロータを回転可能に設け、前記ロータの一側方にはケ
ーシングの一部を成すとともに下部が軸支された取付部
材を揺動可能に設け、前記取付部材の上部に固定刃を設
け、前記ロータの正転時にロータと固定刃との間で被破
砕物を噛み込んだことを検出する検知装置を設け、前記
検知装置にて検知すると前記固定刃を外方向に揺動させ
た後元の位置に復帰させる制御装置を設けたものであ
る。
また上方に投入口、下方に排出口を有するケーシング内
に切断刃を有するロータを回転可能に設け、前記ロータ
の一側方にはケーシングの一部を成すとともに下部が軸
支された取付部材を揺動可能に設け、前記取付部材の上
部に固定刃を設け、前記ロータの正転時にロータと固定
刃との間で被破砕物を噛み込んだことを検出する検知装
置を設け、前記検知装置にて検知すると前記固定刃を外
方向に揺動させた後元の位置に復帰させるとともにロー
タを一時的に逆転させた後正転に戻す制御装置を設けた
ものである。
(e)作用 ケーシング内に被破砕物を投入すると、被破砕物はロー
タにて固定刃側に移送される。
移送された被破砕物はロータと固定刃とにて破砕され
る。
ところで、被破砕物によっては破砕されずに噛み込んだ
状態になる場合がある。
その場合には噛み込んだ状態を検知装置にて検知し、そ
の検知により制御装置にて固定刃を外方向に揺動させて
噛み込んだ状態を外し、その後固定刃を元の位置に復帰
させる。
また前記検知装置にて検知すると、その検知により制御
装置にて固定刃を外方向に揺動させた後元の位置に復帰
させるとともにロータを一時的に逆転させて噛み込んだ
状態を外す。
(f)実施例 以下本発明の実施例を図面にて説明すると、(1)は架
台(2)に固定されたケーシングで、該ケーシング
(1)の上部にはホッパ(3)が連接され、ホッパ
(3)の上方に投入口(4)が形成されている。
ケーシング(1)の下部にはカバー(5)が吊設され、
このカバー(5)にて排出口(6)を覆うようになって
いる。
前記ケーシング(1)の下部には次の工程に移送するた
めのコンベア(7)を設けてある。
前記ケーシング(1)内には左右一対の上部ロータ
(8)(8)と上部ロータ(8)(8)の中央下方に並
列に設けた下部ロータ(9)とを回転可能に設けてあ
る。
前記ロータ(8)(8)(9)は第4図及び第5図に示
すようにロータ本体(10)に円板状の切断刃(11)…を
等間隔で一定角度に傾斜させて固定した形状になってい
る。
前記ロータ(8)(8)(9)は個別のモータ(12)…
にて回転されるようになっており、一対の上部ロータ
(8)(8)は対向方向(第4図矢印方向)に回転され
て、対向する切断刃(11)(11)間にて被破砕物を圧縮
切断するようになっており、下部ロータ(9)は正・逆
転可能にし、側方に設けた固定刃(13)との間で被破砕
物を破砕するようになっている。
前記固定刃(13)は第2図に示す如くケーシング(1)
の一部を成す揺動可能な取付部材(14)の上部に固定さ
れている。
前記取付部材(14)には、架台(2)に軸支されたシリ
ンダ(15)を連結し、シリンダ(15)の伸縮にて固定刃
(13)を外方向に揺動させることができるようになって
いる。
前記取付部材(14)の下部側には取付部材(14)を軸支
する固定フレーム(16)に取付ブラケット(17)を固定
し、この取付ブラケット(17)にはそれぞれリミットス
イッチLS1、LS2を取付け、ミットスイッチLS2は取付部
材(14)が内側位置すなわち固定刃(13)が下部ロータ
(9)に近接した位置を検出し、リミットスイッチLS1
は取付部材(14)が外側位置すなわち固定刃(13)が下
部ロータ(9)から大きく離れた位置を検出するように
なっている。
第3図は各ロータ(8)(8)(9)を駆動するための
油圧回路図で、各ロータ(8)(8)(9)に直結され
たモータ(12)…と正逆可変ポンプ(18)…とを閉回路
(19)…で連通させている。
各ポンプ(18)…はエンジン若しくは伝導モータから成
る原動機(20)から分配器(21)を介して伝えられた動
力にて駆動されるようになっている。
