JP2511404Y2 - モ―タの速度制御用抵抗器 - Google Patents
モ―タの速度制御用抵抗器Info
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- JP2511404Y2 JP2511404Y2 JP1988152446U JP15244688U JP2511404Y2 JP 2511404 Y2 JP2511404 Y2 JP 2511404Y2 JP 1988152446 U JP1988152446 U JP 1988152446U JP 15244688 U JP15244688 U JP 15244688U JP 2511404 Y2 JP2511404 Y2 JP 2511404Y2
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- resistors
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、モータの速度制御用抵抗器の改良に関す
る。
る。
(従来の技術) 従来からモータの回転速度を制御する場合、簡易な方
法として、抵抗器をモータに直列に接続し、モータの印
加電圧を調節する電圧制御法が用いられている。
法として、抵抗器をモータに直列に接続し、モータの印
加電圧を調節する電圧制御法が用いられている。
例えば、自動車用空気調和装置にあっては、その風量
の調節を行なうのにこの電圧制御法が多用されている。
この自動車用空気調和装置の風量調節は、通常3〜4段
階で十分であるので、風量調節に使用される抵抗器とし
ては、実開昭59-47509号公報に開示されているように、
複数の抵抗値の異なる抵抗体を同一基板上に取付け、モ
ータに接続すべき抵抗体をスイッチによって切替えるこ
とで風量調節を行なわせている。
の調節を行なうのにこの電圧制御法が多用されている。
この自動車用空気調和装置の風量調節は、通常3〜4段
階で十分であるので、風量調節に使用される抵抗器とし
ては、実開昭59-47509号公報に開示されているように、
複数の抵抗値の異なる抵抗体を同一基板上に取付け、モ
ータに接続すべき抵抗体をスイッチによって切替えるこ
とで風量調節を行なわせている。
しかし最近では、上記したように構成された抵抗器で
は、放熱性が良好であるという長所を有するものの、そ
の冷却は抵抗体に直接当たる空気によって行なわれるの
で、抵抗体表面の酸化や腐触を懸念して、抵抗器をモー
ルド形成し、ヒートシンクを設けて放熱器としての機能
をも兼備えさせたモータ速度制御用抵抗器としている。
は、放熱性が良好であるという長所を有するものの、そ
の冷却は抵抗体に直接当たる空気によって行なわれるの
で、抵抗体表面の酸化や腐触を懸念して、抵抗器をモー
ルド形成し、ヒートシンクを設けて放熱器としての機能
をも兼備えさせたモータ速度制御用抵抗器としている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、このようにモールド形成したモータの速度
制御用抵抗器にあって、例えば、3段階の速度制御を行
なうものでは、2個の抵抗体を任意に配列してモールド
しているのみであるので、モータを低速で回転させる場
合と中速で回転させる場合とでは、その抵抗器各部から
の放熱が不均一になり、放熱効率が良くないという問題
がある。したがって、大型のモータの速度制御をこのよ
うなモータ速度制御用抵抗器で行なおうとすると、放熱
性を満足するためにはかなり大きなものが必要になる。
制御用抵抗器にあって、例えば、3段階の速度制御を行
なうものでは、2個の抵抗体を任意に配列してモールド
しているのみであるので、モータを低速で回転させる場
合と中速で回転させる場合とでは、その抵抗器各部から
の放熱が不均一になり、放熱効率が良くないという問題
がある。したがって、大型のモータの速度制御をこのよ
うなモータ速度制御用抵抗器で行なおうとすると、放熱
性を満足するためにはかなり大きなものが必要になる。
また、速度制御時に1個の抵抗体のみ発熱する場合が
あり、抵抗体の発熱量によってはその寿命に悪影響を与
えるという問題もある。
あり、抵抗体の発熱量によってはその寿命に悪影響を与
えるという問題もある。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて成された
ものであり、モータがどのような段階の速度に設定され
た場合であっても、複数の抵抗体から発熱するように構
成されたモータの速度制御用抵抗器の提供を目的とす
る。
ものであり、モータがどのような段階の速度に設定され
た場合であっても、複数の抵抗体から発熱するように構
成されたモータの速度制御用抵抗器の提供を目的とす
る。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案は、複数の抵抗体が
直列、並列、または直並列のいずれかで接続され構成さ
れている抵抗回路をもった抵抗器を複数個有し、前記抵
抗回路には複数のスイッチが接続され、前記スイッチを
選択し接続することによりモータの速度制御を行なう速
度制御用抵抗器において、いずれかのスイッチを接続し
た場合、前記複数の抵抗器に通電することを特徴とす
る。
直列、並列、または直並列のいずれかで接続され構成さ
れている抵抗回路をもった抵抗器を複数個有し、前記抵
抗回路には複数のスイッチが接続され、前記スイッチを
選択し接続することによりモータの速度制御を行なう速
度制御用抵抗器において、いずれかのスイッチを接続し
た場合、前記複数の抵抗器に通電することを特徴とす
る。
(作用) このように構成すると、スイッチをどこに設定したと
しても必ず複数の抵抗器を介してモータに通電されるこ
とから、個々の抵抗器の抵抗体の発熱量は単一の抵抗器
による抵抗体による発熱量に比較して小さくすることが
でき、抵抗体の寿命を延ばすことができる。また、これ
らの抵抗器を速度制御用抵抗器の内部で分散して配置さ
せれば、放熱効率も向上させることができるようにな
る。
しても必ず複数の抵抗器を介してモータに通電されるこ
とから、個々の抵抗器の抵抗体の発熱量は単一の抵抗器
による抵抗体による発熱量に比較して小さくすることが
でき、抵抗体の寿命を延ばすことができる。また、これ
らの抵抗器を速度制御用抵抗器の内部で分散して配置さ
せれば、放熱効率も向上させることができるようにな
る。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は、本考案に係るモータの速度制御用抵抗器の
外観図であり、第2図及び第3図は、第1図に示したモ
ータの速度制御用抵抗器内部の抵抗体の接続状態を示す
図である。なお、本明細書において抵抗体とは、たとえ
ば第3図の回路を構成する個々の抵抗体20,21,22…等を
いい、抵抗器とは、同図の点線で囲まれる直列接続され
た抵抗体の集合体をいい、抵抗回路とは、抵抗体によっ
て構成される回路をいう。
外観図であり、第2図及び第3図は、第1図に示したモ
ータの速度制御用抵抗器内部の抵抗体の接続状態を示す
図である。なお、本明細書において抵抗体とは、たとえ
ば第3図の回路を構成する個々の抵抗体20,21,22…等を
いい、抵抗器とは、同図の点線で囲まれる直列接続され
た抵抗体の集合体をいい、抵抗回路とは、抵抗体によっ
て構成される回路をいう。
このモータの速度制御用抵抗器1には、放熱効率を向
上させるヒートシンク2が形成されている。このモータ
の速度制御用抵抗器1の内部には、例えば、第2図に示
すように、直並列接続された抵抗体10〜13が配列されて
いる。この抵抗体は、螺旋状に巻回されたものであり、
従来であれば、2段階の速度制御(MとL)が要求され
る場合には、2個の抵抗体を直列接続したモータの速度
制御用抵抗器を用いるが、本願考案にかかるモータの速
度制御用抵抗器1では、第2図に示すように、同様の場
合でも、4個の抵抗体を直並列接続したものを用いてい
る。すなわち、同一の抵抗値を有する抵抗体10と抵抗体
11とを並列に接続し、同一の抵抗値を有する抵抗体12と
抵抗体13とを並列に接続し、この並列接続された抵抗体
10,11および12,13を直列に接続している。
上させるヒートシンク2が形成されている。このモータ
の速度制御用抵抗器1の内部には、例えば、第2図に示
すように、直並列接続された抵抗体10〜13が配列されて
いる。この抵抗体は、螺旋状に巻回されたものであり、
従来であれば、2段階の速度制御(MとL)が要求され
る場合には、2個の抵抗体を直列接続したモータの速度
制御用抵抗器を用いるが、本願考案にかかるモータの速
度制御用抵抗器1では、第2図に示すように、同様の場
合でも、4個の抵抗体を直並列接続したものを用いてい
る。すなわち、同一の抵抗値を有する抵抗体10と抵抗体
11とを並列に接続し、同一の抵抗値を有する抵抗体12と
抵抗体13とを並列に接続し、この並列接続された抵抗体
10,11および12,13を直列に接続している。
この抵抗器において、モータ5を中速で回転させる場
合には、図中Mのスイッチを閉じるが、このスイッチを
閉じると、抵抗体12及び抵抗体13を介してモータ5に電
流が流れることになる。このときには、抵抗体12と抵抗
体13とから発熱がある。また、Lのスイッチを閉じてモ
ータ5を低速で回転させた場合には、全ての抵抗体10,1