また下部ロータ(9)の閉回路(第3図の下部)には下
部ロータ(9)と固定刃(13)との噛み込み状態を検知
する検知装置(22)を設けてある。
前記検知装置(22)は、下部ロータ(9)正転時に高圧
側の異常高圧を検知する圧力スイッチPS2から成ってい
る。
第6図はシリンダ(15)の油圧回路図で、ポンプ(23)
からシリンダ(15)に圧油を供給し、シリンダ(15)の
配管上には切換弁(24)を設け、ソレノイドSOLaに励磁
すると伸長し、ソレノイドSOLbに励磁すると縮小するよ
うになっている。
第7図は各ロータ(8)(8)(9)制御のための電気
回路図で、メインスイッチ(25)を介装したメイン回路
(26)から、各ロータ(8)(8)(9)を制御する第
1回路乃至第6回路、シリンダ(15)(15)を制御する
第7回路乃至第12回路を分岐させている。
第1回路(27)にはスタートスイッチSW1、ストップス
イッチ(28)、リレーR2を直列に配置している。更にス
タートスイッチSW1に並列して常開リレースイッチR2を
設けてある。
第2回路(29)には常開リレースイッチR2、常閉リレー
スイッチR1、正転作動回路(30)を直列に配置してい
る。
第3回路(31)には圧力スイッチPS、常閉タイマリレー
スイッチT1、リレーR1を直列に配置している。
第4回路(32)には常開リレースイッチR1、タイマリレ
ーT1を直列に配置し、第4回路(32)と第3回路(31)
を中間位置で連通させている。
第5回路(33)には常開リレースイッチR1、逆転作動回
路(34)を直列に配置している。
第6回路(35)にはスタートスイッチSW2、並列の上部
ロータ作動回路(36)(36)を直列に配置している。
第7回路(38)には圧力スイッチPS、リレーR3を直列に
配置している。
更に圧力スイッチPSに並列して常開リレースイッチR3と
常閉リレースイッチR4とを設けてある。
第8回路(38)には常開リレースイッチR3、ソレノイド
SOLaを直列に配置している。
第9回路(39)にはリミットスイッチLS1、リレーR4を
直列に配置している。
第10回路(40)には常開リレースイッチR4、タイマリレ
ーT4を直列に配置している。
第11回路(41)には常開タイマリレースイッチT2、常閉
リレースイッチR5、ソレノイドSOLbを直列に配置してい
る。
第12回路(42)にはリミットスイッチLS2、リレーR5を
直列に配置している。
尚、実施例では各ロータの切断刃として円板状のものを
使用しているが螺旋状のスクリュを使用しても同様の作
用効果を有するものである。
本発明は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まずメインスイッチ(25)、スタートスイッチSW
1、SW2を「接」にし、上部ロータ(8)(8)を第2図
矢印方向に、下部ロータ(9)を第2回路(29)の正転
作動回路(30)に励磁して正転方向(第2図実線矢印方
向)に回転させる。
この状態にて被破砕物を投入口(4)に投入すると、被
破砕物は上部ロータ(8)(8)間にて圧縮切断された
後下部ロータ(9)側に落下する。
下部ロータ(9)側では固定刃(13)との間で被破砕物
を更に小さく破砕する。
下部ロータ(9)を通過した被破砕物はコンベア(7)
にて次の工程に移送される。
ところで、下部ロータ(9)と固定刃(13)との間では
被破砕物の挾まれる角度や被破砕物の種類によっては噛
み込んだ状態が発生する場合がある。
上記状態が発生すると閉回路(19)の高圧側が異常高圧
になり圧力スイッチPSが「接」になる。
圧力スイッチPSが「接」になると第2回路(29)の正転
作動回路(30)への励磁が解除されるとともに第5回路
(33)の逆転作動回路(34)に励磁されて下部ロータ
(9)が逆転する。
ところで第4回路(32)のタイマリレーT1にて逆転作動
回路(34)へ励磁後一定時間(約5秒)経過すると逆転
作動回路(34)への励磁が解除されるとともに正転作動
回路(30)に励磁され、下部ロータ(9)は逆転から正
転に戻る。