1,12,13を介してモータ5に電流が流れることになる。
このときには、全ての抵抗体10,11,12,13から発熱があ
る。
合には、図中Mのスイッチを閉じるが、このスイッチを
閉じると、抵抗体12及び抵抗体13を介してモータ5に電
流が流れることになる。このときには、抵抗体12と抵抗
体13とから発熱がある。また、Lのスイッチを閉じてモ
ータ5を低速で回転させた場合には、全ての抵抗体10,1
1,12,13を介してモータ5に電流が流れることになる。
このときには、全ての抵抗体10,11,12,13から発熱があ
る。
このように、スイッチをLまたはMのスピードに設定
したいずれの場合であっても、必ず並列接続された抵抗
体を介してモータ5に電圧が印加されることになり、し
たがって、モータ5の速度制御を行なう場合には必ず複
数の抵抗体から発熱されることから、単一の抵抗体の場
合よりも放熱が効率的に行なわれることとなる。また、
それぞれの抵抗体からの発熱量も小さくなるので、抵抗
体の寿命を延ばすことができることになる。
したいずれの場合であっても、必ず並列接続された抵抗
体を介してモータ5に電圧が印加されることになり、し
たがって、モータ5の速度制御を行なう場合には必ず複
数の抵抗体から発熱されることから、単一の抵抗体の場
合よりも放熱が効率的に行なわれることとなる。また、
それぞれの抵抗体からの発熱量も小さくなるので、抵抗
体の寿命を延ばすことができることになる。
つまり、本願考案のように2段階の速度制御が要求さ
れる場合にも、各速度において複数個の抵抗体に通電さ
れるように構成しておけば、これらの抵抗体は当然分散
して配置されることになるので、単一の抵抗体の場合に
比較して発熱源が分散され、モータの速度制御用抵抗器
1の発熱部分の偏りを少なくできることになる。
れる場合にも、各速度において複数個の抵抗体に通電さ
れるように構成しておけば、これらの抵抗体は当然分散
して配置されることになるので、単一の抵抗体の場合に
比較して発熱源が分散され、モータの速度制御用抵抗器
1の発熱部分の偏りを少なくできることになる。
そして、さらに、抵抗体10〜13の配列を、モータ5が
中速あるいは低速に設定されたいずれの場合であって
も、ヒートシンク2,2,…,2から偏りを最小限としつつ放
熱が行なわれるように工夫すれば、より効率的な放熱お
よび抵抗体の延命を図ることが可能となる。
中速あるいは低速に設定されたいずれの場合であって
も、ヒートシンク2,2,…,2から偏りを最小限としつつ放
熱が行なわれるように工夫すれば、より効率的な放熱お
よび抵抗体の延命を図ることが可能となる。
次に、第3図に示したものは、4段階の速度制御(高
速を除く)を行なうことのできる抵抗器である。
速を除く)を行なうことのできる抵抗器である。
この抵抗器において、モータ5を低速で回転させるた
めにLのスイッチをオンすると、抵抗体20〜31の全ての
抵抗体を介してモータ5への通電が行なわれる。具体的
には、4つの抵抗体20から23が直列に接続された抵抗器
と、2つの抵抗体24,25が直列に接続された抵抗器およ
び2つの抵抗体28,29が直列に接続された抵抗器を並列
に接続した抵抗器と、2つの抵抗体26,27が直列に接続
された抵抗器および2つの抵抗体30,31が直列に接続さ
れた抵抗器を並列に接続した抵抗器とを介してモータ5
に通電されることになる。したがって、モータ5を低速
で回転させた場合には12個の抵抗体20〜31から発熱され
ることになる。
めにLのスイッチをオンすると、抵抗体20〜31の全ての
抵抗体を介してモータ5への通電が行なわれる。具体的
には、4つの抵抗体20から23が直列に接続された抵抗器
と、2つの抵抗体24,25が直列に接続された抵抗器およ
び2つの抵抗体28,29が直列に接続された抵抗器を並列
に接続した抵抗器と、2つの抵抗体26,27が直列に接続
された抵抗器および2つの抵抗体30,31が直列に接続さ
れた抵抗器を並列に接続した抵抗器とを介してモータ5
に通電されることになる。したがって、モータ5を低速
で回転させた場合には12個の抵抗体20〜31から発熱され
ることになる。
同様に、モータ5を低速よりも少し速い速度で回転さ
せるためにMLのスイッチをオンすると、2つの抵抗体2
2,23が直列に接続された抵抗器と、2つの抵抗体24,25
が直列に接続された抵抗器および2つの抵抗体28,29が
直列に接続された抵抗器を並列に接続した抵抗器と、2
つの抵抗体26,27が直列に接続された抵抗器および2つ
の抵抗体30,31が直列に接続された抵抗器を並列に接続
した抵抗器とを介してモータ5に通電されることにな
る。したがって、この速度の場合には、抵抗体20,21を
除く10個の抵抗体22〜31から発熱されることになる。
せるためにMLのスイッチをオンすると、2つの抵抗体2
2,23が直列に接続された抵抗器と、2つの抵抗体24,25
が直列に接続された抵抗器および2つの抵抗体28,29が
直列に接続された抵抗器を並列に接続した抵抗器と、2
つの抵抗体26,27が直列に接続された抵抗器および2つ
の抵抗体30,31が直列に接続された抵抗器を並列に接続
した抵抗器とを介してモータ5に通電されることにな
る。したがって、この速度の場合には、抵抗体20,21を
除く10個の抵抗体22〜31から発熱されることになる。
また、モータ5を中速で回転させるためにMのスイッ
チをオンすると、2つの抵抗体24,25が直列に接続され
た抵抗器および2つの抵抗体28,29が直列に接続された
抵抗器を並列に接続した抵抗器と、2つの抵抗体26,27
が直列に接続された抵抗器および2つの抵抗体30,31が
直列に接続された抵抗器を並列に接続した抵抗器とを介
してモータ5に通電されることになる。したがって、こ
の速度の場合には、8個の抵抗体24〜31から発熱される
ことになる。
チをオンすると、2つの抵抗体24,25が直列に接続され
た抵抗器および2つの抵抗体28,29が直列に接続された
抵抗器を並列に接続した抵抗器と、2つの抵抗体26,27
が直列に接続された抵抗器および2つの抵抗体30,31が
直列に接続された抵抗器を並列に接続した抵抗器とを介
してモータ5に通電されることになる。したがって、こ
の速度の場合には、8個の抵抗体24〜31から発熱される
ことになる。
さらに、この中速よりも少し速い速度で回転させるた
めにMHのスイッチをオンしたときには、2つの抵抗体2
6,27が直列に接続された抵抗器と2つの抵抗体30,31が
直列に接続された抵抗器とを並列に接続した抵抗器を介
してモータ5に通電されることになる。したがって、こ
の速度の場合には、4個の抵抗体26,27,30,31から発熱
されることになる。
めにMHのスイッチをオンしたときには、2つの抵抗体2
6,27が直列に接続された抵抗器と2つの抵抗体30,31が
直列に接続された抵抗器とを並列に接続した抵抗器を介
してモータ5に通電されることになる。したがって、こ
の速度の場合には、4個の抵抗体26,27,30,31から発熱
されることになる。
このように、スイッチをLからMHのスピードに設定し
たいずれの場合であっても、必ず並列接続された抵抗器
を介してモータ5に電圧が印加されることになり、した
がって、モータ5の速度制御を行なう場合には必ず複数
の抵抗体から発熱されることから、放熱が効率的に行な
われることとなる。また、それぞれの抵抗体からの発熱
量も小さくなるので、抵抗体の寿命を延ばすことができ
ることになる。
たいずれの場合であっても、必ず並列接続された抵抗器
を介してモータ5に電圧が印加されることになり、した
がって、モータ5の速度制御を行なう場合には必ず複数
の抵抗体から発熱されることから、放熱が効率的に行な
われることとなる。また、それぞれの抵抗体からの発熱
量も小さくなるので、抵抗体の寿命を延ばすことができ
ることになる。
さらに、このように各速度において複数個の抵抗器に
通電されるように構成しておけば、これらの抵抗器は当
然分散して配置されることになるので、単一の抵抗器の
場合に比較して発熱源が分散され、モータの速度制御用
抵抗器1の発熱部分の偏りを少なくできることになる。
通電されるように構成しておけば、これらの抵抗器は当
然分散して配置されることになるので、単一の抵抗器の
場合に比較して発熱源が分散され、モータの速度制御用
抵抗器1の発熱部分の偏りを少なくできることになる。
第4図及び第5図は、このように構成されたモータの
速度制御用抵抗器の使用態様を示してある。
速度制御用抵抗器の使用態様を示してある。
このモータの速度制御用抵抗器は、例えばバス等の空
調装置30に備えられたファンモータの制御に用いられ
る。このような空調装置30に用いる場合には、第5図に
示すように3台のファン31,32,33を駆動するモータにモ
ータ用速度制御抵抗器1A,1B,1Cをそれぞれ接続し、これ
により、ファン31,32,33の速度制御を行なわせることに
なる。
調装置30に備えられたファンモータの制御に用いられ
る。このような空調装置30に用いる場合には、第5図に
示すように3台のファン31,32,33を駆動するモータにモ
ータ用速度制御抵抗器1A,1B,1Cをそれぞれ接続し、これ
により、ファン31,32,33の速度制御を行なわせることに
なる。
本考案に係るモータの速度制御用抵抗器は、それぞれ
のファンを駆動するモータをいずれの速度に設定した場
合でも、複数の抵抗体から発熱されるようになっている