すなわち、圧力スイッチPSの「接」にて第8回路(38)
のソレノイドSOLaに励磁され、切換弁(24)が切換えら
れてシリンダ(15)が縮小する。
シリンダ(15)の縮小にて固定刃(13)が第2図実線位
置から一点鎖線位置へ移動しリミットスイッチLS1を
「接」にする。
リミットスイッチLS1が「接」になるとソレノイドSOLa
への励磁が解除されてシリンダ(15)の縮小が停止する
とともに一定時間(約3秒)経過後にソレノイドSOLbが
励磁されてシリンダ(15)が伸長する。シリンダ(15)
が伸長して固定刃(13)が元の位置に復帰するとミット
スイッチLS1が「接」になりソレノイドSOLbへの励磁が
解除されてシリンダ(15)の伸長が停止する。
上記動作にて下部ロータ(9)と固定刃(13)との隙間
が一時的に大きくなるとともに下部ロータ(9)が一時
的に逆転するので、噛み込み状態が外れるとともに破砕
が困難な被破砕物を通過させて滞留を防止することがで
きる。
(g)発明の効果 以上の如く本発明はロータと固定刃との間で噛み込み状
態が発生した場合には検知装置にて噛み込み状態を検知
して自動的に固定刃を揺動させ、ロータと固定刃との隙
間を一時的に大きくさせるようにしたものである。
これにより、従来のような噛み込みの発生を監視する必
要が無くなり作業者の労力負担を軽減することができ
る。
更に噛み込み状態を自動的に外すことができるので原動
機やケーシングの破損を防止することができるとともに
固定刃上での被破砕物の滞留による破砕作業の低下を防
止することができる。
また固定刃の揺動とともにロータを一時的に逆転させる
ようにしたので噛み込み状態を確実に外すことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図は部分拡大断面図、第3図はロ
ータの油圧回路図、第4図は上部ロータの部分図、第5
図は下部ロータの部分図、第6図はシリンダの油圧回路
図、第7図は電気回路図である。 (1)はケーシング、(9)は下部ロータ、(11)は切
断刃、(13)は固定刃、(22)は検知装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に投入口、下方に排出口を有するケー
    シング内に切断刃を有するロータを回転可能に設け、前
    記ロータの一側方にはケーシングの一部を成すとともに
    下部が軸支された取付部材を揺動可能に設け、前記取付
    部材の上部に固定刃を設け、前記ロータの正転時にロー
    タと固定刃との間で被破砕物を噛み込んだことを検出す
    る検知装置を設け、前記検知装置にて検知すると前記固
    定刃を外方向に揺動させた後元の位置に復帰させる制御
    装置を設けてなる固定刃付破砕装置。
  2. 【請求項2】上方に投入口、下方に排出口を有するケー
    シング内に切断刃を有するロータを回転可能に設け、前
    記ロータの一側方にはケーシングの一部を成すとともに
    下部が軸支された取付部材を揺動可能に設け、前記取付
    部材の上部に固定刃を設け、前記ロータの正転時にロー
    タと固定刃との間で被破砕物を噛み込んだことを検出す
    る検知装置を設け、前記検知装置にて検知すると前記固
    定刃を外方向に揺動させた後元の位置に復帰させるとと
    もにロータを一時的に逆転させた後正転に戻す制御装置
    を設けてなる固定刃付破砕装置。
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JPH04313354A JPH04313354A (ja) 1992-11-05
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JPS62258760A (ja) * 1986-05-01 1987-11-11 川崎重工業株式会社 解砕機の自動運転制御方法

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