ので、モータ用速度制御抵抗器としての放熱効率を向上
させることができ、また、抵抗体1個当たりの発熱量を
単一の抵抗器によって速度制御を行なう場合に比較して
相対的に小さくすることができることから、抵抗体の寿
命を延ばすことができる。
のファンを駆動するモータをいずれの速度に設定した場
合でも、複数の抵抗体から発熱されるようになっている
ので、モータ用速度制御抵抗器としての放熱効率を向上
させることができ、また、抵抗体1個当たりの発熱量を
単一の抵抗器によって速度制御を行なう場合に比較して
相対的に小さくすることができることから、抵抗体の寿
命を延ばすことができる。
[考案の効果] 以上に説明により明らかなように、本考案によれば、
速度制御を行なう場合には、必ず複数の抵抗器に通電さ
れるようにしているので、抵抗体の寿命を延ばすことが
できるだけではなく、速度制御用抵抗器としての放熱効
率も向上させることができるようになる。
速度制御を行なう場合には、必ず複数の抵抗器に通電さ
れるようにしているので、抵抗体の寿命を延ばすことが
できるだけではなく、速度制御用抵抗器としての放熱効
率も向上させることができるようになる。
第1図は、本考案に係るモータの速度制御用抵抗器の外
観図、第2図及び第3図は、第1図に示したモータの速
度制御用抵抗器内部の抵抗体の接続状態を示す図、第4
図及び第5図は、本考案に係るモータの速度制御用抵抗
器の使用態様を示す図である。 1……モータの速度制御用抵抗器、2……ヒートシン
ク、10〜13……抵抗体、20〜31……抵抗体。
観図、第2図及び第3図は、第1図に示したモータの速
度制御用抵抗器内部の抵抗体の接続状態を示す図、第4
図及び第5図は、本考案に係るモータの速度制御用抵抗
器の使用態様を示す図である。 1……モータの速度制御用抵抗器、2……ヒートシン
ク、10〜13……抵抗体、20〜31……抵抗体。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の抵抗体が直列、並列、または直並列
のいずれかで接続され構成されている抵抗回路をもった
抵抗器を複数個有し、前記抵抗回路には複数のスイッチ
が接続され、前記スイッチを選択し接続することにより
モータの速度制御を行なう速度制御用抵抗器において、
いずれかのスイッチを接続した場合、前記複数の抵抗器
に通電することを特徴とするモータの速度制御用抵抗
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988152446U JP2511404Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | モ―タの速度制御用抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988152446U JP2511404Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | モ―タの速度制御用抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0275998U JPH0275998U (ja) | 1990-06-11 |
JP2511404Y2 true JP2511404Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=31427379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988152446U Expired - Lifetime JP2511404Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | モ―タの速度制御用抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511404Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6288609U (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-06 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP1988152446U patent/JP2511404Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0275998U (ja) | 1990-06-11 |
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